岸本周平

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岸本 周平
きしもと しゅうへい
生年月日 (1956-07-12) 1956年7月12日(61歳)
出生地 日本の旗 日本 和歌山県和歌山市
出身校 東京大学法学部
前職 国家公務員大蔵省財務省
トヨタ自動車渉外部長
内閣府参与
現職 幹事長代理
役員室長
所属政党 民主党→)
民進党玄葉G)→)
希望の党
称号 法学士
配偶者 飯田香織NHK記者)
公式サイト 衆議院議員 岸本周平の公式ホームページ

選挙区 和歌山1区
当選回数 4回
在任期間 2009年8月31日 - 現職
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岸本 周平(きしもと しゅうへい、1956年(昭和31年)7月12日 - )は、日本政治家大蔵財務官僚希望の党所属の衆議院議員(4期)、希望の党幹事長代理・役員室長。元内閣府大臣政務官経済産業大臣政務官野田第3次改造内閣)。妻はNHK記者の飯田香織[1]

来歴[編集]

和歌山県和歌山市生まれ。和歌山県立桐蔭高等学校東京大学法学部卒業。大学卒業後、大蔵省に入省。

入省同期には後藤茂之衆議院議員法務副大臣)、寺田稔衆議院議員内閣府副大臣復興副大臣)、稲垣光隆国税庁長官)、枝廣直幹福山市長)、高橋洋一嘉悦大学教授)らがいる。主税局主計局主査を経て、大蔵省在職中の1995年アメリカ合衆国プリンストン大学に留学し、同大学国際問題研究所で客員研究員を務め、翌1996年より客員講師。なお、社会人になってからは英語には無縁であった岸本は帰国後の2000年、40歳を目前にしての英語学習や海外生活での紆余曲折をユーモラスに描いた著書「中年英語組──プリンストン大学のにわか教授」を集英社新書から上梓している。

2004年4月、大蔵省接待汚職事件に端を発した「ノーパンしゃぶしゃぶ接待」では、自らもMOF担から接待を受けていた。事件の余波で、理財局国庫課長を最後に財務省を退官。トヨタ自動車に入社し、同社渉外部長に就任する。トヨタ自動車では奥田碩の政策スタッフを務め、財界における奥田の活動をサポートした。同年7月の第20回参議院議員通常選挙では、同郷の竹中平蔵の選挙参謀を務める。同年10月より内閣府参与に就任し、構造改革を推進する小泉純一郎首相竹中平蔵らを支えた。

2005年9月の第44回衆議院議員総選挙を前に内閣府参与を辞任。民主党公認で和歌山1区から出馬したが、自由民主党前職の谷本龍哉に敗れ、落選。

2009年8月の第45回衆議院議員総選挙では和歌山1区で谷本を破り、初当選した。

2010年9月民主党代表選挙では小沢一郎の推薦人となった。

2011年3月、「日本のグランド・デザイン」研究会玄葉グループ)の結成に参加した。同年8月の民主党代表選挙では野田佳彦の推薦人となった。

2012年10月、野田第3次改造内閣内閣府大臣政務官経済産業大臣政務官に任命される。同年12月の第46回衆議院議員総選挙では、民主党に猛烈な逆風が吹き荒れる中、和歌山1区で自民党新人の門博文や、自民党を離党し日本維新の会から出馬した元衆議院議員林潤らを破り、再選(門は比例復活)。

2014年12月の第47回衆議院議員総選挙では和歌山1区で門を破り、3選(門は比例復活)。

2016年3月27日、民主党と維新の党が合流して結成された民進党に参加した[2]。同年9月の民進党代表選挙では玉木雄一郎の推薦人となった。

2017年9月の民進党代表選挙後、5日の連合和歌山との会合で前原誠司代表が民進党を解党しなければ離党する考えを示すなど[3][4]、離党を検討していることが報じられ[5][6]、13日に大島敦幹事長から慰留を受けた際には「リベラル系の保守議員で新たな勢力を作る必要がある」と解党論を述べた[7]。その後、最終的には慰留に応じ党に残ることになった[8][9]

2017年10月の第48回衆議院議員総選挙では希望の党公認で和歌山1区で出馬し、4選。

政策・主張[編集]

経済
  • 2005年、竹中平蔵のブレーンを務めた後、「日本の構造改革に貢献したい。郵政民営化を実現できなかった自民党には限界を感じる」と主張し、民主党から出馬する意志を示した[10]
  • 日本のTPP参加に賛成[11]
  • 消費税の増税には早くから賛意を表明し、2012年6月26日衆議院本会議で採決された消費税増税法案に反対票を投じた民主党所属議員に対し、厳正な処分を行うよう野田佳彦首相に要望した、当選1回の議員11人のうちの1人である[12]
憲法
その他

不祥事[編集]

  • 2009年から2011年にかけて、自身が代表を務める民主党和歌山県第1区総支部に計3,650万円を寄付し、民主党支部から自らの資金管理団体に4,700万円を迂回寄付させ、所得税の還付を受けていたことが判明した。個人が政治団体に寄付をした場合、寄付金の額に応じて税が還付される制度があり、法律上の問題は生じないものの、「誤解を招く恐れがあるなら運用を改善する」と釈明した[19]

年譜[編集]

著書[編集]

  • 単著
    • 『中年英語組 - プリンストン大学のにわか教授』(集英社新書、2000年)
  • 論文

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ NHK人気女性キャスター 民主党議員と結婚していた 『週刊朝日』 2013年9月6日号
  2. ^ “民進党が結成大会 衆参156人、代表に岡田克也氏選出”. 朝日新聞. (2016年3月27日). http://www.asahi.com/articles/ASJ3W5212J3WUTFK00G.html 2016年3月29日閲覧。 
  3. ^ “支持率低迷する民進党の解党を主張…岸本周平氏、和歌山県連代表退任へ 離党も視野か”. 産経新聞. (2017年9月7日). http://www.sankei.com/west/news/170907/wst1709070027-n1.html 
  4. ^ “岸本・民進衆院議員:「解党なければ離党」 連合幹部に /和歌山”. 毎日新聞. (2017年9月7日). https://mainichi.jp/articles/20170907/ddl/k30/010/387000c 
  5. ^ “民進衆院議員5人、離党へ 来週にも 細野・若狭氏と連携か”. 産経新聞. (2017年9月9日). http://www.sankei.com/politics/news/170909/plt1709090011-n1.html 
  6. ^ “民進:離党5人前後か 衆院3補選へ影響必至”. 毎日新聞. (2017年9月9日). https://mainichi.jp/articles/20170910/k00/00m/010/067000c 
  7. ^ “民進 大島幹事長 離党懸念の衆院議員と会談”. NHK. (2017年9月13日). オリジナル2017年9月13日時点によるアーカイブ。. https://archive.is/20170913120136/http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170913/k10011137931000.html 
  8. ^ “【民進離党ドミノ】笠浩史氏と後藤祐一氏が離党届提出 離反者は計3人に 前原誠司代表は“終息宣言””. 産経新聞. (2017年9月15日). http://www.sankei.com/politics/news/170915/plt1709150075-n1.html 
  9. ^ “岸本氏、民進から衆院選出馬の方針 離党は見送りへ”. 産経新聞. (2017年9月21日). http://www.sankei.com/west/news/170921/wst1709210035-n1.html 
  10. ^ 夕刊フジ 2005年8月9日 竹中ブレーン民主党から出馬「自民には限界」
  11. ^ 毎日新聞 2012衆院選
  12. ^ 毎日新聞2012年6月27日 民主党:亀裂は深まるばかり 処分問題が本格化も
  13. ^ 2012衆院選 和歌山1区 岸本 周平 - 毎日jp
  14. ^ 2009年衆院選時朝日新聞アンケート回答
  15. ^ 選択夫婦別姓アンケート、mネット、2014年
  16. ^ 自身のブログ
  17. ^ 岸本周平オフィシャルサイト NPOへの寄付金税制を守れ!2014年10月10日13:04
  18. ^ “岸本議員ら民主・岡田代表に解党要請”. 和歌山新報. (2015年9月7日). オリジナル2015年9月8日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150908224512/http://www.wakayamashimpo.co.jp/2015/09/20150907_54017.html 
  19. ^ “迂回寄付、和歌山・奈良の衆院議員も”. 読売新聞. (2013年4月12日). http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130412-OYT1T00378.htm 2014年8月26日閲覧。 [リンク切れ]

外部リンク[編集]

公職
先代:
園田康博郡和子大串博志稲見哲男北神圭朗
日本の旗 内閣府大臣政務官
加賀谷健郡和子金子恵美稲見哲男大野元裕本多平直高山智司と共同
2012年
次代:
山際大志郎亀岡偉民島尻安伊子北村茂男平将明秋野公造佐藤正久
先代:
中根康浩北神圭朗
日本の旗 経済産業大臣政務官
本多平直と共同
2012年
次代:
佐藤ゆかり平将明