ジャンルカ・ヴィアッリ(Gianluca Vialli, 1964年7月9日 - )は、イタリア・クレモナ出身の元サッカー選手(フォワード)、サッカー指導者。
1990年代のイタリアを代表するゴールゲッター。ボディバランス、フィジカルに優れ、半ば無謀とも思える体勢から突破し、ゴールを量産した。浮き球をインステップでミートする技術に秀でており、数多くのアクロバティックなゴールを決めたことでも知られる。イタリア代表としては1986年、1990年大会のワールドカップ出場した。
1984年にクレモネーゼからサンプドリアへ移籍すると直ぐに頭角を現し、ロベルト・マンチーニとのコンビプレーで1987-88、1988-89シーズンと、2シーズン連続でコッパ・イタリアを制し、1989-90シーズンにUEFAカップウィナーズカップ優勝、1990-91シーズンリーグ戦においては19ゴールを挙げ得点王となり、スクデット獲得に貢献した。
1991-92シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグの前身、UEFAチャンピオンズカップの決勝に進出するが、数度訪れた決定機を逃し[2]、ブーゾとの途中交代を命じられ、バルセロナに敗れ準優勝に終わった。
1992年よりユヴェントスへ移籍、当初は怪我での離脱もあり、その能力を十分発揮したとは言い難かったが、徐々に本来のフォームを取り戻し不動のエースストライカーとして君臨、1994-95シーズンに自身2度目のスクデット、コパイタリア優勝に貢献すると、翌シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグのタイトルも手中にした。特に準決勝のナント戦では、第1戦で1ゴール、2戦では1ゴール1アシスト(パウロ・ソウザのゴールをアシスト、試合には敗れたが、このゴールにより合計でナントを上回り。ユベントスは決勝に進出した。)と目覚ましい活躍を見せた。1996年にはプレミアリーグのチェルシーに移籍し、この年のFAカップ獲得に貢献。1998-99シーズンはチェルシーのプレイングマネージャーに就任した。
タイトル[編集]
獲得タイトル・記録 |
セリエA得点王 |
1920年代 |
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1930年代 |
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1940年代 |
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1950年代 |
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1960年代 |
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1970年代 |
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1980年代 |
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2000年代 |
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