おおいぬ座

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おおいぬ座
Canis Major
Canis Major
属格 Canis Majoris
略符 CMa
発音 /ˌkeɪnɨs ˈmeɪdʒər/、属格 [/ˈkeɪnɨs məˈdʒɒrɨs/]
象徴 the greater dog
概略位置:赤経 7
概略位置:赤緯 −20
広さ 380平方度 (43位)
肉眼恒星数 8
バイエル符号/
フラムスティード番号
を持つ恒星数
32
系外惑星が確認されている恒星数 3
3.0等より明るい恒星数 5
近距離星数 1
最輝星 シリウス (α Canis Majoris) (−1.46)
最も近い星 シリウス (α Canis Majoris) (8.6光年)
メシエ天体 1
流星群 無し
隣接する星座 いっかくじゅう座
うさぎ座
はと座
とも座
観測可能地域は+60°と−90°の間
21:00(午後9時)に最も良く見えるのは2月の間

おおいぬ座(大犬座、Canis Major)は、の南天に見られる星座である。トレミーの48星座のうちの1つ。

目次

[編集] 主な恒星

[編集] シリウス(Sirius)

おおいぬ座α星シリウス(Sirius)は、地球から見える太陽の次に明るい恒星である。この星は、太陽から非常に近い恒星のうちの1つである。シリウスはギリシャ語で「光り輝く者」や、「焼き焦がす者」を意味するセイリオスに由来している。なおシリウスは中国語では「天狼(星)」と呼ばれる。

[編集] その他の固有名のある星

おおいぬ座はシリウス以外にも明るい星が沢山ある。特に、ε星のアダーラ(Adara)は等級が1.5であり、僅差で1等星の座を逃している。また、δ星のウェズン、β星のムルジム、η星のアルドラと2等星も4つ持っている。

[編集] その他の恒星

おおいぬ座VY星はLC型の脈動変光星として知られている。

主な恒星(おおいぬ座)
星名 固有名 概略位置 実視等級 スペクトル型 距離
赤経 赤緯
α CMa シリウス 06h45m09s -16°42′58″
β CMa ミルザム 06h22m42s -17°57′22″

[編集] その他の天体

この星座には明るい星団・星雲はあまりない。おおいぬ座で唯一のこの種の天体は散開星団 M41(NGC 2287)である。この星団は視等級4.6で、シリウスの南4°の位置にある。

[編集] 和名(方言)

日本には、おおいぬ座に関係するアステリズムおよび主星シリウスの方言がいくつか存在する。詳細はおおいぬ座の方言を参考。  

[編集] 神話

ごくごく初期、この星座はライラプスアクタイオーンの猟犬)を表した。また、ときどき月の女神ディアーナの女猟師プロクリスや、曙の女神アウロラからアテナイの猟師ケパロス(Cephalus)に与えられたものと考えられた。非常に速く走る犬だったのでこれに感心した大神ゼウスによって天に上げられたという神話も有名である。

ケパロスの猟犬ライラプスに関してはまた少し違う神話もある。この犬は神により絶対に獲物を捕まえる犬にされていた。その頃、テーバイの町に、絶対に捕まらないキツネがいた。悪さをするので困ったテーバイ市民は、ケパロスに犬を借りた。ところが、このキツネは、神により絶対に捕まらない運命のキツネにされていた。捕まっても捕まらなくても、神のまじないが無効になるので、困った大神ゼウスは両者を石にし、ライラプスは空に上げておおいぬ座とした。

最も一般的には、おおいぬ座(あるいは、シリウスのみ)はオーリーオーンの猟犬という見方である。アラトスホメロスヘシオドスによれば、オーリーオーンがこの犬を連れてウサギうさぎ座)を追いかけているところという見方がされる。あるいは、オーリーオーンの相手は雄牛(おうし座)と見られることもある。ギリシア人にとっては犬は1匹だが、ローマ時代はこいぬ座をオーリーオーンの第2の犬と呼んだ。

また、ヘラクレスが捕らえた地獄番犬ケルベロスであるとする説もある。

ローマ神話では、おおいぬ座はエウロパの番犬(Custos Europae)と呼ぶ。ただし、この犬は、大神ユーピテルがエウロパ(ギリシア神話ではエウローペー)を誘拐するのを防がなかった。(防がなかった功績を称えてユーピテルにより星座にされたという見方のようである)

[編集] 関連項目


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