しぶんぎ座

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ヨハン・ボーデの星図に描かれた
しぶんぎ座

しぶんぎ座(しぶんぎざ、Quadrans Muralis、四分儀座)あるいはへきめんしぶんぎ座(壁面四分儀座)[1]は、1795年フランス天文学者ジェローム・ラランドが設定した星座の1つ。Quadrans Muralis とは「壁面四分儀」のことで、ラランドがこの観測機器を用いて甥のミシェル・ルフランセ・ド・ラランドと共に天体を観測したことを記念して設定されたものである[2][3]。周りにはりゅう座ヘルクレス座うしかい座わし座がある。1928年国際天文学連合が88の星座を決定した際に選から外され、しぶんぎ座が設定されていた領域はりゅう座の一部となった。

毎年1月4日頃に極大を迎えるしぶんぎ座流星群は、かつてこの星座が設定されたりゅう座ι星近辺を輻射点とすることからその名前が付けられている[4]

脚注[編集]

  1. ^ 原恵 『星座の神話 - 星座史と星名の意味』 (新装改訂版) 恒星社厚生閣、1996年6月30日、274頁。ISBN 4-7699-0825-3 
  2. ^ Richard Hinckley Allen. “Star Names: Their Lore and Meaning”. Bill Thayer. 2014年5月1日閲覧。
  3. ^ Ian Ridpath. “Star Tales - Quadrans Muralis”. 2014年5月1日閲覧。
  4. ^ しぶんぎ座流星群”. 国立天文台. 2014年5月1日閲覧。

関連項目[編集]