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2012年10月3日 (水) 08:41時点における版
中華人民共和国 上海市 | |
---|---|
略称:滬 | |
別称:申
| |
中華人民共和国中の上海市の位置 | |
中心座標 北緯31度10分00秒 東経121度29分00秒 / 北緯31.16667度 東経121.48333度 | |
簡体字 | 上海 |
繁体字 | 上海 |
拼音 | Shànghăi |
カタカナ転写 | シャンハイ |
滬拼 | zɑ̃ hɛ |
国家 | 中華人民共和国 |
行政級別 | 直轄市 |
設立 | 1927年7月7日 |
市委書記 | 兪正声(党中央政治局委員、前湖北省委書記、元建設相) |
市長 | 韓正(元副市長) |
面積 | |
総面積 | 6,340.5 km² |
市区 | 5,299 km² |
海抜 | 4 m |
人口 | |
戸籍人口(2010) | 1,412.32 万人 |
常住人口(2012) | 2,433.4 万人 |
常住人口密度 | 3631.7 人/km² |
市区人口(2011) | 1870 万人 |
都市化率(2006) | 88.7 % |
経済 | |
GDP(2011) | 1兆9,196億元 |
一人あたりGDP | 82,560元 |
電話番号 | 021 |
郵便番号 | 200000 – 2021000 |
ナンバープレート | 滬A, B, D, E, F,G 滬C (郊外) |
行政区画代碼 | 310000 |
市樹 | 白木蓮 |
市花 | 白木蓮 |
2005年のHDIは 0.916。 | |
公式ウェブサイト: http://www.shanghai.gov.cn/ |
上海市(シャンハイし、中国語:上海市、英語:Shanghai)は、中華人民共和国の直轄市である。
世界有数の世界都市であり、同国の商業・金融・工業・交通などの中心の一つである。2012年には、アメリカのシンクタンクが公表したビジネス・人材・文化・政治などを対象とした総合的な世界都市ランキングにおいて、世界21位の都市と評価されており、特にビジネス分野では世界7位と高評価を得た[1]。
2012年6月時点の常住人口は2,400万人を超えており[2]、市内総生産は1兆9,196億元(約26兆円)であり[3]、首都の北京市を凌ぎ同国最大である。国務院により国家中心都市の一つに指定されている。
略称は滬(簡体字: 沪/こ:フー)だが、古称の申(しん:ション)も用いられる。
地理
長江河口南岸に位置し、河口島である崇明島、長興島、横沙島などを含む。北部から東部は江蘇省・西南部は浙江省と接する。東は東シナ海(東海)に面する。市街地は長江の支流である黄浦江を遡ったところにある。黄浦江の河口は呉淞口と称して港があり、崇明島などの島や市外への航行に用いられている。
気候
ケッペンの気候区分では温暖湿潤気候(Cfa)に属し、年間平均気温は17.1℃。1月の平均気温は4.3℃と鹿児島県と同緯度の割には湿度が高いので体感気温は寒く、氷点下まで下がることもある。降雪や積雪はほとんど見られない。7月~8月は熱帯夜も多く夏の暑さは厳しい。 最高気温極値は40.2℃。最低気温極値は-12.1℃。
上海 (1971-2011)の気候 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
平均最高気温 °C (°F) | 6.1 (43) |
9.2 (48.6) |
12.8 (55) |
19.1 (66.4) |
25.1 (77.2) |
32.6 (90.7) |
35.8 (96.4) |
34.3 (93.7) |
25.2 (77.4) |
24.6 (76.3) |
17.0 (62.6) |
10.1 (50.2) |
21.0 (69.8) |
平均最低気温 °C (°F) | 1.0 (33.8) |
2.2 (36) |
5.6 (42.1) |
10.9 (51.6) |
17.1 (62.8) |
24.8 (76.6) |
27.0 (80.6) |
26.0 (78.8) |
19.6 (67.3) |
15.1 (59.2) |
8.0 (46.4) |
2.0 (35.6) |
13.3 (55.9) |
降水量 mm (inch) | 39.6 (1.559) |
59.8 (2.354) |
81.8 (3.22) |
102.3 (4.028) |
115.3 (4.539) |
152.6 (6.008) |
151.3 (5.957) |
133.9 (5.272) |
128.3 (5.051) |
61.5 (2.421) |
51.2 (2.016) |
35.1 (1.382) |
1,112.7 (43.807) |
出典:中国气象局 国家气象信息中心 2010-03-18 |
地名の特徴
上海は揚子江デルタの水網地帯にあるため、地名には浦、涇、漕、蕩、浜、橋など水に関連する漢字がよく使われる。
歴史
中国の戦国時代、今の上海あたりは春申君の封地だったため、今も「申」と称す。また「滬」(魚を捕る道具の意)とも呼ばれる。
上海の地は唐代には華亭県の一部だったが、蘇州河の南に上海浦という村ができ、宋代に上海鎮とよばれるようになった。これに対し黄浦江下流の現虹口区あたりには下海廟も存在した。1292年に上海県となったが、それ以前は江蘇省に属した。
アヘン戦争を終結させた1842年の南京条約により上海は条約港として開港した。これを契機としてイギリス、フランスなどの租界が形成され、後に日本やアメリカも租界を開いた。1865年に香港上海銀行が設立されたことを先駆として、欧米の金融機関が本格的に上海進出を推進した。1871年には香港と上海を結ぶ海底通信ケーブルが開通し、日本の長崎にも延伸された。1873年には日本の岩倉使節団が上海の市内見学をしており、当時の上海の様子を「米欧回覧実記」に記している[4]。
1920年代から1930年代にかけて上海は中国最大の都市として発展し、イギリス系金融機関の香港上海銀行を中心に中国金融の中心となった。上海は「魔都」あるいは「東洋のパリ」とも呼ばれ、ナイトクラブ・ショービジネスが繁栄した。こうした上海の繁栄は、民族資本家(浙江財閥など)の台頭をもたらし、階級闘争的な労働運動が盛んになっていた。
1925年に上海から始まった五・三〇運動は、中国における大規模な民族運動とされるが、同時に社会主義的労働運動の台頭を示した事態であった。こうした状況を懸念した浙江財閥は、蒋介石と提携し反共クーデター(上海クーデター)を決行させた。なお、中華民国の下で1927年に上海特別市となり、1930年5月、上海直轄市が成立している。
1932年には満州事変と連動した日本軍の攻撃による上海事変が起きた。1935年には日本人水兵射殺事件や日本人が経営する商店が襲撃される事件が起きた[5]。1937年には盧溝橋事件と連動して、大山中尉殺害事件後に日本軍の攻撃により第二次上海事変が勃発した。中国軍機の爆撃を受けた上海共同租界では多くの市民が犠牲となったが、日本軍によって上海共同租界への中国軍の侵攻は阻止された。1941年には太平洋戦争の勃発とともに上海共同租界は日本軍に接収された。1949年の中華人民共和国成立により、外国資本は香港に撤収したが、1950年代から1960年代にかけては工業都市として発展した。
1978年の改革開放政策により、再び外国資本が流入して目覚ましい発展を遂げた。現在も、1992年以降本格的に開発された浦東新区が牽引役となって高度経済成長を続けている。また上海市指導部から江沢民、朱鎔基、呉邦国、曽慶紅、黄菊ら中華人民共和国の国家主席、総理などの指導部を輩出している。
社会
人口動態
2012年6月末の常住人口は2433.4万人、このうち上海戸籍人口が1451.1万人、外来人口が982.3万人となっている。 上海市人民政治協商会議の統計によると、ここ10年間、平均で約66万人上海市の人口は増え続けている。
2007年の男性平均寿命78.87歳、女性平均寿命83.29歳、戸籍人口平均寿命81.08歳。2007年には60歳以上の高齢者の人口比率が20.8%になる。百歳以上の老人が758名、最高齢者は109歳。現在上海市家庭総数の61.06%に当たる305万世帯が一人っ子家庭である。高齢化と少子化問題は市政府にとって大きな課題となっている。近年中国の優秀人材に上海の戸籍を発給(いわゆる“新上海人”)したり、上海人に2人の子を産む許可を出すなどの人口政策を打ち出している。
上海人の構成
上海の原住民は松江あたりに居住していた。元の時代には上海県ができた。1840年のアヘン戦争以後経済が急速に発展し、近隣の地方から次々に移民が入ってきた。現在の上海人の8割以上は北の江蘇省と南の浙江省からの移民である。特に江蘇省揚子江(長江)の南部と浙江省北部の江南地方からの出身者が上海人の半分以上を占める。これが、上海の文化にも大きな影響を与えている。上海語は寧波語、蘇州語と上海本地語の集合である。商売に長けた江蘇人と政治に敏感な浙江人が近代上海の歴史を作ってきた。
清の末期、太平天国など一連の革命運動や商売のため、広東省からの移民もやってきた。広東人は運輸、デパート経営などに関わった。現在上海市で祖先が広東省出身の人が約150万人いる。
第二次世界大戦の時はヨーロッパから上海ゲットーへユダヤ人移民2万人も受け入れた。その大部分は終戦後アメリカとイスラエルに移住した。
1990年代から、台湾が上海市近郊にある蘇州東の昆山、太倉に大量投資した。台湾にいる外省人の中には浙江出身の人が多いため、たくさんの台湾人が上海に移住している。現在上海に滞在する台湾人は30万人以上に上る。
三峡ダム建設のために、四川省から移民1万人を崇明県に受け入れた。2008年四川省大震災以後、上海市は国に指定された災害救援対象の都江堰市から短期移民約3000名を受け入れた。
上海に常駐もしくは長期滞在している外国人は約15万人、2008年に上海で仕事をしている外国人は5.7万人いる。
近年日本も長江デルタに進出、蘇州・無錫に工場が建てられている。部品調達、製品流通販売のため、港町の上海に事務所や子会社を設けるケースが多い。今上海に常駐する日本人は約4万8千人。上海にいる外国人のなかで最も多い。上海と、隣接する江蘇・浙江を加えると、出張と観光あわせて10万人近い日本人がいるといわれる。海外一の規模の日本人コミュニティーも形成されている。
在留日本人
戦前から多くの日本人が住む上海には現在約4,500社の日系企業が進出、5万289人の日本人が住み、海外で3か月以上留まって暮らす長期滞在の日本人が多い都市として、アメリカのニューヨークを抜きトップになった(2010年10月1日時点・外務省の統計)。短期滞在者を含めると10万人以上の日本人が滞在しているといわれる。日本総領事館や日本人学校などもあり、日本料理店をはじめ日本人向けの店も多い。
上海人の姓
上海人の姓(苗字)上から多い順番は張、王、陳、李、朱、徐、周、沈、呉、陸。沈と陸が上海特有の姓、それ以外は中国人姓の20位以内に数えられる。江蘇省、浙江省の姓ランキングも上海とほぼ同じ。
戸籍問題
中国は人口問題を抱えるため、農村と地方都市の人は自由に大都市に移住することができない。それにもかかわらず、近年の経済発展に伴って多くの出稼ぎ労働者が中国各地から上海に来て仕事をしている。その数約660万人以上といわれるが、正確な数字の把握は難しい。出稼ぎ労働者の出身地はいずれも普通語を使う四川省、江蘇省蘇北、安徽省、東北地方(旧満州)の者が多い。出稼ぎ労働者は上海を建設すると同時に、大きな社会問題と治安問題をも招いている。公安機関の統計によれば、上海市の75%以上の強盗、殺人、暴行などの悪質な犯罪は市外の中国人により発生している[6]。
したがって、上海では北京と並び、中国大陸において最も厳しい戸籍政策がとられている。しかし大都市の戸籍を持つ人には様々な特権がある。例えば、親が上海戸籍を持つ者なら、子供が生まれたとき区の社会保険局から15万円から数十万円までの援助金を得ることができる。戸籍を持つ子供は優先的に幼稚園、小学校、中学校に進学できる。一方上海戸籍を持たない者は上海の大学受験に参加できない。また一部の悪質な会社は上海戸籍を持たない社員に住宅積立金、年金を支払わないケースもある。このような戸籍問題に関するトラブルは絶えない。
中国は都市と地方の格差が激しいため、日本、アメリカ、台湾、香港などの外国と地域への観光ビザ発行は上海など沿岸経済発展地域の戸籍を持つ者に限定される。
言語
言語は上海語。上海語は呉語を代表する方言である。本来文字はなかったとされるが、音に近い漢字が当てられた。上海語の中にも方言があり、浦東、青浦地域に存在する。崇明島ではまた違った言語が話されるが、上海語に近い。上海には周囲の江蘇省、浙江省から多くの労働者が出稼ぎに来たため、彼らの多くが今も住む上海駅周辺では上海語とは異なる言語である「蘇北語」が話されている。 普通話と上海語とはまったく通じないが、普通話の教育が中国全土で行われているため、大抵の上海人が普通話を使用できる。
上海語で放送されるテレビ番組や上海語で上演される歌劇などがある。中国で上海語の学習書なども出版されている。
経済
上海市は中国最大の経済都市である。2011年の市内総生産は1兆9,196億元(約26兆円)であり、北京市を凌ぎ同国第1位である[7]。東京都の都内総生産(約84.8兆円)[8]やニューヨーク市の市内総生産(約51兆円)[9]と比較すると劣るものの、シンガポールの国内総生産を既に抜いており、世界有数の経済都市へと成長している。2012年3月、英国のシンクタンクのZ/Yenグループによると、世界8位の金融センターと評価されている[10]。
2011年に上海市が公表した統計によると、2010年における労働者の平均賃金は年46,757元(約57万円)であり、月当たりだと3,896元(約4.7万円)である[11]。また、2011年の上海市の最低賃金基準は、月給の場合1,280元(約1.6万円)であり、時給の場合11元(約130円)である。第三次産業の中でもとりわけ金融産業に従事している労働者の平均賃金が高く、年126,636元(約160万円)(2008)である。一方農業など第一次産業に従事している労働者の平均賃金は年24,898元(約27万円)(2008)と、全平均の約60%ほどの水準である。また、上海市の都市部在住者の平均可処分所得は年31,838元(約38.5万円)であり、月当たりだと2,653元(約3.2万円)である[12]。
交通
上海市の主要交通手段はバス、自転車、船であったが、近年はバス、トロリーバス、地下鉄網、タクシー、電動スクーター、高速道路網をも活用した自家用車などが主な交通手段となる。
タクシー
大手のタクシー会社は世界的な基準に照らしても良識的といえるものの、一部外国人観光客に対してわざと遠回りするタクシーが存在する。大手のタクシー会社は、スーツを着用していたり、一流ホテルで客待ちできたりするので識別するのは可能である。具体的には、赤いタクシーと青いタクシーに気をつける必要があるのに加えて、レシートを発行してもらうことが勧められる。わざと遠回りして標準価格より2倍以上請求した事実が発覚した場合、その運転手は永久にタクシーライセンスを剥奪される。
料金は昼間初乗り3kmまでが14元(約170円)、夜間18元(約220円)。車種はほとんどフォルクスワーゲン・サンタナ(サンタナ3000を含む)で占められている[要検証 ]。
鉄道
上海は中国東部の鉄道中枢上海鉄路局の所在地である。1876年7月3日に開通した呉淞鉄道は中国初めての鉄道であり一度撤去された後、淞滬鉄道として再建された。北方面の滬寧線(京滬線)と南方面の滬杭線(滬昆線)の始発駅。2007年1月28日より高速鉄道の営業運転を開始した。
- 中国国鉄の駅
- 駅舎は2010年の上海万博にあわせて大規模な改装とホーム屋根の改築を行った。一等車待合室には中国語・英語・日本語の電子掲示板サービスが提供される。
- 上海地下鉄(上海地铁)
- 1号線は1995年開通、以後拡張を続けている。こちらも上海万博にあわせて大幅な延伸が行われ、2010年7月現在、総延長は424.7kmに達した。2015年には総延長約530kmに、2020年ごろには21路線・総延長約980kmに達する予定である。
- 上海トランスラピッド(上海磁浮列车)
- 浦東国際空港(下記)と地下鉄2号線竜陽路駅の間に実用型リニアモーターカーが開通し、世界で初めて超高速運転を行っている。世界で3番目に開業した磁気浮上式の常設実用線である。杭州までの延伸計画を検討中。
- 滬寧都市間鉄道(沪宁城际线)
- 南京駅と上海駅および上海虹橋駅の間に2010年7月1日に開通した。
- 京滬高速鉄道(京沪高速铁路)
- 北京南駅と上海虹橋駅の間に2011年6月30日に開通した[13]。
交通カード
市内のほとんどの公共交通機関において上海公共交通カードを利用できる。年齢70歳以上の老人(上海戸籍)は非接触式の老人カードを使えば、通勤時間帯以外の路線バスと地下鉄を無料乗車できる。
空港
民用空港
上海には、西郊外の長寧区にある上海虹橋国際空港(上海虹桥国际机场)と、浦東新区にある上海浦東国際空港(上海浦东国际机场)の2つの空港があり、共に中国東方航空や上海航空、春秋航空のハブ空港の役目を担っている。
国際線は2002年10月以降浦東国際空港に集約され、虹橋国際空港を発着する国際線の便はなかったが、2007年9月29日に東京・羽田空港との間で1日4往復の定期チャーター便、同年10月28日にソウル・金浦空港便が就航した。
浦東国際空港へのアクセスとして、上海トランスラピッドが採用されている(上述)。
軍用の空港
高速道路
1988年10月31日より開通した滬嘉高速道路は中国初めての高速道路。A20(外環線)以内の高速道路、A1(迎賓大道)、大型橋、トンネル等は無料であるが、時間帯によって上海以外のナンバープレートをつけた自動車の流入が規制される。2008年11月から長江デルタ地域ETCの全面導入に伴う高速道路料金システムは電子化された。交通管理は全国で最も厳しいといわれる。市内いたるところに監視カメラが設置され、交通違反した車は上海市境の高速道路料金所で累計した罰金を科せられる。
- 市内スカイウェイ
- 市域高速道路
- A1(迎賓大道)
- A2(滬芦高速道路)
- A4(莘奉金高速道路)
- A5(嘉金高速道路)
- A6(新衛高速道路)
- A7(亭楓高速道路)
- A8(滬杭高速道路上海部分)
- A9(滬青平高速道路)
- A11(滬寧高速道路上海部分)
- A12(滬嘉高速道路、滬嘉瀏高速道路)
- A13(沿江高速道路上海部分)
- A14(滬祟蘇高速道路、建設中)
- A15(浦東国際空港高速道路、建設中)
- A16(蘇滬高速道路上海部分、建設中)
- A20(外環線)
- A30(郊環線)
- 国道
- トンネル
- 上海長江トンネル・大橋(揚子江、鉄道と車)
- 打浦路トンネル
- 延安東路トンネル
- 大連路トンネル
- 上中路トンネル
- 外環トンネル
- 翔殷路トンネル
- 復興東路トンネル(黄浦江、車専用)
- 外灘観光トンネル(黄浦江、観光専用)
- 大橋
港湾
上海は中国最大の港湾であるのみならず、コンテナ取扱量ではシンガポールや香港に迫る世界第2位で、やがては世界1位になるとみられる。
黄浦江の河港として始まった上海は長江沿岸の外高橋地区に重点を移し、さらに取扱量の増加やコンテナ船の大型化を見越して、世界のハブ港湾となる埠頭とコンテナターミナルを外海に面した杭州湾上に建設した。この新港は2005年暮れに「洋山深水港」として開業した。洋山深水港は上海の南30kmの沖合に浮かび、本土とは東海大橋で結ばれている。
日本との接続
- 海上航路
神戸港および大阪港と上海を結ぶフェリー「新鑑真号」と大阪港と上海を結ぶ「蘇州号」が就航中。2005年には、山口県下関市と上海を結ぶフェリーが就航(2006年に中国側寄港地は蘇州太倉港に変更)。
1994年に平成の新上海航路を開設し、長崎港と上海を結んだ。初めに海華号(13,481トン)が就航、2年後の1996年3月から旅客定員382人のフェリー長崎上海号(11,008トン)に更新された。航路は日中双方の合弁会社で運航されたが、利用率の低迷により1997年1月から、一時運休中。
- 航空航路 - 2011年現在、下記航空会社が上海と日本各都市との間に就航している。
- 日本航空:成田・羽田・関西・名古屋
- 全日本空輸:成田・羽田・関西・名古屋
- 中国国際航空(中国国际航空):成田・関西・名古屋・仙台・福岡
- 中国東方航空(中国东方航空):成田・羽田・関西・名古屋・札幌・福島・新潟・小松・静岡・岡山・広島・松山・福岡・長崎・鹿児島・那覇
- 中国南方航空:名古屋・北九州(運休中)
- 上海航空:羽田・関西・富山
- デルタ航空:成田
- 春秋航空:茨城・高松・佐賀
教育
大学
|
|
|
日本人学校
文化
上海は中国政府が指定する「国家歴史文化名城」のひとつであり、市内には「全国重点文物保護単位」が16点存在する。
上海でも近年中国の標準語とされる普通話(北京語)は通用するが、日常会話で使われているのは依然として上海語(上海方言)であり、テレビ・ラジオ放送でも上海語の番組が存在する。上海語は呉語(呉方言)の代表的なものである。上海語を使って演じる伝統劇の「滬劇」があるほか、近年は若者が上海語のラップを歌う例も見られる。但し、他地域同様に幼稚園からの普通話教育と公共場所での普通話の徹底により、上海生まれ上海育ちの若者でも上海語が話せなくなってきている。一部、上海市が対策を講じ始めているが効果には至っていない。
アクロバティックな演技で知られる中国風サーカス(雑技)の「上海雑技団」 も有名。上海料理は近接の江蘇省の料理・江蘇料理の影響を受け、これを洗練させたものである。
上海の文化的特徴は、もともと「海派文化」と称される隣接の江蘇省、浙江省地域一帯の伝統的文化・芸術と、1920年代 - 1930年代に西洋から移入された流行文化が混じり合い、現代中国で最も洗練された都市のひとつとなっている。
改革開放政策導入後、上海では多くの大きな文化イベントが開催され、上海大劇院、上海博物館、上海図書館、上海影城など、中国最大規模の文化施設が多く建設された。ヨーロッパ調の上海音楽庁の全面改装後、クラシックのコンサートも多く開催されるようになる。また、国際芸術祭、国際映画祭なども毎年開催されている。2010年5 - 10月には、「より良い都市、より良い生活(城市、让生活更美好;Better City Better Life)」をテーマに万国博覧会(上海国際博覧会)が開催された。
建築
上海には1920年代より多くの西洋様式の建築が残されている。その中でも特に黄浦江に面する川沿いの外灘(The Bund)は、上海海関、香港上海銀行などが立ち並びヨーロッパ調の風情を感じさせる建築群として知られており、上海のシンボルにもなっている。市内にも多くの西洋建築が点在している。
上海市内においては、1920年代の一般市民の共同住宅である「石庫門」と呼ばれる建築様式も残っており、現在都市化が進むなか貴重な文化資産として、その多くがブティックやレストランとして改築され、保存されている。市内中心部・淮海中路近くの「上海新天地」はその一例である。
一方外灘の対岸にあたる浦東新区には、1994年完成の東方明珠電視塔を始めとして、新しい摩天楼群が立ち並び、そのエキゾチックな景観、発展ぶりには目を見張るものがある。2008年には世界第2位の高さとなる高層ビル、上海環球金融中心(上海ワールドフィナンシャルセンター;別名「上海ヒルズ」、地上492m、階数104階)が完成し、地上474mの高さにある100階の展望台は世界で最も高い展望台となった。さらに2014年には高さ632mの上海中心(上海タワー)が完成する予定であり、上海環球金融中心の記録を塗り替えて世界第2位になるとみられる。
2010年8月現在、上海には高さ60m以上の高層ビルが8000棟近く存在するとされ、これは日本全国を合わせた約2000棟の4倍に匹敵する規模となる[14]。 その一方で、不動産バブルの崩壊も懸念されており、不動産投機抑制のために上海市当局は、住宅ローン規制や投機目的の不動産業者からの土地没収などの強硬措置も行っているとされる[15]。
観光
- 黄浦区
- 外灘(外滩;The Bund)
- 南京東路(南京东路;Nanking Road,Nanjing Road/旧公共租界の「大馬路」)
- 沐恩堂(Moore Memorial Church,since 1931)
- 上海音楽庁(南京大戲院,since 1930→上海音乐厅;Shanghai Concert Hall)
- 上海大劇院(上海大剧院;Shanghai Grand Theatre)
- 上海博物館(上海博物馆;Shanghai Museum)
- 上海美術館(上海美术馆;Shanghai Art Museum)
- 豫園(豫园;Yu Garden)
- 八仙橋(八仙桥)
- 十六鋪(十六铺)
- 老西門(老西门)
- 文廟(文庙/孔子廟)
- 董家渡聖フランシスコ・ザビエル教会(董家渡・天主教堂,since 1853;St.Francis Xavier Church)
- 乍浦路美食街
- 黄河路美食街
- 盧湾区
- 淮海中路(Central Huaihai Road/旧フランス租界の「霞飛路」;Avenue Joffre)
- 上海新天地(Shanghai Xintiandi/“石庫門”建築を改装した店舗・レストラン・バーが並ぶエリア)
- 中共一大会址紀念館(中共一大会址纪念馆)
- 孫文故居(孙中山故居)
- 張学良故居(张学良故居)
- 梅蘭芳故居(梅兰芳故居)
- 周公館(周公馆/周恩来が中国共産党代表団の上海事務所に使用した洋館)
- オークラガーデンホテル(旧 フランス倶楽部,since 1926→上海城市花园大饭店;Okura Garden Hotel Shanghai)
- 田子坊(Tianzifang)
- 8号橋(第八号大桥;The Bridge 8)
- 壹号美術館(壹号美术馆)
- 徐匯区
- 上海図書館(上海大图书馆;Shanghai Library)
- 上海体育場(上海八万人体育场;Shanghai Bawanren Tiyuchang)
- 上海遊泳館(上海游泳馆;Shanghai Swimming Pool)
- 上海大舞台(Shanghai Grand Stage)
- 尚街ロフト(尚街洛夫特 - シャンジエ・ロフト;High Street Loft)
- 蔡元培故居
- 蒋介石故居(蒋介石故居)
- 宋慶齢故居(宋庆龄故居)
- 国際礼拝堂(国际礼拜堂,since 1925;Shanghai Community Church)
- 徐家匯天主堂(徐家汇天主教堂,since 1910;St.Ignatius Cathedral)
- 竜華寺(龙华寺;Longhua Temple)
- 衡山路(Hengshan Road/旧フランス租界の「貝当路」;Avenue Pertain)
- 上海植物園(上海植物园;Shanghai Botanical Garden)
- 錦江楽園(锦江乐园)
- 徐家匯(徐家汇/シュージァーホィ)
- 長寧区
- 静安区
- 静安寺(Jing'an Temple)
- 玉仏寺(玉佛寺;Jade Buddha Temple)
- 同楽坊(同乐坊;The New Factories)
- 南京西路(Buddling Well Road→West Nanjing Road/旧公共租界の「静安寺路」)
- 上海展覧センター(上海展览中心)
- マーラー別荘(马勒别庄;Hengshan Moller Villa Hotel/現在はオールドホテル)
- 上海市福利会少年宮
- 呉江路美食街(吴江路美食街)
- 曹家渡
- 普陀区
- 長風公園(长风公园)
- 滬西工人文化宮(泸西工人文化宫)
- 銅川路水産市場(铜川路水产市场)
- 曹家渡
- エム・フィフティーン(M50)
- 閘北区
- 虹口区
- 虹口体育場(虹口体育场)
- 四川北路
- 1933老場房(一九三三年屠宰场)
- 上海多倫現代美術館(上海多伦现代美术馆)
- 魯迅公園(鲁迅公园)
- 魯迅紀念館(鲁迅纪念馆)
- 魯迅故居(鲁迅故居)
- 内山書店(內山书店)
- 金子光晴寓所(金紫光・办公处)
- 七浦路
- 提籃橋(提篮桥)
- 上海郵政博物館(天津・北京についで中国三番目の郵便局)
- 楊浦区
- 浦東新区
- 東方明珠テレビ塔(东方明珠电视塔,468m)
- 金茂大厦(金茂大厦,420.5m)
- 上海環球金融中心(上海环球金融中心;上海ワールドフィナンシャルセンター,492m)
- 上海海洋水族館(上海海洋水族馆)
- 上海展示センター(上海展示厅)
- 上海大自然野生昆虫館(上海大自然野生昆虫馆)
- 東方芸術センター(东方艺术中心;Shanghai Oriental Art Centre)
- 世紀公園(世纪公园;Century Park)
- 上海科学技術館(上海科技馆;Shanghai Science Museum)
- 上海トランスラピッド(上海磁浮列车;Shanghai Maglev Train)
- 上海野生動物園(上海野生动物园)
- 松江区
- 嘉定区
- 孔庙(嘉定县博物馆基本陈列室)
- 青浦区
スポーツ
- 2004年からF1中国グランプリ、翌2005年からMotoGP中国グランプリが上海インターナショナルサーキット(上海国際賽車場)にて開催されている。
- 2005年、上海体育館で世界卓球選手権が開催された。また、2004年6月には大相撲公演も行われた。
- 中国サッカー・スーパーリーグのプロチーム「上海申花」、「上海聯城」の本拠地。上海申花のホームスタジアムは、上海虹口足球場。 上海聯城のホームスタジアムは、上海浦東源深体育場。2007年から二つのチームが合弁した「上海申花」になった。
- 2008年北京オリンピックのサッカー予選が上海で開催された。
- アジアリーグアイスホッケーに参加しているチャイナドラゴンが2008年より本拠地としている。
メディア
テレビ局
- *リンクは放送局の公式サイト(中国語・音声出るものあり注意)
※频道→チャンネル,电视台→テレビ局,卫视→衛星テレビ
- 上海东方传媒集团有限公司(Shanghai Media Group;SMG)傘下の局・チャンネル
- これらテレビ局の番組表は、テレビ週刊誌「上海电视」と、週刊新聞「毎周 广播电视」に掲載されている。
ラジオ局
- 上海人民广播电台(FM93.4MHz/AM990kHz)
- 东广新闻台(FM90.9MHz/AM1296kHz)
- 五星体育广播(FM94.0MHz)
- 第一财经频率(FM97.7MHz)
- 浦江之声(AM1422kHz)
- 上海交通广播(FM105.7MHz/AM648kHz)
- 东方都市广播(FM89.9MHz/AM792kHz)
- 上海故事广播(FM107.2MHz)
- 上海戏剧曲艺广播(FM97.2MHz/AM1197kHz)
- 动感101(FM101.7MHz)
- Love Radio(FM103.7MHz)
- 经典947(FM94.7MHz)
- (以上SMG傘下)
- 浦东人民广播电台(FM100.1MHz)
- 中国国际广播电台 Hit FM(FM87.9MHz)
- これらラジオ局の番組表は、週刊新聞「毎周 広播電視(SHANGHAI RADIO & TV WEEKLY)」に掲載されている。
出身者
「上海市出身の人物一覧」を参照。
行政区分
上海市は18の区、1の県に区分されている。なお、浦東新区は副省級区(地級行政区レベル)に指定され、大幅な自主権が与えられている。
- 黄浦区(ホアンプゥ) - 2000年に黄浦区と南市区が合併。市人民政府やバンド地区が所在する上海中心部。旧イギリス租界で、20世紀からの金融や貿易の中心地区である。
- 盧湾区(卢湾区/ルゥワン) - 上海市でもっとも面積が小さい区。旧フランス租界、江南造船廠の所在地で、中国近代工業の発祥地である。中華イージスの旅洋級駆逐艦もここで建造された。
- 徐匯区(徐汇区/シューホィ) - 上海市でもっとも豊かな地域である。上海交通大学、中国科学院上海分院、中国航天院上海分院、上海映画撮影所など、数々のハイテク研究所、医療機関、大学などがある。戦前の資本家や著名人たちの旧居が多く残っている。衡山路周辺にはしゃれた飲食店も多い。地下鉄徐家匯駅周辺は近年オフィスビルやデパートが増加し、発展が目覚ましい。
- 長寧区(长宁区/チャンニン) - 西にある天山新村は、かつての紡織労働者の団地である。改革開放後に設けられた虹橋新区は外国企業の事務所が多いビジネス地区となっている。日本を含む各国の領事館も区内に点在し、多くの外国人が古北新区などに住んでいる。上海市内で日本人駐在者が一番多い地域でもある。
- 静安区(ジンアン) - 中心部にある区で、静安寺があることに因む。第二次世界大戦以前の高級マンションが今も残っている。
- 普陀区(プゥトゥオ) - 市の西北部にある。かつての紡織労働者の団地も多い。江沢民も上海市市長になる前に区内の曹楊新村に住んでいたことがある。
- 閘北区(闸北区/ジャーベイ) - 1990年代に移転した現上海駅がある。
- 虹口区(ホンコウ) - 第二次世界大戦前は日本の租界で、当時「小東京」と呼ばれた。横浜橋、西本願寺などの史跡が残り、魯迅公園がある。
- 楊浦区(杨浦区/ヤンプゥ) - 旧アメリカ租界で、上海楊樹浦発電所、上海電表廠、上海光機所、上海柴油機廠などの所在地。市中心部の区としては面積がいちばん広く、人口も120万人と最多である。区内には復旦大学、同済大学、上海理工大学、上海海洋大学(元・水産学院)、上海電力学院など大学が多い。2010年1月10日に区として「国家イノベーションモデル・パイロット都市」の名誉を獲得した。これは“工業の楊浦”から“知識の楊浦”へと転換が済んだことを意味する。だが、いぜん重工業の町でもある。
- 浦東新区(浦东新区/プゥドンしんく) - 楊浦区、黄浦区、南市区と盧湾区の浦東部分と川沙県が1992年に合併し、副省級市に昇格した。2009年には南匯区と 合併した。経済特区として金融、IT産業、電子、化学などの工場・オフィス誘致が進み、あわせて上海浦東国際空港やリニアモーターカーも建設され、上海の新しい玄関となった。これに伴って、外国人も古北小区などから区内の聯洋小区に移る例が多い。中華民国総統・孫文の妻宋慶齢と、青幇のボス杜月笙の実家がある。区内の滬東造船廠で、江凱型フリゲートと071型揚陸艦が建造された。082型空母は区内の外高橋造船廠で建造する予定。
- 宝山区(バオシャン) - 旧宝山県が1988年に改称。日本の技術協力を得た宝山製鉄所の所在地である。
- 閔行区(闵行区/ミンハン) - 旧上海県が1992年に改称。多くの外国企業の工場や国産の精密機器、ロケットと人工衛星の製造工場がある。
- 嘉定区(ジァーディン) - 旧嘉定県が1992年に改称。光学研究所などの研究機関やトヨタ、ゼネラルモーターズ、フォルクスワーゲンなどの自動車工場がある。また2004年6月には上海国際賽車場(上海インターナショナルサーキット)が完成し、F1中国グランプリやMotoGP中国グランプリなどの国際的大レースが開催されている。
- 金山区(ジンシャン) - 旧金山県が1997年に改称。金山石化総廠の所在地である。1937年旧日本軍が金山沖に上陸した。
- 松江区(ソンジャン) - 旧松江県が1998年に改称。市街地の西約20kmの位置にあり、上海照相機総廠がここにある。映画撮影所も有名。区内の佘山(シェーシャン、標高97メートル)は上海市内の陸地で一番高い山で、頂上には東アジア一を誇るキリスト教会が建てられている。上海市天文台も頂上にある。男子ゴルフ世界選手権シリーズのHSBCチャンピオンズは毎年区内の「佘山国際ゴルフクラブ」で行う。
- 青浦区(チンプゥ) - 旧青浦県が1999年に改称。機械製造、金属加工などが盛ん。西にある淀山湖は黄浦江の水源であり、上海の水道水の水源池でもある。湖畔には紅楼夢の大観園を再現したテーマパークもある。
- 奉賢区(奉贤区/フォンシェン) - 旧奉賢県が2001年に改称。市街地の南に位置し、スイカなど農産物の産地。近年、海水浴場ができて観光業にも力を入れている。
- 崇明県(チョンミン) - 長江河口の巨大な中洲である崇明島の大部分を占める。北の一部は江蘇省に属す。中国第三の島で、崇明老黒皮スイカ、 長興島ミカンや上海蟹の養殖が有名。江南造船廠が区内の長興島へ移転した。2009年10月31日、総工費1638億円の上海長江トンネル・大橋の開通により、島へのアクセスが大幅改善された。
上海市の中心部は以上の行政区とは別に、蘇州河(呉淞江)と黄浦江を境に3つの部分でも分けられている。
- 浦東(プゥドン) - 黄浦江の東側にあるため「浦東」と呼ばれる。1991年の開発開始までは水田が広がる土地であり、市街地への交通の便も非常に悪く、上海には「寧要浦西一張床、不要浦東一間房」(浦西のベッド一つの方が浦東の一部屋よりまし)という俗諺もあった。
- 浦西(プゥシー) - 黄浦江の西側部分で、豫園を中心とした旧市街や、旧租界時代からの金融、商業の町が含まれる。旧イギリス租界、フランス租界の資本家、政治家、外国人によって建てられた洋館が多く残るため、上海語で「上只角」と呼ばれる。
- 滬北(フーベイ) - 蘇州河の北側の部分。かつての労働者たちの密集地を含む。特に上海駅の周辺は、地方から出てきた労働者が最初にここで小屋をつくって暮らすことが多く、教育や医療の水準、平均収入は市の平均以下のため、上海語で「下只角」と呼ばれる。犯罪の発生率も高い状態が続いている。
上海市行政区画 | ||
区、県 | 地域 | 街道、鎮 |
---|---|---|
黄浦区 | 浦西 | 外灘街道、人民広場街道、南京東路街道、金陵東路街道、半淞園路街道、小東門街道、老西門街道、董家渡街道、豫園街道 |
盧湾区 | 浦西 | 打浦橋街道、淮海中路街道、瑞金二路街道、五里橋街道 |
徐匯区 | 浦西 | 湖南路街道、天平路街道、楓林路街道、徐家匯街道、斜土路街道、長橋路街道、漕河涇街道、康健新村街道、虹梅路街道、田林路街道、凌雲路街道、龍華街道 華涇鎮 |
長寧区 | 浦西 | 華陽路街道、新華路街道、江蘇路街道、天山路街道、周家橋街道、虹橋街道、仙霞新村街道、程家橋街道、北新涇街道、新涇鎮 |
静安区 | 浦西 | 江寧路街道、静安寺街道、南京西路街道、曹家渡街道、石門二路街道 |
普陀区 | 滬北 | 長寿路街道、曹楊新村街道、長風新村街道、宜川路街道、甘泉路街道、石泉路街道 真如鎮、長征鎮、桃浦鎮 |
閘北区 | 滬北 | 天目西路街道、北站街道、宝山路街道、芷江西路街道、共和新路街道、大寧路街道、彭浦新村街道、臨汾路街道 彭浦鎮 |
虹口区 | 滬北 | 四川北路街道、提籃橋街道、新港路街道、乍浦路街道、鴎陽路街道、広中路街道、凉城新村街道、嘉興路街道、曲陽路街道 江湾鎮 |
楊浦区 | 滬北 | 定海路街道、大橋街道、平凉路街道、江浦路街道、控江路街道、殷行街道、長白新村街道、延吉新村街道、五角場街道、四平路街道、新江湾城街道 五角場鎮 |
浦東新区 | 浦東 | 濰坊新村街道、梅園新村街道、塘橋街道、周家渡街道、東明路街道、洋涇街道、上岡新村街道、滬東新村街道、金楊新村街道、浦興路街道、南碼頭路街道 川沙新鎮、合慶鎮、曹路鎮、高東鎮、高橋鎮、高行鎮、金橋鎮、張江鎮、唐鎮、北蔡鎮、三林鎮、花木鎮 恵南鎮、新場鎮、大団鎮、周浦鎮、航頭鎮、芦潮港鎮、康橋鎮、宣橋鎮、六灶鎮、祝橋鎮、泥城鎮、書院鎮、万祥鎮、老港鎮 |
宝山区 | 郊区 | 呉淞街道、友誼路街道、張廟街道 月浦鎮、羅店鎮、大場鎮、楊行鎮、羅涇鎮、顧村鎮、高境鎮、廟行鎮、淞南鎮 |
閔行区 | 郊区 | 江川路街道、龍柏街道、古美街道 新庄鎮、七宝鎮、浦江鎮、梅隴鎮、虹橋鎮、馬橋鎮、吴涇鎮、華漕鎮、顓橋鎮 |
嘉定区 | 郊区 | 嘉定鎮街道、新成路街道、真新新村街道 馬陸鎮、南翔鎮、江橋鎮、黄渡鎮、安亭鎮、外岡鎮、徐行鎮、華亭鎮 |
金山区 | 郊区 | 石化街道 楓涇鎮、朱涇鎮、亭林鎮、漕涇鎮、山陽鎮、金山衛鎮、張堰鎮、廊下鎮、呂巷鎮 |
松江区 | 郊区 | 岳陽街道、中山街道、永豊街道、方松街道 九亭鎮、泗涇鎮、泖港鎮、車墩鎮、洞涇鎮、葉榭鎮、新橋鎮、石湖蕩鎮、新浜鎮、佘山鎮 |
青浦区 | 郊区 | 夏陽街道、盈浦街道、香花橋街道 趙巷鎮、徐涇鎮、華新鎮、重固鎮、白鶴鎮、朱家角鎮、練塘鎮、金沢鎮 |
奉賢区 | 郊区 | 南橋鎮、庄行鎮、金匯鎮、柘林鎮、青村鎮、奉城鎮、四団鎮、海湾鎮 |
崇明県 | 郊県 | 城橋鎮、堡鎮鎮、新河鎮、廟鎮鎮、竪新鎮、向化鎮、三星鎮、港沿鎮、中興鎮、陳家鎮、緑華鎮、港西鎮、建設鎮 新村郷、長興郷、横沙郷 |
飛地
上海市域外の江蘇省と安徽省に、上海市飛地がいくつか存在する。以下の各地域の住民(中国人犯罪者を除く)は上海戸籍を有する。日常会話は上海語。
- 上海梅山冶金基地 - 江蘇省南京市付近。上海鉄鋼生産基地のひとつである。1968年設立。
- 上海市大屯炭鉱 - 江蘇省沛県付近。245平方キロ、1970年設立、上海市内の発電所と錬鉄工場に石炭を供給する。2001年8月に上海証券取引所に上場した。
- 上海大豊農場 - 江蘇省塩城地域。3つの農場があり、合計307平方キロ、1950年設立。上海市の米の12%、豚肉の8%、水産物の3%を供給する。文化大革命時代には上海の知識青年と労働教養者(軽犯罪者・政治犯)を監禁していた。
- 上海市軍天湖監獄 - 安徽省宣城地域、14平方キロ、1962年設立。刑期5年以下の者を監禁する場所。
- 上海市白茅嶺監獄 - 安徽省広徳地域、40.5平方キロ、1956年設立。上海で刑事犯罪を犯した者を監禁する場所。上海で発見された不発弾をここで処分する。
年表
上海市
- 1949年10月1日 - 中華人民共和国上海市が成立。黄浦区・老閘区・新成区・静安寺区・虹口区・盧湾区・楊樹浦区・徐匯区・江寧区・普陀区・長寧区・邑廟区・蓬莱区・嵩山区・常熟区・北站区・北四川路区・提籃橋区・楡林区・新市区・江湾区・呉淞区・大場区・閘北区・真如区・新涇区・竜華区・高橋区・洋涇区・楊思区を設置。(30区)
- 1950年6月28日 - 静安寺区が静安区に改称。(30区)
- 1950年6月 (30区)
- 楊樹浦区が楊浦区に改称。
- 新涇区の一部が普陀区・長寧区に分割編入。
- 1950年7月12日 (30区)
- 新涇区・真如区の各一部が普陀区に編入。
- 新涇区の一部が長寧区・真如区に分割編入。
- 新市区の一部が楊浦区に編入。
- 楡林区の一部が新市区に編入。
- 真如区の一部が大場区に編入。
- 1950年8月2日 (30区)
- 新涇区の一部が真如区に編入。
- 真如区の一部が普陀区に編入。
- 1950年8月28日 (30区)
- 閘北区の一部が普陀区に編入。
- 竜華区の一部が新涇区に編入。
- 新涇区の一部が真如区に編入。
- 1950年8月 - 蘇南行署区松江専区嘉定県の一部が新涇区に編入。(30区)
- 1950年12月 (30区)
- 新涇区の一部が長寧区に編入。
- 北四川路区の一部が江湾区に編入。
- 1952年9月23日 (30区)
- 1953年11月27日 - 黄浦区・虹口区・閘北区・普陀区・蓬莱区・盧湾区・楊浦区・東昌区・東郊区・西郊区・北郊区の各一部(黄浦江・蘇州河およびその支流の沿岸地域)が分立し、水上区が発足。(31区)
- 1954年2月26日 - 江蘇省松江専区嘉定県の一部が真如区・大場区に分割編入。(31区)
- 1956年2月9日 (19区)
- 1956年3月 - 北郊区の一部が楊浦区・楡林区に分割編入。(19区)
- 1956年6月 (18区)
- 水上区が黄浦区・虹口区・閘北区・普陀区・蓬莱区・盧湾区・楊浦区・東昌区・東郊区・西郊区・北郊区に分割編入。
- 虹口区の一部が北郊区に編入。
- 1957年9月 - 徐匯区の一部が盧湾区に編入。(18区)
- 1958年1月14日 - 江蘇省松江専区嘉定県・宝山県・上海県を編入。(18区3県)
- 1958年6月 - 北郊区の一部が閘北区に編入。(18区3県)
- 1958年7月19日 - 江蘇省蘇州専区川沙県の一部が宝山県に編入。(18区3県)
- 1958年8月 - 楡林区の一部が提籃橋区に編入。(18区3県)
- 1958年10月20日 (14区4県)
- 西郊区が上海県・嘉定県・普陀区・長寧区・徐匯区に分割編入。
- 北郊区が宝山県・閘北区・楊浦区・虹口区・楡林区に分割編入。
- 東郊区・東昌区が合併し、浦東県が発足。
- 1958年10月 (14区4県)
- 徐匯区の一部が上海県に編入。
- 虹口区の一部が宝山県に編入。
- 普陀区の一部が嘉定県に編入。
- 1958年11月 (14区4県)
- 長寧区・嘉定県の各一部が上海県に編入。
- 浦東県の一部が蓬莱区に編入。
- 1958年11月21日 - 江蘇省蘇州専区川沙県・青浦県・南匯県・松江県・奉賢県・金山県、南通専区崇明県を編入。(14区11県)
- 1959年6月 - 楊浦区・楡林区の各一部が宝山県に編入。(14区11県)
- 1960年1月7日 (12区11県)
- 1960年11月 (12区11県)
- 呉淞区の一部が川沙県に編入。
- 虹口区・盧湾区の各一部が黄浦区に編入。
- 1961年1月25日 - 浦東県が川沙県・黄浦区・南市区・楊浦区に分割編入。(12区10県)
- 1961年3月5日 - 浙江省寧波専区舟山県の一部が分立し、嵊泗人民公社が発足。(12区10県1公社)
- 1962年5月28日 - 嵊泗人民公社が浙江省舟山専区に編入。(12区10県)
- 1962年5月 (12区10県)
- 青浦県の一部が嘉定県に編入。
- 虹口区の一部が宝山県に編入。
- 1962年12月 - 虹口区の一部が閘北区に編入。(12区10県)
- 1964年5月16日 (10区10県)
- 呉淞区が楊浦区・川沙県に分割編入。
- 閔行区が徐匯区に編入。
- 1966年10月 (10区10県)
- 松江県の一部が奉賢県・金山県に分割編入。
- 金山県の一部が松江県に編入。
- 1978年12月 - 楊浦区の一部が分立し、宝鋼地区弁事処が発足。(10区10県1弁事処)
- 1979年7月 - 宝山県・楊浦区の各一部が虹口区に編入。(10区10県1弁事処)
- 1979年11月 - 楊浦区の一部が宝鋼地区弁事処に編入。(10区10県1弁事処)
- 1980年7月 - 宝鋼地区弁事処および宝山県の一部が合併し、呉淞区が発足。(11区10県)
- 1980年12月 - 宝山県・嘉定県の各一部が普陀区に編入。(11区10県)
- 1981年2月22日 - 徐匯区・上海県の各一部が合併し、閔行区が発足。(12区10県)
- 1981年3月 - 楊浦区の一部が呉淞区に編入。(12区10県)
- 1982年5月 (12区10県)
- 楊浦区の一部が虹口区に編入。
- 川沙県の一部が南市区に編入。
- 1982年8月 (12区10県)
- 上海県の一部が長寧区・閔行区に分割編入。
- 宝山県の一部が閘北区に編入。
- 川沙県の一部が南市区に編入。
- 1983年3月 - 上海県の一部が長寧区に編入。(12区10県)
- 1984年7月28日 (12区10県)
- 川沙県の一部が黄浦区・南市区・楊浦区に分割編入。
- 宝山県の一部が虹口区・楊浦区・呉淞区に分割編入。
- 上海県の一部が徐匯区・閔行区・長寧区に分割編入。
- 嘉定県の一部が普陀区に編入。
- 呉淞区の一部が楊浦区に編入。
- 1985年4月 - 嘉定県の一部が普陀区に編入。(12区10県)
- 1985年5月 - 楊浦区の一部が黄浦区に編入。(12区10県)
- 1985年10月 - 宝山県の一部が呉淞区に編入。(12区10県)
- 1986年2月 - 上海県の一部が徐匯区に編入。(12区10県)
- 1988年1月21日 - 呉淞区・宝山県が合併し、宝山区が発足。(12区9県)
- 1991年7月22日 (12区9県)
- 川沙県の一部が黄浦区に編入。
- 上海県の一部が長寧区に編入。
- 1992年7月 - 上海県の一部が徐匯区・長寧区に分割編入。(12区9県)
- 1992年9月26日 - 上海県・閔行区が合併し、閔行区が発足。(12区8県)
- 1992年9月 - 宝山区の一部が閘北区に編入。(12区8県)
- 1992年10月11日 (14区6県)
- 1994年 (14区6県)
- 長寧区の一部が閔行区に編入。
- 嘉定区の一部が普陀区に編入。
- 1997年4月29日 (15区5県)
- 金山県が区制施行し、金山区となる。
- 宝山区の一部が楊浦区・閘北区に分割編入。
- 1998年2月27日 - 松江県が区制施行し、松江区となる。(16区4県)
- 1999年9月16日 - 青浦県が区制施行し、青浦区となる。(17区3県)
- 2000年6月13日 - 黄浦区・南市区が合併し、黄浦区が発足。(16区3県)
- 2001年1月9日 (18区1県)
- 2005年5月18日 - 宝山区の一部が崇明県に編入。(18区1県)
- 2009年5月6日 - 南匯区が浦東新区に編入。(17区1県)
- 2011年7月26日 - 黄浦区・盧湾区が合併し、黄浦区が発足。(16区1県)
蘇南行署区松江専区
- 1949年10月1日 - 中華人民共和国蘇南行署区松江分区が成立。松江県・奉賢県・金山県・宝山県・南匯県・上海県・川沙県・嘉定県・青浦県・嵊泗列島特区が発足。(9県1特区)
- 1949年11月28日 - 松江分区が松江専区に改称。(9県1特区)
- 1950年8月 - 嘉定県の一部が上海市新涇区に編入。(9県1特区)
- 1951年2月21日 - 浙江省嘉興専区嘉善県の一部が松江県に編入。(9県1特区)
- 1951年7月21日 - 嵊泗列島特区が県制施行し、嵊泗県となる。(10県)
- 1951年11月30日 - 浙江省寧波専区定海県の一部が嵊泗県に編入。(10県)
- 1952年11月15日 - 江蘇省の成立により、江蘇省松江専区となる。
江蘇省松江専区
- 1953年6月10日 - 嵊泗県が浙江省舟山専区に編入。(9県)
- 1953年11月 - 南匯県の一部が上海県に編入。(9県)
- 1954年2月26日 - 嘉定県の一部が上海市真如区・大場区に分割編入。(9県)
- 1954年3月 (9県)
- 青浦県の一部(杜寅郷および葑澳郷・方夏郷・沈巷郷・浦聯郷の各一部)が松江県に編入。
- 松江県の一部(天心郷および新石郷の一部)が青浦県に編入。
- 1954年8月 - 嘉定県の一部が宝山県に編入。(9県)
- 1954年12月3日 - 青浦県の一部が松江県に編入。(9県)
- 1955年9月2日 - 嘉定県の一部が蘇州専区太倉県に編入。(9県)
- 1955年9月23日 - 嘉定県の一部が蘇州専区太倉県に編入。(9県)
- 1956年8月 - 青浦県の一部が蘇州専区崑山県に編入。(9県)
- 1956年9月 - 蘇州専区崑山県の一部が松江県に編入。(9県)
- 1957年7月 (9県)
- 松江県の一部が金山県に編入。
- 蘇州専区崑山県の一部が青浦県に編入。
- 1957年9月 - 南匯県の一部が上海県に編入。(9県)
- 1958年1月14日 - 嘉定県・宝山県・上海県が上海市に編入。(6県)
- 1958年3月26日 - 松江県・川沙県・青浦県・南匯県・奉賢県・金山県が蘇州専区に編入。
国際関係
友好都市
上海市
- 1973年 - 日本 横浜市
- 1974年 - 日本 大阪市 - 上海市との間に、1974年4月18日友好都市提携、1981年10月30日友好港提携、さらに1995年7月5日ビジネスパートナー都市提携。
- 1979年 - オランダ ロッテルダム
- 1979年 - イタリア ミラノ
- 1980年 - アメリカ合衆国 サンフランシスコ
- 1980年 - 日本 大阪府
- 1980年 - クロアチア ザグレブ
- 1982年 - 北朝鮮 咸興市
- 1983年 - フィリピン マニラ
- 1984年 - パキスタン カラチ
- 1984年 - ベルギー アントウェルペン
- 1985年 - アメリカ合衆国 シカゴ
- 1985年 - カナダ モントリオール
- 1985年 - ギリシャ ピレウス
- 1985年 - ポーランド ポモージェ県
- 1986年 - ドイツ ハンブルク
- 1986年 - スウェーデン イェーテボリ
- 1986年 - モロッコ カサブランカ
- 1986年 - フランス ローヌ=アルプ地域圏
- 1987年 - フランス マルセイユ
- 1988年 - ブラジル サンパウロ
- 1988年 - ロシア サンクトペテルブルク
- 1989年 - オーストラリア クイーンズランド州
- 1989年 - トルコ イスタンブル
- 1992年 - エジプト アレクサンドリア
- 1993年 - 韓国 釜山広域市
- 1993年 - ロシア ウラジオストク
- 1993年 - イスラエル ハイファ
- 1994年 - ベトナム ホーチミン市
- 1994年 - バヌアツ ポートビラ
- 1994年 - ニュージーランド ダニーデン
- 1994年 - ウズベキスタン タシュケント
- 1995年 - ポルトガル ポルト
- 1995年 - イエメン アデン
- 1995年 - ナミビア ウィントフック
- 1996年 - 日本 長崎県
- 1996年 - イギリス ロンドン
- 1996年 - 韓国 全羅南道
- 1996年 - キューバ サンティアーゴ・デ・クーバ州
- 1997年 - アルゼンチン ロサリオ
- 1998年 - フィンランド エスポー
- 1998年 - メキシコ ハリスコ州
- 1999年 - イギリス リヴァプール
- 1999年 - モザンビーク マプト
- 2000年 - カタール ドバイ
- 2000年 - タイ チエンマイ県
- 2001年 - 南アフリカ共和国 クワズール・ナタール州
- 2001年 - エクアドル グアヤキル
- 2001年 - チリ バルパライソ
- 2001年 - スペイン バルセロナ
- 2001年 - ノルウェー オスロ
- 2002年 - イタリア ロンバルディア州
- 2002年 - ルーマニア コンスタンツァ県
- 2003年 - 韓国 全羅北道
- 2003年 - スリランカ コロンボ
- 2003年 - デンマーク オーフス
- 2003年 - スロバキア ブラチスラヴァ州
- 2004年 - オーストリア ザルツブルク
- 2004年 - キプロス ニコシア
- 2004年 - ポーランド グダニスク
- 2005年 - アイルランド コーク
- 2006年 - インドネシア 東ジャワ州
上海市徐匯区
上海を舞台とした作品
小説
- 『上海』横光利一
- 『上海』林京子
- 『金田一少年の事件簿 上海魚人伝説殺人事件』
- 『上海テロ工作76号』 晴気慶胤 - ジェスフィールド76号(極司非爾路76號)の物語
- 『上海リリー』 胡桃沢耕史
- 『上海ラプソディー』和田妙子
- 『上海』佐伯泰英
漫画・アニメ・ゲーム
- 『蒼天の拳』 - 1930年代の上海を舞台とした漫画。『北斗の拳』の兄弟作。
- 『蘇州夜曲』、『南京路に花吹雪』、『Shang-hai 1945』 - 森川久美の日中戦争前夜から第二次世界大戦末期までの上海を舞台にした漫画3部作。
- 『ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日』
- 『上海妖魔鬼怪』 - 妖魔が跋扈する2050年の上海を舞台としたファンタジー漫画。
- 『鬼哭街』 - ニトロプラスのゲーム、小説。近未来の上海を舞台とする。
- 『閃光のナイトレイド』 - 1931年の上海が舞台。
- 『ザ・キング・オブ・ファイターズ』- 上海出身のキャラクターがいる。
映画
テレビドラマ
音楽
- 『上海だより』(上原敏) - 昭和13年(1938年)1月、上原の歌でレコード発売された。
- 『なぜか上海』(井上陽水) - 船旅での上海旅行を歌う。
- 『上海ラヴソング』(松田聖子) - 2000年6月にリリースされた松田聖子の47枚目のシングル。
- 『上海ハニー』(ORANGE RANGE) - 彼らの代表曲。メンバーによると修学旅行で上海に訪れた男子学生の一目惚れの歌。
- 『上海慕情/情熱ナミダ』(近藤真彦) - 2007年、筒美京平が17年ぶりに曲を提供。
- 『上海繚乱ロマンチカ』(ALI PROJECT)
脚注
- ^ 2012 Global Cities Index and Emerging Cities Outlook (2012年4月公表)
- ^ 上海市の人口が2400万人超
- ^ 1人当たりのGDP 上海が北京を抜いて中国トップに
- ^ 久米邦武 編『米欧回覧実記・5』田中 彰 校注、岩波書店(岩波文庫)1996年、331~335頁
- ^ “『日本外交文書』 昭和期II第一部第四巻(上・下)「上海における日本人水兵射殺事件」”. 外務省. 2011年10月8日閲覧。
- ^ 2006年まで上海市高級人民法院(高等裁判所)の統計
- ^ Shanghai GDP rises 9.9% in 2010
- ^ 平成21年度都民経済計算 報告書
- ^ 2009年のニューヨーク市の市内総生産は6,014億ドルで約50兆円
- ^ The Global Financial Centres Index 11
- ^ 上海市2010年度従業員平均賃金及び引上げ率に関する通知の公布
- ^ [1]
- ^ 京滬高速鉄道開通、中国鉄道の新時代を切り開く
- ^ 【国際情勢分析】まだ足りぬ住宅オフィス供給
- ^ バブル回避へ 中国強硬 空き室調査 投機にメス
関連項目
- 上海市出身の人物一覧
- 上海市長一覧
- 上海協力機構
- 上海租界
- 東亜同文書院
- 河豚計画
- 交換船
- 上海総領事館員自殺事件
- 新鑑真 - 神戸港・大阪港と上海港を結ぶ国際定期フェリー
- 上海閥
- 陳良宇
- 上海国際博覧会(上海万博)
外部リンク
- 公式
- 上海市人民政府公式サイト (中国語)(英語)
- 日本政府
- 在上海日本国総領事館 (日本語)
- 観光
- 上海 - Wikitravel (日本語)
- 上海観光写真集
- 上海観光案内