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DREAMS COME TRUE

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DREAMS COME TRUE
別名 ドリカム、DCT
出身地 日本の旗 日本
ジャンル J-POP
活動期間 1988年 -
レーベル エピック・ソニー・レコード
(1988年 - 1997年
東芝EMI・Virgin/D.C.T.
アメリカではヴァージン・レコード・アメリカ
(1997年 - 2002年
DCT records
(2002年 - )
ユニバーサルJ
2003年 - 2006年
NAYUTAWAVE RECORDS
2007年 - 2011年
UNIVERSAL SIGMA
2012年 - )
事務所 MSエンタテインメント
(1988年-2002年)
DCT&Co.
(2000年 - 2002年)
DCT entertainment
(2002年 - )
公式サイト DCTgarden
メンバー 吉田美和ボーカル
中村正人ベース
旧メンバー 西川隆宏キーボード
(1988年 - 2002年)

DREAMS COME TRUE(ドリームズ・カム・トゥルー)は、日本バンド。所属事務所はDCT entertainment、所属レコード会社ユニバーサルミュージック/DCT records。公式ファンクラブは「POWER PLANT」である。一般的な略称はドリカム。更に縮めたドリ(2007年ころから)やDCTとも呼ばれる。台湾では「美夢成真」という名称。以下、記事内では「ドリカム」の略称を使用する。

メンバー

元メンバー

概要

元々は1985年から1988年にとんねるずのコンサートツアーでサポート・メンバーだった中村が、1988年のコンサートツアー前に吉田をバックコーラスとして招聘したことが結成のきっかけだった[1]。ちなみに、小泉今日子のバックを2人がやっていたと言われることがあるが実は吉田のみ出演しており、中村ではなく中村の弟が参加していた[2]

1988年に結成。当初は「CHA-CHA & AUDREY's Project」(チャチャ・アンド・オードリーズ・プロジェクト)というグループ名を名乗っていたが、間もなく“夢はかなう”を意味する現在のグループ名に改名し、1989年3月21日にシングルあなたに会いたくて」とアルバムDREAMS COME TRUE』の同時リリースでCDデビュー。

名実共に日本の歌謡曲界を代表するグループの一つであり、特にアルバムセールスにおいて圧倒的な存在感を見せる。1989年の2ndアルバム『LOVE GOES ON…』および3rdアルバム『WONDER 3』は100万枚以上、4thアルバム『MILLION KISSES』から8thアルバム『LOVE UNLIMITED∞』までは200万枚以上の売上を記録し、1992年の5thアルバム『The Swinging Star』はオリコン史上初の300万枚を突破した作品である。1997年の9thアルバム『SING OR DIE』以降はそれ以前のような爆発的なセールスこそないものの、1999年の10thアルバム『the Monster』がミリオンセラーとなったのを筆頭に、いずれも20万枚 - 80万枚程の売り上げを記録している。デビューから2012年までにオリジナルアルバムを16作発表している。

シングルでは1990年発売の「笑顔の行方」で初のオリコンTOP10入りを果たすと、その後「決戦は金曜日/太陽が見てる」「go for it!/雨の終わる場所」「サンキュ.」「LOVE LOVE LOVE/嵐が来る」の4作がミリオンセラーとなり、中でも「LOVE LOVE LOVE/嵐が来る」は200万枚以上を売り上げた。

1997年、エピック・ソニー・レコードからヴァージン・レコード・アメリカに移籍するのと共にプライベートレーベルVirgin/D.C.T.を設立し、アメリカに進出(国内販売は東芝EMIが担当)。この頃から英語版の作成や海外での作品発表などを熱心に行ったが、商業面では芳しい成果を上げられなかった。2002年からヴァージン・レコード・アメリカを離れインディーズでの活動を行っていたが、2003年にユニバーサルミュージックに移籍してメジャー・レーベルに復帰。以降もコンスタントに楽曲を発表し、ライブ活動も精力的に行なっている。

フジテレビ系ドラマ『救命病棟24時』では全てのシリーズで主題歌を担当しており、第1シリーズは「朝がまた来る[3]、第2シリーズは「いつのまに」、第3シリーズは「何度でも」、第4シリーズは「その先へ」(DREAMS COME TRUE feat. FUZZY CONTROL名義)が主題歌として使用された。

デビュー初期のサウンドには吉田のハリのあるボーカルと重なって非常にソウルフルなサウンドが多く見られ、特にアース・ウィンド・アンド・ファイアーの影響を多大に受けていることがよくわかる。2009年に中村が「徹子の部屋」に出演した際には、CHA-CHA & AUDREY's Project時代の「うれしはずかし朝帰り」のデモ音源が放送された。

サポート・メンバー

ライブ時に登場するバックバンドとして「D.C.T.BAND」、ホーンセクションとして「The Dynamites」があるが、どちらもメンバーは固定されておらず、ツアー毎にメンバーが入れ替わることが多い。

「ドリカムワンダーランド '95」にはバックダンサーとしてZOOのメンバーのうち5人が参加しているほか、その中のSAE・CAP・HIROの3人は翌年「LUV DELUXE」を結成して、この年のドリカムのコンサートツアー「LOVE UNLIMITED∞」に参加している。

2002年の「2002:monkey girl odyssey arena-mix」からは、ドリカムが主宰するインディーズレーベル「DCT Records」に所属するアーティストが前座として登場するようになった。

「ドリカムワンダーランド2007」では、ツアーのテーマ「夢よ、みんな、かなってしまえ!!!(以下、夢かなプロジェクト)」で募集していた夢が実現されるという形で、バッキングヴォーカルをプロ・アマ、男女問わず公募し、LOVE、GATZが選出された。また、夢かなプロジェクトの一環として、音楽監督兼キーボーディストを佐藤博に依頼した。

1991年の「ドリカムワンダーランド '91」以来、ツアーやNHK紅白歌合戦で使用する舞台衣装のデザインの多くはファッションデザイナー丸山敬太(KEITA MARUYAMA)が手がけている。

過去の主なサポートメンバー経験者

ライブでのゲスト共演者

  • 陣内孝則 - 1993年「The swinging Star」、横浜アリーナ
  • aiko - 2000年「DCTgarden.com COUNTDOWN PARTY」、新高輪プリンスホテル飛天
  • nobodyknows+ - 2005年「DREAMS COME TRUE CONCERT TOUR 2005 DIAMOND15」、名古屋レインボーホール
  • 大泉洋 - 2005年「DREAMS COME TRUE CONCERT TOUR 2005 DIAMOND15」、北海道立総合体育センターきたえーる
  • 上原ひろみ - 2006年「SWITCH ON LIVE vol.4」、LIQUIDROOM
  • ドアラ - 2008年「DCTgarden The LIVE WINTER FANTASIA 2008」、日本ガイシホール

ディスコグラフィ

シングル

リリース日 タイトル 最高順位
1st 1989年3月21日 あなたに会いたくて 圏外
2nd 1989年6月1日 APPROACH
3rd 1989年9月1日 うれしはずかし朝帰り 49位
4th 1989年11月22日 LAT.43°N 〜forty-three degrees north latitude〜 74位
5th 1990年2月10日 笑顔の行方 2位
6th 1990年6月21日 Ring! Ring! Ring! 7位
7th 1990年9月21日 さよならを待ってる 4位
8th 1990年11月21日 雪のクリスマス 5位
9th 1991年4月25日 Eyes to me/彼は友達 1位
10th 1991年10月25日 忘れないで 5位
11th 1992年9月19日 決戦は金曜日/太陽が見てる 1位
12th 1992年10月21日 晴れたらいいね 1位
13th 1993年9月9日 go for it!/雨の終わる場所 1位
14th 1994年1月7日 WINTER SONG 1位
15th 1994年4月28日 WHEREVER YOU ARE 1位
16th 1994年11月4日 すき/きづいてよ 1位
17th 1995年2月22日 サンキュ. 2位
18th 1995年7月24日 LOVE LOVE LOVE/嵐が来る 1位
19th 1995年10月30日 ROMANCE/家へ帰ろ 1位
20th 1996年11月25日 そうだよ/誘惑 4位
21st 1997年10月22日 PEACE!/MARRY ME? 8位
22nd 1998年1月28日 あはは 19位
23rd 1998年11月26日 WINTER SONG (再発盤) 25位
24th 1999年1月20日 朝がまた来る 1位
25th 1999年3月31日 なんて恋したんだろ 6位
26th 1999年12月24日 SNOW DANCE 3位
27th 2000年7月7日 わすれものばんちょう 14位
28th 2000年11月22日 24/7 -TWENTY FOUR/SEVEN- 4位
29th 2001年1月31日 好きだけじゃだめなんだ 5位
30th 2001年6月6日 Go On, Baby! -universal mix- 25位
31st 2001年7月18日 いつのまに 8位
32nd 2002年9月19日 IT'S ALL ABOUT LOVE 6位
33rd 2004年2月18日 やさしいキスをして 2位
34th 2004年4月21日 マスカラまつげ/はじまりのla 5位
35th 2004年6月16日 OLA! VITORIA! 10位
36th 2004年11月3日 ラヴレター 5位
37th 2005年2月16日 何度でも 3位
38th 2005年11月30日 JET!!!/SUNSHINE 6位
39th 2006年11月29日 もしも雪なら/今日だけは 7位
40th 2007年3月7日 大阪LOVER 7位
41st 2007年6月13日 きみにしか聞こえない 4位
42nd 2007年10月3日 ア・イ・シ・テ・ルのサイン 〜わたしたちの未来予想図〜 2位
43rd 2008年2月27日 またね featuring ルフィ、ナミ、ゾロ、ウソップ、サンジ、チョッパー、ロビン、フランキー、ヒルルク、くれは 8位
44th 2008年6月25日 MERRY-LIFE-GOES-ROUND/TRUE, BABY TRUE. 6位
45th 2008年11月12日 連れてって 連れてって 1位
46th 2009年2月25日 GOOD BYE MY SCHOOL DAYS 6位
47th 2009年9月9日 その先へ 3位
48th 2010年6月30日 ねぇ 5位
49th 2010年7月7日 生きてゆくのです♡ 5位
50th 2010年10月27日 LIES, LIES. 4位
51st 2012年5月16日 MY TIME TO SHINE 5位

配信限定

  • SWEET DREAM -06 AKON MIX- (2006年11月29日)
  • GODSPEED!(2010年2月17日)
アサヒビールCMソング・TV番組「アサヒビール Presents 夢追うチカラ − JAPAN DREAM −」テーマソング。2010年1月2日にラジオで初オンエアーされた。同年1月29日から着うた、2月10日から着うたフルとiTunes Storeで、2月17日よりその他のPC配信サイトで配信された。その後アルバム『LOVE CENTRAL』に収録され、初のCD化となった。

アルバム

特徴として1st、2ndを除くアルバム全ての1曲目には、オープニングテーマとされる楽曲が収録されている。オープニングテーマは前のアルバムに含まれるメロディ、歌詞などから何かしらを引き継いで作成されており、繋がっていることを意味している。

リリース日 タイトル 最高順位
1st 1989年3月21日 DREAMS COME TRUE 27位
2nd 1989年11月22日 LOVE GOES ON… 8位
3rd 1990年11月1日 WONDER 3 1位
4th 1991年11月15日 MILLION KISSES 1位
5th 1992年11月14日 The Swinging Star 1位
6th 1993年12月4日 MAGIC 1位
7th 1995年3月25日 DELICIOUS 1位
8th 1996年4月1日 LOVE UNLIMITED∞ 1位
9th 1997年11月15日 SING OR DIE 1位
10th 1999年4月21日 the Monster 1位
11th 2001年12月5日 monkey girl odyssey 1位
12th 2004年12月8日 DIAMOND 15 2位
13th 2006年2月22日 THE LOVE ROCKS 1位
14th 2007年12月12日 AND I LOVE YOU 2位
15th 2009年3月21日 DO YOU DREAMS COME TRUE? 1位
16th 2010年11月30日 LOVE CENTRAL 2位

特別アルバム

ベスト・アルバム

注:このアルバムを巡っては、アーティスト本人の同意を得ないまま原盤権を持つエピックレコード側がベスト・アルバム発売を強行したため、当時アーティスト側がファンクラブ会員向けに「このベスト盤が出たことは私達の本意ではないため購入を控えて欲しい」と異例の呼びかけを行ったという経緯がある。そのため現在ではこのアルバムは廃盤となっており、公式のディスコグラフィーにもその存在は載っていない(似たようなケースにスピッツの「RECYCLE Greatest Hits of SPITZ」がある)。
注:このベスト・アルバムに関しては20周年記念アルバム『DO YOU DREAMS COME TRUE?』の初回限定盤の2CD盤にのみ付属しており、単体でのリリースはない。

公式オルゴールアルバム

MT

MD

レコード

「SONG OF JOY - King Crab Mix」「AHAHA - King Crab Mix」 (NO HAMMER RECORDS)
  • DCT SPECIAL DANCE REMIXES VOL.2
「THE MONSTER IS COMING - PART1 King Tribal Mix」「FUNKA MONSTER - KING Cool Mix」 「NANTE KOI SHITANDARO - King Crafty Mix」「THE MONSTER IS COMING - PART2 King Tribal Mix」 (NO HAMMER RECORDS)
  • DCT SPECIAL DANCE REMIXES VOL.3 - the journey continues...
「TOKYO ATLAS - King Party Mix」「TOKYO ATLAS - Extended Version」「MITSUBACHI-King Mambo Magnifico Mix」「MITSUBACHI - Extended Version」 (NO HAMMER RECORDS)
  • 24/7 -TWENTY FOUR/SEVEN -
「24/7 -TWENTY FOUR/SEVEN -」「24/7 -club mix featuring ZEEBRA-」 (MELODY STAR RECORDS)

映像

注:このDVDに関しては15thアルバム『DO YOU DREAMS COME TRUE?』の初回限定盤のCD+DVD盤にのみ付属しており、単体でのリリースはない。

ミュージックビデオについて

PV集として唯一DCT CLIPS V1,WINTER SONG(1曲のみ),24/7 -the movie-(1曲のみ)が発売されているが、DCT CLIPS V1発売以前の楽曲で、「WHEREVER YOU ARE(ショートバージョン)」,「SUKI」,「サンキュ.(ショートバージョン)」,「PEACE!」,「わすれものばんちょう(2バージョンあり)」,「IT'S ALL ABOUT LOVE(2バージョンあり)」など未商品化のものがいくつかある。EPIC時代の楽曲でPVが存在するものは、20周年アニバーサリー・ブック&DVDセット「DO YOU REMEMBER 20 YEARS WITH DREAMS COME TRUE?」に収録される。EPIC時代のいくつかのPVは、CDエクストラで収録されていたが、ユニバーサル・ミュージック移籍後は、アルバムやLIVE DVD、ツアーパンフレットなどの特典DVDにPVが収録される傾向にある。

サウンドトラック

楽曲提供

MARRY ME?」のアンサーソングとして書き下ろされた。
後にアルバム『DO YOU DREAMS COME TRUE?』でセルフカバー。
観月ありさデビュー20周年アルバム『SpeciAlisa』収録。
  • 願う以上のこと 祈る以上のこと / KinKi Kids
アルバム『K album』収録。

コラボレーション作品

コンピレーション作品

  • EPIC 25 1986〜1990(2002年11月20日)
    • 「うれしはずかし朝帰り」を収録
  • WOW! ムービー 〜スーパースター・ヒッツ(2002年12月28日)
    • 「crystal vine」を収録
  • 音椿 〜the greatest hits of SHISEIDO〜(2003年8月27日)
    • 「go for it!」を収録
  • WOW! ディズニーマニア・ジャパン(2004年3月31日)
    • 「crystal vine」を収録
  • HAPPY BIRTHDAY,JOHN(2005年9月30日)
    • 「BEAUTIFUL BOY(Darling Boy)」の再レコーディングしたものを収録
  • sakura songs(2007年3月21日)
    • 「めまい」を収録
  • CLIMAX 〜DRAMATIC SONGS〜(2007年8月22日)
    • 「LOVE LOVE LOVE」を収録
  • シュウカツ!!(2008年2月20日)
    • 「何度でも」を収録
  • 恋のうた(2008年7月2日)
    • 「何度でも」を収録
  • .LOVE(2008年10月29日)
    • 「LOVE LOVE LOVE -ENGLISH VERSION-」を収録
  • J-ポッパー伝説2 [DJ和 in WHAT's IN? 20th MIX](2011年2月18日)
    • 「うれしい! たのしい! 大好き! ('EVERLASTING’VERSION)」を短縮で収録。
  • i 〜ずっと、ずっと、愛してる〜(2009年3月4日)
    • 「やさしいキスをして」を収録
  • 恋のうた2(2009年6月10日)
    • 「大阪LOVER」を収録
  • きみのミカタ(2009年10月7日)
    • 「きみにしか聞こえない」を収録
  • .LOVE more(2009年11月4日)
    • 「未来予想図Ⅱ 〜VERSION'07〜」を収録
  • CDTV NO.1HITS 〜コイウタ〜(2009年12月23日)
    • 「LOVE LOVE LOVE」を収録。
  • ありがとうのうた(2010年2月24日)
    • 「サンキュ.」を収録。
  • めざましテレビ ガクナビ-青盤-(2010年3月3日)
    • 「LOVE LOVE LOVE」を収録。
  • LOVE NATION 〜gift for the children〜(2010年3月10日)
    • 「何度でも」を収録
  • 胸キュン90's 〜ひとりで聴きたい恋の唄〜(2010年3月17日)
    • 「LOVE LOVE LOVE」を収録。
  • 終わらない恋がしたい(2010年3月24日)
    • 「LOVE LOVE LOVE」を収録。
  • 恋のうた -泣きラブ-(2010年3月24日)
    • 「ア・イ・シ・テ・ルのサイン ~わたしたちの未来予想図~」を収録。
  • HOLIDAY tunes 〜おでかけモード(2010年04月28日)
    • 「晴れたらいいね」を収録。
  • クライマックス・スウィート〜女性ヴォーカル・セレクション(2010年8月18日)
    • 「サンキュ.」を収録。
  • Love Songs 〜恋しくて〜(2010年10月6日)
    • 「あなたに会いたくて」を収録。
  • Love Songs 〜悲しくて〜(2010年10月6日)
    • 「すき」を収録。
  • 冬キブン(2010年11月17日)
    • 「雪のクリスマス」を収録。
  • 〜LOVE&PEACH〜けっこんのうた(2010年11月24日)
    • 「LOVE LOVE LOVE」を収録。
  • 恋のうた WINTER BEST(2010年12月1日)
    • 「WINTER SONG 〜DANCING SNOWFLAKES VERSION〜」を収録。
  • クライマックス〜J-バラード・スタンダード(2010年12月22日)
    • 「未来予想図II〜VERSION '07〜」を収録。
  • HOLIDAY tunes 〜うきうきモード(2011年4月27日)
    • 「go for it!」を収録。

未商品化作品

沈没船のモンキーガール 〜WORLDWIDE VERSION〜
1996年の「LOVE UNLIMITED∞」ツアー時、「モンキーガール 豪華客船の旅」の歌い出し前の演出として、BGMで微かに使用された。
SONG OF JOY Tony Moran Remix Edit / JIMI JAMM RADIO EDIT / King Masa Remix
『SING OR DIE』のプロモーションのためにVirginRecordsからCD及びレコードでアメリカのクラブに配布され、日本国内では一部のDJ向けレコード屋でレコード版が少数販売された。
著名なハウスミュージックのremix作成者であるTony MoranによるRemix、「Tony Moran Remix Edit」がメインで、他に「JIMI JAMM RADIO EDIT」「KING MASA REMIX」「LP VERSION」が収録されている。
愛と死をみつめて 〜DREAMS COME TRUE VERSION〜
テレビ朝日系列のスペシャルドラマ『愛と死をみつめて』の主題歌。テレビ朝日の携帯電話サイトで着うたが配信された(2006年3月末まで)。
未来予想図II 〜ENGLISH VERSION〜
HONDA "オデッセイ" CMソング。2007年現在着うたのみの配信となっている。

  • UN-FOGETTABLE(1995年11月21日)
    • 「DREAMS COME TRUE WONDERLAND 1995」のツアーブック。1995年11月24日〜1996年1月20日に「UN-FOGETTABLE展」も開催された。
  • DREAMS COME TRUE(1995年12月24日)
    • 「DREAMS COME TRUE WONDERLAND 1995」のライブ写真集。
  • DREAMS COME TRUE WONDERLAND'95 GUIDE BOOK(1996年2月)
    • 「DREAMS COME TRUE WONDERLAND 1995」のパンフレット。
  • わすれもの(わすれものばんちょうのチェックブック)
  • わすれものばんちょう
  • ドリ本 〜DREAMS COME TRUE 大全集〜(2007年6月)
    • DREAMS COME TRUE・吉田美和・FUNK THE PEANUTS等ドリカム関連の作品すべてを収録したメロディースコア。
  • DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2007 at The National Stadium (2007年12月12日)
    • 「DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2007」のライブ写真集。
  • ドリ本 〜DREAMS COME TRUE 大全集〜 20周年記念改訂版(2009年12月2日)
    • 2007年に発売された「ドリ本」の改訂版。
  • DO YOU REMEMBER 20 YEARS WITH DREAMS COME TRUE? (2009年12月5日、ソニーマガジンズ、通販限定)
    • ソニー・マガジンズ発刊の音楽雑誌「GB」「PATi▶PATi」「WHAT's IN?」で掲載されたインタビュー記事を一冊にまとめた本と、エピックレコード在籍時のミュージック・ビデオなどを収録したDVDのセット。
  • DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2011 at the AJINOMOTO STADIUM(2011年12月20日)
    • 「DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2011」のライブ写真集。

タイアップ

コンサート

他のアーティストとのコラボレーションなど

当初はコラボレーション、楽曲提供は行っていなかった(例外は『WHEREVER YOU ARE』でのコラボ、デビュー当時の所属事務所の先輩だった永井真理子への楽曲提供、「ドリカムワンダーランド'95」で関係の生まれたLUV DELUXEのプロデュース及び楽曲提供)が、2000年ごろから他のアーティストとの交流が盛んになった。

  • 共演:外部リンク参照。[1]
  • オリジナル楽曲
  • リミックス
    • 24/7 〜club mix featuring ZEEBRA〜 - ZEEBRA
    • SWEET SWEET SWEET 〜06 AKON MIX〜 - エイコン
    • またね 〜CMJK REMIX〜 - CMJK
  • コラボレーション
    • Lugar Comum feat. DREAMS COME TRUE - セルジオ・メンデス
    • ZERO LANDMINE - N.M.L.(NO MORE LANDMINE)
    • I miss you 〜時を越えて〜 - MISIA + DCT
    • Medley:The Lady Is A Tramp〜It's Been A Long Long Time〜It's Only A Paper Moon - 3Views Producers
  • 楽曲提供
    • ね、がんばるよ - KinKi Kids(作詞:吉田美和、作曲:吉田美和/中村正人)
    • 大っきらい でもありがと - 青山テルマ(作詞:吉田美和、作曲:吉田美和/中村正人)
    • あなたが笑えば - 観月ありさ(作詞:吉田美和、作曲:中村正人)
    • 願う以上のこと 祈る以上のこと - KinKi Kids(作詞:吉田美和、作曲:中村正人)

また、2002年にインディーズレーベルとして「DCT records」を設立してからは若手アーティストのプロデュースも行うようになっている。

その他

  • メンバーはDREAMS COME TRUE名義の活動以外に以下のような活動もしている。
  • コンサートのオープニングは、アルバムツアーでは「OPEN SESAME」が、WONDERLANDでは「A theme of the WONDERLAND」が演奏される。
  • コンサートの際に吉田は客を「○○ベイビーズ」と呼ぶ(○○にはその土地名が入る)。また、WONDERLANDでは「○○ワンダーベイビーズ」となる。また、コンサートの最後のメンバー紹介では吉田が「そして、私が、せーの」と言うと客が「吉田美和」と叫ぶのが恒例となっている。
  • 2005年秋に吉田の故郷、北海道池田町の十勝ワイン城前にドリカム記念館「DCTgarden IKEDA」をオープンさせた。
  • 芸能界でも森口博子MISIAを始めとしてドリカムのファンは多い。また倖田來未が「ドリカムの影響で歌手を志した」ことを公言していたり、市井紗耶香モーニング娘。を卒業する際の記者会見の席上で「吉田美和さんのような世界にはばたける人になりたい」と語るなど、近年デビューする女性ボーカリストの多くがドリカムの影響を受けており、1990年代以降のJ-POPに大きな影響を与えている。2009年3月に開催されたドリカムのカバーライブ「みんなでドリする?」にはBoA平原綾香島袋寛子一青窈Crystal Kayhirokomihimaru GT)・絢香が参加し、それぞれドリカムへの想いを語った。
  • その一方で世間では「昔のドリカムはよかった」という意見も根強く、好きなアーティストに「昔のドリカム」と書いたり、2ちゃんねるで「昔のドリカムについて語るスレ」が登場したりしている。原因はポップさが薄れたこと、アメリカ進出、西川隆宏の離脱等が考えられる。ただし、日経エンタテインメントの2008年タレントパワーランキングのミュージシャン部門で7位と復調の気配がみられる。
  • 女性1人・男性2人の編成を「ドリカム編成」と形容されることがあった。1990年代後半におけるEvery Little ThingMy Little Loverglobethe brilliant greenなどがこれにあたり、また2000年代にもday after tomorrowいきものがかりGIRL NEXT DOORがこの編成で活動している[4]
  • 嘉門達夫がシングル『替え唄メドレー』を制作する際に「Eyes to me」などのドリカムの曲を使用しようと許可を申請したものの一切認められなかった。ただし、後に嘉門が『うれしたのし大好き』にゲスト出演した際にはドリカムと一緒に替え歌を披露している。
  • 清水ミチコは、ジャズっぽい伴奏に乗せて頻繁な転調や意味のないシャウトなどを用いて演奏する「ドリカム風作曲法」と称したネタを披露している。
  • 2009年、2010年の紅白歌合戦で紅組トリを担当しているが、2005年にNHKサイドから紅組のトリを依頼されていた際には辞退している。
  • 2006年に大和総研が「ドリカム人気が上がれば、株価も上昇」とする調査結果を発表した。ドリカムの人気と株価指数が、同時に上昇する確率が85%、下落で66%と高い相関関係を示した事を発見し「他のタレントも分析したが、 ドリカムは突出している」「身近で希望を持てるドリカムの歌詞が、景気上昇期の前向き心理と一致するのでは」と解析している。これは後にフジテレビ系『ホンマでっか!?TV』(2010年9月6日放送分)でも紹介された。
  • 王道のポップグループでありカラオケでも広く歌われているが、CDにカラオケヴァージョンが収録されたことはほとんどない。例外は、「わすれものばんちょう」(「うたえ!わすれものばんちょう」として収録)とアンドレ中村とオホーツクボーイズ名義のシングル「せつなくて〜オホーツクにたたずむ男〜」のみ。また、「DIAMOND 15」から「DO YOU DREAMS COME TRUE?」までの楽曲は、中村が自分の仕事集として制作したインスト・ミックス集「masamania 〜DREAMS COME TRUE オリジナル インストルメンタル集〜」として通販限定で発売。
  • かつては楽曲のインターネット配信を行なっていなかったが、2009年3月21日より全曲着うたフルによる配信が始まり、2010年3月21日より「SING OR DIE」以降の楽曲のPC配信が行なわれている(2013年2月6日からはエピック在籍時に発表されたシングル・アルバム全作品のPC配信もスタート)。

アンドレ中村とオホーツク・ボーイズ

概要

元々は1990年に、ラジオ『スーパーFMマガジン 中村正人のNORU SORU』(TOKYO FM系)の中の一コーナーで「中村を演歌歌手としてデビューさせよう」という企画がスタートしたことがきっかけ。同企画はその後、中村だけでなくドリカムの他のメンバーやスタッフを巻き込んだグループとして広がりを見せ、結局「アンドレ中村とオホーツクボーイズ」の名前で翌1991年にCDデビューを果たした。

その後同グループとしての活動は行われていなかったが、1999年のドリカムのコンサートツアー「ドリカムワンダーランド'99 夏の夢」において突如復活(ただし復活したのはアンドレ中村とニハエル・マージョの二人のみ)。オホーツク海に浮かぶ「ガリンコ号」の船上で復活ライブを行うこととなったオホーツクボーイズという体をとり、現地からレポートする吉田のくだり、曲前のカウントをとるマージョの映像に続き、先の二人がデビューシングルのジャケット写真と同じスタイルで実際のステージに登場、唯一の持ち歌である「せつなくて〜オホーツクにたたずむ男〜」を披露した。「ドリカムワンダーランド'99 冬の夢」では映像と福岡公演(ツアー初日)のみに登場するが、その後は活動を停止している。

メンバー

  • アンドレ中村 - 正体は中村正人。
  • 岡リーナ - 正体は吉田美和。
  • ニハエル・マージョ - 正体は西川隆宏。
  • エヴリー・ツノダ - 正体は当時ドリカムのバックバンドでドラムを担当していた角田onbuu。
  • サリー・シンヤ・日の本 - 正体は当時ドリカムのプロデューサーだった山本しんたろう。

ディスコグラフィー

  • せつなくて〜オホーツクにたたずむ男〜(1991年2月21日、EPIC/Sony Records

CM

テレビ番組

1990年代には『うれしたのし大好き』を始めとする多くのテレビ番組に出演した。当時のテレビ出演時には、単に楽曲を披露するだけでなくメンバー自らがコントにも積極的に参加しており、当時のJ-POP系アーティストのほとんどが「アーティストイメージが壊れる」ことを理由にコント等への参加を避けていたことを考えると、特筆に価するものといえる。しかし2000年代に入りテレビ番組への出演回数は減少しており、現在は時折音楽番組にゲスト出演するのみで、コントに参加することもなくなっている。

※以下、ドリカムがメインを務めた番組のみ記載する。

映画

NHK紅白歌合戦

1990年/第41回 笑顔の行方 トップバッター
1991年/第42回 2 Eyes to me
1992年/第43回 3 晴れたらいいね〜紅白バージョン〜 決戦は金曜日を含むメドレー
1993年/第44回 4 go for it! 第2部トップバッター
1994年/第45回 5 すき〜紅白バージョン〜 WINTER SONGを含むメドレー
1995年/第46回 6 LOVE LOVE LOVE〜紅白バージョン〜 ROMANCE恋の罠しかけましょを含むメドレー
1996年/第47回 7 そうだよ
1997年/第48回 8 PEACE!
2004年/第55回 9 やさしいキスをして
2005年/第56回 10 何度でも〜紅白スペシャルバージョン〜 やさしいキスをしてを含むメドレー
2006年/第57回 11 何度でも LOVE LOVE LOVE 2006 トリ前
2007年/第58回 12 ア・イ・シ・テ・ルのサイン 〜わたしたちの未来予想図〜紅白ヴァージョン 未来予想図Ⅱを含むメドレー
2009年/第60回 13 その先へ〜紅白スペシャルバージョン〜 「MIDDLE OF NOWHERE」を含むメドレー。ドリカムの希望でニュートン・フォークナーと競演。紅組のトリ。この年の最高視聴率を記録した。
2010年/第61回 14 生きてゆくのです♡ feat. ザ紅白スペシャルブラスバンド 紅組のトリ。 マーチングバンド、ヨコハマロビンズとの協演

計14回出場。尚、2008年と2011年はNHK側より出演オファーはあったものの、2008年は「2009年のデビュー20周年に向けての準備のため」、2011年は「2011年に行われたコンサートツアー大阪公演の延期に伴うその後の楽曲制作のスケジュールが遅れ、楽曲制作に専念したい」との理由により出演を辞退した。

ゲーム

  • Dancing Stage featuring DREAMS COME TRUE(コナミ
    Dance Dance Revolution(DDR)シリーズの邦楽バージョン「Dancing Stage」の2作目として製作された。吉田美和曰く「ドリドリダンスレボリューション」。アーケード版は1999年発売。正式発売に先立ち、「ドリカムワンダーランド'99 冬の夢」の会場でロケテストが行われ、来場した人は無料でプレイすることができた。またコンサート本編でも『go on, baby!』の曲中で舞台上のビジョンにDDR風の画面が登場し、舞台上のメンバーはもちろん観客を含む全員で画面に合わせてステップを踏むという演出があった。
    2000年にはプレイステーション版も発売。こちらはベスト・アルバム『The SOUL』とタイアップしており、同アルバムのCDを持っていると追加曲をプレイすることができる。
  • beatmania featuring DREAMS COME TRUE(コナミ)
    beatmaniaシリーズの作品。アーケード版・プレイステーション版ともに2000年発売。

外部リンク

脚注

  1. ^ 理由は「とんねるずのツアーはファンとの一体感がものすごい。彼女(吉田)にもこの一体感を体験してほしい」というもので、その経緯からドリカムのメンバーはとんねるず関連のテレビやラジオには積極的に出演している
  2. ^ 2009年3月20日 FM802にて中村自身が発言
  3. ^ カップリング曲「三日月」も挿入歌として起用
  4. ^ このうちday after tomorrowは活動休止、Every Little Thingとthe brilliant greenは現在のドリカムと同様に2人組で活動、My Little Loverはakkoのソロプロジェクトとなっている(2012年末時点)。