藤野可織
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藤野 可織 (ふじの かおり) | |
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誕生 |
1980年2月14日(42歳)![]() |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
教育 | 修士(文学) |
最終学歴 | 同志社大学大学院文学研究科 |
活動期間 | 2006年 - |
代表作 | 『爪と目』(2013年) |
主な受賞歴 |
文學界新人賞(2006年) 芥川龍之介賞(2013年) |
デビュー作 | 「いやしい鳥」(2006年) |
配偶者 | 既婚 |
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藤野 可織(ふじの かおり、1980年2月14日 - )は、日本の小説家。
京都府京都市出身。同志社中学校・高等学校[1]、同志社大学文学部美学芸術学科卒業、同大学院文学研究科美学芸術学専攻博士前期課程修了。学位は修士(文学)。
大学院を卒業してからは京都のカメラスタジオでアシスタントとして半年働き、その後は学術出版社で事務のアルバイトをしながら小説を執筆していた[1]。
経歴[編集]
- 2006年、「いやしい鳥」で第103回文學界新人賞受賞。
- 2009年、「いけにえ」で第141回芥川龍之介賞候補。
- 2012年、「パトロネ」で第34回野間文芸新人賞候補。
- 2013年、「爪と目」で第149回芥川龍之介賞受賞。
著作リスト[編集]
単著[編集]
- 『いやしい鳥』(2008年 文藝春秋/2018年 河出文庫)
- 『パトロネ』(2012年 集英社/2013年10月 集英社文庫)
- 【収録作品】パトロネ(『すばる』2011年7月号) / いけにえ(『すばる』2009年3月号)
- 『爪と目』(2013年7月 新潮社/2015年 新潮文庫)
- 『ぼくは』(2013年 フレーベル館)
- 『おはなしして子ちゃん』(2013年 講談社/2017年 講談社文庫)
- 【収録作品】おはなしして子ちゃん(『群像』2012年7月号) / 美人は気合い(『群像』2013年2月号 「水瓶座 美人は気合い」)
- 『ファイナルガール』(2014年 扶桑社/2017年1月 新潮文庫)
- 『ドレス』(2017年 河出書房新社/2020年 河出文庫)
- 『私は幽霊を見ない』(2019年 KADOKAWA)
- 『ピエタとトランジ <完全版>』(2020年 講談社)
- 『来世の記憶』(2020年 KADOKAWA)
- 【収録作品】前世の記憶/眠りの館/れいぞうこ/ピアノ・トランスフォーマー/フラン/切手占い殺人事件/キャラ/時間ある?/スパゲティ禍/世界/ニュー・クリノリン・ジェネレーション/鈴木さんの映画/眠るまで/ネグリジェと世界美術大全集/スマートフォンたちはまだ/怪獣を虐待する/植物装/鍵/誕生/いつかったひとつの最高のかばんで
単行本未収録作品[編集]
- 大自然(『L magazine art 京阪神アートブック』2009年4月)
- かげ踏みあそび(『文學界』2010年12月号)
- にゃあじゃわかんない(『すばる』2012年6月号)
- わたしとVと刑事C『群像』2013年12月号
- ピアノ・トランスフォーマー『新潮』2014年1月号
- 切手占い殺人事件『新潮』2014年6月号
- 美術少女『文學界』2020年1月号
- トーチカ『群像』2020年1月号
エッセイ・対談他[編集]
脚注[編集]
- ^ a b “01 藤野 可織さんのインタビュー | 同志社大学 課外活動”. www.d-live.info. 2022年1月31日閲覧。