マギー・スミス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
マギー・スミス
Maggie Smith
Maggie Smith
(2007年)
本名 Margaret Natalie Smith
マーガレット・ナタリー・スミス
生年月日 1934年12月28日(79歳)
出生地 イングランドの旗 イングランドエセックス州
国籍 イギリスの旗 イギリス
民族 イギリス人
職業 女優
ジャンル テレビドラマ映画舞台
活動期間 1952年 - 現在
配偶者 ロバート・スティーブンス1967年 - 1974年
ビヴァリー・クロス1975年 - 1988年
著名な家族 息子:クリス・ラーキン
義娘:アンナ=ルイーズ・プロウマン
主な作品
映画
『ミス・ブロディの青春』
『カリフォルニア・スイート』
天使にラブ・ソングを…
ハリー・ポッター』シリーズ

マギー・スミスデイム・マーガレット・ナタリー・スミスDame Margaret Natalie Smith, DBE1934年12月28日 - )はイギリス映画女優イギリスでは映画は元より舞台テレビにも意欲的に活動している。

略歴[編集]

エセックス州出身。父親はオックスフォード大学で働く病理学者、母親はグラスゴー出身の秘書[1][2][3][4][5]。双子の兄がいる。

オックスフォード大学演劇科で学び、1956年に映画デビュー。1969年の『ミス・ブロディの青春』でアカデミー主演女優賞を、1978年の『カルフォルニア・スイート』でアカデミー助演女優賞受賞。『天使にラブ・ソングを…』シリーズの修道院長役や『ハリー・ポッターシリーズ』のミネルバ・マクゴナガル役でも世界的に名前を知られている。

イギリス王室より1970年に大英帝国勲章第3位を[6]、1990年には大英帝国勲章第2位を叙勲されている[7]

日本語吹き替えは藤波京子谷育子が声を当てる事が多い。

私生活[編集]

1967年に俳優のロイヤル・スティーブンス(Robert Stephens)と結婚し、後に俳優となったクリス・ラーキンとトビー・スティーブンスの息子2人をもうけるが1974年に離婚[4]。1975年に劇作家のBeverley Crossと結婚するが、1998年に死別している。

2007年には乳癌であったことを公表したが、後に回復している[8]

主な出演作品[編集]

映画・テレビシリーズ[編集]

公開年 邦題
原題
役名 備考
1963 予期せぬ出来事
The V.I.P.s
ミス・ミード
1964 女が愛情に渇くとき
The Pumpkin Eater
1965 オセロ
Othello
デスデモーナ アカデミー助演女優賞ノミネート
ゴールデングローブ賞 主演女優賞 ノミネート
若き日のキャシディ
Young Cassidy
ノラ
1966 三人の女性への招待状
The Honey Pot
サラ
1969 ミス・ブロディの青春
The Prime of Miss Jean Brodie
ジェーン・ブロディ アカデミー主演女優賞受賞
英国アカデミー賞 主演女優賞受賞
ゴールデングローブ賞 主演女優賞 ノミネート
素晴らしき戦争
Oh! What a Lovely War
ミュージック・ホールのスター
1973 Travels with My Aunt オーガスタ・バートラム アカデミー主演女優賞ノミネート
ゴールデングローブ賞 主演女優賞 ノミネート
1976 名探偵登場
MUrder by Death
ドラ・チャールストン
1978 ナイル殺人事件
Death on the Nile
バウァーズ 英国アカデミー賞 助演女優賞ノミネート
カルフォルニア・スイート
California Suite
ディアナ アカデミー助演女優賞受賞
ゴールデングローブ賞 主演女優賞受賞
英国アカデミー賞 主演女優賞ノミネート
1981 カルテット
Quartet
ロイス 英国アカデミー賞 主演女優賞ノミネート
タイタンの戦い
Clash of the Titans
テティス
1982 地中海殺人事件
Evil Under the Sun
ダフネ・キャッスル
ストップ・ザ・売春天国
The Missionary
イザベル・エームズ
コート・ダ・ジュール・ドリーム
Better Late Than Never
ミス・アンダーソン
1984 最強最後の晩餐
A Private Function
ジョイス 英国アカデミー賞 主演女優賞受賞
1985 眺めのいい部屋
A Room with a View
シャーロット・バートレット 英国アカデミー賞 主演女優賞受賞
ゴールデングローブ賞 助演女優賞受賞
アカデミー助演女優賞ノミネート
1987 The Lonely Passion of Judith Hearne ジュディス·ハーン 英国アカデミー賞 主演女優賞 受賞
1991 フック
Hook
ウェンディ・モイラー・アンジェラ・ダーリング
1992 天使にラブ・ソングを…
Sister Act
修道院長
1993 天使にラブ・ソングを2
Sister Act 2: Back in the Habit
修道院長
秘密の花園
The Secret Garden
ミセス・メドロック 英国アカデミー賞 助演女優賞ノミネート
1995 リチャード三世
Richard III
ヨーク公爵夫人
1996 ファースト・ワイフ・クラブ
The First Wives Club
ガニラ・ガーソン・ゴールドバーグ
1998 ムッソリーニとお茶を
Tea with Mussolini
ヘスター・ランドム 英国アカデミー賞 助演女優賞受賞
1999 ニューヨークの亡霊
Curtain Call
リリー
デビッド・コパーフィールド
David Copperfield
ベッツィー
2001 ゴスフォード・パーク
Godsford Park
コンスタンス・トレンサム伯爵夫人 アカデミー助演女優賞ノミネート
英国アカデミー賞 助演女優賞ノミネート
ゴールデングローブ賞 助演女優賞ノミネート
ハリー・ポッターと賢者の石
Harry Potter and the Sorcerer's Stone
ミネルバ・マクゴナガル先生
2002 ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密
Divine Secrets of the Ya-Ya Sisterhood
キャロ
ハリー・ポッターと秘密の部屋
Harry Potter and the Chamber of Secrets
ミネルバ・マクゴナガル先生
2004 ラヴェンダーの咲く庭で
Ladies in Lavender
ジャネット
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban
ミネルバ・マクゴナガル先生
2005 ハリー・ポッターと炎のゴブレット
Harry Potter and the Goblet of Fire
ミネルバ・マクゴナガル先生
2007 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
Harry Potter and the Order of the Phoenix
ミネルバ・マクゴナガル先生
ジェイン・オースティン 秘められた恋
Becoming Jane
レディ・グレシャム
2009 ハリー・ポッターと謎のプリンス
Harry Potter And The Half-Blood Prince
ミネルバ・マクゴナガル先生
2010 ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ
Nanny McPhee and the Big Bang
ドカティー夫人
2010- ダウントン・アビー 〜貴族とメイドと相続人〜
Downton Abbey
先代グランサム伯爵未亡人バイオレット テレビシリーズ、エミー賞受賞(第1、2シーズン)
ゴールデングローブ賞 助演女優賞受賞(第2シーズン)
全米映画俳優組合賞女優賞(第3シーズン)
2011 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
Harry Potter and the Deathly Hallows - Part 2
ミネルバ・マクゴナガル先生
ノミオとジュリエット
Gnomeo and Juliet
レディ・ブルーベリー
2012 マリーゴールド・ホテルで会いましょう
The Best Exotic Marigold Hotel
ミュリエル 全米映画俳優組合賞助演女優賞ノミネート
カルテット! 人生のオペラハウス
Quartet
ジャン・ホートン ゴールデングローブ賞 主演女優賞ノミネート

舞台[編集]

邦題
原題
劇場・上演場所 備考
1952 十二夜
Twelfth Night
オックスフォード・プレイハウス(Oxford Playhouse
殴られる彼奴
He Who Gets Slapped
Clarendon Press Institute
シンデレラ
Cinderella
オックスフォード・プレイハウス
1953 Rookery Nook オックスフォード・プレイハウス
The Housemaster オックスフォード・プレイハウス
お菓子と麦酒
Cakes and Ale
エディンバラ・フェスティバル
The Love of Four Colonels オックスフォード・プレイハウス
1954 The Ortolan マクストン・ホール
Don’t Listen Ladies オックスフォード・プレイハウス
検察官
The Government Inspector
オックスフォード・プレイハウス
手紙
The Letter
オックスフォード・プレイハウス
A Man About The House オックスフォード・プレイハウス
On the Mile エディンバラ・フェスティバル
Oxford Accents New Watergate Theatre, London
Theatre 1900 オックスフォード・プレイハウス
Listen to the Wind オックスフォード・プレイハウス
1955 The Magistrate オックスフォード・プレイハウス
悪口学校
The School For Scandal
オックスフォード・プレイハウス
1957 New Faces エセル・バリモア・シアター、ニューヨーク
Share My Lettuce リリック・ハマースミス
コメディ・シアター
1958 The Stepmother セント・マーティンズ・シアター
1959 The Double Dealer オールド・ヴィック・シアター
お気に召すまま
As You Like It
オールド・ヴィック・シアター
リチャード二世
Richard II
オールド・ヴィック・シアター
ウィンザーの陽気な女房たち
The Merry Wives of Windsor
オールド・ヴィック・シアター
1960 What Every Woman Knows オールド・ヴィック・シアター
Rhinoceros ストランド・シアター
Strip the Willow イギリス・ツアー
1961 The Rehearsal ブリストル・オールド・ヴィック
グローブ座
1962 The Private Ear and The Public Eye グローブ座
1963 Mary, Mary クイーンズ・シアター
募兵官
The Recruiting Officer
ロイヤル・ナショナル・シアター/オールド・ヴィック・シアター
1964 オセロ
Othello
ロイヤル・ナショナル・シアター/オールド・ヴィック・シアター
ザ・マスター・ビルダー
The Master Builder
ロイヤル・ナショナル・シアター/オールド・ヴィック・シアター
枯草熱
Hay Fever
ロイヤル・ナショナル・シアター/オールド・ヴィック・シアター
1965 空騒ぎ
Much Ado About Nothing
ロイヤル・ナショナル・シアター/オールド・ヴィック・シアター
Trelawney of the Wells ロイヤル・ナショナル・シアター/オールド・ヴィック・シアター
1966 令嬢ジュリー
Miss Julie
ロイヤル・ナショナル・シアター/オールド・ヴィック・シアター
ブラック・コメディ
Black Comedy
ロイヤル・ナショナル・シアター/オールド・ヴィック・シアター
A Bond Honoured ロイヤル・ナショナル・シアター/オールド・ヴィック・シアター
1969 田舎女房
The Country Wife
チチェスター・フェスティバル・シアター
1970 伊達男たちの策略
The Beaux Stratagem
ロイヤル・ナショナル・シアター/オールド・ヴィック・シアター
アーマンソン・シアター、ロサンゼルス
ヘッダ・ガブラー
Hedda Gabler
ロイヤル・ナショナル・シアター/ケンブリッジ・シアター
1971 Design For Living アーマンソン・シアター、ロサンゼルス
1972 私生活
Private Lives
クイーンズ・シアター
1973 ピーター・パン
Peter Pan
ロンドン・コロシアム(Coliseum Theatre
1974 Snap ヴォードヴィル・シアター
1975 私生活
Private Lives
アメリカ・ツアー、46ストリート・シアター、ニューヨーク
1976 The Way of the World ストラトフォード・シアター、カナダ
アントニーとクレオパトラ
Antony and Cleopatra
ストラトフォード・シアター、カナダ
三人姉妹
Three Sisters
ストラトフォード・シアター、カナダ
The Guardsman ストラトフォード・シアター
カナダ、アーマンソン・シアター、ロサンゼルス
1977 夏の夜の夢
A Midsummer Night's Dream
ストラトフォード・シアター、カナダ
アーマンソン・シアター、ロサンゼルス
リチャード三世
Richard III
ストラトフォード・シアター、カナダ
お気に召すまま
As You Like It
ストラトフォード・シアター、カナダ
枯草熱
Hay Fever
ストラトフォード・シアター、カナダ
1978 マクベス
Macbeth
ストラトフォード・シアター、カナダ
私生活
Private Lives
ストラトフォード・シアター、カナダ
1979 夜も昼も
Night and Day
フェニックス・シアター、ワシントンDC
ANTA Playhouse、ニューヨーク
1980 空騒ぎ
Much Ado About Nothing
ストラトフォード・シアター、カナダ
かもめ
The Seagull
ストラトフォード・シアター、カナダ
Virginia ストラトフォード・シアター、カナダ
1981 Virginia シアター・ロイヤル・ヘイマーケット
1984 The Way of the World チチェスター・フェスティバル・シアター、シアター・ロイヤル・ヘイマーケット
1985 The Interpreters クイーンズ・シアター
1986 The Infernal Machine リリック・ハマースミス
1987 Coming Into Land ロイヤル・ナショナル・シアター
Lettice and Lovage グローブ座
1990 Lettice and Lovage エセル・バリモア・シアター、ニューヨーク トニー賞 演劇主演女優賞受賞
1993 真面目が肝心
The Importance of Being Earnest
オールドウィッチ・シアター(Aldwych Theatre)
1994,1995 幸せの背くらべ
Three Tall Women
ウィンダム・シアター
1996 Talking Heads チチェスター・フェスティバル・シアター
コメディ・シアター
1997 デリケート・バランス
A Delicate Balance
シアター・ロイヤル・ヘイマーケット
1999 The Lady in the Van クイーンズ・シアター
2002 The Breath of Life シアター・ロイヤル・ヘイマーケット ジュディ・デンチとの二人芝居
2004 Talking Heads オーストラリア・ツアー
2007 The Lady From Dubuque シアター・ロイヤル・ヘイマーケット

参照[編集]

  1. ^ Mackenzie, Suzie (2004年11月20日). “You have to laugh”. Guardian Unlimited. http://www.guardian.co.uk/weekend/story/0,3605,1354891,00.html?gusrc=rss 2007年12月10日閲覧。 
  2. ^ Maggie Smith Biography (1934-)
  3. ^ Maggies Smith at Yahoo Movies.
  4. ^ a b Maggie Smith biography. Tiscali.film & TV.
  5. ^ Maggie Smith. Film Reference.com.
  6. ^ Viewing Page 9 of Issue 44999”. London-gazette.co.uk (1969年12月30日). 2012年5月22日閲覧。
  7. ^ Viewing Page 7 of Issue 51981”. London-gazette.co.uk (1989年12月29日). 2012年5月22日閲覧。
  8. ^ Actress Maggie Smith recounts cancer battle”. Google.com (2009年10月5日). 2011年11月8日閲覧。

外部リンク[編集]