李琴峰

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李 琴峰(り ことみ、Li Qinfeng、1989年[1]-)は、台湾籍の日本小説家・日中翻訳者である。母語中国語であるが、日本語で作家活動を行っている。

概要[編集]

1989年台湾生まれ、15歳から日本語を習い始め、同じころから中国語で小説創作を試みた[2]

台湾大学卒業後、2013年来日、早稲田大学大学院日本語教育研究科修士課程入学、のち修了。

2017年、初めて日本語で書いた小説「独舞」(のち『独り舞』に改題)で第60回群像新人文学賞優秀作を受賞し、作家デビュー。同作は、通勤電車の中で浮かび上がった「死ぬ」という一語が創作のきっかけだったという[3]。『独り舞』台湾版は自訳で刊行(2019年、聯合文學出版社)。

2019年、「五つ数えれば三日月が」で第161回芥川龍之介賞候補。同作は後に単行本化し、第41回野間文芸新人賞候補となる。

文芸誌のほか、「ニッポンドットコム」や「太報」など、複数のメディアにて日中両語でコラムを執筆している。

著作[編集]

  • 『独り舞』(「独舞」より改題、2018年、講談社
  • 『五つ数えれば三日月が』(2019年、文藝春秋)
    • 五つ数えれば三日月が(『文學界』2019年6月号)
    • セイナイト(『群像』2019年4月号)

単行本未収録作品[編集]

  • 「流光」(『群像』2017年11月号)
  • 「ディアスポラ・オブ・アジア」(『三田文學』2017年秋号)

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]