いっかくじゅう座

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いっかくじゅう座
Monoceros
Monoceros
属格 Monocerotis
略符 Mon
発音 [məˈnɒsɨrəs]、属格 [/ˌmɒnəsɨˈroʊtɨs/]
象徴 the Unicorn
概略位置:赤経 7.15
概略位置:赤緯 −5.74
広さ 482平方度 (35位)
肉眼恒星数 4
バイエル符号/
フラムスティード番号
を持つ恒星数
32
系外惑星が確認されている恒星数 9
3.0等より明るい恒星数 0
近距離星数 2
最輝星 いっかくじゅう座アルファ星 (3.93)
最も近い星 ロス614 (13.3光年)
メシエ天体 1
流星群 いっかくじゅう座12月流星群
いっかくじゅう座α流星群
隣接する星座 おおいぬ座
こいぬ座
ふたご座
うみへび座
うさぎ座
オリオン座
とも座
観測可能地域は+75°と−85°の間
21:00(午後9時)に最も良く見えるのは2月の間

いっかくじゅう座(一角獣座)はの南天に見える星座。学名はMonoceros。設定者はヤコブス・バルチウス(一般にはバルチウス星座の一つとされているが歴史については後述)。星々には明るいものがなく、固有名もついていないが、後述のばら星雲など著名な天体が属している。

目次

[編集] 特徴

いっかくじゅう座は、4等星がいくつかあるだけの、目立たない星座である。しかし、小さな望遠鏡で見えるものの中に、興味深い天体がいくつかある。

α星は、実視等級3.94等のG型巨星(G9III)。3.99等のγ星よりわずかに明るい。距離144光年。

β星は実視等級3.76等(合成等級)で、いっかくじゅう座で最も明るい。三重星で、4.7等, 5.2等, 6.1等の3つの星が三角形を成している。この三重星はウィリアム・ハーシェルによって1781年に発見され、ハーシェルは「全天で最も美しい景観の一つ」とコメントした。距離691光年。

ε星は4.5等と6.5等の星からなる連星である。距離128光年。

S星(15番星)は青みを帯びた白いO型の変光星だが、その変化はあまり大きくない。NGC 2264の中心に位置する。この星は二重星でもあり、8等の伴星がある。

U星おうし座RV型の脈動変光星である。

V838星は、2002年に出現した新星 (Nova Monocerotis 2002)。同年1月6日にアウトバーストが始まり、現在もライト・エコーの広がりが観測されている。当初は典型的な新星と考えられていたが、様々な相違点が指摘されている。距離はおよそ2万光年(6キロパーセク)と推定されている。

プラスケット星分光連星で、最も質量の大きい恒星の一つとして知られている。

ロス614は、29番目に近い恒星系である。距離13.3光年。近接した連星で、伴星は変光星(V577 Mon)である。

CoRoT-1は、COROT計画において、トランジット法で最初に太陽系外惑星が発見された。いっかくじゅう座には、他にもHD 52265、HD 46375に系外惑星が発見されている。

主な恒星(いっかくじゅう座)
星名 固有名 概略位置 実視等級 スペクトル型 距離
赤経 赤緯
α Mon (なし) 07h41m15s -09°33′04″ 144光年
β Mon (なし) 06h28m49s -07°01′59″
γ Mon (なし) 06h14m51s -06°16′29″

[編集] 主な天体

  • M50散開星団
  • NGC 2237-2239、2246 ばら星雲として知られている散光星雲
  • NGC 2244 ばら星雲に囲まれている散開星団。
  • NGC 2261 ハッブルの変光星雲(散光星雲)。
  • NGC 2264 散光星雲のコーン(円錐)星雲、雪片星雲、狐の毛皮星雲、散開星団のクリスマスツリー星団からなる。

[編集] 歴史

いっかくじゅう座は、普通、ドイツの天文学者ヤコブス・バルチウスによって設定されたといわれている。これによって一般に知られるようになったとされる新しい星座である。(1624年のバルチウスの星図には Unicornu とある)しかし、それより以前にオランダの神学者で地図製作者のペトルス・プランシウス(Petrus Plancius)によって創案されたものである。(1613年のプランシウス製天球儀のゴアには Monoceros Unicornis とある)いっかくじゅう座の設定に当たっては、キリスト教の影響が強いと考えられている。

しかし、天文学者ヴィルヘルム・オルバースと年代学者ルートヴィヒ・イデラー (Ludwig Ideler) は、1564年にこの星座が使われていることと、それよりもっと古くから使われていたと発表した。古典学者のヨセフ・スカリゲル (Joseph Scaliger) は、古代のペルシアの天球儀でこの星座を発見したと発表した。

[編集] 神話

いっかくじゅう座は新しい星座なので、神話はついていない。ユニコーン(一角獣)は架空の動物である。この動物は馬に似ていて、額の上には1個だけの角を持つ。この角は解毒作用があると考えられている。この動物は、純潔と清浄を表すと考えられている。

[編集] 関連項目

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