からす座

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からす座
Corvus
Corvus
属格 Corvi
略符 Crv
発音 /ˈkɔrvəs/、属格:/ˈkɔrvaɪ/
象徴 the Crow/Raven
概略位置:赤経 12
概略位置:赤緯 −20
正中 5月10日21時
広さ 184平方度 (70位
主要恒星数 4
バイエル符号/
フラムスティード番号
を持つ恒星数
10
系外惑星が確認されている恒星数 0
3.0等より明るい恒星数 2
10パーセク以内にある恒星数 1
最輝星 γ Crv(2.59
最も近い星 α Crv;(48.2光年)
メシエ天体 0
流星群 Corvids (6月26日
隣接する星座 おとめ座
コップ座
うみへび座
観測可能地域は+60°と−90°の間
21:00(午後9:00)に最も良く見えるのは5月の間

からす座(烏座、Corvus)は、トレミーの48星座の1つ。

この星座で肉眼で見える星は11個だけで、特に明るい星も無いが、2.5~3.4等級の星で構成される四角形の特徴的な並びは春の南の空で意外と目立つ。

主な天体[編集]

恒星[編集]

  • α星:アルキバは、4等星。
  • γ星:Gienah

星団・星雲・銀河[編集]

からす座には顕著な天体があまりない。

  • NGC 4038およびNGC 4039(触角銀河):アンテナ銀河とも呼ばれるハート型の変わった形の銀河。これは衝突する2つの銀河から成ると考えられている。

神話[編集]

古代ギリシャのオウディウスによると、カラスはアポロンの使いの鳥であった。当時は真っ白できれいな鳥で、人の言葉を喋っていた[1]。ところが、このカラスは、アポロンの恋人コローニスが別の男と密会しているという誤った情報をアポロンに伝えた。カラスがうっかり者だったという説と、カラスがうそつきだったという説がある。アポロンは現場に行き、人影を確認して矢を放ったところ、間男などはおらず、射殺した相手は当の恋人コローニスであった。コローニスは、腹にいるアポロンの子を無事育てて欲しいと告げ息を引き取った。この子は無事育ち、後にへびつかい座になった。この後の詳細はへびつかい座およびアスクレーピオスを参照のこと。カラスは罰として真っ黒に染められ、二度と人の言葉を喋れないようにされたのち、天上に追放され、星座となった。

出典[編集]

  1. ^ Ian Ridpath. “Star Tales - Corvus and Crater”. 2014年2月4日閲覧。