2024年世界水泳選手権
表示
この記事の一部(全競技結果に関わる部分)は更新が必要とされています。 この記事には古い情報が掲載されています。編集の際に新しい情報を記事に反映させてください。反映後、このタグは除去してください。(2024年7月) |
第21回世界水泳選手権大会(21st World Aquatics Championships)は、2024年2月2日から18日までカタール・ドーハで開催された世界水泳選手権[1]。大会後23日から3月3日まで世界マスターズ選手権も開催された
概説
[編集]本大会は当初、2023年11月に「第20回」として開催予定であったが、前回となる福岡大会がコロナウイルス感染症の影響で2023年7月に延期となったことにより本大会も2024年2月に延期。同年にパリオリンピックが開催されるため、同一年に五輪と世界選手権が開催される異例の状況となった。且つ合間調整のため2022年にハンガリーのブダペストで「第19回」が行われたため、回数も「第21回」となった。
こうした事情もあって、以下に示す一部競技・種目ではオリンピックの世界予選を兼ねている。
対象となる実施競技・種目 | オリンピック出場権付与条件 | 除外国家・選手(獲得済) |
---|---|---|
競泳・リレー種目 | 右欄の国々(前年福岡大会メダリスト)を除いた上位13位以内(福岡大会及び今大会の予選での成績を含む) | |
OWS10km (マラソンスイミング) |
以下の成績を収めた選手の所属国に付与 | |
アーティスティックスイミング |
|
|
飛込 | 「2024年パリオリンピックの飛込競技」を参照
|
|
水球 | 「2024年パリオリンピックの水球競技」も参照
以下の国々を除いた男子上位4か国、女子上位2か国[4]
|
開催地決定までの選考過程
[編集]2016年1月31日、FINAはハンガリーのブダペストで開催された理事会にて、ドーハと南京市との争いとなり、ドーハを第20回世界水泳選手権大会の開催地に決定した。
競技日程
[編集]● | Opening ceremony | ● | Preliminaries | ● | Finals | ● | Closing ceremony | M | Men's matches | W | Women's matches |
2月 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | Total |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Ceremonies | ● | ● | – | |||||||||||||||
競泳 | 4 | 4 | 5 | 5 | 5 | 5 | 6 | 8 | 42 | |||||||||
マラソンスイミング | 1 | 1 | 2 | 1 | 5 | |||||||||||||
アーティスティックスイミング | ● | 1 | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 11 | ||||||||
飛込 | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 | 2 | 13 | ||||||||
ハイダイビング | ● | 1 | 1 | 2 | ||||||||||||||
水球 | W | M | W | M | W | M | W | M | W | M | W | M | W | M | 2 | |||
Total | 2 | 4 | 4 | 3 | 3 | 5 | 3 | 2 | 3 | 4 | 4 | 5 | 6 | 6 | 6 | 7 | 8 | 75 |
Cumulative Total | 2 | 6 | 10 | 13 | 16 | 21 | 24 | 26 | 29 | 33 | 37 | 42 | 48 | 54 | 60 | 67 | 75 | 75 |
会場
[編集]カタール水泳連盟はメインとなる競泳・AS・水球会場をアスパイア・ドームにすると計画しており、OWS会場にFINAマラソンスイミングワールドシリーズの開催実績をもつドーハ中心部の海岸で行う。その他飛込はハマド水泳センターで開催が含まれる。
競技結果
[編集]競泳競技
[編集]男子
[編集]種目 | 金 | 銀 | 銅 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
自由形 | ||||||
200m | ファン・ソヌ | 1分44秒75 | ダナス・ラプシス | 1分45秒05 | ルーク・ホブソン | 1分45秒26 |
400m | キム・ウミン | 3分42秒71 | イライジャ・ウィニントン | 3分42秒86 | ルーカス・メルテンス | 3分42秒96 |
800m | ダニエル・ウィフェン | 7分40秒94 | イライジャ・ウィニントン | 7分42秒95 | グレゴリオ・パルトリニエリ | 7分42秒98 |
背泳ぎ | ||||||
100m | ハンター・アームストロング | 52秒68 | ウーゴ・ゴンザレス | 52秒70 | アポストロス・クリストウ | 53秒36 |
平泳ぎ | ||||||
50m | サム・ウィリアムソン | 26秒32 (オセアニア新記録) |
ニコロ・マルティネンギ | 26秒93 | ニック・フィンク | 26秒49 |
100m | ニック・フィンク | 58秒57 | ニコロ・マルティネンギ | 58秒84 | アダム・ピーティー | 59秒10 |
バタフライ | ||||||
50m | ディオゴ・リベイロ | 22秒97 | マイケル・アンドリュー | 23秒07 | キャメロン・マケボイ | 23秒08 |
200m | 本多灯 | 1分53秒88 | アルベルト・ラツェッティ | 1分54秒65 | エスペルンバーガー・マーティン | 1分55秒16 |
大会協賛社
[編集]WA公式パートナー
[編集]その他の協賛企業
[編集]脚注
[編集]- ^ "FINA announces changes to international events calendar" (Press release). FINA. 1 February 2022. 2022年2月1日閲覧。
- ^ 上位枠で獲得できなかった場合に限られる。上位枠で獲得できた場合は次点の国に渡る。
- ^ Marta Martín & Gisella fava (2022年10月27日). “【パリ2024への道】アーティスティックスイミング、出場資格取得プロセスを解説”. Olympics.com. 国際オリンピック委員会. 2023年10月5日閲覧。
- ^ Virgílio Franceschi Neto (2022年10月22日). “【パリ2024への道】水球、出場資格取得プロセスを解説”. Olympics.com. 国際オリンピック委員会. 2023年10月5日閲覧。
- ^ Koos, Tonrin (26 September 2023). “World Aquatics announces the competition schedule for the World Aquatics Championships - Doha 2024”. 世界水泳連盟. 5 October 2023時点のオリジナルよりアーカイブ。2 October 2023閲覧。
- ^ “World Aquatics Championships Doha 2024”. 11 October 2023時点のオリジナルよりアーカイブ。2 October 2023閲覧。
関連項目
[編集]- AFCアジアカップ2023 - 同時期に行われる国際スポーツ大会。新型コロナウイルスの影響や度重なる開催地変更による延期により、日程が本大会と重なる事態になった。