コルグ
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| 種類 | 株式会社 |
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| 本社所在地 | 206-0812 東京都稲城市矢野口4015-2 |
| 電話番号 | 042-379-5771 |
| 設立 | 1964年1月10日 |
| 業種 | 製造業 |
| 事業内容 | 電子ピアノ、シンセサイザーなど電子楽器の開発、製造、及び販売、海外ブランド楽器などの輸入販売、音楽データ作成 |
| 代表者 | 代表取締役会長 加藤孟 代表取締役社長 加藤世紀 |
| 資本金 | 4億8000万円 |
| 従業員数 | 330名(2007年10月時点) |
| 外部リンク | http://www.korg.co.jp |
株式会社コルグ(英文社名KORG INC. )はシンセサイザーやデジタルピアノなど電子楽器を製造、販売しているメーカー。アンプメーカーVOXやLine6の日本国内の正規輸入代理店でもある。本社所在地は東京都稲城市矢野口4015-2。現在はヤマハの関連会社である。
目次 |
[編集] 来歴
1963年創立。創業当時の会社名は京王技術研究所であり、この名称はドンカマチックを制作した創業者の加藤孟(かとう つとむ)の「K」とアコーディオン奏者の長内端(おさない ただし)の「O」から付けられ、それに本社が京王線沿いにあったことから「京王」の字が当てられたもの。KORGという名称は「KOの作ったOrgue(フランス語でオルガン)」からとられた造語である。これは1972年に発売されたオルガン(『Korgue』、通称デカ・コルグ)の商品名にもなったが、「ue」の部分をどう発してよいかわかりにくいとの意見があったため、これ以降の製品には「ue」の部分をなくした「KORG」という名称がブランド名として使われるようになった。
最初に製造したのは、1963年発売の「ドンカマチック(DONCA MATIC)」と命名されたリズムマシン。この型番の由来は、「ドン」という音と、「カッ」という音が出るからと言われる。
また1967年頃からシンセサイザーの研究開発に着手、1970年には初の国産シンセサイザー「試作一号機」を完成した。この技術は後に、1972年発売のコンボ・オルガン「Korgue」、1973年発売のシンセサイザー「miniKORG 700」へと発展した。
その後、喜多郎が今でも愛用する800DV(1974年)等を経て、1977年、PS-3100/PS-3200/PS-3300ポリフォニックシンセサイザーの発表により、最先端のプロフェッショナルスペックで著名アーティストの賞賛を得、世界的に評価される会社となった。1978年のMS-20はコストパフォーマンスの高いモノシンセとして大ヒットかつ長期に使用される名機となる。1981年にはPolysixでポリフォニックシンセをアマチュアの手に届く楽器にした。1988年にはワークステーションタイプのシンセサイザー、M1を発売。MIDI音楽製作がこれ一台で完結できることが大ヒットにつながる。以後他社もこの形態に追従する。M1の考え方を発展させ、サンプリング機能や、デジタルレコーディング機能まで統合したTRINITYやTRITONといったデジタルワークステーションに発展させており、現在でも当分野の第一人者である。
一方、ワークステーションと比較すると脇役の小さな機械だが、音楽の最も基本である「調律」に使用するチューニング・メーターにもコルグは継続的に技術革新をもたらしている。1980年代に発表した製品はチューニングのずれをアナログメータによって直感的に表示できる上、基準音を内蔵スピーカで聞くことができるといった特長を持っており、音楽演奏の際には欠かせないアクセサリーとなった。
[編集] 沿革
- 1963年 東京都世田谷区桜上水にて創業
- 1964年 東京都杉並区下高井戸に株式会社京王技術研究所を設立
- 1970年 京王技研工業株式会社に社名変更
- 1986年 株式会社コルグに社名変更
- 1992年 埼玉県大里郡花園町(現:深谷市)に工場設置
- 2003年 花園工場をコルテックに分社
- 2004年 本社を東京都稲城市に移転
[編集] ヤマハとの関係
コルグは1980年代半ばの経営難の際、ヤマハの資本参加により救われている。2006年3月31日現在、コルグはヤマハの持分法適用会社であり、連結決算の対象ではなく関連会社の扱いとなっている。コルグにおけるヤマハの議決権は29.2%。コルグの取締役としてヤマハから一名を出している。
また、ヤマハ=コルグ間での商取引としては、コルグがヤマハから部品を購入している関係となる。製品におけるヤマハの影響として、具体的には以下のようなものがあげられる。
- ヤマハ製FM音源チップの採用(1980年代に発表したDS-8、707)。 - このときがもっとも経営の苦しいときであり、ヤマハ既存技術の活用で新規投資を最小限にし危機を切り抜けた。この後、ワークステーションM1の成功によりコルグは立ち直るきっかけをつかんでいる。
- ヤマハ提唱のMIDI音源規格、XGに対応した音源モジュール製品。NX5Rなど。
- TRITON-Rackが、ヤマハが規格提唱したmLANに対応。
- 物理モデル音源を採用した機種を90年代に数機種発売。
[編集] 機種
[編集] 黎明期
[編集] アナログシンセ登場期
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- Treveler F-1 / V-C-F / Mr. Multi - 試作一号機のエフェクト技術を製品化
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- 1973年 - miniKORG 700 - コルグ最初のシンセ製品 (1973年3月発売)
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- 電子オルガンに載せてつかう第3のキーボードがコンセプト。
- 初めて"KORG"ロゴが使われた。
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- 1974年 - 800DV - 通称マキシ・コルグ。シンセ2台分で、2ボイス演奏が可能。
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- 喜多郎が今も愛用
- miniKORG 700S - miniKORG 700を2オシレータ化 (ユーザ要望への対応)
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- SB-100 - 鍵盤ベースシンセ
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[編集] ポリフォニック化とその応用
- 1976年 - PE-2000 - 分厚い音が特徴の44鍵ポリフォニック・アンサンブル・オーケストラ。
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- オシレータを各鍵3個ずつ計144個搭載。音色はプリセット8種類(ストリングス、パイプ・オルガン、ブラス、コーラスを各2種類ずつ)
- PE-1000 - 60鍵独立音源方式のポリフォニック・アンサンブル。
- オシレータを各鍵1個ずつ計60個搭載。音色はプリセット7種、シンセ機能搭載(トラベラー)。
- オシレータを各鍵1個ずつ計60個搭載。音色はプリセット7種、シンセ機能搭載(トラベラー)。
- 770 - miniKORG 700Sの後継、コンセプトはソロ楽器
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- 1977年 - PS-3100 / PS-3200 / PS-3300
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- 世界初[要出典]の完全ポリフォニックシンセ (全鍵盤にシンセを1台ずつ搭載)
- キース・エマーソンやジャン・ミッシェル・ジャール、細野晴臣らが使用。
- [仕様] 1ボイスあたり2オシレータ構成、モジュレーション経路のパッチングが可能。PS-3200はメモリー機能搭載(16音色)、PS-3300はPS-3100を3系統搭載。
- M-500 / M-500SP - プリセットタイプのモノフォニック・シンセ
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- MS-20 - パッチ可能なモノフォニック・シンセ。
- マニアックなパッチング機能をコンパクトにまとめ、しかもコストパフォーマンスにも優れていたので大ヒットした。
- [構成] 2VCO、2VCF(LP,HP)、2VCA、2EG(ADSR)、1LFO、NG、S&H、外部信号プロセッサ(F/V Conv,ENVF)
- MS-20 - パッチ可能なモノフォニック・シンセ。
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- MS-10 - 1オシレーターの低価格モデル
- MS-50 - 拡張音源モジュール(鍵盤なし)
- SQ-10 - アナログシーケンサー・モジュール
- SE-500/SE-300 - テープエコー
- SD-400/SD-200 - シグナルディレイ
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- 1979年 - X-911 - ギター・シンセサイザー
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- Σ(シグマ)- プリセットをレイヤー可能なソロシンセ
- Λ(ラムダ)- プリセットタイプのポリフォニックシンセ (PEシリーズ後継)
- Δ(デルタ)- ストリングス搭載のポリフォニックシンセ (VCF以降は1系統のみ)
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[編集] ポリフォニックシンセの進化
- 1980年 - TRIDENT(トライデント) - 8ボイスのポリフォニックシンセ(音色メモリー付き)に
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- ストリングスとブラスを加えた複合キーボード。海外では後年、シンセ部を強化したTRIDENT-IIがリリースされた(日本未発売)。
- CX-3/BX-3 - トーンホイール・サウンドにこだわった本格的ドローバー・オルガン
- LP-10 - コルグ初の電子ピアノ。(ベロシティ機能なし)
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- 1981年 - Polysix(ポリシックス) - 6ボイスのポリフォニックシンセ。
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- 高いコストパフォーマンスで大ヒットした。
- Mono/Poly(モノポリー) - 4VCOの分厚いソロと、4ボイス簡易ポリフォニックを提供するシンセサイザー。(VCF以降は1系統のみ)
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- 1982年 - POLY-61 - DCO搭載ポリフォニックシンセ。
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- パラメータもディジタル入力。後にMIDI化キットがリリースされた。(DCO:デジタル制御オシレーター)
- SDD-3000 - デジタルディレイ
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- 1983年 - POLY-800 - 8ボイスの簡易ポリフォニックシンセ。
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- コルグ初のMIDI対応機種。(VCF以降は1系統のみ)
- SAS-20 - 自動伴奏つきホーム・キーボード
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[編集] ディジタル化
- 1984年 - DW-6000 / DW-8000 - DWGS搭載ポリフォニックシンセ
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- RK-100 - ショルダー・キーボード(41鍵)
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- ユーザ自身によるサンプリング、波形編集や手書き波形の作成、シンセ機能による音作り が可能。
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- 1987年 - DSM-1 - ラックマウント版サンプラー。
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- 単純なDSS-1上位互換ではなく、それぞれに固有機能がある。
- SG-1D/SG-1 - ステージ用電子ピアノ
- CONCERT C-7000 - 本格的家庭用デジタルピアノ
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[編集] ワークステーション登場
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- リアリティの高いPCMサンプル音源 と マルチトラック・シーケンサー を核とした ワークステーション の草分けとして大ヒットした。
- A3 - マルチエフェクター
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- マスター・キーボード機能、サンプル再生機能、FDD等を追加
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- 1990年 - WAVESTATION - ウェーブ・シーケンス音源搭載シンセサイザー。
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- A5 - フットタイプのマルチエフェクター
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[編集] DAW製品、DSP応用製品、アレンジャーの登場
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- SoundLink(サウンドリンク)- 業務用デジタル・オーディオ・ワークステーション(DAW)
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- 1994年 - WAVEDRUM(ウェイブドラム) - DSP搭載の電子パーカッション。豊富なシンセサイズ方式やアルゴリズムを提供。
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- X5 - 軽量シンセサイザー
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- WT-120 調べ - 和楽器用チューナー
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- D8 - HDマルチトラックレコーダー
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- ワークステーションの定番機種として、宇多田ヒカルから細野晴臣まで、幅広いミュージシャンが曲作りに活用した[要出典]
- ELECTRIBE A/ELECTRIBE R - テクノ/ダンス系トラック用グルーヴマシン
- KAOSS PAD - 指先で操作するタッチパッド・エフェクター
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[編集] ソフトウェア応用製品とアナログモデリングの登場
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- ミュージック・ワークステーション。音源部はN-5相等
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- 2002年 - microKORG(マイクロコルグ) - 低価格ミニ鍵盤のアナログモデリング・シンセサイザー/ボコーダー
- 2004年 - KORG Legacy Collection(レガシー・コレクション)
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- ソフトウェアで過去の名機を再現: MS-20、Polysix、WAVESTATION (VST/AU, Win&Mac対応)。特別版には MS-20コントローラ(フィジコン)が付属した。その後シリーズ製品で Mono/Poly や M-1 が加わり、また対応範囲も広がった(RTAS, Intel Macに追加対応)
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- DAW/シーケンサ/サンプラーをはじめ、多彩なシンセサイズ機能(PCM/アナログモデリング/トーンホイール・オルガン・モデリング)、KARMAの自動伴奏機能等、KORGの最新技術を集約した統合型ワークステーション。
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- KAOSSILATOR(カオシレーター)- 指先で操作するフレーズ・シンセサイザー
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- (AQインタラクティブと共同開発)
- microKORG XL - microKORGのパワーアップ版。マルチプル・モデリング方式
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- Limited Editionでは学研大人の科学マガジン制作のガイドブックが同梱される。
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[編集] 外部リンク
- KORG, Inc
- コルグ・ミュージアム
- コルグ - Wikizic 日本:コルグ - 音楽機材

