ジェニファー・ハドソン

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ジェニファー・ハドソン
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基本情報
出生名 Jennifer Kate Hudson
ジェニファー・ケイト・ハドソン
出生 1981年9月12日(32歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 イリノイ州
ジャンル R&Bソウル
職業 歌手女優
活動期間 2003年 -
レーベル RCA Records(2011年 – )
Arista
公式サイト www.jenniferhudson.com
女優として

ジェニファー・ケイト・ハドソンJennifer Kate Hudson, 1981年9月12日 - )は、アメリカ合衆国歌手女優。『アメリカンアイドル』出身。

来歴[編集]

生い立ち[編集]

イリノイ州シカゴにて、アフリカ系アメリカ人の両親のもとに生まれる。

祖母が聖歌隊のメンバーであり、その影響を受け幼い頃からショーやミュージカルに出演。地元の舞台でプロ・デビュー。2002年には、ディズニー社カリブ海で就航しているディズニー・クルーズ・ライン英語版)のショーに出演している[1]

アメリカン・アイドル[編集]

ジェニファー・ハドソンは、2004年にアトランタで『アメリカンアイドル』のサードシーズンのオーディションを受けた。ファイナリスト12名のうちに入るものの、最初の3回のライブショーのうち2回は低い投票数しか得られなかった。当初、サイモン・コーウェルは彼女を「力不足」と評価していたが、エルトン・ジョンの"Circle of Life"を歌った回から高く評価されるようになる。結局、7位という結果に終わったものの、エルトン、バリー・マニロウ[2]といった大物アーティストたちから絶賛され、視聴者に強い印象を残した[1]

俳優活動[編集]

2005年11月、名作ミュージカルを映画化した『ドリームガールズ』(2006年公開。日本では2007年2月17日公開)のオーディションで782名の参加者の中から審査員の満場一致で選ばれ、エフィー・ホワイト役を獲得した。同作ではビヨンセ・ノウルズジェイミー・フォックスと共演した。その演技は「主演のビヨンセを食った」と絶賛され[3]、第64回ゴールデングローブ賞 助演女優賞を受賞。他、アカデミー賞の前哨戦といわれる映画賞を総なめにし、大方の予想通り、第79回アカデミー賞の助演女優賞を受賞した。

アフリカ系アメリカ人歌手としては初めてファッション雑誌ヴォーグアメリカ版で表紙を飾った(歌手以外のアフリカ系アメリカ人では女優ハル・ベリー、女優、テレビ司会者のオプラ・ウィンフリーが表紙を飾っている)。

歌手活動[編集]

歌手としてもソニーBMG傘下のJ Records(en:J Records)と契約(その後、同系列のアリスタ・レコードからのリリースに変更)。当初2007年秋頃にデビューアルバムが発売予定とされていたが、レコード会社のトップであるクライヴ・デイヴィスがデビューアルバムの作り直しを指示した事から発売が遅れていた[4]

2008年5月にデビューアルバム『Jennifer Hudson』が同年9月30日に発売される事を発表。デビューシングル「Spotlight」(ニーヨ作詞作曲、スターゲイトプロデュース)は同年6月9日から全米でのラジオ放送解禁、翌6月10日より全米でのダウンロード販売開始となり、10月には米ビルボード誌のR&B/ヒップホップ・チャートで第1位を獲得した[5]。また、自身も出演している『セックス・アンド・ザ・シティ』の劇場版のサウンドトラックに新曲“All Dressed Up In Love”が収録されている。

その他の歌手活動としてはミートローフ2006年発売のアルバム『Out of Hell III: The Monster is Loose』、ニーヨ2007年発売のアルバム『Because Of You』でのゲスト参加などがある。

2008年8月29日の米民主党大会では、バラク・オバマ米大統領候補(当時)のリクエストによりアメリカ合衆国国歌を独唱[6][7]。また2009年2月1日開催の第43回スーパーボウルにおいても、同国国歌を独唱した[8][9]

2009年2月8日、デビューアルバム『ジェニファー・ハドソン』が第51回グラミー賞最優秀R&Bアルバム賞を受賞した[10]7月7日ロサンゼルスステイプルズ・センターで行われたマイケル・ジャクソンの公開追悼式では「Will You Be There」を熱唱した。

2011年、2枚目のアルバム『アイ・リメンバー・ミー』をリリース。5月18日に仙台のラジオ番組「J-SIDE STATION」に生出演し、「アイ・リメンバー・ミー」を生で歌唱した。[11]

2012年の第54回グラミー賞では前日に死去したホイットニー・ヒューストンに「I Will Always Love You」を捧げた。

私生活[編集]

  • 18歳の頃からジェームズ・ペイトン(James Payton)という男性と交際していたが、2007年12月頃に破局。
  • その後、リアリティ番組『I Love New York 2』に出演していたレスラーのデビッド・オタンガと交際を始め、2008年9月に婚約を発表[12]
  • 2009年8月、第一子(男児)を出産。
  • 2010年、体重を約11キロ減量した。息子のために健康的な生活を送ろうと決意し、ダイエットを決心したと語っている[13]

家族殺害事件[編集]

  • 2008年、現地時間10月24日金曜日の午後2時44分、ハドソンの母:ダーネル・ドネーソン(57)、兄:ジェイソン・ハドソン(29)が、米イリノイ州シカゴ市南部、サウスエールにあるハドソンの実家にて、射殺体で発見された[14][15]。第一発見者は、近所に住むハドソンのいとこだった[16]。同27日月曜日の朝、現場から盗まれたとされ手配されていたSUV車がシカゴ市内で発見。車内から男児の死体が見つかり、行方不明になっていたハドソンの甥:ジュリアン・キング(7)であることが家族によって確認された[17]。この悲報に、同じシカゴに住むバラク・オバマ米大統領候補(当時)もコメントを寄せた[18]
  • 2008年11月3日(現地時間)、亡くなった3人の葬儀がシカゴ市内の教会で執り行われた。葬儀では、『アメリカン・アイドル』でハドソンと優勝を争ったR&Bシンガー・ファンテイジアFantasia)がゴスペルを歌い、活動家のジェシー・ジャクソン師(Rev. Jesse Jackson)やシカゴ市長らが弔辞を述べた[19]
  • 2008年12月1日(現地時間)、シカゴ警察当局はかねてから別件で拘束中だったハドソンの姉の元夫:ウィリアム・バルフォア容疑者(27)を正式に逮捕した[20]
  • 事件後、公に姿を現さず活動休止状態となっていたが、2009年2月1日に行われた第43回スーパーボウルで国歌斉唱を務め、復帰[21]

ディスコグラフィ[編集]

アルバム[編集]

  • ジェニファー・ハドソン Jennifer Hudson (2008)
  • I Remember Me (2011)

主な出演映画[編集]

受賞歴[編集]

第79回アカデミー賞助演女優賞
第64回ゴールデングローブ賞助演女優賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー ブレイクスルー女優賞
第72回ニューヨーク映画批評家協会賞助演女優賞
第13回全米映画俳優組合賞助演女優賞
英国アカデミー賞 助演女優賞
  • アルバム『ジェニファー・ハドソン』
第51回グラミー賞 最優秀R&Bアルバム賞

関連項目[編集]

脚注・出典[編集]

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  1. ^ a b アルバム『ジェニファー・ハドソン』日本盤解説より。
  2. ^ ハドソンは同番組で、マニロウのヒット曲である「ニュー・イングランドの週末」(“ Weekend in New England”)を披露していた。
  3. ^ 『ドリームガールズ』を上映中のアメリカの映画館で、ハドソンが歌う“And I Am Telling You I'm Not Going”の場面が終わった瞬間、場内にスタンディング・オベーションが起こったという(アルバム『ジェニファー・ハドソン』日本盤解説より。また、DVDおよびブルーレイソフト『ドリームガールズ』の特典ディスクに収録されたメイキングの中に、その瞬間の映画館内の映像が収められている)。なお同曲はシングル・カットされ、米ビルボード誌のHot100で最高60位を記録、またダンス・ミックス版はダンス・チャートで第1位を獲得している(英語版を参照)。
  4. ^ notrax (2008年1月22日). “「ジェニファー・ハドソンのデビューアルバムは作り直し」、プロデューサーが明かす。”. 2008年10月28日閲覧。
  5. ^ notrax (2008年10月25日). “T.I.再びシングルチャートトップに返り咲き、1位、2位を独占!!”. 2008年10月30日閲覧。
  6. ^ eiga.com (2008年8月27日). “オバマが熱望!米民主党全国大会でジェニファー・ハドソンが国歌斉唱”. 2008年11月5日閲覧。
  7. ^ iTunes Storeなどにおいてダウンロード販売されている。
  8. ^ notrax (2009年1月14日). “ジェニファー・ハドソン、スーパーボウルにも出演決定。”. 2009年1月25日閲覧。
  9. ^ MTVJapan (2009年2月2日). “ジェニファー・ハドソン、スーパーボウルで国歌斉唱”. 2009年2月3日閲覧。
  10. ^ BARKS (2009年2月9日). “ジェニファー・ハドソン、涙のグラミー受賞”. 2009年2月10日閲覧。
  11. ^ BARKS (2011年5月22日). “ジェニファー・ハドソン、仙台を緊急訪問”. 2011年5月28日閲覧。
  12. ^ シネマトゥデイ (2008年9月16日). “『ドリームガールズ』のジェニファー・ハドソン、婚約”. 2008年10月28日閲覧。
  13. ^ HollywoodNews (2010年4月6日). “ジェニファー・ハドソン、ダイエットに成功!”. 2009年4月6日閲覧。
  14. ^ シネマトゥデイ (2008年10月25日). “ジェニファー・ハドソンの家で射殺された2人の遺体発見!ジェニファーの母親と兄か?”. 2008年10月28日閲覧。
  15. ^ notrax (2008年10月25日). “【update】ジェニファー・ハドソンの母、兄が射殺体で発見される!!”. 2008年10月28日閲覧。
  16. ^ notrax (2008年10月25日). “ジェニファー・ハドソン家族殺害事件続報。犯人は義兄か、家族の車を勝手に転売?”. 2008年10月28日閲覧。
  17. ^ notrax (2008年10月28日). “行方不明だったジェニファー・ハドソンの甥、死体で発見される。”. 2008年10月28日閲覧。
  18. ^ notrax (2008年10月27日). “ジェニファー・ハドソンの姉が記者会見。オバマ候補もコメントを寄せる。”. 2008年10月28日閲覧。
  19. ^ notrax (2008年11月5日). “ハドソン家の葬儀に数百人の参列者が集まる。”. 2008年11月14日閲覧。
  20. ^ CNN.co.jp (2008年12月2日). “ジェニファー・ハドソンさん家族殺害事件、元義兄を逮捕”. 2008年12月5日閲覧。
  21. ^ MTV JAPAN (2009年2月2日). “ジェニファー・ハドソン、スーパーボウルで国歌斉唱”. 2009年2月4日閲覧。

外部リンク[編集]