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遠軽駐屯地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
遠軽駐屯地
遠軽駐屯地周辺の空中写真。1977年10月3日撮影の3枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
遠軽駐屯地周辺の空中写真。1977年10月3日撮影の3枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
位置
地図
座標 北緯44度03分23秒 東経143度32分52秒 / 北緯44.05639度 東経143.54778度 / 44.05639; 143.54778座標: 北緯44度03分23秒 東経143度32分52秒 / 北緯44.05639度 東経143.54778度 / 44.05639; 143.54778
概要
駐屯地司令 第25普通科連隊長
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遠軽駐屯地(えんがるちゅうとんち、JGSDF Camp Engaru)とは、北海道紋別郡遠軽町向遠軽272に所在し、第25普通科連隊等が駐屯している陸上自衛隊駐屯地である。

概要

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駐屯地司令は、第25普通科連隊長が兼務。最寄の演習場は、遠軽演習場で遠軽駐屯地業務隊が管理する。

沿革

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  • 1935年(昭和10年):農林省北見種馬所が設置される。
  • その後数度の組織改編を経て戦後の駐屯地の所在地となる。

警察予備隊遠軽駐屯地

  • 1951年(昭和26年)
    • 3月2日:警察予備隊の近藤政吉2等警察士(2等陸尉相当)以下27名及び井波甫1等警察士(1等陸尉相当)以下150名が移駐。
    • 3月15日:加藤保男2等警察正(2等陸佐相当)以下主力が到着。第4連隊第3大隊(本部中隊、第9,10,11,12,13,14中隊)編成完結。初代駐屯地司令は加藤保男2等警察正。
  • 1952年(昭和27年)
    • 1月20日:隊員が増員されると共に第4連隊第3大隊が第6連隊第2大隊に改称[1]
    • 1月25日:第2管区隊偵察中隊が美幌駐屯地から移駐。

保安隊遠軽駐屯地

陸上自衛隊遠軽駐屯地

  • 1954年(昭和29年)
    • 7月1日:陸上自衛隊の遠軽駐とん地となる[2]
    • 9月:第376会計隊が編成される。
  • 1962年(昭和37年)1月18日:第25普通科連隊が編成完結。
  • 1963年(昭和38年)10月:全長110mで、陸上自衛隊で一番長い新隊舎が落成した。
  • 2008年(平成20年)3月26日:駐屯部隊の新改編。
  1. 第2後方支援連隊第2整備大隊第2普通科直接支援中隊(第25普通科連隊を支援)が新編。
  2. 第106地区警務遠軽派遣隊が第119地区警務隊遠軽派遣隊に改編。

駐屯部隊

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北部方面隊隷下部隊

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防衛大臣直轄部隊

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最寄の幹線交通

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脚注

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  1. ^ a b 『北部方面隊50年のあゆみ : 歩みつづけるつわものたちのきらめく記憶』(山藤印刷株式会社/編集,陸上自衛隊北部方面総監部/監修 2003)
  2. ^ 自衛隊法施行令(昭和29年6月30日政令第179号)

関連項目

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  • 北鎮記念館(当初は遠軽駐屯地にあった馬小屋の建物を使用していた)

外部リンク

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