fripSide

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fripSide
基本情報
出身地 日本の旗 日本
ジャンル デジタルJ-POP[1]
活動期間 2002年 -
レーベル elseena-music entertainment
2006年 - 2009年
5pb.records
2008年
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
(2009年 - )
p.m.works
2012年 - )
公式サイト fripSide OFFICIAL SITE
メンバー
南條愛乃ボーカル(2009年 - )
八木沼悟志(sat)(シンセサイザーキーボード(2002年 - )
旧メンバー
nao(ボーカル)(2002年 - 2009年)

fripSide(フリップサイド)は、八木沼悟志(sat)プロデュースによる日本音楽ユニット

概要[編集]

2002年、satおよび、インターネット内で募集したボーカルオーディションで選ばれたnao(当時高校生)の2人でfripSideを結成[2]。次第に販路を拡大し続け2008年にメジャーデビューを果たすものの、2009年にnaoが脱退した。第2期は同年8月に新たにボーカルとして南條愛乃を迎える。メインリリースのレーベルをジェネオン エンタテインメント(当時の名称)に移し、11月4日に「only my railgun」のリリースによりfripSideとして再デビュー。第2期の活動を通じ現在に至る。

fripSide NAO project![編集]

fripSide(第1期)の別名義でありボーカル、スタッフはfripSide(第1期)と同じ。クライアントからの要望により活動の幅を広げるため設けられ、主に電波ソングを手がける[3]。2007年3月30日より活動を開始、第1期の終了とともに消滅。

音楽性・影響[編集]

サウンドプロデュース担当の八木沼悟志がキーボード奏者であるため、楽曲はトランスユーロビートなどといった打ち込み系のものが多い。なお八木沼は、影響を受けたミュージシャンとして小室哲哉浅倉大介t-kimuraats-葉山拓亮を挙げている。なお、楽曲制作に関しては八木沼が専任という訳ではなく、楽曲により川崎海、齋藤真也、新井健史などの起用も見られる。

名称[編集]

"fripSide"という単語はsatによる造語であり、"レコードのB面"を意味する"flipside"から来ている。なぜこのようにしたかといえば、B面もA面と同じように、つまり「全部の曲をA面のつもりで曲を作りたい」というsatの意志が込められている。ちなみに造語にした理由は、"flipside"というバンドが他に実在するのと、あるチケット会社がこの名称であるため、インターネットで検索する時に色々と面倒くさくなってしまうのが嫌だったからということにある。ユニット名にある"S"のみが大文字なのは、八木沼悟志自身の名義である"sat"から来ている[4]

PV[編集]

第2期以降に制作されているシングル曲のPVには全て芸能人らが出演しており、1stシングル「only my railgun」にはマギー審司、2ndシングル「LEVEL5-judgelight-」にはエスパー伊東、3rdシングル「future gazer」には吉村作治、4thシングル「Heaven is a Place on Earth」には岸部四郎、5thシングル「way to answer」には高木ブーマギー利博、6thシングル「sister's noise」にはザ・たっち、7thシングル「eternal reality」には小室哲哉[注 1]、8thシングル「black bullet」にはボブ・サップ上島竜兵ダチョウ倶楽部)が出演している。

シングル楽曲の作中の終盤では毎回出演者が歌詞の一部を口ずさんでいたり、またお笑い的要素が含まれているのも恒例となっている。

メンバー[編集]

現メンバー
静岡県出身。アミュレート所属の声優としても活動する。愛称は「ナンジョルノ」。
千葉県浦安市出身。株式会社p.m.works代表。アーティスト表記は「sat」もしくは本名をローマ字表記にした「Satoshi Yaginuma」を使用することが多い。
旧メンバー
千葉県野田市出身。現在はソロのシンガーとして、fripSide期にも関係のあった5pb.に籍を置き活動中。

概説[編集]

第1期[編集]

  • ボーカルnaoとサウンドプロデュース担当のsat(八木沼悟志)の2人から結成。 2002年より活動を開始、日本最大のインディーズ楽曲サイトmuzieにて同人活動・楽曲発表により人気を博す。
  • 2006年頃より、株式会社ビジュアルアーツとの業務提携を結び、同社ブランドの一つとして活動。PCゲーム関連楽曲を多数担当するようになる。これに伴いCDの商業流通も開始。

2008年

  • 7月16日、テレビアニメ『恋姫†無双』オープニングテーマ「flower of bravery」でメジャーデビュー。
    • 8月20日、同エンディングテーマ「やっぱり世界はあたし☆れじぇんど!!」でNAO project!名義からもメジャーリリース。
    • 5pb.recordsおよびポニーキャニオン(後者は流通に関して)と短期提携を結んでおり、メジャー流通にて2枚のシングルCD及び1枚のアルバムCD(アルバムはインディーズ流通分も同時期に発売)がリリースされる。

2009年

  • 3月15日、公式サイトにてnaoの脱退が発表された[5]
  • 4月、naoの脱退に際し、既に抱えていた依頼の楽曲を製作するため、satとRitaによる1曲限定のコラボレーションユニット「fripSide featuring Rita」名義で「spiral of despair -resurrection-」を発表。
  • 7月17日、fripSide(第1期)正式終了[6]となる10枚組のCD-BOX『nao complete anthology 2002-2009 -my graduation-』を発売。

第2期[編集]

2009年

2010年

2012年

  • 12月5日、2ndアルバム『Decade』を発売。

2013年

  • 5月8日、テレビアニメ『とある科学の超電磁砲S』前期オープニングテーマ・「sister's noise」を発売。オリコンウィークリーチャートでデビュー以来初となる1位を獲得。
  • 8月21日、テレビアニメ『とある科学の超電磁砲S』後期オープニングテーマ・「eternal reality」を発売。

2014年

ディスコグラフィ[編集]

最高位は、オリコンウィークリーチャートに基づく。

第1期[編集]

シングル[編集]

発売日 タイトル 規格品番 最高位
初回盤 通常盤
1st 2008年7月16日 flower of bravery PCCR-90028 PCCR-90029 26位

オリジナルアルバム[編集]

  発売日 タイトル 収録曲 最高位
1st 2003年4月12日 1st odyssey of fripSide [注 3]
2nd 2004年3月28日 2nd fragment of fripSide
3rd 2005年6月23日 3rd reflection of fripSide
4th 2007年8月24日 binarydigit 179位
5th 2008年9月16日(ソフトウェア流通盤)
2008年9月17日(メジャー流通盤)
split tears 67位

その他のアルバム[編集]

  発売日 タイトル 収録曲
Best 2006年7月15日 the very best of fripSide 2002-2006(同人盤)
Best 2006年12月29日 the very best of fripSide 2002-2006(商業流通盤)
Remix 2008年12月28日 Re:product mixes ver.0.1(コミックマーケット75限定)
CD-BOX 初回版
2009セット限定生産
2009年7月17日
nao complete anthology 2002-2009 -my graduation- 第1期活動中の未発表の楽曲を含んだ105曲を収録
通常版1stプレス
コミックマーケット77先行販売
2009年12月29日
通常版1stプレス
一般販売
2010年3月26日
通常版2ndプレス
2011年1月28日

fripSide NAO project![編集]

シングル[編集]
発売日 タイトル 規格品番 最高位
1st 2008年8月20日 やっぱり世界はあたし☆れじぇんど!! PCCR-90030 32位
オリジナルアルバム[編集]
  発売日 タイトル 収録曲 最高位
1st 2008年1月25日 Rabbit Syndrome 272位

第2期[編集]

シングル[編集]

発売日 タイトル 規格品番 最高位
初回盤 通常盤 アニメ盤
1st 2009年11月4日 only my railgun GNCA-0151 GNCA-0152 3位
2nd 2010年2月17日 LEVEL5-judgelight- GNCA-0155 GNCA-0156 4位
3rd 2010年10月13日 future gazer GNCA-0181 GNCA-0182 4位
4th 2011年8月24日 Heaven is a Place on Earth GNCA-0187 GNCA-0188 19位
5th 2011年12月14日 way to answer GNCA-0228 GNCA-0229 15位
6th 2013年5月8日 sister's noise GNCA-0280 GNCA-0281 1位
7th 2013年8月21日 eternal reality GNCA-0306 GNCA-0307 GNCA-0305 9位
8th 2014年5月14日 black bullet GNCA-0333 GNCA-0334 6位

アルバム[編集]

オリジナルアルバム[編集]
発売日 タイトル 規格品番 最高位
CD+BD CD+DVD 通常盤
1st 2010年12月1日 infinite synthesis GNCA-1271 GNCA-1272 8位
2nd 2012年12月5日 Decade GNCA-1350 GNCA-1351 GNCA-1352 16位
3rd 2014年9月10日 infinite synthesis 2 GNCA-1415 GNCA-1416 GNCA-1417 3位
その他のアルバム[編集]
  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 最高位
1st 2012年1月1日 fripSide PC game compilation vol.1 scfs-1201 199位

映像作品[編集]

  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考 最高位
1st 2013年5月8日 10th Anniversary Live 2012〜Decade Tokyo〜 GNXA-1024(Blu-ray)
GNBA-1400(DVD)
初のライブDVD作品。特典映像にはメンバーのインタビューとメイキング映像を収録。 71位

ゲーム特典CD[編集]

発売日 タイトル 収録曲 備考
2006年6月23日 Red -reduction division- “tkm vs sat RMX”
2009年12月11日 ひだまりバスケット
2010年3月26日 closest love
2010年8月27日 まじかる☆ボーカルコレクション
  1. prismatic fate (PCゲーム『プリズム☆ま〜じカル』ED主題歌)
2011年8月26日 恋愛家庭教師ルルミ★Coordinate! オリジナルサウンドトラック
  1. miracle luminous (PCゲーム『恋愛家庭教師ルルミ★Coordinate!』主題歌)
2012年2月24日 はつゆきさくら スペシャルサウンドトラック
2012年12月21日 恋剣乙女 Vocal collection
2013年11月29日 十六夜のフォルトゥーナ オリジナルサウンドトラックCD
2014年3月28日 Clover Heart's -Re:product mix- Clover Day's』ソフマップ特典
2014年4月25日 恋剣乙女〜再燃〜 ORIGINAL SOUNDTRACK

ライブ(第2期)[編集]

公演年 形態 タイトル 公演日・会場
2012年 ワンマンライブ fripSide Premium Live Infinite Synthesis~The Eve of Decade 全1公演:10月8日 川崎CLUB CITTA’神奈川県
ライブツアー fripSide 10th Anniversary Live 2012
2013年 ワンマンライブ fripSide COUNT DOWN LIVE 2013→2014 全1公演:12月31日 大宮ソニックシティ埼玉県
2014年 ライブツアー fripSide LIVE TOUR 2014 -infinite synthesis 2-

コンピレーションアルバム・サウンドトラック[編集]

  • Summer Mix Vol.1
    • prominence
    2006年7月22日発売 / 株式会社虎の穴
  • 彼女たちの響 彼女たちの流儀オリジナルサウンドトラック
    • Red -reduction division-(PCゲーム『彼女たちの流儀』OP主題歌)
    • true eternity(PCゲーム『彼女たちの流儀』ED主題歌)
    • misery
    • fictional moon
    • BGM-Red~M24(喧騒)-
    2006年9月29日発売 / UYE-0004~0005
  • Winter Mix Vol.4
    • snow blind
    2007年2月14日発売 / 株式会社虎の穴
  • Winter Mix Vol.5
    • praying over
    2008年2月14日発売 / 株式会社虎の穴
  • Summer Mix Vol.2
    • grace of summer
    2008年7月26日発売 / 株式会社虎の穴
  • Areas〜空に映すキミとのセカイ〜 オリジナルサウンドトラック
    2009年5月29日発売 / SCLA-0901〜02
  • GWAVE 2008 2nd Experience
    • holy night magic(PCゲーム『メリ☆クリ 〜10年ぶりのホワイトクリスマス〜』OP主題歌)
    2009年6月26日発売 / IMAE-00032
  • プリズム☆ま〜じカル ボーカルコレクション
    • prismatic fate
    2011年9月22日発売 / PAM-0141
  • はつゆきさくら Complete Soundtrack
    • Hesitation Snow
    2012年5月25日 / SPSLA-0009〜10
  • ぺんしるボーカルコレクション4
    • eternal twinkle
    • prismatic fate
    2014年2月28日発売

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 本楽曲では八木沼と小室との共作である。
  2. ^ また、放送日が毎週水曜日の未明と言う事もあり、同アニメの放送当時以降、この曜日を『ブラック・ブレット』の日として扱っている。
  3. ^ 初期のアルバムリリースは自主販売方式のため、オリコン集計の対象となっていない。

出典[編集]

  1. ^ 「Creator's Voice番外地 fripSide 八木沼悟志(連載第5回)」、『リスアニ!』Vol.06、学研パブリッシング2011年7月25日、 116頁、 ISBN 978-4-78-977142-9
  2. ^ げっちゅブログ:アニメ主題歌に初挑戦! TVアニメ「恋姫†無双」テーマ曲を歌うfripSideにインタビュー”. げっちゅブログ (2008年6月9日). 2013年1月24日22:56閲覧。
  3. ^ 「Rabbit Syndrrome」発売記念 fripSide突撃インタビュー!!”. 2014年2月27日閲覧。
  4. ^ fripSide ジェネオン・ユニバーサル オフィシャルサイトblogへようこそ”. fripSide GENEON UNIVERSAL OFFICIAL SITE. ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン. 2011年6月26日13:06閲覧。
  5. ^ fripSideを応援してくださったみなさんへ”. NHN Japan (2008年6月9日). 2013年1月24日22:56閲覧。CD-BOX『nao complete anthology 2002-2009 -my graduation-』付属ブックレット84頁にも同文章記載。同時にそれまでのサイト内容が閲覧できなくなる。
  6. ^ a b 2009 AUTUMN ANIME GUIDEBOOK、14頁より。
  7. ^ 第15回アニメーション神戸賞・主題歌賞「only my railgun」”. アニメーション神戸. 神戸市、アニメーション神戸実行委員会 (2008年6月9日). 2013年1月24日22:56閲覧。

外部リンク[編集]