伊藤孝恵

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伊藤 孝恵
いとう たかえ
生年月日 (1975-06-30) 1975年6月30日(46歳)
出生地 日本の旗 日本 愛知県名古屋市
出身校 金城学院大学文学部国文学科
前職 テレビ大阪記者
資生堂従業員
リクルート従業員
金城学院大学非常勤講師
所属政党民進党→)
旧国民民主党→)
国民民主党
称号 文学士
公式サイト 伊藤たかえ Official Site

選挙区 愛知県選挙区
当選回数 1回
在任期間 2016年7月26日 - 現職
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伊藤 孝恵(いとう たかえ、1975年6月30日 - )は、日本政治家、元ジャーナリスト国民民主党所属の参議院議員(1期)。同党副代表。

来歴[編集]

愛知県名古屋市出身。2016年時点で犬山市に在住[1]。父親は丸栄百貨店の従業員[2]犬山市立犬山北小学校金城学院中学校、金城学院高等学校を経て、1998年3月、金城学院大学文学部国文学科を卒業。中学校から大学までバトントワリング部に在籍した[3]

1998年4月にテレビ大阪へ入社したのちに営業を経て報道へ異動する。大阪府警察記者クラブで事件や事故を取材しつつドキュメンタリー番組を製作し、ニート問題を取材した番組で第1回TXNドキュメンタリー大賞[3]となる。

2006年1月に資生堂へ、7月にリクルートへ転職。2013年9月に金城学院大学文学部日本語日本文化学科で非常勤講師[3]となる。

政界入り[編集]

2015年民主党の候補者公募のウェブサイトに書かれた山尾志桜里の「(政治家は)子どもたちの未来をつくることができる」[4]に感銘を受けて応募[3][5]する。

議員定数が3人から4人へ増えた愛知県選挙区で、民主党は現職の斎藤嘉隆を推すか2人目を擁立するか長い間逡巡する。2016年1月15日に選対委員長の玄葉光一郎は名古屋で、連合愛知会長の土肥和則に伊藤を含む候補者数名の名前を告げた。土肥は早くから2人を擁立する方針であり、1月27日に党本部は伊藤擁立を決定[6]する。2月24日に伊藤は正式に立候補を表明するが、党公認ではなく推薦であった[1]。3月27日に民主党と維新の党が合流し民進党が結成される[7]

2016年6月22日に第24回参議院議員通常選挙が公示されると、定数4人の愛知県選挙区から民進党公認で立候補。日本で初めて勤務先で育休を取得中の立候補[3]で、批判を受けた[8]。公示直前の段階で、党県連代表の大塚耕平と県連選対委員長の古川元久は「連合愛知から見込める組織票は斎藤嘉隆の4分の1、10万票ほど。それを合わせて現状ではせいぜい20数万票」と見ていた[9]岡田克也代表や枝野幸男幹事長らが連日応援に入り、大塚らは、組織票を固める「地上戦」は斎藤に任せ、街頭などで浮動票を狙う「空中戦」に重点を置いた。玄葉光一郎党本部選対委員長は、7月5日夜の総決起集会で「共産党新人の須山初美に2~3万票負けている」とする調査結果を明かして奮起を促した[9]。7月10日に、得票数51万9,510票の順位4位で初当選した。

当選後[編集]

2018年5月7日に、民進党と希望の党が合流した国民民主党に参加した[10]

立憲民主党と国民民主党が解党して設立する(新)立憲民主党に参加せず、党代表の玉木雄一郎らが新規に結党する(新)国民民主党に加わると、2020年9月4日に地元紙が報道した[11]。9月16日招集の第202回国会首相指名選挙で、無所属の寺田静から一票を得た。山東昭子議長が伊藤の名を読み上げると、議場から「自分で入れたのか」「記録に残るのに何をやっているんだ」とやじが飛び交った[12]。指名選挙後に寺田は「同世代の女性で同じ問題意識を共有している伊藤孝恵さんに、日本を変えていただきたいとの思いがあり、投票をした」[13][14]と答えた。2021年10月4日第205回国会における首班指名においても伊藤は寺田から1票を得ている[15]

12月8日に国民民主党の代表選が告示され、伊藤と玉木が立候補を届け出た。伊藤は「代表選を無投票でシャンシャンと終わらせることはできない。国民の政策や方向性を伝えていく代表選にしたい」「ほかに手を挙げる人がいれば、(自身は)手を下げる準備をしていた」と述べた[16]。18日の投開票で、国会議員票は両者同数だが地方議員と党員票は大差で玉木に敗れた[17]。同月23日に行われた両院議員総会で党副代表就任が決定、了承された[18]

政策[編集]

人物[編集]

  • 子供は娘2人[21][3]。議員活動と育児を並行し、議員会館の自身の執務室に「キッズスペース」を設けて幼児向けジャングルジムを設置している[22]
  • 「お見合いばばあ」と称されるほどに人の縁結びを得手[23]としており、友人ら男女17組を引き合わせて結婚に導いた[24]
  • リクルートでメディアバイイングや「ゼクシィ」のコミュニケーションデザインを担当した[3]
  • 骨髄バンクにドナー登録している[25]

出演[編集]

  • 加藤浩次vs政治家〜政治の面白いところ集めました〜(フジテレビ、2017年11月5日)[26]

出典[編集]

  1. ^ a b “<参院選>伊藤氏が立候補表明 民主擁立”. 中日新聞. (2016年2月25日). http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/aic/CK2016022502000291.html 2016年7月28日閲覧。 
  2. ^ 伊藤孝恵|みんなの選挙in東三河|東日新聞
  3. ^ a b c d e f g プロフィール
  4. ^ 候補者公募2015/第二弾・逸材公募 ~大補強2015~ | 民主党
  5. ^ “趣味は〝縁結びおばさん〟 国民民主党代表選に出馬の1年生議員・伊藤孝恵氏 その気になる素顔”. 東スポweb. (2020年12月8日). https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/2491155/ 2020年12月16日閲覧。 
  6. ^ 中日新聞(2016年1月29日付朝刊、県内版、18面)
  7. ^ 2016年(平成28年)4月28日総務省告示第199号「政治資金規正法の規定による政治団体の届出事項の異動の届出があったので公表する件」
  8. ^ “子ども不在の政治を変える 「心震える」政策を”. 毎日新聞. (2019年2月8日). https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20190207/pol/00m/010/002000c 2020年12月16日閲覧。 
  9. ^ a b 長田弘己、赤川肇、奥田哲平、安田功「共闘の裏側 2016参院選あいち (中) 民進組織力高め面目」『中日新聞』2016年7月14日付朝刊、県内版、24面。
  10. ^ “国民民主党、結党大会を開催”. Qnewニュース. (2018年5月7日). https://qnew-news.net/news/2018-5/2018050702.html 2018年5月24日閲覧。 
  11. ^ “国民、無所属の国会議員5人が合流新党に参加へ”. 中日新聞. (2020年9月4日). https://www.chunichi.co.jp/article/114972 2020年9月4日閲覧。 
  12. ^ “首相指名選挙で45歳の伊藤孝恵氏に投じられた1票の意味 「永田町の現状」を問う”. 東京新聞. (2020年10月27日). https://www.tokyo-np.co.jp/article/64526 2020年11月22日閲覧。 
  13. ^ “首相指名、衆院で小泉氏に1票 投票したのは丸山穂高氏”. 朝日新聞. (2020年9月16日). https://www.asahi.com/articles/ASN9J5CN7N9JUTFK01T.html 2020年9月16日閲覧。 
  14. ^ “Lone vote for female lawmaker in PM race was gesture of hope”. The Japan Times. (2020年11月5日). https://www.japantimes.co.jp/news/2020/11/05/national/politics-diplomacy/takae-ito-female-lawmaker-prime-minister-race/ 2020年11月22日閲覧。 
  15. ^ “首相指名選挙で1票を得た高市氏 「私じゃないからね」「びっくり」”. 朝日新聞. (2020年10月4日). https://www.asahi.com/articles/ASPB44S3RPB4ULEI00L.html 2020年10月14日閲覧。 
  16. ^ “国民民主代表選 異例の「推薦人不要」で候補乱立? 告示日に前原氏は…”. 毎日新聞. (2020年12月9日). https://mainichi.jp/articles/20201209/k00/00m/010/121000c 2020年12月20日閲覧。 
  17. ^ “国民民主党代表選で玉木氏続投 「政策提案型」強化、国会対応は独自路線”. 毎日新聞. (2020年12月18日). https://mainichi.jp/articles/20201218/k00/00m/010/245000c 2020年12月20日閲覧。 
  18. ^ “国民副代表に伊藤孝恵氏”. 時事通信社. (2020年12月23日). https://www.jiji.com/jc/article?k=2020122300849&g=pol 2021年11月23日閲覧。 
  19. ^ 2016年候補者候補者アンケート (朝日・東大谷口研究室共同調査)(2016年7月14日閲覧)
  20. ^ 参議院決算委員会 第9号、令和元年6月3日
  21. ^ 【愛知】伊藤たかえ候補予定者の事務所開きで蓮舫代表代行が激励のあいさつ、民進党ニュース、2016年5月14日
  22. ^ “子連れ出勤、ママ議員の事情 執務室にジャングルジム”. 朝日新聞. (2018年7月25日). https://www.asahi.com/articles/ASL6H3K32L6HUTIL00G.html 2020年12月16日閲覧。 
  23. ^ “国民民主党代表選 候補者の知られざる横顔”. 日テレNEWS. (2020年12月16日). https://www.news24.jp/articles/2020/12/16/04787260.html 2020年12月16日閲覧。 
  24. ^ “参院選:愛知選挙区 候補者の横顔/下 /愛知”. 毎日新聞. (2016年6月30日). https://mainichi.jp/articles/20160630/ddl/k23/010/178000c 2020年12月16日閲覧。 
  25. ^ 「一人でも多くの命を救うために」 骨髄バンクのドナー登録会を党本部で開催、民進党ニュース、2016年11月28日
  26. ^ 「加藤浩次vs政治家~政治のオモシロイところ集めました~」フジテレビ

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

党職
先代:
矢田稚子
国民民主党副代表
矢田稚子と共同

2020年 -
次代:
(現職)