野田卯太郎
| 野田 卯太郎 のだ うたろう | |
|---|---|
 | |
| 生年月日 |
1853年12月21日 （嘉永6年11月21日） |
| 出生地 |
 江戸幕府・筑後国三池郡岩津村（現：福岡県みやま市） |
| 没年月日 | 1927年2月23日（73歳没） |
| 死没地 |
.svg){kind=small} 日本・東京府荏原郡世田谷町池尻（現：東京都世田谷区） |
| 前職 | 福岡県会議員 |
| 所属政党 |
（立憲自由党→） （憲政党→） 立憲政友会 |
| 称号 |
正三位 勲一等旭日大綬章 |
| 親族 |
野田俊作（長男） 松野頼三（孫） 松野頼久（曾孫） |
| 第25代 逓信大臣 | |
| 内閣 |
原内閣 高橋内閣 |
| 在任期間 | 1918年9月29日 - 1922年6月12日 |
| 第2代 商工大臣 | |
| 内閣 | 加藤高明内閣 |
| 在任期間 | 1925年4月17日 - 1925年8月2日 |
| 選挙区 | 福岡県第5区 |
| 当選回数 | 10回 |
| 在任期間 | 1898年3月15日 - 1927年2月23日 |
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野田 卯太郎（のだ うたろう、1853年12月21日〈嘉永6年11月21日〉- 1927年〈昭和2年〉2月23日）は日本の政治家、実業家。号は大塊[1]。衆議院議員、逓信大臣、商工大臣などを務めた。福岡県平民[2]。一平民から大臣にまで昇った立身出世を体現するような人物である[1]。
来歴・人物
[編集]
筑後国三池郡岩津村（のち福岡県三池郡高田町（現：みやま市）に地域の豪農だった野田伊七の長男として生まれた[1]。一介の雑貨商であったが、非常に活動的で、炭鉱関連において三井財閥と関係を持ち、また自由民権運動にも参加し福岡県会議員にもなった[1]。
1898年（明治31年）3月の第5回衆議院議員総選挙で初当選。以降10期衆議院議員を務め（5回 - 11回、13回 - 15回）、この間原内閣、高橋内閣で逓信大臣（1918年（大正7年）9月29日 - 1922年（大正11年）6月12日）、加藤高明内閣では商工大臣（1925年（大正14年）4月17日 -8月2日）を歴任。1924年（大正13年）6月には立憲政友会副総裁となった。東洋拓殖会社副総裁なども務め、1927年（昭和2年）2月23日、死去。
俳人や歌人としても有名であると共に、同郷の柴田徳次郎が私塾国士舘を開設した際には同じく同郷の頭山満や中野正剛、緒方竹虎らと共に賛同者として名を連ねている。
栄典
[編集]- 位階
- 勲章等
| 受章年 | 略綬 | 勲章名 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1906年（明治39年）4月1日 | _4Class_BAR.svg){kind=small}
|
勲四等旭日小綬章[5] | |
| 1915年（大正4年）11月7日 | _3Class_BAR.svg){kind=small}
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勲三等瑞宝章[6] | |
| 1920年（大正9年）9月7日 | _1Class_BAR.svg){kind=small}
|
勲一等旭日大綬章[7] | |
| 1921年（大正10年）7月1日 | 
|
第一回国勢調査記念章[8] | |
| 1927年（昭和2年）2月23日 | 
|
帝都復興記念章[9] |
家族・親族
[編集]野田家
[編集]親戚
[編集]出典・脚注
[編集]- ^ a b c d 野田卯太郎
- ^ a b c d e 『人事興信録. 7版』（大正14年）の四
- ^ 田中健介『柴田徳二郎伝』（PDF）、9頁。2011年6月5日閲覧。
- ^ 『官報』第45号「叙任及辞令」1927年2月25日。
- ^ 『官報』第7272号「授爵・叙任及辞令」1907年9月23日。
- ^ 『官報』第1218号「叙任及辞令」1916年8月21日。
- ^ 『官報』第2431号「授爵・叙任及辞令」1920年9月8日。
- ^ 『官報』第2858号・付録「辞令」1922年2月14日。
- ^ 『官報』第1499号・付録「辞令二」1931年12月28日。
- ^ a b 『人事興信録. 7版』（大正14年）の六
- ^ a b c d e f 『人事興信録. 7版』（大正14年）の五
外部リンク
[編集]| 商工大臣（第1期） | |
|---|---|
| 商工大臣（第2期） | |
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