ほ座

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ほ座
Vela
Vela
属格 Velorum
略符 Vel
発音 /ˈviːlə/、属格:/vɨˈlɔərəm/
象徴 the Sails
概略位置:赤経 9
概略位置:赤緯 −50
広さ 500平方度 (32位
主要恒星数 5
バイエル符号/
フラムスティード番号
を持つ恒星数
50
系外惑星が確認されている恒星数 3
3.0等より明るい恒星数 5
10パーセク以内にある恒星数 0
最輝星 γ Vel(1.808
最も近い星 ψ Vel;(60.5光年)
メシエ天体 0
流星群 Delta Velids
Gamma Velids
Puppid-velids
隣接する星座 ポンプ座
らしんばん座
とも座
りゅうこつ座
ケンタウルス座
観測可能地域は+30°と−90°の間
21:00(午後9:00)に最も良く見えるのは3月の間

ほ座(ほざ、帆座、Vela)は、南天星座の1つ。明るい星が多いものの、日本からはあまり見ることができない。

ほ座のδ星とκ星、りゅうこつ座ι星ε星を結ぶと十字架の形になるので、これらの星たちはみなみじゅうじ座と見誤りやすい[1]。このためこの4星を「ニセ十字」と呼ぶ[1]

主な天体[編集]

恒星[編集]

γ星[2]、δ星[3]、κ星[4]、λ星[5]の4つの2等星がある。

  • γ星:スハイル・アル・ムーリフは、ほ座で最も明るい恒星。多重星。
  • δ星:ニセ十字を形成する2等星。
  • κ星:マルカブは、ニセ十字を形成する2等星。
  • λ星:アル・スハイル・アル・ワズン

星団・星雲・銀河[編集]

由来と歴史[編集]

元々ギリシア神話に登場するアルゴー船をかたどったアルゴ座が存在したが、あまりに巨大すぎたため1756年ニコラ・ルイ・ド・ラカーユによって3つに分割された[注 1]。ほ座は、このアルゴー船の「」の部分に相当する[6]

ラカーユがアルゴ座を分割した際、りゅうこつ座、ほ座、とも座はひとまとめにバイエル符号を割り振られた[6]。このため、ほ座には、γ星、δ星、κ星、λ星、μ星、ο星、φ星、ψ星があるが、α星やβ星などはない。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 他の2つはりゅうこつ座とも座らしんばん座も含めて4つともされる。

出典[編集]

  1. ^ a b 沼澤茂美・脇屋奈々代 (2007). 星座の事典. ナツメ社. p. 43,249. ISBN 978-4-8163-4364-3. 
  2. ^ SIMBAD Astronomical Database”. Results for * gam Vel. 2013年2月5日閲覧。
  3. ^ SIMBAD Astronomical Database”. Results for V* del Vel. 2013年2月5日閲覧。
  4. ^ SIMBAD Astronomical Database”. Results for * kap Vel. 2013年2月3日閲覧。
  5. ^ SIMBAD Astronomical Database”. Results for V* lam Vel. 2013年2月5日閲覧。
  6. ^ a b Ian Ridpath. “Star Tales - Vela”. 2014年1月29日閲覧。