レイチェル・ワイズ
レイチェル・ワイズ Rachel Weisz | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2019年 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1970年3月7日(54歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出生地 | イングランド ロンドン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国籍 | イギリス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
職業 | 女優 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
活動期間 | 1993年 - | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
配偶者 | ダニエル・クレイグ(2011年 - ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
『ハムナプトラ』シリーズ 『コンスタンティン』 『ナイロビの蜂』 『ブラザーズ・ブルーム』 『愛情は深い海の如く』 『ボーン・レガシー』 『グランドフィナーレ』 『ロブスター』 『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』 『女王陛下のお気に入り』 『ブラック・ウィドウ』 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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レイチェル・ワイズ(Rachel Weisz, 1970年3月7日 - )は、イギリスの女優。姓の発音は、出身国においては(英語)ワイズと呼ばれがちだが、父の母語ハンガリー語ではヴェイス、母の母語ドイツ語ではヴァイスと発音される。レイチェル自身は、自分の姓の発音は「ヴァイス」であると表明している[1]。
生い立ち
[編集]イングランド・ロンドンのウェストミンスターで生まれ、ハムステッド・ガーデン・サバーブで育つ。父親のジョージ・ワイズはハンガリー出身の発明家[2][3]、母親のエディット・ルート・ワイズ(旧姓ティーヒ)はオーストリア・ウィーン出身で元教師の心理療法士[4][5]。父方のルーツはユダヤ系ハンガリー人であり、母方もユダヤ系イタリア人の血を引いている。レイチェルが15歳の時に両親は離婚した。妹のミニー・ワイズはアーティストである。
ケンブリッジ大学で英文学を学んでいたが、演技に興味を持つようになり劇団「Talking Tongues」を結成[6]、エディンバラ・フェスティバルで公演し、ガーディアン賞を受賞する[7]。
キャリア
[編集]1993年にデビューし、主にテレビ映画などに出演。1995年に『デスマシーン』で映画デビュー。同年にショーン・マサイアス演出による舞台『生活の設計』での大胆な演技が評判となり、これを見たベルナルド・ベルトルッチが1996年公開の『魅せられて』に起用。また、同年公開の『チェーン・リアクション』でキアヌ・リーブスの相方を演じハリウッド作品に初出演する。
1999年公開の大ヒット作『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』で国際的に名前が知られるようになる。以降、ラブコメやアクションなど、様々な映画に出演する。出世作『チェーン・リアクション』でペアを組んだキアヌ・リーブスとは『コンスタンティン』で再共演している。2005年公開のイギリス映画『ナイロビの蜂』の演技で、第78回アカデミー賞助演女優賞、第63回ゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞。
自身が制作に関わっている2017年公開の『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』では、自身初となるレズビアンの女性を演じレイチェル・マクアダムスと濃厚なキスシーンを演じた。
私生活
[編集]アレッサンドロ・ニヴォラ、サム・メンデスなどとの交際を経てアメリカの映画監督ダーレン・アロノフスキーと婚約。2006年5月31日に長男(ヘンリー・チャンス)を出産[8][9]、ニューヨーク市内のマンハッタンで事実婚生活を送っていたが2010年11月、既に破局していると発表[10][11]。
映画『ドリームハウス』での共演をきっかけに、2010年12月頃から俳優のダニエル・クレイグと交際[12]。2011年6月22日に結婚した[13]。同年、アメリカの市民権を取得[14]。2018年9月1日、クレイグとの間の第一子である女児が誕生したと報じられた。
主な出演作品
[編集]映画
[編集]公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 | 吹き替え |
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1995 | デスマシーン Death Machine |
幹部補佐 | 日本では劇場未公開 | |
1996 | チェーン・リアクション Chain Reaction |
Dr. リリー・シンクレア | 塩田朋子(ソフト版) 麻生侑里(テレビ朝日版) | |
魅せられて Stealing Beauty |
ミランダ・フォックス | 加藤優子 | ||
1997 | ベント/堕ちた饗宴 Bent |
売春婦 | ||
インディアナポリスの夏/青春の傷痕 Going All the Way |
マーティ・ビルチャー | |||
輝きの海 Swept from the Sea |
エイミー・フォスター | |||
1998 | アイ ウォント ユー I Want You |
ヘレン | 土井美加 | |
My Summer with Des | ロージー | テレビ映画 | — | |
スカートの翼ひろげて The Land Girls |
アグ(アガパンサス) | |||
1999 | ハムナプトラ/失われた砂漠の都 The Mummy |
エヴリン・カナハン | 石塚理恵(ソフト版) 田中敦子(日本テレビ版) | |
太陽の雫 Sunshine |
グレタ | 田中敦子 | ||
チューブ・テイルズ Tube Tales |
アンジェラ | 「ローズバッド」 | ||
2000 | ビューティフル・クリーチャー Beautiful Creatures |
ペチューラ | ||
2001 | スターリングラード Enemy at the Gates |
ターニャ・チェルノワ | 田中敦子(ソフト版) 冬馬由美(日本テレビ版) TBA(機内上映版) | |
ハムナプトラ2/黄金のピラミッド The Mummy Returns |
エヴリン・カナハン・オコーネル / 王女ネフェルティティ | 石塚理恵(ソフト版、テレビ朝日版) 玉川砂記子(フジテレビ版) | ||
2002 | アバウト・ア・ボーイ About a Boy |
レイチェル | 林佳代子 | |
2003 | コンフィデンス Confidence |
リリー | 井上喜久子 | |
彼氏がステキになったワケ The Shape of Things |
エヴリン・アン・トンプソン | |||
ニューオーリンズ・トライアル Runaway Jury |
マーリー | 田中敦子(ソフト版) TBA(機内上映版) | ||
2004 | 隣のリッチマン Envy |
デビー・ディングマン | 日本では劇場未公開 | 日野由利加 |
2005 | コンスタンティン Constantine |
アンジェラ・ドッドソン / イザベル・ドッドソン | 甲斐田裕子(ソフト版) 岡寛恵(テレビ朝日版) | |
ナイロビの蜂 The Constant Gardener |
テッサ・クエイル | アカデミー助演女優賞受賞 ゴールデングローブ賞 助演女優賞受賞 英国アカデミー賞 主演女優賞ノミネート |
湯屋敦子 | |
2006 | ファウンテン 永遠につづく愛 The Fountain |
イザベル / イジー・クレオ | 安藤麻吹 | |
エラゴン 意志を継ぐ者 Eragon |
サフィラ | 声の出演 | 林真里花 | |
2007 | ブラザーサンタ Fred Claus |
ワンダ | 岡寛恵 | |
マイ・ブルーベリー・ナイツ My Blueberry Nights |
スー・リン | 石塚理恵[15] | ||
2008 | ラブ・ダイアリーズ Definitely, Maybe |
サマー・ハートリー | 日本では劇場未公開 | 甲斐田裕子 |
ブラザーズ・ブルーム The Brothers Bloom |
ペネロペ・スタンプ | 日本では劇場未公開 | 三石琴乃 | |
2009 | アレクサンドリア Agora |
ヒュパティア | 田中敦子 | |
ラブリーボーン The Lovely Bones |
アビゲイル・サーモン | 甲斐田裕子 | ||
2010 | トゥルース 闇の告発 The Whistleblower |
キャシー・ボルコバック | 日本では劇場未公開 | TBA |
2011 | MI5:消された機密ファイル Page Eight |
ナンシー・ピアパン | テレビ映画 | 中道美穂子 |
360 360 |
ローズ | 日本では劇場未公開 | (吹き替え版なし) | |
ドリームハウス Dream House |
リビー・アテントン | 甲斐田裕子 | ||
愛情は深い海の如く The Deep Blue Sea |
ヘスター・コリアー | ニューヨーク映画批評家協会賞 主演女優賞受賞 ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)ノミネート 日本では劇場未公開 |
(吹き替え版なし) | |
2012 | ボーン・レガシー The Bourne Legacy |
マルタ・シェアリング博士 | 松雪泰子[16] | |
2013 | オズ はじまりの戦い Oz: The Great and Powerful |
エヴァノラ | 甲斐田裕子[17] | |
2015 | ロブスター The Lobster |
近眼の女 | 浅井晴美 | |
グランドフィナーレ Youth |
レナ・バリンジャー | 湯屋敦子 | ||
2016 | コンプリート・アンノウン 〜私の知らない彼女〜 Complete Unknown |
アリス・マニング | (吹き替え版なし) | |
光をくれた人 The Light Between Oceans |
ハナ | |||
否定と肯定 Denial |
デボラ・E・リップシュタット | 日本公開は2017年 | 田中敦子 | |
2017 | レイチェル My Cousin Rachel |
レイチェル・アシュリー | 日本では劇場未公開、2019年2月にWOWOWで放映 | 甲斐田裕子 |
ロニートとエスティ 彼女たちの選択 Disobedience |
ロニート・クルシュカ | 日本公開は2020年 兼製作 |
湯屋敦子[18] | |
喜望峰の風に乗せて The Marcy |
クレア・クローハースト | (吹き替え版なし) | ||
2018 | 女王陛下のお気に入り The Favorite |
サラ・チャーチル | アカデミー賞助演女優賞ノミネート 英国アカデミー賞 助演女優賞受賞 ゴールデングローブ賞助演女優賞ノミネート |
小林さやか[19] |
2021 | ブラック・ウィドウ Black Widow |
メリーナ・ヴォストコフ | 田中敦子[20] | |
2025 | サンダーボルツ* [Thunderbolts* |
テレビ
[編集]放映年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 | 吹き替え |
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1993 | 主任警部モース Inspector Morse |
アラベラ・ベイドン | シーズン7 第3話「神々の黄昏」 | |
赤と黒 Scarlet and Black |
マチルド | ミニシリーズ | ||
2010 | ザ・シンプソンズ The Simpsons |
Dr. Thurmond | 声の出演 シーズン22 第7話「バートと伝書バト」 |
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2023 | 戦慄の絆 Dead Ringer |
エリオット/ビヴァリー・マントル | ミニシリーズ | 渋谷はるか |
日本語吹き替え
[編集]脚注
[編集]- ^ Rachel Weisz Is Going to Start Correcting People on How to Pronounce Her Last Name
- ^ “Rachel Weisz biography”. filmreference.com. 7 March 2011閲覧。
- ^ Brown, Mick (1 August 2009). “Rachel Weisz talks about starring in A Streetcar Named Desire”. The Daily Telegraph 7 March 2012閲覧。
- ^ “The virtues of Weisz”. Evening Standard (London). (16 November 2006) 7 March 2011閲覧。
- ^ “Rachel Weisz: 5 things to know about Daniel Craig's new wife”. CBS News 7 March 2011閲覧。
- ^ Foley, Jack. “IndieLondon: Definitely Maybe – Rachel Weisz interview”. Indielondon. 7 March 2011閲覧。
- ^ Riggs, Thomas (2002). Contemporary Theatre, Film & Television: Volume 41 of Contemporary Theatre, Film and Television Series. Gale / Cengage Learning. p. 369. ISBN 0-7876-5113-3
- ^ “Oscar winner Rachel Weisz has baby boy”. USA Today (Gannett Company, Inc). (1 June 2006) 23 May 2007閲覧。
- ^ Silverman, Stephen M. (1 June 2006). “Rachel Weisz has a boy”. People 7 March 2011閲覧。.
- ^ “レイチェル・ワイズとダーレン・アロノフスキーが破局”. シネマトゥデイ. (2010年11月9日) 2013年1月3日閲覧。
- ^ Perry, Simon (9 November 2010). “Rachel Weisz & Darren Aronofsky split up”. People 10 November 2010閲覧。
- ^ Chow, Nicholas. “The G-Files: June 4th – 1”. MSN Malaysia Entertainment. 12 September 2010閲覧。
- ^ “『007』のダニエル・クレイグが極秘結婚!お相手は『ハムナプトラ』のレイチェル・ワイズ!”. シネマトゥデイ. (2011年6月26日) 2013年1月3日閲覧。
- ^ "Rachel Weisz on the Today Show" 27 July 2011, The Daily Show
- ^ “マイ・ブルーベリー・ナイツ DVD スペシャル・プライス”. TCエンタテインメント. 2021年3月18日閲覧。
- ^ “ボーン・レガシー”. ふきカエル大作戦!!. 2021年3月18日閲覧。
- ^ “オズ はじまりの戦い”. ふきカエル大作戦!!. 2021年3月18日閲覧。
- ^ “ロニートとエスティ 彼女たちの選択”. ソニー・ピクチャーズ公式. 2021年3月18日閲覧。
- ^ “女王陛下のお気に入り”. ふきカエル大作戦!! (2019年5月31日). 2021年3月18日閲覧。
- ^ “ブラック・ウィドウ -日本語吹き替え版”. ふきカエル大作戦!! (2021年7月9日). 2021年7月9日閲覧。