渡部香生子

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渡部 香生子
Kanako Watanabe
Swimming pictogram.svg
選手情報
フルネーム 渡部 香生子
国籍 日本の旗 日本
泳法 平泳ぎ
個人メドレー
所属 JSS立石ダイワスイミングスクール武蔵野高校在学中)
生年月日 1996年11月15日(18歳)
生誕地 東京都葛飾区
身長 166cm[1]
体重 58kg[1]
 
獲得メダル
女子 競泳
日本の旗 日本
世界短水路
2014 女子 200m平泳ぎ
2012 女子 200m平泳ぎ
2014 女子 400mメドレーリレー
パンパシフィック水泳選手権
2014 女子 200m平泳ぎ
2014 女子 100m平泳ぎ
アジア大会
2014 仁川 女子 200m平泳ぎ
2014 仁川 女子 400mメドレーリレー
2014 仁川 女子 100m平泳ぎ
2014 仁川 女子 200m個人メドレー
2014 仁川 女子 400mフリーリレー
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渡部 香生子(わたなべ かなこ、1996年11月15日 - )は、日本の競泳選手東京都葛飾区出身。血液型A型[1]

主な経歴[編集]

4歳の頃、病弱だったため少しでも丈夫になるようと両親がスイミングスクールに通わせはじめた[2]。中学1年までは個人メドレーをメインにバタフライ背泳ぎ自由形などでも競技会に出場していた。しかし、中学1年の秋に右肩の故障により肩への負担の少ない平泳ぎに出場したところ好成績が出たため、以後平泳ぎに出場する機会が増える[3][4]。この頃、本人にとって平泳ぎはスタイル4であった[4][5]

2010年、中学2年の全国中学総体で100m,200m平泳ぎ2種目優勝。200m平泳ぎ決勝では、2008年に福留景子が16年ぶりに更新した日本中学記録を更新したが、このレースは生涯で4本目の長水路200m平泳ぎのレースだった[3]

2011年4月、競泳国際大会代表選手選考会(東日本大震災復興支援チャリティー大会)100m平泳ぎ2位、200m平泳ぎ3位。100mは自身の持つ日本中学記録を更新するものの派遣標準記録に0秒20足りず、中学生での代表入りは果たせなかった。

2011年5月、ジャパン・オープン50m,100m,200m平泳ぎの3種目全てで日本中学新記録を樹立し優勝。特に200m平泳ぎは2011年の世界ランキング3位となる好タイムだった。そのため渡部の世界選手権出場を望む声もあがっていた。しかし、世界選手権の選考会は既に終了していたため結局出場はかなわなかった。

2012年2月には短水路で200m平泳ぎと100m個人メドレーの日本中学記録を更新した。100m個人メドレーでは当時の日本記録に肉薄する記録であり、200m平泳ぎにおいては当時の女子平泳ぎの有力選手であった鈴木聡美らを破っての優勝であった。この活躍もありロンドンオリンピック出場を期待されることになった。

2012年4月、高校生となり、ロンドンオリンピック出場権を賭けた第88回日本水泳選手権に出場、女子200m平泳ぎ決勝で自己ベストタイムをマークして2位となり、オリンピック代表入りを果たした[6]。本戦では準決勝まで勝ち進んだ。

2012年の世界短水路選手権の代表にも選ばれ、200m平泳ぎで銅メダルを獲得する力泳を見せた。

2013年には日本選手権では得意の200m平泳ぎでまさかの予選敗退に終わったものの、100m平泳ぎで準優勝・200m個人メドレーで優勝を果たしバルセロナで開催の世界選手権の代表に選ばれる。世界選手権では200m個人メドレー準決勝敗退(日本高校記録を更新することは出来たものの、渡部は決勝に残れなかったことを悔しがっていた)・100m平泳ぎで予選敗退という結果に終わった。そして9月の国民体育大会では200m平泳ぎを自己ベスト・大会新記録で制し、今季思うような結果を残せなかった200m平泳ぎで調子を取り戻した。

2014年オーストラリアで開催されたNSWオープン選手権に出場し50m平泳ぎ・100m平泳ぎ・200m個人メドレーなどに出場し、予選も含めると17レースに出場した。そして17レース目となった200m個人メドレーでは大会期間中に蓄積されたであろう疲労をものともせず日本新記録を樹立した。なお200m平泳ぎでも日本高校新記録を樹立していた。第90回日本水泳選手権(4月)では100m平泳ぎ、200m個人メドレー、200m平泳ぎの3種目に出場してすべて優勝を果たすと(100m平泳ぎおよび200m平泳ぎでは日本高校記録を樹立した)[7]、同年6月のジャパン・オープン初日の女子100m平泳ぎで日本新記録をマークして優勝した[8]。同年8月に開催されたパンパシフィック水泳選手権で主要国際大会初優勝を果たし[9]、さらに同年9月のアジア競技大会200m平泳ぎでも優勝を果たした[10]。アジア大会では金2・銀3の計5枚のメダルを獲得した。

エピソード[編集]

2012年4月の第88回日本水泳選手権の前に、渡部は「これだけ騒がれて、(オリンピックに)行けなかったら」と不安を漏らした。100mで代表になれず不安は的中したが、気持ちを切り替えて200m代表となった。スポーツコメンテーターの岩崎恭子バルセロナオリンピック金メダリスト)は、「普通なら100mの失敗を引きずるのに、土壇場での強さはすごい」と評した[11]

主な戦績[編集]


脚注[編集]

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  1. ^ a b c 世界水泳バルセロナ代表選手プロフィール:渡部香生子(JSS立石/武蔵野高校)”. 競泳日本代表チーム「トビウオジャパン」オフィシャルブログ「TOBIUO JAPAN Journal」 (2013年5月20日). 2013年7月30日閲覧。
  2. ^ ゆりーとのこの選手に注目! (PDF) 」 、『スポーツ祭東京2013』第3号、スポーツ祭東京2013実行委員会、2011年9月、 2頁、2013年5月3日閲覧。
  3. ^ a b スイミングマガジン』2010年10月号、ベースボールマガジン社2010年
  4. ^ a b 『スイミングマガジン』2011年6月号、ベースボールマガジン社、2011年
  5. ^ 水泳用語で、各々が一番得意な種目を「スタイル1(〜ワン)」と呼ぶ。スタイル4とは四泳法を得意な順に並べたときに最後に来る種目のことである。
  6. ^ 鈴木、15歳・渡部が五輪出場決定=競泳日本選手権・女子200m平泳ぎ スポーツナビ 2012年4月7日閲覧[リンク切れ]
  7. ^ 【水泳】3冠の17歳・渡部香生子。「やっとスタートラインに立てた」 Sportiva 2014年4月15日閲覧
  8. ^ 渡部が女子100平で日本新! 5年ぶりに鈴木の記録更新 サンケイスポーツ 2014年6月19日閲覧
  9. ^ 朝日新聞digital. “萩野と小関が2冠、女子は渡部が金 パンパシ水泳”. 2014年9月23日閲覧。
  10. ^ 朝日新聞 2014年9月23日朝刊14版 19面
  11. ^ 朝日新聞: p. 24. (2012年7月24日)