集団主義
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集団主義(しゅうだんしゅぎ、英語:colllectivism)とは、個人よりも集団に価値を置く思想、あるいは自分の利害よりも自分の属する集団の利益を優先する価値観のこと。対義語は個人主義である。
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[編集] 社会における集団主義
「One for All , All for One」(1人はみんなのために、みんなは1人のために)というスローガンは、個人主義的な成員に、心理的に集団と一体化しよう、と呼びかける理念・イデオロギーで、アレクサンドル・デュマ・ペールの三銃士の言葉である。イギリスでは生活協同組合運動のスローガンであり、カベやマルクスといった社会主義者・共産主義者に援用されてきた。これを西欧的集団主義と把握する考え方がある。今日では北朝鮮がこのスローガンを愛用し、全体主義批判に対し、自国は集団主義であると反論している。
集団主義の強い社会の好例としてフランスが挙げられる。テッド・スタンガーは、フランス人の異常なほどの集団主義的体質、『皆ときっかり同じ時刻に同じことを行っていないとたちまちのうちに不安になる性向』などに代表されるフランス社会を覆う集団主義について、極度の中央集権社会であることも絡めつつ、はっきり『病的である』と指摘している[1]。
また、一部の論者から制度や理念とは無関係の、日本人の民族性として説明されることがある。たとえばグレゴリー・クラーク[2]や山岸俊男[3]によれば、「日本人は民族性として、集団を離れては生きていくことは出来ないという本能的な理解・感覚を、世界のその他の“主要国”と比べて、強く持っている」という。その感覚は、集団生活をする生き物としては自然で、素朴な姿、と考えられているという。
一方、社会(全体)が、目的や役割を持った組織・集団が複数集まって構成される“高度な社会”になると、集団主義(山岸俊男が主張するところに従えば、日本的集団主義)に傾きが過ぎると、悪い面が浮き上がってくる場面・可能性が多いまたは高い、とされる。その感覚は、大胆なずるさがずるいという認識の無いままに実行されることが少ない、力を合わせて物事を成し遂げる、成し遂げたことを皆で分かち合う、という良い面と、素朴に考えれば「私は違うと思う」という流れに個人が抵抗出来ない、という悪い面を持つ、とされる。
[編集] 経済における集団主義
詳細は集産主義を参照
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- ^ テッド・スタンガー著『なんだこりゃ! フランス人』 ISBN 4880083208
- ^ 『ユニークな日本人』 グレゴリー・クラーク著(グレゴリー・クラークと竹村健一の対談形式) 講談社現代新書 1979年 ISBN 4061455605
- ^ 『心でっかちな日本人』山岸俊男著
[編集] 外部リンク
- 倫理観を麻痺させる「集団主義」のメカニズム PRESIDENT Online

