孤立主義

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孤立主義(こりつしゅぎ)とは、第二次世界大戦前までアメリカ合衆国が原則とした外交政策で、モンロー主義に代表される。その元々の源泉は、初代大統領ジョージ・ワシントンが離任に際しての告別演説の中で、「世界のいずれの国家とも永久的同盟を結ばずにいくことこそ、我々の真の国策である」と述べたことである(もちろん、厳密に言えばこれは「非同盟主義」の萌芽である。)

南北アメリカ大陸などのアメリカが権益を持っているところ以外の地域については、不干渉を原則とした。これは、アメリカは大洋の向こうにある国々と軍事的なかかわりを持つ必要が薄かったからである。また、移民国家であるアメリカに不必要な内紛が起こらないようにするためでもあった。

米西戦争の結果キューバを保護国化し、フィリピンプエルトリコグアム島などを植民地として取得しても、この原則は変わらなかった。

第一次世界大戦後、ウッドロウ・ウィルソンの下で一時的に積極的な国際関係を構築しようとする動きがあった。しかし、連邦議会が国際連盟への加入を否決するなど、アメリカ国民の支持は得られなかった。

第二次世界大戦が始まっても孤立主義の支持は根強く、是非を問う論争が続いた。この論争は1941年12月7日(米国時間)の真珠湾攻撃で終息し、アメリカは第二次世界大戦に参戦した。第二次大戦の勝利後にアメリカを待っていたのは、超大国へと成長したソビエト連邦だった。冷戦の時代の開始である。全世界に影響力を持つようになったアメリカは、事実上、孤立主義を終焉させ、覇権主義への道へとひた走る事になる。

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