モブ・ノリオ

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モブ・ノリオ1970年昭和45年)11月16日 - )は、日本小説家である。性別は男性

経歴[編集]

奈良県桜井市出身。実家は400年続く旧家。大阪芸術大学芸術学部文芸学科卒業、同大学大学院専攻科除籍。学生時代に中上健次の主宰した熊野大学に参加、ここで『早稲田文学』現編集長で文芸評論家の市川真人、批評家の池田雄一と知り合う。彼らの誘いで上京し、東京大学古井由吉ゼミのニセ学生をやっていた。

家庭教師などを経て2004年、祖母の死をきっかけにして書いた小説『介護入門』で第98回文學界新人賞を受賞、同作品で第131回芥川龍之介賞受賞。ヒップホップ的な文体で介護という現代的テーマを取り上げている事が話題となる。

人物[編集]

文學界新人賞を受賞した際に顔写真の提出を求められ、祖父の写真を送ったところ、「これは客観的に観て、モブ様のお父様か、おじいさまのものと思われます。こういうところは本人でないとだめです。本人である客観性を満たし得る写真をお願いします」と即座に編集部からメールで却下されたため、祖父の写真と自分の写真を合成したものを送り、担当者に呆れられつつも掲載されたという経緯がある。

大阪のスカムロックバンド「ウルトラファッカーズ」にベース兼サンプラーとして所属していた(現在は脱退済み)。在籍時の名前は「モブのりお」。

ペンネームの由来は、酒の席で「世の中で一番誰が強いか?」について話し合った結果、一番強いのは「大衆(mob)」だという答えに辿りついたかららしい。

既婚者。1児の父。

作品リスト[編集]

単行本[編集]

単行本未収録作品[編集]

  • ダウナー大学 Illegalize Yourself Illegalize Yourself 盆暗どもには吸わせるな(『文學界』2004年9月号)
  • 食肉の歴史(『新潮』2004年11月号)
  • 火の用心(『群像』2005年3月号)
  • スローガン(『WB』(『早稲田文学』フリーペーパー) vol.01・2005年11月)
  • KILLJOY WAS HERE(『群像』2005年12月号)
  • 養殖時代(『群像』2006年10月号)
  • 死者の日(『すばる』2006年11月号)

小説以外[編集]

  • 評論『金沢映画都市化計画』(「日本経済新聞」2007年11月4日)
  • 連載エッセイ『絶対兵役拒否宣言』vol.02 - vol.4、vol.6『WB』2006年1月、3月、5月号、2009年3月号・vol.5『すばる』2008年2月号
  • 筒井康隆著『ポルノ惑星のサルモネラ人間 自選グロテスク傑作集』に解説「筒井康隆を読めばお金が儲かる」掲載。
  • 評論「安吾あれこれ」(『すばる』2005年3月号)
  • 評論「リチャード・ヘルの『GO NOW』について」(『新潮』2004年9月号)
  • 北野誠ほか著『16年目のサイキック読本』にエッセイ「サイキック再・入門」掲載。
  • コラム『モブ・ノリオのダウナー寺子屋』(『STUDIO VOICE』2004年12月号 - 2005年8月号?)
  • 中島らも著『頭の中がカユいんだ』(集英社文庫)解説

CD[編集]

  • ウルトラファッカーズ『Psychederic Warrior』(LOST FROG PRODUCTIONS)
    • モブ在籍時の未発表音源で芥川賞受賞記念として2004年にリリースされた
  • コンピレーションアルバム『SUMMER TRACKS』(ROMS)
    • モブ・ノリオ名義で作曲した「Sea Blooms」を収録

外部リンク[編集]