シリウス

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シリウスA
Sirius
Sirius A and B Hubble photo.jpg
ハッブル宇宙望遠鏡で撮影したシリウスA(中央)とシリウスB(左下)
仮符号・別名 おおいぬ座α星A[1]
星座 おおいぬ座
視等級 (V) -1.47[1]
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α) 06h 45m 08.91728s[1]
赤緯 (Dec, δ) -16° 42′ 58.0171″[1]
赤方偏移 -0.000025[1]
視線速度 (Rv) −7.6km/s[1]
固有運動 (μ) 赤経: -546.01 ミリ秒/年[1]
赤緯: -1223.07 ミリ秒/年[1]
年周視差 (π) 379.21± 1.58ミリ秒[1]
距離 8.60 ± 0.04光年[注 1]
(2.64 ± 0.01パーセク)[注 1]
絶対等級 (MV) 1.424[注 2]
物理的性質
半径 1.68R
質量 2.14M
自転速度 16km/s
自転周期 5.3日
スペクトル分類 A1V[1]
光度 26.1L
表面温度 9,900K
色指数 (B-V) 0.00[2]
色指数 (U-B) -0.05[2]
金属量 190%(太陽比)
年齢 2 - 3 ×108
別名称
別名称
おおいぬ座9番星[1]
BD -16 1591[1], FK5 257[1]
HD 48915[1], HIP 32349[1]
HR 2491[1], SAO 151881[1]
LTT 2638[1]
■Project ■Template
シリウスB
仮符号・別名 おおいぬ座α星B[3]
視等級 (V) 8.44[3]
位置
元期:J2000.0[3]
赤経 (RA, α) 06h 45m 09s[3]
赤緯 (Dec, δ) -16° 43.1′ ″[3]
固有運動 (μ) 赤経: -547 ミリ秒/年[3]
赤緯: -1207 ミリ秒/年[3]
年周視差 (π) 379.21[3]
距離 8.60光年[注 1]
(2.64パーセク)[注 1]
絶対等級 (MV) 11.334[注 2]
物理的性質
半径 0.008R
質量 0.98M
スペクトル分類 DA2[3]
光度 0.0024L
表面温度 25,200K
色指数 (B-V) -0.03
色指数 (U-B) -1.04
軌道要素と性質
軌道長半径 (a) 7.56″
離心率 (e) 0.5923
公転周期 (P) 50.09年
軌道傾斜角 (i) 136.5°
昇交点黄経 (Ω) 44.6°
前回近点通過 1894.13
別名称
別名称
BD -16 1591B[3]
HD 48915B[3]
■Project ■Template

シリウス (Sirius) は、おおいぬ座α星おおいぬ座で最も明るい恒星で全天21の1等星の1つ。太陽を除けば地球上から見える最も明るい恒星である。オリオン座ベテルギウスこいぬ座プロキオンともに、冬の大三角を形成している。冬のダイヤモンドを形成する恒星の1つでもある。

概要[編集]

シリウスは、シリウスA及びシリウスBの2星からなる実視連星である。かつては一つの星と考えられていたが、1844年ドイツの天文学者フリードリヒ・ヴィルヘルム・ベッセルが軌道の揺らぎを観測し、伴星の存在を推定。のちにシリウスBと呼ばれるその伴星の姿は、1862年1月31日アメリカの望遠鏡製作者アルヴァン・グラハム・クラークによって初めて観測された。

実視連星といっても、主星(シリウスA)と伴星光度差が極めて大きく、また近くにあるため、伴星が主星の光で遮られてしまい、小さな望遠鏡で伴星を見るのは無理である。なお、伴星シリウスBは2番目に発見された白色矮星である[4]

この連星系は太陽系から5番目に近い恒星系である。

なお、古代エジプトでは、ナイル川の氾濫時期を知らせてくれる星として、非常に重要な働きをしていた(エジプト神話・ナイル川およびソプデトを参照の事)。

名称[編集]

α Canis Majoris, α CMa。シリウスは、ギリシャ語で「焼き焦がすもの」「光り輝くもの」を意味する「セイリオス(Σείριος, Seirios)」に由来する。和名は犬星や青星(あおぼし)、英語では別名Dog Star中国語では天狼(星) (Tiānláng (xing)) と呼ばれる。

画像[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ a b c d パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算(誤差も同様)、光年はパーセク×3.26より計算。各有効桁小数第2位
  2. ^ a b 視等級 + 5 + 5×log(年周視差(秒))より計算。有効桁小数第3位

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s SIMBAD Astronomical Database”. Results for NAME SIRIUS A. 2013年1月19日閲覧。
  2. ^ a b イェール輝星目録第5版
  3. ^ a b c d e f g h i j k SIMBAD Astronomical Database”. Results for NAME SIRIUS B. 2013年1月19日閲覧。
  4. ^ Holberg, J. B. (2005). “How Degenerate Stars Came to be Known as White Dwarfs”. American Astronomical Society Meeting 207 207: 1503. Bibcode 2005AAS...20720501H. 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

座標: 星図 06h 45m 08.91728s, −16º 42' 58.0171''