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佐藤厚志

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
佐藤 厚志
(さとう あつし)
誕生 (1982-02-09) 1982年2月9日(42歳)
日本の旗 宮城県仙台市
職業 小説家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
教育 学士(文学)
最終学歴 東北学院大学文学部
活動期間 2017年 -
ジャンル 小説
代表作 「荒地の家族」(2022年)
主な受賞歴 新潮新人賞(2017年)
芥川龍之介賞(2023年)
デビュー作 「蛇沼」(2017年)
公式サイト 佐藤厚志 (@satoatsushi2017) - X(旧Twitter)
ウィキポータル 文学
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佐藤 厚志(さとう あつし、1982年2月9日 [1]- )は、日本小説家宮城県仙台市生まれ。宮城県仙台東高等学校英語科卒業[2]東北学院大学文学部英文学科卒業。仙台市在住。

経歴

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2010年から書店員として勤務しながら創作活動する[3]2017年、「蛇沼」で第49回新潮新人賞を受賞してデビュー[4]2020年、「境界の円居」で第3回仙台短編文学賞大賞[5]2021年、「象の皮膚」で第34回三島由紀夫賞候補[6]。2023年1月、「荒地の家族」で第168回芥川龍之介賞受賞[7]丸善仙台アエル店の現役書店員としての受賞となった[3]。同年10月末で書店を退職し、作家活動に専念する[8]

作品

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単行本

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単行本未収録作品

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小説

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  • 「蛇沼」 - 『新潮』2017年11月号
  • 「境界の円居」 - 『小説すばる』2020年5月号
  • 「鳥の海」 - 『震災学』vol.15(2021年3月)
  • 「敦盛草」 - 『新潮』2024年6月号
  • 「月山行」 - 『すばる』2024年10月号

エッセイ・書評・その他

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  • 「生きながらえて」 - 『群像』2018年3月号
  • 「売ることから書くことまで」 - 『文學界』2021年8月号
  • 「2021年、今年の3冊」 - 『Kappo 仙台闊歩』2022年1月号
  • 「先輩作家の背中」 - 『文學界』2023年3月号
  • 「私の一冊 フィリパ・ピアス『トムは真夜中の庭で』」[10] - 『仙台文学館ニュース』第四十二号(2022年3月24日)
  • 「大江さんの笑いを引き継いで」 - 『新潮』2023年5月号
  • 「佐藤厚志の本棚」 - 『Kappo 仙台闊歩』2023年5月号から連載中
  • 「図書カード三万円使い放題! 職場を隈なくお買い物」[11] - 『本の雑誌』2023年6月号
  • 「あなたかもしれない」(高橋弘希『叩く』書評)[12] - 『』2023年7月号
  • 「読書日録」 - 『すばる』2023年7月号 - 9月号
  • 「テロと戦時下の2022-2023日記リレー」 - 『新潮』2023年9月号
  • 「息苦しさの正体」(中西智佐乃『狭間の者たちへ』書評) - 『新潮』2023年9月号
  • 「香りがこわい」 - 『文藝春秋』2023年11月号
  • 「人間を受容する力」(山田詠美『肌馬の系譜』書評) - 『新潮』2024年1月号
  • 「フィリパ・ピアスから日本の子供たちへ」 - 『すばる』2024年1月号
  • 「未知の記憶に潜る」(佐伯一麦『ミチノオク』書評) - 『新潮』2024年8月号

脚注

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  1. ^ “佐藤厚志 著者プロフィール”. 新潮社 (新潮社). https://www.shinchosha.co.jp/writer/6851/ 2021年10月10日閲覧。 
  2. ^ 祝 芥川賞受賞 佐藤厚志先輩 - 宮城県仙台東高等学校” (2023年1月20日). 2024年1月28日閲覧。
  3. ^ a b “「二足のわらじ」芥川賞作家・佐藤厚志さん、丸善を退社…「小説に専念し御恩にお返しできれば」”. 読売新聞. (2023年12月3日). https://www.yomiuri.co.jp/culture/book/articles/20231203-OYT1T50083/ 2024年1月28日閲覧。 
  4. ^ “第49回 新潮新人賞”. 新潮社 (新潮社). https://www.shinchosha.co.jp/prizes/shinjinsho/49/ 2021年10月10日閲覧。 
  5. ^ “【受賞後初インタビュー】 第3回仙台短編文学賞 大賞受賞作 「境界の円居」 佐藤厚志さんインタビュー”. Kappo 仙台闊歩 (プレスアート). (2020年5月2日). https://kappo.machico.mu/articles/1580 2021年10月10日閲覧。 
  6. ^ “河北抄(5/25)”. 河北抄 (河北新報社). (2021年5月25日). https://kahoku.news/articles/20210525khn000021.html 2021年10月10日閲覧。 
  7. ^ “第168回芥川賞は井戸川射子さんと佐藤厚志さんに決定!(2022年下半期)”. 日本文学振興会 (日本文学振興会). (2023年1月19日). https://bungakushinko.or.jp/award/akutagawa/index.html 2023年1月19日閲覧。 
  8. ^ 「答えのないものを、小説で問う」芥川賞作家・佐藤厚志さん インタビュー
  9. ^ 連載時タイトル「常盤団地第三号棟」を改題。
  10. ^ 文学館ニュース第四十二号発行のお知らせ
  11. ^ 図書カード使い放題?!第69回:佐藤厚志さん
  12. ^ あなたかもしれない 高橋弘希『叩く』 レビュー | Book Bang