社会自由主義

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社会自由主義(しゃかいじゆうしゅぎ、: Social Liberalism)とは、自由主義に属する政治思想のひとつ。自由主義のなかで社会福祉、社会的連帯を重視する立場を指し、新自由主義[1]新しい自由主義現代自由主義福祉自由主義改革自由主義進歩自由主義 などと呼ばれることもある。

目次

[編集] 概要

社会自由主義は思想内容としては自由主義の立場から個人の社会的自由と人権を積極的に擁護することを目標とする。そのために社会的公正が必要という考えから極度の貧富の差の解消や富の再分配偏見差別などを防ぐ制度的保障を重視し、古典的自由主義に含まれる自由放任市場原理主義に反対して政府による介入を含む方法でその修正を図るものである。

[編集] 社会主義・社会民主主義との違い

社会自由主義はあくまでも各個人の自由の達成のための自由市場という前提が根底にある点で、社会的所有を構想する社会主義や、個人というよりも社会階級や階層の格差に着目し、社会的相互援助を志向する社会民主主義とは立脚点が異なり、市場経済企業活動への介入の度合いや、民営化国有化といった論点では意見を異にする。

ただし、特に社会民主主義との違いは政治哲学政治思想面を中心とするもので、実際の政策面では福祉社会政策を中心に社会民主主義に近くなる場合も多い。

[編集] 政治的立ち位置

社会自由主義の政治思想としての立ち位置は社会民主主義と並び中道左派とされることが多く、特に欧州では社会民主主義と市場経済を組み合わせた第三の道論の影響で両者の差異がますます小さくなっている。しかし自由主義や社会民主主義の歴史や基盤が浅いアジアでは、社会自由主義が社会民主主義に代わって、保守勢力に対抗する有力な思想や勢力として機能していることが多い(韓国台湾フィリピンインドネシアなど)。また日本の民主党も海外では社会自由主義の政党として理解されることがある。

[編集] 語法

日本アメリカの用法では「リベラル」という語じたいに社会福祉寄りのニュアンスが含まれる(そのためアメリカの用法では自由主義の中でリベラルに対比される立場を指す用語としてリバタリアニズムという用語が存在する)ために、あまり使われず馴染みのない概念となっている。日米での「リベラル」とヨーロッパを初めとする国々での「社会自由主義」とは重なるところが大きい。

典型的な社会自由主義の政党は、英国の自由民主党とカナダのカナダ自由党とされる。

[編集] 世界各国の主な社会自由主義政党

自由主義インターナショナル加盟政党のなかの左派(中道左派)が多く、一部には社会主義インターナショナル加盟政党も含まれるなど、広がりが大きい。

[編集] アジア

[編集] ヨーロッパ

[編集] アメリカ

[編集] オセアニア

[編集] アフリカ


[編集] 著名な社会自由主義思想家

[編集] 脚注

  1. ^ 英語では New Liberalism を指し、日本でよく新自由主義の訳語を当てられる Neo Liberalism とは異なる

[編集] 関連項目

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