自己批評番組

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

自己批評番組(じこひひょうばんぐみ)は、放送事業者放送する番組批評放送番組審議会の内容を放送する番組のことである。

概要[編集]

1980年代以降、放送上の不祥事が相次ぎ、放送事業者に対する批判が相次ぐようになった。放送事業者は単発で自己検証・批評を行ってきたが、それでは反省が生かされないという問題が指摘された。このため国は方針を転換し、審議の報告と自己批評を併せて定期的に放送するよう求めるようになった。原則月1回放送するよう求められているが、テレビとラジオを兼営する地上基幹放送事業者は、どちらか一方での放送でもよい。この場合、送り手の顔が見えるということから、テレビを選択している事業者が多い。

番組審議委員会の審議内容公表自体は、放送法第6条第4項に放送事業者の義務として定められている。各社ともウェブサイトに審議内容を公表している。中には議事録そのものを公開している事業者もある。

放送番組審議会も参照。

番組一覧[編集]

※印は、審議報告のみの番組である。主に小規模事業者がこの方式である。

日本放送協会[編集]

1996年3月〜1999年3月まで放送。初期は単発番組として4回放送され、このうち96年3月24日と同年9月22日と97年3月22日では三宅民夫がキャスターを務め、96年12月21日には当時第16代NHK会長であった川口幹夫が出演した。その後、97年4月6日〜99年3月21日までのレギュラー放送では石澤典夫がキャスターを担当した。主にNHKの取り組みや番組制作の舞台裏を紹介したり、視聴者からの質問に集中的に答える回もあった。97年11月からは毎月の中央放送番組審議会の概要が伝えられるようになった。99年4月からは『土曜スタジオパーク』に役割が移譲され、番組名もサブタイトルとして引き継がれた。
  • あなたとNHK(総合テレビで放送、日曜 11:00 - 原則毎月第1週は11:30まで、他は11:15まで)
随時、永井多恵子副会長が出演。2007年3月終了。
『あなたとNHK』を引き継ぐ。2007年4月スタート。
  • ※放送番組審議委員会○月の審議から(総合テレビで放送、月1回)
「中央」(国内全国番組対象)と「国際」(NHK WORLD対象)の審議委員会については、以前は『土曜スタジオパーク』(土曜 14:00 - 15:00)の中で放送。現在は上記の番組に移行した(月1回、日曜の6:51 - 6:53 どちらも字幕放送あり)。また、ラジオの『NHKガイド』(土曜 8:45 - 8:55 ラジオ第1、NHKワールド・ラジオ日本で放送)でも中央審議会および国際審議会の概要をアナウンスする場合がある。
各地方ブロックの審議委員会については、毎月第2日曜日の午前の時間帯に2分間放送(放送時間は編成状況にもよるため不定。関東・甲信越ブロックの審議委員会は字幕放送実施)。

民間地上基幹放送事業者[編集]

民間地上基幹放送事業者とは、日本放送協会(NHK)と放送大学学園(学園)以外の地上基幹放送事業者のことである。 この内、臨時目的放送局とギャップフィラー中継局には放送番組審議会の設置は不要である。 地域割は日本民間放送連盟の区分に従い、同一地域の配列は、テレビ→ラジオの順。テレビについてはデジタル放送のリモコンキーID順とした。

北海道[編集]

この番組が始まる以前は「TVh道新ニュース」の中で番組審議会の模様を放送していた。
STVは分社に伴いテレビとラジオが別会社となっているが、番組は分社化前から別々である。

東北[編集]

青森県
NHKを含む大半の兼営局がテレビのみで放送している中、珍しく両媒体で放送(音声は両媒体同一の放送)。
毎週放送しているが、番組審議会の内容は1ヶ月同じ内容を放送している。
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県

東京都[編集]

TBSは分社に伴い、テレビとラジオが別会社となっているので、番組も別々である。

関東[編集]

茨城県
  • 茨城放送:単独の番組枠は無いが、『ブックマークIBS』において「番組審議委員会だより」として放送(不定期)。
栃木県
群馬県
埼玉県
  • テレ玉:単独の番組はないが、『ごごたま』(17:00以降のローカル部)内で不定期に番組審議会の内容を放送。
  • NACK5:エフエムナックファイブ番組審議委員会情報(『WEEKLY NACK5』で第1週目に前月に行われた審議会の模様を伝える)
千葉県
神奈川県
  • tvk:独立した番組枠は無いが、『ありがとッ!』の中で番組審議会の模様や委員から出された意見を放送することがある(不定期)。
  • ラジオ日本:なし
  • FMヨコハマ:月1回、月曜早朝の4:55 - 4:59に放送する。オープニングジングルは放送時間が繰り上がる。

中部[編集]

新潟県
富山県
石川県
福井県
山梨県
長野県
岐阜県
  • ぎふチャン:主に番組審議会が実施された頃に、ニュースで審議内容を公表。
  • Radio 80:なし
静岡県
愛知県
三重県
  • 三重テレビ三重テレビ ワイドニュース等のニュースで番組審議会の模様を伝える。
  • radio3 FM三重:単独の番組枠はないが、中日新聞三重版の紙面内にある『県民の電波』(名称は変更されている)で審議内容を公表していた(番組審議会が開催された前後)。現在は新年度の審議会の概要などの話題が中日新聞・三重版の紙面に掲載される程度。

近畿[編集]

滋賀県
京都府
両媒体で放送(音声は両媒体同一)。
  • α-STATION:※(番組名はない)(最終日曜 6:58 - 7:00)
大阪府
奈良県
和歌山県
兵庫県
  • サンテレビ:こちらサンテレビです(第3or第4日曜 19:55 - 20:00)
サンテレビ発行の番組表では、「こちらサンテレビです 他」と記載されている。

中国・四国[編集]

鳥取県・島根県
岡山県
広島県
山口県
香川県
徳島県
愛媛県
高知県

九州・沖縄[編集]

福岡県
佐賀県
  • サガテレビ:月刊stsレポート(最終日曜 6:15 - 6:30)
  • FM佐賀:※番組審議会だより(不定期)
長崎県
熊本県
両媒体で放送(音声は両媒体同一)。
大分県
宮崎県
  • テレビ宮崎:UMK番組批評(3・6・9・12月の第1日曜 5:10 - 5:30)
  • 宮崎放送:※MRT番審だより(テレビで放送、原則最終月曜 15:55 - 16:00)
  • JOY FM:なし
鹿児島県
沖縄県

全国[編集]

  • ラジオNIKKEI:『ラジオNIKKEIナビ』(毎週日曜 5:45 - 6:00)内で番組審議会の内容を不定期に放送。

注 コミュニティ放送については省略

民間衛星基幹放送事業者[編集]

民間衛星基幹放送事業者とは、NHKと学園以外の衛星基幹放送事業者のことである。

移動受信用地上基幹放送事業者[編集]

登録一般放送事業者[編集]

一般放送事業者の内、衛星一般放送事業者と一定規模以上の有線テレビジョン放送事業者総務大臣の登録を要するとともに番組審議会も設置を要する。

関連項目[編集]