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ローラン・メキース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ローラン・メキース

Laurent Mekies
スクーデリア・フェラーリ時代(2022年)
生誕 (1977-04-28) 1977年4月28日(48歳)
アンドル=エ=ロワール県トゥール
国籍 フランスの旗 フランス
教育
業績
専門分野
  • 自動車エンジニア
  • スポーツディレクター
所属機関 国際自動車連盟(2014 - 2018)
雇用者
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ローラン・メキース(Laurent Mekies、1977年4月28日 - )は、フランス出身の自動車技術者モータースポーツディレクター。一部メディアではローレン[W 1]メキーズメキエス[W 2]と表記される事もある。

経歴

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エンジニア時代

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グランゼコールのひとつであるESTACAフランス語版にて、機械工学の修士号を取得。その後ラフバラー大学で卒業[1]

2000年、フランスF3のシグナチュール・チームに加入後、エンジンビルダーのアジアテックに移籍。2001年にエンジンを供給したアロウズにてフォーミュラ1(F1)に携わる。

翌2002年から供給したミナルディにレースエンジニアとして移籍し、マーク・ウェバージャスティン・ウィルソンゾルト・バウムガルトナークリスチャン・アルバースを担当した。

2005年末にミナルディがレッドブルに買収されスクーデリア・トロ・ロッソになったが、チームは彼をチーフエンジニアに昇格させた[W 3]

管理職時代

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2014年にチームを離れFIAに所属し、セーフティ・ディレクターとして従事。2017年には副レースディレクターに任命された[W 4]

2018年、スクーデリア・フェラーリにスポーティングディレクターとして移籍、2019年からトラックパフォーマンス部門を率いた。2021年1月に、チーム代表補佐に任命された。またフェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)の責任者も務めた。

2023年4月26日、フランツ・トストに変わり[W 5]、翌シーズンよりスクーデリア・アルファタウリ(後のレーシングブルズ)のチーム代表就任を発表[W 1][W 2]ガーデニング休暇のため、7月末にスクーデリア・フェラーリを離脱[W 6]

2025年7月9日、クリスチャン・ホーナーの解任により、レッドブル・レーシングチーム代表に就任[2]

出典

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ウェブサイト
  1. ^ a b アルファタウリF1の代表トストが2023年末に退任。後任のメキースと新CEOによる新リーダーシップ体制がスタートへ”. auto sport Web. SAN-EI (2023年4月27日). 2023年5月26日閲覧。
  2. ^ a b 角田裕毅の恩師、アルファタウリのトスト代表が今年限りで退任!来季からの新代表は現フェラーリ重鎮メキエス、新CEOに元FIA幹部バイエル|F1”. DAZN NEWS. DAZN (2023年4月27日). 2023年5月26日閲覧。
  3. ^ Laurent Mekies” (英語). SportNetwork.net. 2020年4月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月3日閲覧。
  4. ^ SAFETY DIRECTOR AND DEPUTY F1 RACE DIRECTOR LAURENT MEKIES TO LEAVE FIA” (英語). FIA. 2021年5月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月3日閲覧。
  5. ^ スクーデリア・アルファタウリ – 新体制発表”. Scuderia AlphaTauri S.p.. 2023年5月3日閲覧。
  6. ^ フェラーリ、アルファタウリ移籍予定のメキーズ離脱を発表。来年1月までガーデニング休暇へ”. motorsport.com (2023年7月28日). 2023年7月28日閲覧。

外部リンク

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