玉木雄一郎

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日本の旗衆議院議員 玉木 雄一郎
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生年月日 (1969-05-01) 1969年5月1日(47歳)
出身地 日本の旗 香川県大川郡寒川町(現さぬき市寒川町)
出身校 東京大学法学部
ハーバード大学ケネディスクール
学位・資格 法学士
前職 国家公務員大蔵省財務省
所属委員会 農林水産委員会(理事)
安全保障委員会
政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会
世襲
選出選挙区 香川2区
当選回数 3回
所属党派 民主党→)
民進党
党役職 幹事長代理
香川県総支部連合会代表
香川県第2区総支部代表
会館部屋番号 衆議院第1議員会館706号室
ウェブサイト たまき雄一郎オフィシャルサイト
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玉木 雄一郎(たまき ゆういちろう、1969年5月1日 - )は、日本政治家大蔵財務官僚民進党所属の衆議院議員(3期)、民進党幹事長代理。民主党香川県連代表・副幹事長・政策調査会副会長を歴任。

概要[編集]

香川県大川郡寒川町(現さぬき市)神前生まれ[1]。寒川町立神前小学校(現・さぬき市立神前小学校)、寒川町立天王中学校(現・さぬき市立天王中学校)、香川県立高松高等学校東京大学法学部卒業[2]

1993年大蔵省に入省した。1997年アメリカ合衆国ハーバード大学ケネディスクールを卒業。外務省への出向(中近東第一課)を経て、2001年より大阪国税局総務課長。2002年より内閣府へ出向[3]第1次小泉内閣内閣府特命担当大臣(規制改革)を務めていた石原伸晃の下で内閣府特命担当大臣秘書専門官を務める[4]

2005年財務省主計局主査を最後に財務省を退官[3]。同年、第44回衆議院議員総選挙民主党公認で香川2区から出馬したが、自由民主党前職の木村義雄に敗れ、落選した[5]

2009年第45回衆議院議員総選挙に民主党公認で再び香川2区から出馬。前回敗れた木村を下し、初当選した[6]

2010年、民主党香川県連代表に就任。同年10月、民主党政策調査会長に就任した前原誠司の下で政調会長補佐に起用される[7][8]

2012年第46回衆議院議員総選挙では、民主党に猛烈な逆風が吹き荒れる中[9]、香川2区で自民党新人の瀬戸隆一を僅差で破り、再選(瀬戸も比例復活[10]。なおこの総選挙において、中国四国九州地方で民主党が小選挙区の議席を獲得したのは香川2区のみである[11]。選挙後、民主党副幹事長及び政策調査会副会長に就任[12]

2014年第47回衆議院議員総選挙では、香川2区で再び瀬戸を下し、3選(瀬戸も比例復活)[13]

政策・主張[編集]

  • 39歳以下の子育て世代が、将来不安を理由に消費を抑制している現状が、個人消費が伸びない理由の一つであることを踏まえて、子育て・教育の完全無償化を目指すための「こども国債」の発行を提唱している。国債の発行は短期的には国の借金となるが、中長期的にみると、子育て・教育がしやすい環境を整えることにより、個人消費の拡大、出生率の上昇などが期待され、そして、その子どもたちが将来は納税者となることで、返済をまかなえると述べ、中長期的な視点でみた「人への投資」の重要性を持論としている[14][15]
  • 憲法改正については、立憲主義の強化の観点から議論を進めるとしている。加えて、憲法裁判所の設置、衆参両院のそれぞれのあり方、地方自治についての統治機構改革についても議論を深める必要があると述べている。また、自民党憲法草案については、立憲主義の観点からみて、基本的人権国民主権の理念を軽視していると述べ、加えて、自衛隊の海外での武力の行使を認めないという自身の立場から、反対の考えを示している[14]
  • 安全保障について、離島防衛やミサイル防衛サイバー防衛に対応するため、「領域警備法」などの法整備の必要性を主張している。また、対等な日米関係を目指すために、「軍属」の定義の見直しなど、日米地位協定等について新しい提案を行うとしている[14]
  • 日本の伝統や文化、共助の精神を大切にすると同時に、国際化の時代に必要な多様性や先見性も尊ぶ、「リベラル保守政党」としての民進党の確立を目指すとしている。また、党内改革の一環として、国政候補者の選考に予備選を導入し、その中で「女性専用選挙区」「20代、30代専用選挙区」を設けるとしている[14]
  • 報道への国家権力の介入防止のため、記者クラブ制度の廃止。日本のアニメ漫画ゲーム、それらの二次創作も含めたポップカルチャー振興のため、表現の自由を最大限保証。アメリカのフェアユースを参考にして、著作権の行き過ぎた規制を抑制。また、著作権の非親告罪化には反対の考えを示している[14]

以下は主に複数の選択肢から一つを選ぶ形式のアンケートへの回答。

人物[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 〈選択 09香川〉「真夏の天王山」始動 3選挙区に12氏が立つ - 2009総選挙『asahi.com(朝日新聞社)』2009年8月19日
  2. ^ 公式ホームページ プロフィール
  3. ^ a b たまき雄一郎 略歴『たまき雄一郎ブログ』2016年2月7日閲覧
  4. ^ 【衆院予算委員会】石原担当相が「部下」と対決 民主・玉木氏が質問『産経ニュース』2016年2月4日
  5. ^ 小選挙区 香川 : 開票結果 : 総選挙2005『YOMIURI ONLINE(読売新聞)』2016年2月7日閲覧
  6. ^ 第45回衆議院議員選挙『時事ドットコム』2016年2月7日閲覧
  7. ^ 玉木雄一郎について:プロフィール『たまき雄一郎 オフィシャルサイト』2016年2月7日閲覧
  8. ^ プロフィール『前原誠司(まえはらせいじ)-ホームページ-』2016年2月7日閲覧
  9. ^ 自公大勝325、再可決可能に 民主57、維新54 - ニュース - 第46回総選挙『朝日新聞デジタル』2012年12月17日閲覧
  10. ^ 香川 小選挙区 : 開票結果 : 総選挙2012 : 衆院選『YOMIURI ONLINE(読売新聞)』2016年2月7日閲覧
  11. ^ 第46回衆議院議員総選挙『YOMIURI ONLINE(読売新聞)』2016年2月7日閲覧
  12. ^ 次の内閣・閣議に政調副会長として出席しました。『たまき雄一郎 オフィシャルサイト』2016年2月7日閲覧
  13. ^ 開票結果・速報(小選挙区・香川) : 衆院選2014(衆議院選挙)『YOMIURI ONLINE(読売新聞)』2016年2月7日閲覧
  14. ^ a b c d e 玉木雄一郎の基本政策『たまき雄一郎 オフィシャルサイト』2016年9月10日閲覧
  15. ^ 「こども国債」の発行で日本経済は蘇る『たまき雄一郎ブログ』2016年8月16日
  16. ^ a b c d “2012衆院選 香川2区 玉木雄一郎”. 毎日jp (毎日新聞社). http://senkyo.mainichi.jp/46shu/kaihyo_area_meikan.html?mid=A37002001001 2014年4月3日閲覧。 
  17. ^ a b c d “2014衆院選 香川2区 玉木雄一郎”. 毎日jp (毎日新聞社). http://senkyo.mainichi.jp/47shu/meikan.html?mid=A37002003003&st=tk 2015年10月25日閲覧。 
  18. ^ “前原氏ら集団的自衛権を限定容認…海江田おろし”. 読売新聞. (2014年6月5日). http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140605-00050031-yom-pol 2014年6月10日閲覧。 
  19. ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査
  20. ^ “衆院初登院、1番乗りはまさかの2回生「トーンが落ちているのかな」”. 産経新聞. (2012年12月26日). http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121226/plc12122610590007-n1.htm 
  21. ^ 中選挙区時代の香川2区の残りの地盤は現在の香川3区となっており、こちらは大野功統大野敬太郎の地盤となっている。

外部リンク[編集]