終わりのセラフ

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終わりのセラフ
ジャンル ダーク・ファンタジー
少年漫画
学園漫画
漫画:終わりのセラフ
原作・原案など 鏡貴也
作画 山本ヤマト
出版社 集英社
掲載誌 ジャンプスクエア
レーベル ジャンプ・コミックス
(JUMP COMICS SQ.)
発表期間 2012年10月号 - 連載中
巻数 既刊4巻(2014年1月現在)
その他 コンテ構成:降矢大輔
小説:終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅
著者 鏡貴也
イラスト 山本ヤマト
出版社 講談社
レーベル 講談社ラノベ文庫
刊行期間 2013年1月 -
巻数 既刊3巻
ラジオドラマ:VOMIC
原作 鏡貴也、山本ヤマト、降矢大輔
放送局 テレビ東京
番組 サキよみジャンBANG!
収録時間 3分
話数 全8話
テンプレート - ノート 

終わりのセラフ』(おわりのセラフ)は、鏡貴也(原作)、山本ヤマト(漫画)、降矢大輔(コンテ構成)による日本漫画作品。『ジャンプスクエア』(集英社2012年10月号より連載中[1]、単行本はジャンプコミックスから刊行されている。また講談社ラノベ文庫より漫画原作者の鏡による小説も刊行されており、山本がイラストを担当している。

概要[編集]

伝説の勇者の伝説』『いつか天魔の黒ウサギ』などで知られる鏡貴也が手がけた、初の漫画原作の連載作品である[2]。漫画連載開始に際してジャンプSQの編集担当者は「作画の山本先生による世界観・衣装・武器・キャラクターデザインに注目いただく他に、原作の鏡先生にとって初となるマンガ用書き下ろしであり、今後皆さんに驚いていただけるような予想を裏切るメディア展開も準備しています」との趣旨でコメントしている[2]。その後講談社ラノベ文庫にて鏡により小説が執筆されることが発表され[3][4]、2013年1月に漫画・小説それぞれの単行本第1巻が同時発売された。

出版社をまたがったメディアミックスについては、講談社ラノベ文庫の担当編集者へのインタビューにおいて「集英社の担当編集者と従来から交流があり、機会があれば組んでやりたいという話をしていた。ジャンプSQで山本先生の次回作の原作者を探していたその時期に、講談社ラノベ文庫では鏡先生の新作の話をしており、山本先生の原作のお話をしたところ大変興味を持っていただけた」との趣旨で、企画の発端について語られている[5]

作品内における時系列としては、小説で描かれる世界は漫画で描かれる人間社会滅亡後の世界の8年前で、滅亡直前の時期という設定となっている[6]。小説における主人公は15歳[6](ストーリー中で16歳)の一瀬グレンであり、漫画における主人公は百夜優一郎、一瀬グレンは24歳に成長した形で描写される。

あらすじ[編集]

小説あらすじ[編集]

これは、滅亡を直前に控えた人間達が、醜く、しかし必死に足掻く姿を描いた、人間の世界の最後の物語である。
第1巻
人間世界滅亡前の最後の春。呪術組織「帝ノ月」の宗家である一瀬家の次期当主候補一瀬グレンは、反目しあう呪術組織「帝ノ鬼」が牛耳る呪術師養成学校、第一渋谷高校に入学する。周囲はほぼ全て帝ノ鬼に組する敵という環境の中で、己の実力を隠し生徒や教師からの過酷な扱いに耐えるグレンであったが、帝ノ鬼の幹部クラスの子息である十条美十五士典人、さらにはグレンがかつて幼い恋をした柊家の次期当主候補・柊真昼の許婚・柊深夜らはグレンに対し関心を持つ。
その後、生徒同士の直接対峙により優劣を決める選抜術式試験の中、突如として第一渋谷高校は何者かに襲撃され多数の死傷者が出る。襲撃を何とか切り抜けたグレンは、その背後で進行している帝ノ鬼と日本最大の呪術組織「百夜教」の争い、そしてその手引きをしたものの存在を知るのであった。争いに否応なく巻き込まれていくグレン達であったが、これから何が人間世界に起きていくのか、その兆しを知るものはまだごくわずかであった。
第2巻
襲撃被害による臨時休校から明けた第一渋谷高校で、グレンは相変わらず己の実力を隠す振る舞いを続けていた。しかし第一渋谷高校の生徒会長、柊暮人によって、その試みは妨げられることとなる。柊家の中でも群を抜いた実力を有し、真昼と並ぶ次期当主の有力候補とされる暮人により、グレンはその下につくことを余儀なくされる。
そのような中、ある日突然に上野地区が百夜教によって封鎖される。何か深刻な事態が起きていることは確かながら、これまでに封鎖地区に送り込まれた帝ノ鬼の調査部隊はいずれも全滅した模様。暮人により封鎖地区の偵察を命ぜられたグレンは、深夜・美十・典人と、己の従者花依小百合雪見時雨との混成チームで調査に赴くのであった。果たして上野封鎖地区にてグレン達を待ちうけるものは何なのか。
第3巻
暮人の配下に組み込まれる形となり、第一渋谷高校内でのグレンの立場は「柊暮人の直属の部下に選ばれた者」として劇的に改善した。しかし、百夜教と帝ノ鬼との間の抗争はますます激しくなり、伏せられていた抗争勃発の事実が、暮人を陥れ帝ノ鬼内に亀裂を生まんとせん真昼の策略により明るみに出てしまう。どのように振舞えばとばっちりを極力受けずに済むのか、これまで事情を知らされていなかった者が大半を占める第一渋谷高校内には緊張が走る。
一方で、深夜経由でグレンの元に百夜教から情報交換実施の申し出が届き、グレンと深夜は待ち合わせ場所に赴く。しかしそこで遭遇したのは、吸血鬼に襲撃されなすすべなく壊滅する百夜教戦闘員達の姿であった。何とか吸血鬼の襲撃をかわしたものの、翌日の暮人からの呼び出しの場で、グレンは事態の背後で糸を引いている真昼への対処を求められる。日本でも第1位と第2位の呪術組織を単身相手にし、効果をあげつつある真昼。10年の時を経て真昼が再びグレンと交差するとき、何が起こるのか。

漫画あらすじ[編集]

突然発生したウイルスにより大人達が死に絶え、人間社会が崩壊してから4年。残された子供たちは吸血鬼達が住む地下都市に囚われ、血液を提供する代わりに生かされるという家畜同然の生活を送っていた。その中の一人、百夜優一郎は、「家族」である百夜ミカエラ達と共に地下からの脱出を図るが、脱出計画に気付いた吸血鬼達の手にかかりミカエラ達は死亡、優一郎はただ一人地上へと帰還する。
それから4年後、優一郎は吸血鬼への強い憎しみを胸に、帝鬼軍の門を叩く。ミカエラが吸血鬼となり蘇っていることを知らずに。

登場人物[編集]

小説と漫画では時間軸に8年の隔たりがあり、両者に登場する人物についても設定に大きな差があることからそれぞれ別途に記述する。

小説の登場人物[編集]

一瀬グレン(いちのせ グレン)
小説における主人公で、呪術師集団「帝ノ月(みかどのつき)」の宗家一瀬家の次期当主候補である15歳(ストーリー中で16歳となる)の少年。回想という形で小説第1巻プロローグから登場している。かつて幼少(5歳)の頃に、帝ノ月と反目しあう呪術師集団「帝ノ鬼(みかどのおに)」の次期当主候補柊真昼との間に幼い恋をしたが、周囲の状況がそれを許すはずもなく、帝ノ鬼からなすすべなく虐げられた過去を持つ。
帝ノ鬼が牛耳る呪術師養成学校である第一渋谷高校に、従者の小百合・時雨と共に入学する。3名以外は教師も生徒も皆帝ノ鬼の関係者という中で、当初は己の実力を隠し愚者を装い耐えることで状況を回避しようとする。第一渋谷高校襲撃に端を発する帝ノ鬼と「百夜教(ひゃくやきょう)」との抗争勃発後も、従来と同様の姿勢で状況をうかがっていたが、生徒会長・柊暮人に擬態を看破され、不本意ながらその下につくことを余儀なくされる。
幼い頃の一件もあり、帝ノ鬼(柊家)に対する敵意は失われていないが、一方で勢力に圧倒的な差がある帝ノ鬼と現時点で争いを起こしても、勝ち目がないことを冷静に判断している。自己の実力を隔すのも、将来帝ノ鬼と戦いになった際に備え、手の内を明かさないためである。
真昼より告げられた「この世界はこの年末に一度滅びる」との言については半信半疑ながらも、「その時」に備え、帝ノ月の配下にも命じ密かに準備を進めている。
柊真昼(ひいらぎ まひる)
帝ノ鬼の次期当主候補の15歳の少女。小説第1巻プロローグにてグレン幼少時の回想の形で描写され、小説第1巻第3章で成長した姿で登場する。
グレンとの淡い恋を引き裂かれた後の10年間で、呪術師としての実力は大きく成長を遂げ、能力をフルに発揮したグレンをもなお上回る。10年前にグレンとの仲を引き裂かれたことでそれに対抗する力を求めた為、また同腹の妹シノアを守らんが為の成果ではあるが、反面、通常全く歯が立たない相手であるはずの吸血鬼をも一刀の元に切り捨てるなど、もはや人間の域から逸脱しつつある状況にもある。
妹のシノア同様、帝ノ鬼による人体実験の数少ない成功例として「鬼」の要素を受け継ぐ形で生まれている。出生当初は鬼の要素は明確に発現しなかったため「優秀ではあるがただの人間」として捉えられ、研究はコストに見合わないものとして中断された。しかし第二次性徴期以降に自らの欲望が育ってくるにつれ、真昼は鬼の要素の発現に悩まされることとなった。それを制御するため、また妹シノアを人体実験の再開から守るため、百夜教と手を結び自らを実験体として密かに研究を再開した。
真昼が百夜教と内通することで起きた第一渋谷高校襲撃事件において、混乱に乗じる形で行方をくらました。その後百夜教とも距離を置き、帝ノ鬼と百夜教の抗争を影で煽るなど、さらなる闇に足を踏み入れていく。
性格的には基本的に冷静であり、グレンやシノアといった一部の例外ケースを除いて非情でもある。かつて次期当主候補のライバル関係にあった暮人は、呪術師としての実力は「天才の真昼が上」と認めつつも「人の痛みが判らないものは組織の頂点に立つべきではない」と評している。
花依小百合(はなより さゆり)
帝ノ月に属する15歳の少女でグレンの従者。小説第1巻第1章から登場している。
グレンと共に第一渋谷高校に入学する。茶色がかった髪で騒々しい口調からは乖離した整った顔立ちを持つ。時雨との従者コンビではボケ役を務める形で描写されている。
幼少の頃に、同い年ながら自らのふがいなさに苦悩するグレンの姿を見て以来、グレンに対し恋心を抱き続けている。実力的にグレンの助けとなるどころか足を引っ張る形となることが多いことに悩みつつも、時雨と異なりグレンへの好意を隠そうとはしていない。
呪術師としての実力についての描写としては、小説第1巻第6章における選抜術式試験において、1回戦で征志郎と対戦しなぶり殺し状態にされるものがある。
雪見時雨(ゆきみ しぐれ)
帝ノ月に属する15歳の少女でグレンの従者。小説第1巻第1章から登場している。
グレンと共に第一渋谷高校に入学する。黒髪で小柄、表情が顔に出ないクールなタイプであり、小百合との従者コンビでは突っ込み役を務める形で描写されている。
能力的には暗器やナイフを用いた戦いを得意とする。小説第1巻における選抜術式試験1回戦において美十と対戦し、実質的に引き分ける(第一渋谷高校教師による判定結果は美十の勝ち)。
小百合同様、グレンに対し主従関係以上の好意を抱いているが、小百合とは異なり人前ではそれを表には出さない。
柊深夜(ひいらぎ しんや)
第一渋谷高校のクラスメート。小説第1巻第1章で人物名不明の状態で描写され、小説第1巻第2章にて登場している。
帝ノ鬼の頂点に位置する柊家に、次期当主候補である真昼の許婚という立場で養子に迎えられている。能力を見込まれた同年代の許婚候補達との競争を勝ち残っただけあり、呪術師としての能力は高い水準にある。真昼の許婚という立場ではあるが、深夜自身は自らの大事にしていたものを数多く奪い生存競争に追い込んだ柊家を嫌っている。同じく柊家に対し反感を持っているであろう、そして自らに対しては隠れ蓑以上の意味を与えなかった真昼が盲目的に固執しているグレンに対し、当初から積極的に接触してくる。グレンの愚者の装いも当初から擬態とみており、一時は冷淡な姿勢に変化するものの、第一渋谷高校襲撃時にグレンの実力を目の当たりにした後は共通の敵(=柊家)に対する協力関係を求めるというスタンスに戻る。暮人によるグレンの特命チーム結成後は、その一員としても行動する。
許婚であった真昼が帝ノ鬼を裏切る形で去った後も、真昼に対する思いを断ち切れないでいる。
十条美十(じゅうじょう みと)
第一渋谷高校のクラスメート。小説第1巻第3章にて登場している。
帝ノ鬼の幹部である十条家の出身で、家系の特徴である血のように赤い髪を持つ。グレンに対しては当初他の帝ノ鬼関係者と同様に蔑視状態で接してくる。しかしその後、従者の時雨と選抜術式試験で対戦しその実力水準を知ったこと、第一渋谷高校襲撃時にグレンにより助けられたことなどにより、小説第1巻終了時点においては他の生徒達からのグレン達3名に対する迫害に対し仲裁に入るなど、好意的と取れる描写がなされている。実際に手合わせした時雨に対しては、グレンの従者から十条家の従者になるよう、繰り返し勧誘も行っている。
暮人の命でグレンを中心とするチームのメンバーに組み入れられ、グレンと行動を共にする時間が増えるに従って「帝ノ鬼幹部の令嬢」ではなくごく普通の女の子として自らを扱うグレンに対し、淡い恋心を抱くようになる。
能力的には、家系の伝統である自らに呪いをかけ身体能力を大幅に引き上げる戦法を得意とする。
五士典人(ごし のりと)
第一渋谷高校のクラスメート。小説第1巻第4章にて登場している。
帝ノ鬼の幹部である五士家の出身。:当初グレンに対しては蔑視状態で接していたが、美十と同様に第一渋谷高校襲撃時にグレンにより助けられたことで、美十に同調してグレン達と他の生徒のいさかいに仲裁に入るなど、好意的と取れる描写がなされており、暮人に対しても美十と同様にグレンを「信頼できるいいやつ」と評価し報告した。かなりの女好きで、対立組織出身の小百合や時雨にも「美人は別」というスタンスでモーションをかけていたりする。
五士家内においては、一つ下の弟により期待がかけられ立場がない状態にある旨が本人から語られていたが、暮人にグレンのチームに「選抜」されたことにより、五士家内での扱いも手のひらを返すように変化し、典人はそのことに嫌悪感を抱いている。
能力的には幻術系の術を得意としている。
柊征志郎(ひいらぎ せいしろう)
グレンらと同時に第一渋谷高校に入学した真昼の兄弟。小説第1巻第5章より登場している。
真昼とは恐らくは腹違いの兄弟であるとグレンは推測している。
小説第1巻第6章における選抜術式試験では、1回戦での対戦相手で実力的には劣る小百合を半殺しにした。続く2回戦ではグレンと対戦する予定であったが、その直前に第一渋谷高校が襲撃を受けたため、グレンとの対戦は行われなかった。
実力的には決して低くはないものの、柊宗家の中においては、真昼や暮人といったトップクラスと対比して見劣りする。征志郎にとってはそのことがコンプレックスとなっており、グレンによって暮人に対する心情を利用され、付けこまれる形となった。
柊暮人(ひいらぎ くれと)
小説第2巻第1章より登場した第一渋谷高校の3年生で生徒会長。小説第1巻においては生徒会長として名前のみ登場し存在が示されている。
失踪前の真昼と並んで柊家の次期当主の有力候補である。柊宗家の出身であり、第一渋谷高校においても校長をも上回る権力を有し、校内を掌握している。
自身の呪術の実力が高いだけでなく、それを表に示さないようにする術も心得ている。また、己の実力を過信することなく、グレンのような敵対する可能性のある相手に対しては十分な体勢を整えた上で接するなど、隙も見られない。合理主義者であり、柊家と一瀬家の間の遠い過去に生じた確執について「今さらどうでもいいこと」であり取り立てて問題にするべきものでもないと位置づけている。
グレンについて「帝ノ鬼(柊家)に対し叛意を抱いてはいるものの、非情に徹しきれる性格ではなく状況判断が出来ず闇雲に暴走することもない」と評価し、一定の状況下では帝ノ鬼出身者以上に信頼できる駒としてグレンを自らの配下に収める。
柊シノア(ひいらぎ シノア)
小説第2巻第2章より登場した少女で、真昼の同腹の妹。真昼と同じ灰色の髪を持つ。年齢は7、8歳ぐらいとグレンは推測し、後にシノア自らが8歳と述べた。
第一渋谷高校襲撃事件以降行方をくらました真昼からのメッセージを携える形でグレンの前に現れる。柊家につながる血筋ではあるが、そのことについて特にこだわりは持っておらず、グレンの「どこに所属している?(=柊家か、百夜教か)」という問いかけに対しても「おもしろいほう」がよいと答えている。
姉・真昼と同様に帝ノ鬼の人体実験の結果生まれた存在であり、「鬼」の要素をその身に受け継いでいたが、実験再開を案じた真昼によりそれは一旦取り除かれた状態にある。
普段の冷静で非情とも取れる言動からはかけ離れた真昼のグレンに対するこだわりを見て、自身もグレンに対し関心を持って接触してくる。
百夜ミカエラ(ひゃくや ミカエラ)
百夜孤児院に身を寄せている8歳の少年。小説第1巻第5章・第2巻第2章それぞれにおいて、すれ違うような形でグレンと接触している。

漫画の登場人物[編集]

の項はVOMIC版のもの。

人間[編集]

月鬼ノ組[編集]
百夜優一郎(ひゃくや ゆういちろう)
声 - 朴璐美
漫画における主人公。8歳の頃、親に「悪魔の子」と呼ばれ迫害された末に百夜孤児院に引き取られた。地下都市ではミカエラと共に年少の子供達の面倒を見ながら地上への脱出を目指していたが、脱出の際にミカエラ達を失い、吸血鬼への復讐のため力を求めるようになる。
親に捨てられた過去や吸血鬼への復讐心故に、他人との交流を意図的に避けている。
鬼呪装備:阿朱羅丸(あしゅらまる)
黒鬼シリーズの一つ。形状は刀。
柊シノア(ひいらぎ シノア)
声 - 豊崎愛生
グレンの命で優一郎の監視役を務める。常に笑顔を浮かべ本心を表に出さない。
鬼呪装備:四鎌童子
形状は大鎌。
早乙女与一(さおとめ よいち)
声 - 小林親弘
優一郎のクラス/チームメイト。学校で優一郎と共に吸血鬼に立ち向かったことをきっかけとして友人となる。
幼い頃に吸血鬼の襲撃を受け、自分を庇った姉を殺害されている。自分の命への執着心が薄く、それを付け込まれ鬼に身体を乗っ取られたが、優一郎の説得により支配を撥ね退け、制御に成功した。
鬼呪装備は黒鬼シリーズの弓。
君月士方(きみづき しほう)
優一郎のクラス/チームメイト。授業時の態度は良くないが、成績は優秀である。
不治の病に侵された妹がおり、その治療のため実力をつけ出世することを望んでいる。
鬼呪装備は黒鬼シリーズの双剣。
三宮三葉(さんぐう みつば)
優一郎のチームメイト。早くから吸血鬼殲滅部隊に属し優秀であるが、シノアに対してはかなりの対抗心を持っている。
一瀬グレン(いちのせ グレン)
声 - 浜田賢二[7]
吸血鬼殲滅部隊「月鬼ノ組」の中佐。小説の世界の8年後のグレン(第1話のみ4年後設定)。
日本帝鬼軍[編集]
柊天利(ひいらぎ てんり)
日本帝鬼軍の元帥。
柊征志郎(ひいらぎ せいしろう)
日本帝鬼軍の少将。
柊深夜(ひいらぎ しんや)
日本帝鬼軍の少将。
その他の人物[編集]
柊真昼(ひいらぎ まひる)
すでに亡くなっているシノアの姉。鬼呪装備を作った人物。

吸血鬼[編集]

百夜ミカエラ(ひゃくや ミカエラ)
声 - 岸尾だいすけ[7]
漫画におけるもう1人の主人公。優一郎の「家族」であり親友。通称はミカ。両親に虐待された揚句に捨てられて百夜孤児院に引き取られ、院の子供達の中で最年長だったことからリーダー的存在だった。
地下都市では自ら進んで血を提供することで吸血鬼達に取り入り、子供達の生活を守ると共に脱出の機を窺っていたが、脱出の際他の子供達共々殺害される。しかし、クルルに血を与えられ吸血鬼として蘇生する。
クルル・ツェペシ
第3位始祖で吸血鬼の女王。
フェリド・バートリー
声 - 新垣樽助[7]
第7位始祖の吸血鬼。

書誌情報[編集]

漫画単行本第1巻と小説第1巻は同時発売であり、それぞれの帯についている応募券によるオリジナルグッズプレゼント企画が販売促進策として行われた[8]

漫画[編集]

集英社ジャンプ・コミックスより刊行。2013年10月現在、1巻から3巻の累計部数は60万部[9]

タイトル 初版発行日 ISBN
1 終わりのセラフ 1 2013年1月4日[10] ISBN 978-4-08-870705-1
2 終わりのセラフ 2 2013年5月2日[11] ISBN 978-4-08-870673-3
3 終わりのセラフ 3 2013年9月4日[12] ISBN 978-4-08-870814-0
4 終わりのセラフ 4 2014年1月4日[13] ISBN 978-4-08-870897-3

小説[編集]

講談社ラノベ文庫より刊行。

タイトル 初版発行日[14] ISBN 表紙[14]
1 終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅1 2013年1月4日 ISBN 978-4-06-375279-3 グレン・真昼
2 終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅2 2013年7月2日 ISBN 978-4-06-375311-0 小百合・時雨
3 終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅3 2014年1月31日 ISBN 978-4-06-375354-7 グレン・美十

この他に、『週刊少年ジャンプ』(集英社)2013年26号において、出張読み切りとして鏡による番外編が掲載されている。

ラジオドラマ[編集]

ジャンプ専門情報番組「サキよみ ジャンBANG!」にて、2013年2月に原作第1話[7]、2013年8月に原作第2話にあたるストーリーが放送され、2013年3月から集英社ヴォイスコミックステーションサイト「VOMIC」で配信。

キャスト
主要担当声優は上述。ここではそれ以外のキャストについて記す。

脚注[編集]

  1. ^ “鏡貴也×山本ヤマトの新連載「終わりのセラフ」SQで始動”. コミックナタリー. (2012年9月4日). http://natalie.mu/comic/news/75861 2013年1月7日閲覧。 
  2. ^ a b “マンガ新連載:「終わりのセラフ」 鏡貴也の書き下ろし脚本 予想外のメディア展開も”. まんたんウェブ. (2012年9月4日). http://mantan-web.jp/2012/09/04/20120903dog00m200038000c.html 2013年1月4日閲覧。 
  3. ^ “終わりのセラフ:「ジャンプSQ.」で話題のマンガ、講談社でラノベ化 原作者・鏡貴也が執筆”. まんたんウェブ. (2012年10月4日). http://mantan-web.jp/2012/10/04/20121003dog00m200026000c.html 2013年1月4日閲覧。 
  4. ^ “ジャンプSQ.×講談社ラノベ文庫、出版社の垣根を超え『終わりのセラフ』のノベライズ版が刊行決定”. ラノベニュースオンライン. (2012年10月4日). http://ln-news.com/archives/13358/ 2013年1月7日閲覧。 
  5. ^ “ラノベ質問状:「終わりのセラフ」 講談社と集英社の異例コラボの裏側は?”. まんたんウェブ. (2013年7月5日). http://mantan-web.jp/2013/07/05/20130705dog00m200004000c.html 2013年9月3日閲覧。 
  6. ^ a b 小説第1巻あとがきにおける鏡貴也による記述より。
  7. ^ a b c d e f 鏡貴也×山本ヤマト「終わりのセラフ」朴ロ美らでVOMICに”. コミックナタリー. 2013年1月29日閲覧。
  8. ^ 講談社コミックプラス『終わりのセラフ』キャンペーン情報ページ”. 講談社 (2012年12月28日). 2013年1月4日閲覧。
  9. ^ ジャンプスクエア公式サイト
  10. ^ 終わりのセラフ/1|鏡 貴也 / 山本 ヤマト / 降矢 大輔|ジャンプコミックス”. 集英社. 2013年1月4日閲覧。
  11. ^ 終わりのセラフ/2|鏡 貴也 / 山本 ヤマト / 降矢 大輔|ジャンプコミックス”. 集英社. 2013年5月2日閲覧。
  12. ^ 終わりのセラフ/3|鏡 貴也 / 山本 ヤマト / 降矢 大輔|ジャンプコミックス”. 集英社. 2013年9月4日閲覧。
  13. ^ 終わりのセラフ/4|鏡 貴也 / 山本 ヤマト / 降矢 大輔|ジャンプコミックス”. 集英社. 2014年1月4日閲覧。
  14. ^ a b ラノベ文庫『終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅』作品紹介”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2013年7月2日閲覧。

外部リンク[編集]