競泳日本代表

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競泳日本代表(きょうえいにほんだいひょう)は日本水泳連盟によって選出され、オリンピック世界水泳選手権などに派遣される競泳のナショナルチームである。愛称はトビウオジャパン。「フジヤマのトビウオ」と称された元日本水泳連盟会長古橋廣之進のように、大海を突き進むトビウオのように世界で飛躍して欲しいという意味が込められている[1]

概要[編集]

毎年、日本水泳連盟が日本水泳選手権などの成績に基いて編成するナショナルチーム。オリンピック世界水泳選手権パンパシフィック水泳選手権アジア競技大会などのシニア代表だけでなく、ジュニア世界水泳選手権・ジュニアパンパシフィック大会などのジュニア代表も編成している。また試合だけではなく、インターナショナル合宿・ナショナル合宿などの合宿にも選抜基準が存在する。

オリンピック世界水泳選手権パンパシフィック水泳選手権アジア競技大会の代表選考に際しては、独自の「派遣標準記録」を設定してこれを上回り、かつ選考会で2位以内に入ることを条件としている。詳細は日本選手権水泳競技大会#派遣標準記録を参照。

4年間のスケジュール[編集]

  • 2000・2004・2008・2012・2016・2020年 オリンピック
  • 2001・2005・2009・2013・2017・2021年 世界水泳選手権
  • 2002・2006・2010・2014・2018・2022年 パンパシフィック水泳選手権・アジア競技大会
  • 2003・2007・2008・2015・2019・2023年 世界水泳選手権

オリンピック→世界水泳選手権→パンパシフィック水泳選手権・アジア競技大会→世界水泳選手権→オリンピックの順番でサイクルが回っている[2]

年間スケジュール[編集]

  • 4月 日本選手権・代表合宿
  • 5月 ジャパンオープン・代表合宿
  • 6月 高地合宿
  • 7月 高地合宿・世界水泳選手権(奇数年)
  • 8月 オリンピック・パンパシフィック水泳選手権(オリンピックがない偶数年)
  • 9月 
  • 10月 アジア競技大会(オリンピックがない偶数年)
  • 11月
  • 12月 インターナショナル合宿
  • 1月
  • 2月 インターナショナル合宿
  • 3月 

参照[3]

主な大会・合宿[編集]

[4][5][6][7][8]

日本水泳連盟の東京オリンピックにおける目標[編集]

  • 複数の金メダル獲得
  • メドレーリレーで金メダル獲得
  • 2桁以上のメダル獲得
  • 自由形種目でのメダル獲得(リレーを含む)
  • 29種目以上決勝進出
  • 競泳58種目フルエントリー

参照[9]

16年リオオリンピックで

  • 達成した目標
    • 複数の金メダル獲得 男子400m個人メドレー・女子200m平泳ぎ
    • 自由形種目でのメダル獲得(リレーを含む) 男子4×200mフリーリレー
  • 達成出来なかった目標
    • メドレーリレーで金メダル獲得 男子5位・女子10位
    • 2桁以上のメダル獲得 リオでは7個
    • 29種目以上決勝進出 リオでは21種目決勝進出
    • 競泳58種目フルエントリー リオでは48種目エントリー

大会実績[編集]

オリンピック[編集]

大会名
1896 アテネ 不参加
1900 パリ
1904 セントルイス
1908 ロンドン
1912 ストックホルム
1920 アントワープ 0 0 0 0
1924 パリ 0 0 0 0
1928 アムステルダム 1 1 1 3
1932 ロサンゼルス 5 5 2 12
1936 ベルリン 4 2 5 11
1948 ロンドン 不参加
1952 ヘルシンキ 0 3 0 3
1956 メルボルン 1 4 0 5
1960 ローマ 0 3 2 5
1964 東京(開催国) 0 0 1 1
1968 メキシコシティ 0 0 0 0
1972 ミュンヘン 2 0 1 3
1976 モントリオール 0 0 0 0
1980 モスクワ 不参加
1984 ロサンゼルス 0 0 0 0
1988 ソウル 1 0 0 1
1992 バルセロナ 1 0 0 1
1996 アトランタ 0 0 0 0
2000 シドニー 0 2 2 4
2004 アテネ 3 1 4 8
2008 北京 2 0 3 5
2012 ロンドン 0 3 8 11
2016 リオデジャネイロ 2 2 3 7
合計 22 26 32 80

オリンピックメダリスト[編集]

大会 受賞者・種目 開催国 開催都市
1928年
第9回
オランダの旗 オランダ アムステルダム
1932年
第10回
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ロサンゼルス
1936年
第11回
ナチス・ドイツの旗 ドイツ国 ベルリン
1952年
第15回
 フィンランド ヘルシンキ
1956年
第16回
オーストラリアの旗 オーストラリア メルボルン
1960年
第17回
イタリアの旗 イタリア ローマ
1964年
第18回
日本の旗 日本 東京
1972年
第20回
ドイツの旗 ドイツ ミュンヘン
1988年
第24回
大韓民国の旗 韓国 ソウル
1992年
第25回
スペインの旗 スペイン バルセロナ
2000年
第27回
オーストラリアの旗 オーストラリア シドニー
2004年
第28回
ギリシャの旗 ギリシャ アテネ
2008年
第29回
中華人民共和国の旗 中華人民共和国 北京
2012年
第30回
イギリスの旗 イギリス ロンドン
2016年
第31回
ブラジルの旗 ブラジル リオデジャネイロ

世界水泳選手権[編集]

大会名
1973年 ベオグラード 0 0 3 3
1975年 カリ 0 1 0 1
1978年 ベルリン 0 0 0 0
1982年 グアヤキル 0 0 0 0
1986年 マドリード 0 0 0 0
1991年 パース 0 1 1 2
1994年 ローマ 0 0 0 0
1998年 パース 0 2 3 5
2001年 福岡(開催国) 0 0 4 4
2003年 バルセロナ 2 1 3 6
2005年 モントリオール 0 3 6 9
2007年 メルボルン 1 2 4 7
2009年 ローマ 1 2 1 4
2011年 上海 0 4 2 6
2013年 バルセロナ 1 2 3 6
2015年 カザン 3 1 0 4
2017年 ブタペスト 0 4 3 7
合計 8 23 32 63

世界水泳選手権メダリスト[編集]

大会 受賞者・種目 開催国 開催都市
1973年
第1回
ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 ユーゴスラビア ベオグラード
1975年
第2回
 コロンビア カリ
1991年
第6回
オーストラリアの旗 オーストラリア パース
1998年
第8回
  • 銀メダル - 中村真衣 (女子100m背泳ぎ)
  • 銀メダル - 青山綾里 (女子100mバタフライ)
  • 銅メダル - 中村真衣 (女子200m背泳ぎ)
  • 銀メダル - 田島寧子 (女子400m個人メドレー)
  • 銀メダル - 日本
           中村真衣
           田中雅美
           青山綾里
           源純夏
           (女子4×100mメドレーリレー)
オーストラリアの旗 オーストラリア パース
2001年
第9回
日本の旗 日本 福岡市
2003年
第10回
スペインの旗 スペイン バルセロナ
2005年
第11回
カナダの旗 カナダ モントリオール
2007年
第12回
  • 金メダル - 北島康介 (男子200m平泳ぎ)
  • 銀メダル - 北島康介 (男子100m平泳ぎ)
  • 銅メダル - 柴田亜衣 (女子400m自由形)
  • 銅メダル - 柴田亜衣 (女子1500m自由形)
  • 銅メダル - 中村礼子 (女子100m背泳ぎ)
  • 銅メダル - 中村礼子 (女子200m背泳ぎ)
  • 銀メダル - 日本
           森田智己
           北島康介
           山本貴司
           細川大輔
           (男子4×100mメドレーリレー)
オーストラリアの旗 オーストラリア モントリオール
2009年
第13回
  • 金メダル - 古賀淳也 (男子100m背泳ぎ)
  • 銀メダル - 古賀淳也 (男子50m背泳ぎ)
  • 銀メダル - 入江陵介 (男子200m背泳ぎ)
  • 銅メダル - 松田丈志 (男子200mバタフライ)
イタリアの旗 イタリア ローマ
2011年
第14回
中華人民共和国の旗 中国 上海
2013年
第15回
スペインの旗 スペイン バルセロナ
2015年
第16回
ロシアの旗 ロシア カザン
2017年
第17回
 ハンガリー ブダペスト

パンパシフィック水泳選手権[編集]

大会名
1985年 東京(開催国) 1 1 1 3
1987年 ブリスベン 0 2 1 3
1989年 東京(開催国) 1 1 0 2
1991年 エドモントン 0 3 9 12
1993年 神戸(開催国) 1 3 9 13
1995年 アトランタ 4 2 7 13
1997年 福岡(開催国) 2 3 2 7
1999年 シドニー 2 3 4 9
2002年 横浜(開催国) 2 4 8 14
2006年 ビクトリア 3 8 13 24
2010年 アーバイン 3 5 5 13
2014年 ゴールドコースト 7 8 4 19
合計 26 43 63 132

パンパシフィック水泳選手権金メダリスト[編集]

大会 受賞者・種目 開催国 開催都市
1985年
第1回
日本の旗 日本 東京
1989年
第3回
日本の旗 日本 東京
1993年
第5回
日本の旗 日本 神戸
1995年
第6回
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 アトランタ
1997年
第7回
日本の旗 日本 福岡
1999年
第8回
オーストラリアの旗 オーストラリア シドニー
2002年
第9回
日本の旗 日本 横浜
2006年
第10回
  • 金メダル - 柴田亜衣 (女子400m自由形)
  • 金メダル - 伊藤華英 (女子100m背泳ぎ)
  • 金メダル - 中村礼子 (女子200m背泳ぎ)
カナダの旗 カナダ ビクトリア
2010年
第11回
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 アーバイン
2014年
第12回
  • 金メダル - 入江陵介 (男子100m背泳ぎ)
  • 金メダル - 小関也朱篤 (男子100m平泳ぎ)
  • 金メダル - 小関也朱篤 (男子200m平泳ぎ)
  • 金メダル - 瀬戸大也 (男子200mバタフライ)
  • 金メダル - 萩野公介 (男子200m個人メドレー)
  • 金メダル - 萩野公介 (男子400m個人メドレー)
  • 金メダル - 渡部香生子 (女子200m平泳ぎ)
オーストラリアの旗 オーストラリア ゴールドコースト

アジア競技大会[編集]

大会名
1951年 ニューデリー 0 0 0 0
1954年 マニラ 9 9 7 25
1958年 東京(開催国) 20 11 6 37
1962年 ジャカルタ 19 16 3 38
1966年 バンコク 23 11 3 37
1970年 バンコク 22 16 3 41
1974年 テヘラン 22 12 8 42
1978年 バンコク 25 17 4 46
1982年 ニューデリー 21 13 6 40
1986年 ソウル 17 18 10 45
1990年 北京 7 16 16 39
1994年 広島(開催国) 10 18 16 44
1998年 バンコク 15 12 10 37
2002年 釜山 11 18 13 42
2006年 ドーハ 16 14 17 47
2010年 広州 9 18 12 39
2014年 仁川 12 21 13 46
2018年 ジャカルタ
合計 258 240 147 645

脚注[編集]

出典・参考リンク[編集]