特捜ロボ ジャンパーソン
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メタルヒーローシリーズ | ||
通番 | 題名 | 放映期間 |
第11作 | 特捜 エクシードラフト |
1992年2月 - 1993年1月 |
第12作 | 特捜ロボ ジャンパーソン |
1993年1月 - 1994年1月 |
第13作 | ブルースワット | 1994年1月 - 1995年1月 |
特捜ロボ ジャンパーソン | |
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ジャンル | 特撮テレビドラマ |
放送時間 | 日曜 8時00分 - 8時30分(30分) |
放送期間 | 1993年1月31日 - 1994年1月23日(全50回) |
放送国 | ![]() |
制作局 | テレビ朝日 |
監督 | 小西通雄 他 |
原作 | 八手三郎 |
脚本 | 宮下隼一 他 |
プロデューサー | 梶淳(テレビ朝日) 堀長文(東映) |
出演者 | 小峰裕一(声) 太田貴彦 片桐順一郎 川嶋朋子 高橋和興 高畑淳子 菅田俊 岩間さおり 今井喜美子 他 |
ナレーター | ボンバー森尾 |
音声 | モノラル放送 |
オープニング | 「特捜ロボ ジャンパーソン」 歌:大矢晋 |
エンディング | 「朝焼けのララバイ」 歌:大矢晋 |
特記事項: 「メタルヒーローシリーズ」 第12作 |
『特捜ロボ ジャンパーソン』(とくそうロボ ジャンパーソン)は、1993年(平成5年)1月31日から1994年(平成6年)1月23日までテレビ朝日系列で毎週日曜8:00 - 8:30(JST)に全50話が放映された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中の主人公である架空のロボットの名称。「メタルヒーローシリーズ」の第12作にあたる。
目次
概要
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特徴
本作の主人公であるジャンパーソン(以下「JP」)は人間が変身しない純然なロボットであり、当時の日本の特撮ヒーローものとしては非常に珍しいものとなった。JPは当初出自が明らかでなく、それがシリーズ前半の山場を形成した[1]。
また、前2作での玩具展開の不振を受けて「勧善懲悪」「強いヒーロー」が強烈にアピールされることとなった。早いうちからの充実した玩具展開も好調であり[注 1]、視聴率も前作を上回った。[要出典]
本作では互いに敵対する3つの敵組織が登場し、JPはこれらの組織と戦うことになるが、複数の敵組織が同時進行で活動すること自体も異例であった[1]。加えて物語の舞台は、人間とロボットの共存が実現する反面、科学技術を悪用した兵器や犯罪が横行する社会と設定されており、一種の無国籍感をかもし出すものとなっている。
これらの挑戦的な要素や路線が全て受け入れられたわけではなく、結果的には中盤よりレギュラーを一新しガンギブソンの登場による「集団ヒーローもの」化など、幾つかの路線変更や新要素の導入も図られている。
この年から東映スーパーヒーローフェアが開始され、メタルヒーローシリーズとしては『機動刑事ジバン』以来、4年振りに劇場版が製作された。
当時28歳だった小林靖子が脚本家としてデビューを果たした作品でもある。また、アクション監督としては第一人者だった金田治は本作品が監督としてのデビューとなった。主題歌・副主題歌は歌謡曲界畑の浜圭介が担当。オープニング主題歌がハ短調になっている。本作からCDの発売元がフォルテミュージックエンタテインメントに変更された。フォルテの解散に伴い、現在は販売元の日本コロムビアが音源を所有している。
登場人物
- ジャンパーソン (Janperson)
-
- パンチ力:15t
- キック力:35t
- ジャンプ力:ひと跳び20m
- 走力:100mを6.5秒[2]。
- 本作の主人公で紫色のメタルヒーロー。人間が強化服を身に纏って変身するのではなく、元からその姿をしたロボットである。
- 強固なボディ、数々の戦闘装備を持つロボット然とした面と優しさ、温かさに溢れ、人(以外に対しても)の痛みや悲しみを理解し、受け止めることが出来る面を併せ持つ。人間の命と愛、そして正義を強く信じており、そのために自らの命を投げ出す覚悟や国家権力を敵に回す覚悟を見せたこともある。しかし、その根底にはプロトタイプ・MX-A1の行きすぎた勧善懲悪AIが抑制されつつも残っている(ジャンパーソン曰く「精神的外傷(トラウマ)」)。最終的には自ら善悪の判断回路を切ってMX-A1に戻り、ビルゴルディ抹殺へと向かうが戦いの中で心を取り戻した。
- 初期においてはその名(janper+person)の通り、革のジャンパー(と革のズボン)を着用していることがあった。そしてそれらを脱ぎ捨て、ゴーグルをセットして(アクションモード起動)臨戦態勢に入っていた。第8話では、形状記憶細胞を浴びせられてマシンガンジョーこと鬼武錠の姿になってしまい、アクションモードが起動できなくなってしまったことがある。
- 一人称は「俺」(たまに「私」になる時もある)。当初は感情に乏しく、口数が少なかった。言葉遣いも敬語を使うことは無く、名前も呼び捨てで呼んでおり、作中の人物からその態度を非難されたことがある(第15話)。しかし徐々に感情が入るようになり、終盤では相手に対して敬語を使って話す場合もあった。
- 敵に対してはロボットは容赦なく殺害(破壊)する一方、人間は手加減して助命することが多いが、例外もある。サイボーグのベン藤波は殺害、UFOに搭乗していたドクター洞田はUFOごと撃墜した。一方で犯罪ロボットでも記憶を失うなどして悪の意志を失った場合(U2やR3号など)や、基本的に善良な場合(シープやエンジェルなど)は攻撃を行わなかったり、助命したこともある。バイオモンスターに関しては、アイスマンは直接手を下さず、人間モドキに関しては一時は殺そうとするが結局は殺さず、逆に超獣神は迷ったものの殺害に至っている。第46話ではジョージ真壁を殺害しようとするガンギブソンを制止しているが「人間だから」ではなく「組織が壊滅した以上倒す必要がないから」というものであった。最終話ではビルゴルディを抹殺するため、前述通り善悪の判断回路を捨てて臨んでいる。
- 決め台詞は「Janperson, For Justice!」。
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- MX-A1
- ジャンパーソンの前身であり、警視庁がロボット犯罪の重武装化に対処するために作った高火力のロボット。緑色のボディ、右目にはスコープ、背部にはバックパックを装備している。ジャンパーソンとほぼ同様の武器(ニーキックミサイルやブレイクナックルなど)はもとより、肩に小型ミサイルやレーザー砲なども元から装備しており、ジャンパーソンと比べて重装備な外観をしている。
- ジャンパーソンとは異なり、人には丁寧な言葉遣いで接するが、口調は堅く機械的。また、口調に反してかなり乱暴であり、訓練を中止しようとしたかおるを突き飛ばしている。最終回でジャンパーソンが判断回路を切ってMX-A1に戻った時は、機械的なしゃべり方をしながらも通常のジャンパーソンと同じ口調となっていた。
- その攻撃性の高さや、常軌を逸した勧善懲悪のプログラミング行動により初試験で暴走後、プロジェクトごと闇に葬られた。しかしスクラップとなってなお生きる意志を見せたことにより、かおるに修復されてジャンパーソンとして復活する。
初期の主要人物
- 小森 好次郎(こもり こうじろう)
- 自分の姓を捩って「桜田門のバットマン(の異名を取る優秀な刑事)」を自称する警部。恰好つけたがりのドジであり、よくはずみでゴミバケツに頭を突っ込む。
- ジャンパーソンの存在に否定的な見方をしており、逆の見方をする若林とはたびたび衝突を繰り返す。しかし第2話において「ジャンパーソンが正義のヒーローだってことだけは認めてくれるでしょ?」というアキの意見を否定はしておらず、それなりに彼を認めてはいる模様。
- その無能ぶりから裏では「コウモリ警部」と揶揄されている。ただ、この呼び名は小森にとって禁句であり、これで呼ばれたり耳にした途端に激昴して手が付けられなくなる(これで呼んだ高井戸の胸倉を掴むなど)。第8話を最後に登場しなくなる。
- 高井戸 志郎(たかいど しろう)
- 小森警部の部下である若手刑事。第13話を最後に登場しなくなる。
- 若林 アキ(わかばやし あき)
- テレビ局「JBC」の女性記者。ジャンパーソンの存在には肯定的な見方をする一方で警察は無能扱いしており(第1話の最後で小森が見ていたテレビの中継で、「無力な警察」と言ってのけている)、そのことから小森とよく衝突する。第6話を最後に登場しなくなる。
中期以降の主要人物
- 三枝 かおる(さえぐさ かおる)
- 第17話から登場。若きロボット工学の天才で、元警視庁特殊装備開発班メンバー。
- MX-A1開発プロジェクトに参加していたがプロジェクト凍結後、廃棄されたMX-A1の処遇に嘆き秘密裏に改修し、ジャンパーソンとして生まれ変わらせた。身勝手な組織に嫌気が差して警察を辞め、国連の仕事に就いていたが、ジャンパーソンの内なる声を調べるため帰国する。ジャンパーソンの秘密を握る存在として執拗に狙われることになり、強大な悪と戦うために自らの死をダミーロボットにより偽装、その後は日本に留まりジャンパーソンのサポートを行う。
- 強い正義感と科学者、メカニックとしての優れた見識、情報網からジャンパーソンを力強くサポートする指揮官の立場も兼ねるが、感情的かつ独善的に先走ってしまうケースも多々あった。次第にジャンパーソンに淡い思いを抱くようになる。
- 三枝 周平(さえぐさ しゅうへい)
- 第17話から登場。かおるの弟で小学生。元気の良い性格で、初登場では友達と一緒に女子のスカートをめくっている。本作におけるムードメーカー的存在。
- ガンギブソン(Gun Gibson)
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- パンチ力:15t
- キック力:35t
- ジャンプ力:ひと跳び25m
- 走力:100mを6.3秒[2]。
- 第21話から登場した孤高のロボット。射撃の名手である。「ベイビー!」が口癖。元々はネオギルドによって制作された暗殺ロボットで当初敵としてジャンパーソンの前に立ち塞がる。が、ジャンパーソンとの勝負にこだわってジョージに無断でジャンパーソンとの決闘を行おうとしたため、ジョージの怒りを買いジャンパーソンと相棒で恋人ロボットのキャロル共々始末されることになる。その騒動の中キャロルを失い、ジョージとネオギルドへの復讐を誓い離反。別行動の末にジャンパーソンと共闘するようになる。
- 陽気で情に熱く義理堅い性格だが反面、物事を深く考えず軽率な行動をとるなどの甘い一面もある。特にロボットに対しては強く感情移入することが多く、人間の都合で使い捨てられるロボットについて憤ったこともある。
- 第38話ではネオギルドの圧倒的攻撃の前に機能停止に追い込まれたが、ロボット修理屋の主人が用意していたスペア用の記憶チップで復活を果たす。その後もジャンパーソンの良き友、良き仲間として彼を支え続けた。第49話ではブラックキャロルの記憶回路をジャンパーソンに托し、ジャンパーソンをかばって飛び出し、ビルゴルディの魔王ビームの直撃を受けて炎の中へと消えたが、最終回でアールジーコと共に傷だらけながらも無事であったことが明らかになる。
- 第23話以降はオープニングでジャンパーソンに続く2番手にクレジットされるようになった。
- 『重甲ビーファイター』の第52・53話にもジャンパーソンと共に登場した。
- アールジーコ
- 全長300mm、全幅300mm、総重量2500g、スピード180km/h(ホバリング飛行時)。
- 国連PKO監視のために設計され、ジャンパーソンのパートナーとして試作開発し、情報収集、分析、通信、偵察などを行う超高性能多目的ロボット。第31話より登場。
- 小型で空中浮遊(ホバリング移動)する。目はビームフラッシャーになっていて、敵に発見された際に眼潰し代わりに使用する。
- 知能レベルは、ジャンパーソンにほぼ近い。ビルゴルディに一度破壊された際、自分で修理と改造を行って最強武器ジックキャノンとなる。
- 声質・精神年齢が子供っぽく、ガンギブソンとは呼び方から口喧嘩が多いが仲はよい。
- ジャンパーソンを「ジャンパーちゃん」(初回のみ)と呼んだ他、ガンギブソンを「ガンモドキ」、製作者であるかおるを「マミー」(母親の意味)と呼んでいた。
- 玩具ではビルゴルディのゴールドデジックとも合体させることができる。
主要人物の関係者
- 鳴海 圭一(なるみ けいいち)
- 第21・22・31話に登場。かおるの警視庁時代の先輩で、ロボット刑務所の主任研究員として勤務していたが、その裏に隠されたネオギルドの陰謀に気付きジャンパーソンたちに協力する。
- 刑務所の崩壊後はその再建のために動いていたが、協力を求めて再会した時実が帯刀と協力し凍結していたMX-A1の第2次プロジェクトを行おうとしていたことを知り、協力を迫られるが拒否。ジャンパーソン達の救援も間に合わず、ビルゴルディに殺害された。
- 時実 小五郎(ときざね こごろう)
- 第31・32話に登場。かおるの警視庁時代の上司で、MX-A1プロジェクトの中心に立っていた科学者。
- 第1次プロジェクト(後のジャンパーソン)が頓挫した後、「人間を素体に新たな戦士を作り出す」第2次プロジェクトを考案していたが、人道的見地から却下された上、交通事故で妻子を亡くしたことから学会を去り、悪魔に魂を売って帯刀をビルゴルディに改造した。
- 自らのプライベートラボに潜入したジャンパーソンとガンギブソンを、特殊な装置で自らが想像した物を実体化させる空間に閉じ込め、ビルゴルディと共に彼らを苦しめるものの、僅かに残っていた良心と家族への愛情をかおるの手で明かされたことで改心。ビルゴルディを道連れに自決を図るが、敵わず殺害された。
ジャンパーソンの戦力
- ジャンパーソンカード
- ジャンパーソン(以下、JPと呼称)が登場したことを悪に告げる、名刺とも言うべき金属製のカード。手裏剣的な使い方をされる他、強烈な閃光を発し敵の目を眩ますスタングレネード的な役割もある。以下の5種類が存在し、状況や目的に応じて使い分けられる。
- JPカード
- JPの名が刻まれた銀色のカード。主に威嚇などの用途で使用される。劇中最も多用され、主題歌の歌詞にも登場する。電波を遮断する効果もある[3]。
- ウォーニングカード
- 「WARNING」と刻まれた黄色のカード。暴徒などに対し鎮圧を警告する際に使用される。
- デストロイカード
- 「DESTROY」と刻まれた赤色のカード。改善の余地のないロボットに対し破壊を宣告する際に使用される。
- ギルティカード
- 「GUILTY」と刻まれた青色のカード。殺人兵器や装置の排除を通告する際に使用される。
- コンタクトカード
- 「CONTACT」と刻まれた紫色のカード。これを持つ者が危険に見舞われた際、JPへ自動的に救難信号を発する機能を持つ。助けた人々に手渡されるらしい。
- 中盤からはこれらのカードを収めるカードケースも登場し、実際にバンダイから「JPカードセット」として5種類のカードとカードケースが発売されたこともある。またBGも、自分の名が刻まれた「ビルゴルディカード」を持つ。
- バックレットコントローラー
- JPの左腕に装備されているガントレット型コントロールデバイス。キー操作により各種メカの遠隔操縦が可能。
- ビルゴルディ(以下、BGと呼称)装備のものはバックレットジャマーと呼ばれ、JPの武器やメカのハッキング操作が出来ビームも発射出来る。後からかおるはJPのメカにハッキングの対策が施された[4]。
- ジャンデジック
- レーザーを高速連射可能な専用拳銃で、MX-A1時代から装備されている。通常は右腰に装備され、JPがエネルギーマガジンを装填してメーターが点灯したら発射できる。
- 弾丸の残量はメーターにセグメント数字で表示され、最大容量は999発で連射も可能。またバスターモードとサーチモードによって効果が変わり、人間相手の場合はショックパルスモードを使用する。サーチモードで相手の体力に合わせて、サーチレーザーを発射できる。
- 最も使用回数が多い武器だが通用しない場面もあり、苦戦することもあった。JP以外の人間も使用でき、第19話では関町刑事がJPの胸に付けられた伝送装置を撃ち落とすのに使用したり、未遂に終わったが最終話ではかおるが自害に使用しようとする場面もあった。後半にはバスターモードに変形したアールジーコがこの銃に合体することで、最強武器ジックキャノンとしての使用が可能となった。ビルゴルディも同型の「ゴールドデジック」を装備している。
- ジックキャノン
- 第34話で初登場した大型光弾を発射する手持ちの二連装砲。後半の必殺武器で、有効射程距離は100m。
- ジャンデジックのパワーとアールジーコのエネルギーを融合させてできる高熱高圧のエネルギー弾を発射する。使用時にはアールジーコが「ジャンパーソン、合体だ!」の合図で変形して「セットレディ!」の掛け声でジャンデジックに合体、「ファイヤー!」の掛け声と共にジャンパーソンが「ジックキャノン!」と叫んで発射する。
- ワイヤーパンチ
- 右腕をワイヤー付きロケットパンチとして飛ばす。攻撃のみならず、移動手段としても使用可能。これを取り外した空き部分に各種武器を装着する。
- ニーキックミサイル
- 大腿部に内蔵された大口径ミサイルで、膝から発射しショベルカーをも粉砕するほどの威力を発揮する。
- ジャスティック
- 主に人間や人型ロボットに対して使用される特殊警棒。通常は縮められた状態で左上腕内部に納められており、スタンガンのように電流を流すことも可能。
- デュアルレーザー
- 左太ももに収納されている二連装のレーザー砲。小型ながら、ギルブラッカーをまとめて倒すほどの威力を持つ。
- ジャンブレーダー
- ワイヤーパンチを外して右腕に装着される剣型アタッチメント。対ロボット戦で多く使用される。最終話でMX-A1に戻ったジャンパーソンがビルゴルディの身体をこれで串刺しにするが直後に落雷を受け、その衝撃で折れてしまった。
- ジャンバルカン(JPストリーマー)
- 片手持ちのガトリング砲で、ロボットを一撃で粉砕するほどの威力を有する。ジックキャノン登場以前はJPの使用する武器の中で最強の威力を持ち、ジャンバルカンとジャンデジックの同時発射を必殺技として多用していた。またビーファイターに協力した際にも使用され、数体の再生怪人を倒した。
- ブレイクナックル
- ワイヤーパンチと交換することで右腕に装着されるRP(ロケットパンチ)で、ワイヤーパンチの強化版。劇場版で登場し、劇場版封切の約3ヵ月後になって本編にも登場したが、その際にも新兵器扱いとして名称テロップが挿入された。BGに発射した際には受け止められた上に逆に打ち返されたこともあった(第32話)。
- アークファイヤー
- ワイヤーパンチと交換することで右腕に装着される火炎放射器。冷凍兵器を使う相手や熱に弱い相手などに対抗して使用する。
- 中盤以降は使用時に装備名を呼称するようになった。
- これらの装備の内、体内への搭載型装備(ジャスティック・ニーキックミサイル・デュアルレーザー)はビルゴルディにも装備されている。また、BGは胸や手甲から破壊光線を発射可能。
メカニック
- ダークジェイカー
- JPの常用する、黒と紫を基調としたスーパーカー。爆弾など如何なる攻撃にも耐える強度を持つ。車体の左半分にスカイジェイカーを操縦席として搭載しており、分離することによって空いた左半分に格納されていた大型のキャノン砲「ビッグキャノン」を展開させ、「ランドジェイカー」(全長:5000mm / 全幅:1700mm / 全高:1530mm / 最高速度:700km/h)として機能する。
- ベースとなったのは1980年頃のシボレー・コルベット(C3)。
- スカイジェイカー
- ダークジェイカーの操縦席が分離した小型戦闘機。下部からビームバルカンを発射する。
- マリンジェイカー
- ジェイガリバーと同時に導入されたスカイジェイカーの換装ユニットで、小型潜水艦としての機能を持つ。実際に使用されたのは、第41話のみだった。
- ドリルジェイカー
- ジェイガリバーと同時に導入されたスカイジェイカーの換装ユニットで、前方のドリルによって地中を潜行することが可能。
- ジェイガリバー
- 第26話より導入された大型戦闘機。スカイジェイカーを始めとする、換装ユニットを後部に合体させ空輸する。
- ダークジェイカーごと空輸することも可能で、この形態は「グランドジェイカー」と呼ばれる。
ガンギブソンの戦力
- ガンボルバー
- ガンギブソン(以下GG)の標準装備として使われる2丁拳銃の1つで、撃った弾丸(光弾ではなく実体弾)を銃に装備された十字キーで任意に動かすことができる、「ホーミングブリット」と呼ばれる機能を備える。ガンギブソン自身の台詞でその威力を自画自賛しているが、作中の描写では、むしろガンボルバーに撃たれても耐えることで、敵の強さを示す描写が多い。
- ブローソン
- ガンボルバーと同様に標準装備として使われる2丁拳銃の1つで、毎秒80発のビームブリットを発射する。ガンボルバーとブローソンの同時発射は、ジャンバルカンとジャンデジックの同時発射と互角の威力を持つが、作中で使われた例はジャンパーソン以外ではビルゴルディなどの強敵相手の時のみとなっている。またガンボルバー、ブローソン共にGGのみが利用できるような細工はなく、敵に奪われ使用されることがしばしばあった。
- スピンドルキャノン
- 全長1500mm、総重量6500g。第37話で、暴走したサイレントとの戦いにおいてアールジーコが破壊されてジックキャノンが使用不可能となったことで日の目を見ることとなった新装備。
- 元々、ジックキャノンの試作品として作られた砲身の長い大型キャノン砲で最小限のエネルギーで最大効率の破壊力を持ち、なおかつ被弾した破損状況を最小に食い止めることができる一撃必中のバズーカ砲。1000mの射程距離、ターゲット広角70cmの性能を持ち、厚さ30cmの標的を射抜く威力を持つ。ジックキャノンよりは性能的には劣る。使用の際の反動が非常に強烈である。
- ガンギブソンが持つガンボルバーのホーミングブリットと併用することで射程距離が3000mに伸びてターゲット広角も50cmに縮めることができるようになり、また使用する弾丸の数によってその破壊力が倍加するようになった(ホーミングブリット6発全て使用すると、ジックキャノンと同等の威力を発揮できる)。
- 一度だけ弾丸に複数開いている穴にホーミングブリットを装填することで、ジックキャノン以上に威力を増したことがあったが暴発を招きかねない危険な行為だった様子である。弾丸を装填する際には砲口から装填する。
- ガンギブソンメダル
- 「GG」(ガンギブソン)と刻まれたメダル。投げつけて敵の目をくらますことが可能。
- GGスレイヤー(Gun Gibsonスレイヤー)
- ガンギブソンが愛用するバイク。最高速度は時速400km。ベースはスズキ・サベージ。
敵組織
ギルド
人間への復讐を目的とし、サイボーグであるベン藤波に率いられるロボットマフィア。多くの市民ロボットを人間社会に潜ませていた。ギルドの市民ロボットは腕時計型識別機を使用することで判別することができる。
劇中で最初に登場した敵組織だがその詳細が明らかにされぬまま、第2話でジャンパーソンに壊滅させられる。
- ベン藤波(ベン ふじなみ)
- ギルドのボスでサイボーグ。ジョージ真壁とは腹違いの兄弟(弟)である。
- 人間に激しいまでの憎悪を抱いているが、劇中終盤、その原因がジョージのそれと同じであることが明らかとされた。指揮棒を所持し、レーザー装置や腕から怪光線を放ち攻撃する。
- 最後はジャンデジックのサーチレーザーを受け倒され、ギルド本部も自爆して果てた。
- 暗殺ロボット
- ギルドの戦闘要員。裏切った蛭田を狙い街で暴れまわる。人間型で黒いプロテクターを着用。スキンヘッドと短髪、オールバックの3体がいる。
- ネオギルドの戦闘ロボット・ギルブラッカーと同型。武器は斧やマシンガン、腕部に装着式の小型バズーカ、バズーカ、目にミサイル、腕にビームバルカン、口から火炎を吹いたり小さいミサイルなどの武器を使う。
- 頭部だけになっても噛みついたり、ビームを放ったりしてジャンパーソンに抵抗している。
- ジャンデジックのサーチレーザーで一度倒され、スキンヘッドは頭部を投げた際、爆発し残りの2体の頭部はビッグキャノンとスカイジェイカーの攻撃で倒された。
- 戦闘ロボット
- ギルドの戦闘要員。アジトでベンを護衛している。髭面と30代風、若者風の3体がおり、 暗殺ロボットと同型。
- スカイジェイカーの攻撃を受けて倒された。
- 市民ロボット
- ギルドのロボット。市民に偽装させたのと戦闘用の市民ロボットがいる。小森と高井戸、アキそっくりの市民ロボットも用いられた。
- 完全に人間と見分けがつかず、ギルドの構成員自身も、識別機が無い限り見分けることができない。当初は市民ロボットを破壊していたジャンパーソンが、無差別殺人を犯していると誤解されたほど。
- 市民ロボットは、ジャンデジックで倒され、他の市民ロボットたちはジャンパーソンがギルド本部を急襲した際、データが破損したため機能停止した。
- この他に識別機を落とした2人組がいるが、人間かロボットかは不明で、本部壊滅後も生死不明。
暗殺ロボット・戦闘ロボットと同型のロボットは、後述のネオギルドにおいても、ギルブラッカー型として登場。
ネオギルド
ギルド壊滅後にベン藤波の兄であるジョージ真壁が結成した組織で、ギルドと同じくロボットマフィア。部下のほとんどはロボットだが、戦闘・潜入工作要員以外では人間の科学者も在籍している。ジャンパーソンが戦った組織の中では登場回数が一番多い(劇場版を含む)。
ジャンパーソンと逆に、人間の姿からロボットに変身する能力を持つロボットもいるが、変身能力の無いロボットもいる。ただし最も多いのは人間型ロボットで、戦闘時にはプロテクターを着用する。
ロボットの性能はギルド以上に強力で、ギルドには存在しなかった武官ロボットなどが登場している。ガンギブソンも、元々はネオギルドのロボットである。ロボット刑務所に配下を送り込むことでロボット刑務所を事実上掌握し、他にも種々の施設を所有している。また、ネオギルド製のロボットで市民ロボットとして生活している者も少なからず存在する。
ネオギルドのロボットは部品が特殊であるため、代用部品では修理も困難であることが複数のエピソードを通じて描かれている。
- ジョージ真壁(ジョージ まかべ)
- ネオギルドの首領で、ベン藤波の腹違いの兄。普段から手の中で2個の金属球を転がしている。頭部をガードするバリアー装置を身につけていたが、ガンギブソンとの対決で外した。専用の銃[注 2]を所持している(ビーム銃と解説されることもあるが、第46話の描写では明らかに機関銃)。
- 弟と違い肉体は人間のままであり、影武者ロボットを仕立てて最強ロボットを装っていた。
- かつては、ベンとロボット工学の権威である父親の真壁慎一郎博士、父親が製作した母親代わりの執事ロボットのボニーとともにブラボータウンで幸せに暮らしていた。しかし、ある日街角でロボットが警官に追われている現場に出くわし、ボニーが止めに入る過程で思わず警官から銃を奪い取りその銃を警官とベンに向けてしまう。ボニーはジョージの叫びで我に返り銃を降ろしたが、その瞬間警官に返り討ちにされ、その件の責任を問われた父親もまた心労で亡くなってしまう。このことで兄弟は人間に憎しみを持つようになり、ロボットを差別する人間を殲滅しロボットが支配する世の中を目指すべく、組織を結成することとなった(ただし、ジャンパーソンたちには理由を伝えず、仇討ちや復讐などくだらないと吐き捨てていた)。
- また、かつて植物学博士である神野博士の下で助手として働いており、その研究の中で生命の樹の存在を知り、それが生み出す無限の生命エネルギーを得ようとしていたが、その理由は最後まで明確にされなかった。
- 第46話でネオギルドの本拠地でもあるブラボータウンのロボットたちを操り、人間たちに反乱を企てたが失敗。ボニーとベンの名を呟き、ブラボータウンの地下のネオギルド本拠地と共に自爆した。
- キャロル
- ガンギブソンのパートナーだった女性型ロボット。ガンギブソンの命令違反に怒ったジョージの指示で破壊され、彼が反逆するきっかけとなる。第48〜49話では同型のブラックキャロルが登場した。
- スーツは次作『ブルースワット』の第31話に登場したハルに改造された。
- 戦闘ロボット・ギルブラッカー
- 黒色のプロテクターを装着する男性型武官ロボット。ギルドの暗殺・戦闘両ロボットと同一形式であることから、技術継承が行われた様子。
- 近衛兵ロボット
- いわゆる戦闘員に位置するロボット。識別機を通して見た際のギルドの市民ロボットと外見が同じである。顔は金色の他に銀や黒、白、半分金・黒がいる。黒いジャンパーを着ている姿が多い。
- 第5・9話ではジョージの側で護衛している。第5話の近衛兵ロボットは装甲を纏った姿である。
- 劇場版においては多数登場。第16話では頓田博士の部下、第22話はギルブラッカー型の部下として登場。以降の回では、最終決戦を含めほとんど登場しなくなったが、ネオギルドの人間型ロボットを破壊した際に、近衛兵ロボットとしての正体を現した例はある。
- オメガDX(オメガ ディーエックス)
- 腕部にバズーカを装備。ジャンパーソンの行動パターンをインプットすることで、先読みして攻撃することが可能。
- ジャンデジック・ワイヤーパンチ・ダークジェイカーの攻撃を完封するが、データに無かったアークファイヤー・ジャンブレーダーには対応しきれず撃破された。
- ファルコン13(ファルコン サーティーン)/木滑剛(きなめ つよし)
- 普段は人間(中年の男)の姿で、ネオギルド傘下病院の医師を装って目を付けた瀕死の患者をロボットスリーパーとすり替えていた。変身時の頭部と両手以外はギルブラッカーとほぼ同型で、その両手の鋭い爪とその上部に備え付けられた機銃を武器とする。
- ロボットスリーパーの計画を遂行するためジャンパーソンの行動を妨害するが、ジャンデジックとジャンバルカンの同時発射で撃破された。
- ロボットスリーパー
- 人間と同一の外見と記憶を持つロボット。自分をロボットと知らずに日常生活を送るが、ネオギルドが犯罪を行う際にはコントロールされる。
- レンタルロボット シープ
- 研究所や国会などに貸し出される優秀で善良なお手伝い用ロボットだが、行動が全てネオギルドにモニターされており、ロボット自身も知らないまま重要情報をネオギルドに送信していた(実際多くの重要機関に配属されていた)。策略の発覚に際し、カルーラ高島の遠隔操作により暴動を起こす。
- カルーラが倒されたことで元に戻った。
- カルーラ高島(カルーラ たかしま)
- シープのレンタル会社を動かす男装の女性型ロボット。全シープの遠隔操作能力や自爆スイッチを持つ。作戦の失敗でジョージに見棄てられたことに激昂し、それを利用してシープを暴走させた。
- 最期は苦し紛れにシープの自爆装置を作動させるが、ケビン(シープA38号)に取り押さえられた隙を突かれ、ジャンブレーダーの斬撃で破壊された。
- U2(ユーツー)
- 人間の姿をした破壊工作用ロボット。戦闘能力はない。ジャンパーソンとの戦闘による記憶回路の故障で善良なロボットになり、偶然知り合った少年と心を通わすようになる。
- ドールマン
- 普段は若い男の姿であるが、変身時は人間の姿と同じ頭部を除きファルコン13と同型。ファルコン13同様の鋭い爪以外にも、腕部にマシンガンやレーザーを内蔵しており、身体を完全破壊されても手だけでレーザーを発射して攻撃できる。
- ギルゴードン
- 金色のプロテクターを装着する男性型武官ロボット。腕部と胸部のビーム砲、腰部のミサイル(テレビでは使用せず劇場版のみ)、背中のカノン砲(装備しないタイプもある)など、多数の武器を装着する。二体一組での戦法を得意とする。
- 『重甲ビーファイター』でジャマールの魔導師ジャグールの力で復活した時も二体一組で登場するが、一体は銀色になっており、内蔵されている武器もギルブラッカーと同じものに変わっていた。
- シルバレラ
- 剣を武器とする女性型武官ロボット。眼部にゴーグルを装着するタイプとしないタイプがある。ゴーグル装着タイプはゴーグルから光線を放ったり、口から冷凍ガスを噴射する。
- スコルピオン
- 劇場版に登場した戦闘ロボットで、ネオギルド暗殺ロボ軍団の団長。腕部の発射式のスパイクと腹部のバズーカが武器。ギルゴードンとの協力攻撃でジャンパーソンを追い詰めるが、ジャンバルカンで撃破された。
- ブランボット
- 劇場版に登場した男性型ロボット。禿頭と珍妙なメイクが特徴で、頭部のみを分離させて攻撃を行う。
- 氷室(ひむろ)
- 戦闘ロボット。普段はロボット刑務所の所長として活動している。戦闘時にはギルゴードンと同一形式で銀色のプロテクターを着用、肌も銀色になる。口にミサイルを内蔵。
- R3号(アールさんごう)
- ほぼ人間の恰好のロボットで、戦闘用の特殊能力・武器は備えていない。頓田博士の「ネオギルド精神注入棒」により精神力のみでジャンパーソンと戦うが、副作用で身体に衝撃を受けるたびに人格変化を起こすようになってしまい、それが彼の命運を左右することになってしまった。通称はサンちゃん。
- 頓田博士(とんだ はかせ)
- 数少ない人間の構成員。ネオギルド精神注入棒を発明した老科学者。R3号の人格を弄んだこと(およびMX-A1時代のトラウマ)でジャンパーソンを激怒させ、殺されそうになるが直前に警察に逮捕され、命拾いする。
- 影武者ロボット
- ジョージ真壁の影武者を務めるロボット。
- ネオギルドのロボットでは最強の戦闘能力を持ち、一対一ではガンギブソンを圧倒している。指からベンより強力なレーザーを発する。体も頑丈でガンボルバーで撃たれてもそのエネルギーを体外に流し破壊を免れ、ホーミングブリッドも効かなかった。ジャンパーソン・ガンギブソンの2人がかりの攻撃で右腕を破損して逃げ帰り、本物のジョージ真壁によって破壊される。
- カーマン
- 潜入工作ロボット。人工衛星を通じてロボットの命と言えるチップを破壊する装置・ジーザスエンドの開発者である細川博士にすり替わったロボット。戦闘時には腕のみがファルコン13・ドールマンと同形式のものに変化し、その手から光線を放つ。
- ネオギルドが殺害した博士に代わってジーザスエンドの強奪を目論んでいたが、博士の息子に囚われていた。弟・正志を洗脳して脱出に成功し、正志を人質に取るもジャンパーソンとガンギブソンに奪い返され、ジーザスエンドが破壊された後にジャンバルカンで粉砕された。
-
- 細川浩司・正志(ほそかわ こうじ・まさし)
- カーマンが成り代わっていた細川博士の息子。軍服にベレー帽という服装。父をネオギルドに殺されたことで、ネオギルドのみならずロボット全体を憎んでいる。
- 父が対ネオギルド用に開発したロボット無差別破壊兵器ジーザスエンドを完成させることで、ジャンパーソンたちを含めた地上のロボットごとネオギルドの壊滅を企む。さらに「人間が立ち上がれないのはジャンパーソンに頼っているからだ」と主張し、それに賛同したジャンパーソンから支援を受けてジーザスエンド完成を急ぐが、自分の命を捨てても人間とロボットの共存を目指すジャンパーソンの姿に心を打たれ、結局ジーザスエンドを破壊した。
- トコちゃん
- ロボット修理技師の、山上信一郎博士が助手として製作した女子高校生型ロボット。戦闘時にはシルバレラのプロテクターとバズーカを装備する。ネオギルドのあり方に疑問を抱き、山上博士とともに脱走を企てるが失敗。その山上博士を盾に脅迫され、ジャンパーソン・ガンギブソンと戦うことになる。
- 山上信一郎(やまがみ しんいちろう)
- 数少ない人間の構成員で、ロボット修理技師。助手ロボットとしてトコちゃんを作成し、義理の娘とする。上位者に媚びる卑屈な性格で、ジョージ真壁からもその性格をあきれられているが、技師としての能力は高く買われており、脱走未遂を犯しても助命されるほど。ジャンパーソンによって、トコちゃんの自分への愛情の深さと、トコちゃんへの脅迫がそれを利用してのものだった事実を突きつけられ、恥じ入ることになり、ネオギルドから離反する道を選ぶ。
- M3(エムスリー)
- ギルゴードンと同型のロボット。遊園地に遊びに来た子供からシャドウロボットを探そうとした。胸部ビーム砲をベータレーザーと称し、これを多用してジャンパーソン・ガンギブソンを苦しめていた。配下に2体のロボット(スコルピオン似とジャイロ・帯刀コンツェルンのガンマンロボット似)がいる。
- 純(じゅん)
- 少年型ロボット。身体に爆弾を内蔵し、自爆攻撃を仕掛ける。ガンギブソンとジョージ真壁の決闘の伝令役となり、決闘時にガンギブソンへ自爆攻撃を仕掛けた。
- 殺し屋ロボット軍団
- ガンギブソンとの決闘にジョージに加勢した10体のロボット軍団。ギルゴードン、シルバレラ、ブランボット、スコルピオンと同型のロボットと名称の明らかでないロボットが混在する。
- ガンギブソンとの戦闘により3体が撃破され、1体はジャンパーソンとガンギブソンの同時射撃で破壊される。ジャンパーソンにより5体が全滅させられた。1体は戦闘の様子は描かれていない。
- マチェック
- ガンギブソンとは顔見知りでギルゴードン型である。一般人を次々と狙撃してガンギブソンにその罪を被せた。
- 日本の警察にガンギブソンを逮捕させ、ロボット刑務所という「国家権力の壁」の中でガンギブソンに攻撃を加えるも、強行突破してきたジャンパーソンの加勢により形勢が逆転。スピンドルキャノンを受けて破壊された。
- 戦闘サイボーグ部隊
- ネオギルドの精鋭部隊。部隊長のキルはギルゴードンと同一形式、隊員はギルブラッカーと同一形式のプロテクターを着用するがそれぞれ迷彩色に塗られている。敵対者の共倒れを狙う帯刀の計略に乗せられた挙句、マヤとシンディに倒される。
- ロイド
- 人間とロボットが共存する街・ブラボータウンの教師ロボットだったが、その能力に目を付けた真壁に洗脳用の人工知能を取り付けられ、ロボットの人間への反乱の扇動に利用されていた。かつての教え子である祐二の再三の呼びかけの結果洗脳用の人工知能が停止しかつての自我を取り戻す。
帯刀コンツェルン
表向きは帯刀龍三郎を総裁とする大財閥で、表世界を牛耳っているが裏世界でも世界制覇を企んでいる。
表立って行動することは少なく、傘下の企業の開発品や他の組織を動かした作戦行動をしていたがセーラの戦死を経て、帯刀がビルゴルディに変貌した後はビルゴルディ自らが残虐な作戦を実行するようになった。ただし最初に自ら指揮をとった作戦で「ネオギルドでもスーパーサイエンスネットワークでないもう一つの組織」とジャンパーソンに認識されてこそいたものの戦いの際は常にビルゴルディの姿であったため、ジャンパーソンたちは組織の名を帯刀コンツェルンと認識することは最後までなく、再戦以後はビルゴルディを組織名の代わりの呼び名にしている。
当初は3組織で最も出番が少なかったがビルゴルディの登場後は宿敵として描かれることが多くなり、物語の最後まで残った敵組織でもあった。
- 帯刀龍三郎(たてわき りゅうざぶろう)
- 帯刀コンツェルンの総裁。ギルド壊滅後の第3話で初登場。
- 登場するたびに色々な種類のペロペロキャンディを持っている。ほか、秘書に服を着せてもらう、思い通りにいかないとだだをこねるなどといった、幼児的な言動の多い無邪気でユーモラスな性格。しかしながら冷酷な犯罪者の性格を垣間見せ、その時は眼鏡を外す癖がある(時たま外さないこともある)。
- 第25話で秘書であるセーラを亡くして以降は、無邪気な顔を見せず冷酷な面をより表に出すようになり、第31話でMX-A1プロジェクトの責任者である時実博士に自らを改造させ、「ビルゴルディ」に変貌した。以降は無邪気さを現さなくなったため、眼鏡を着用したりキャンディをなめることもなくなった。しかし、第39話では1個だけ残っていたペロペロキャンディを、子供の姿の再生セーラに与えている。
- 帯刀コンツェルン総裁としての表向きの顔(第3、37話のみ)では、幼稚な面も凶暴な面も共に見せず、優秀な経営者、大人の常識人として振る舞う。この姿の時は部下にも敬語で話すものの、裏の顔同様従わざるを得ないと感じさせるほどの威圧感を相手に放つ(海底開発の中断命令に、責任者の真田博士は従わざるを得なかった)。
- ビルゴルディ
- パンチ力:20t
- キック力:40t
- ジャンプ力:ひと跳び30m
- 走力:100mを6.0秒[2]。
- MX-A1第2次プロジェクトにより誕生した「バイオボーグ」。帯刀が時実博士に自らを実験台として改造させた姿であり、ジャンパーソンの強化発展型でそれ以上の性能を持つ。内蔵武器はジャンパーソンとほぼ同一。外部装備は「ゴールドデジック」と「バックレットジャマー」でジャンパーソンからダークジェイカーのコントロールを奪うことも可能(ただし、すぐにかおるによって防止策が取られた)。初登場時は、その外見からマスコミにジャンパーソンと誤認された。他、ジャンパーソンにない機能として、バックレットジャマーの手甲と胸部から破壊光線を放つ。
- 上記の通り、帯刀は作中後半より無邪気さが失われているが、これはビルゴルディへの改造手術時に頭に装着した特殊装置「ブレインバイス」の効果で人間としての良心の迷いを断ち切っているため、邪魔者や用済みの人間を躊躇なく殺害できるとの設定が、関連ムックで紹介されている(作中での言及はない)。
- 最終話で、ハイパーサブリミナルを利用した世界同時クーデターを起こすが、自らMX-A1に戻ったジャンパーソンとの戦いに敗れ、必ず戻ってくることを暗示させるセリフ「アイルビーバック!(また戻ってくる(英語: I'll be back))」と言い放ち、断末魔を上げて爆死する。
- 後に『重甲ビーファイター』特別篇でジャマールの魔導師ジャグールの力で復活、断末魔の内容通りに再登場を果たす[注 3]。最終的に破壊神ジャグールに吸収されるもジャグールが大ダメージを受けた際分離した腕はそのまま消えず、ジャグールを地獄に引きずり込んだ。
- 決めゼリフは「BILLGOLDY FOR EVIL(ビルゴルディ・フォー・イビル)!」が設定されていた。誰が変身しているのかは、第49話でスパイとして潜入したかおるのメッセージによってジャンパーソンたちに露見してしまう。
- セーラ
- 帯刀の秘書。主に利用しようとする組織や人物への交渉を担当するが、有事にはボーガンを用いた戦闘も得意とする。帯刀には、時折見せる凶暴性に若干の恐怖心も抱いていたが、曲りなりとも大きな野望を夢見る無邪気さには純粋な好感も持っており、忠誠心は高い。第25話にてルーゴによる火器発射の爆発に巻き込まれて死亡。
- 第39話において、東博士に生前託していた遺伝子によって超能力を持つクローンとして復活したが、常人の数十倍の速さで年を取っていくため、最初から余命はわずかな状態だった。そんな自分に優しさを見せたジャンパーソンと、兵器として使役する帯刀との間で揺れ動いた末に、非情の魔王ビルゴルディと成り果てて無邪気さを失った帯刀への失望を叫んで反逆し、結果粛清されてしまった。
- マヤ
- 同じく帯刀の秘書。帯刀の用心棒的存在で、戦闘時は赤い装甲が付いた赤色のボディスーツ姿となり銃や剣を振るう。
- 生身の人間であるが、ロボットであるジャンパーソンとガンギブソンを圧倒するほどの異常に高い戦闘能力の持ち主。
- 当初、髪型はポニーテールにしたストレートのロングヘアだったが、中盤以降はショートカットにしている。
- 最終話でガンギブソンの腕を剣で切り落とすが、その隙を突かれ死亡。
- シンディ
- セーラの後任の秘書。鞭とボーガン、光線を放つリモコン(主に終盤)が武器。マヤのように格闘に長けていないが同様に血の気が多い。
- 最終話ではガンギブソンを道連れにしようとするが失敗し、死亡。
- ストリートファイター 珍大光(ちん たーこあん)・小光(しゃおこあん)兄妹、バウンティキラー ジャンゴ、風魔忍者 怒鬼(どき)
- 帯刀に雇われた刺客たちで、帯刀コンツェルン配下としては初めてジャンパーソンと対決した。
- 珍大光は柳葉刀、小光はサイを用いる。ジャンゴは拳銃・ライフル・バスーカの名手であり、怒鬼は兜割りとナイフを持ち、土遁と雷遁の攻撃を得意とする。小光は激戦の爆発に巻き込まれて死亡し、大光とジャンゴ・怒鬼はそれぞれ単独でジャンパーソンに挑むも敗れ、身に着けていた爆弾の起爆スイッチを押して自爆死した。
- 怪盗坂倉(さかくら)
- コンツェルン傘下の強盗団の首領。マスクを髣髴させる衣装と黄色塗りのメイクが特徴で「完璧だ」が口癖。
- 帯刀の依頼でロシア王朝のダイヤ『雪の女王』を狙う。
- 『雪の女王』のお披露目会に出席する少女を催眠装置で洗脳、見事にダイヤを盗んでみせるが、偶然からその装置の電波を少年が受信したことから計画が発覚。ジャンパーソンに敗れて逮捕された。
- 武上ファミリー(たけがみ ファミリー)
- コンツェルン配下のマフィア。ロボットハンターミサトをそそのかし、ジャンパーソンを襲わせた。
- エンジェル
- 破壊工作用ロボットを欲しがった帯刀の発注を受けて西村卓博士が、西村ロボット工学研究所で製作した戦闘用ロボット。
- 爆発事故で研究所と西村博士のみならず、自身と生まれた場所と生みの親の名前以外の記憶をも失い、彷徨った末に行き倒れたところを町工場の人たちに拾われる。
- 胸部にマシンガンとビーム砲を、腕に電磁バリアを内蔵し、飛行能力も有するが記憶を失っていたため、自分のことを「ただの作業用ロボット」「何の特殊能力もない」と思い込んでいた。
- 町工場の一員として幸せな日々を過ごしていたが、不運にも帯刀に発見されて自身の生まれた理由を教えられた挙句、町工場の人たちの身の安全と引き換えに従属を余儀なくされてしまう。
- 悲観の余り己の出生を呪って自暴自棄になり、自嘲するかのように「黒い天使」を名乗って派手なテロ活動を繰り返したが、JPに敗北[注 4]。最後は町工場の人たちに別れを告げてから、JPの付き添いで自首した。
- シナリオでは体は黒色となっていた(本編では白色)。[要出典]
- ジェフ権藤(ジェフ ごんどう)
- 国際兵器マフィアの幹部。新しい兵器を作らせるためにかおるを狙っていた。コンツェルンの傘下ではないが、かおるからジャンパーソンの秘密を探り取ろうとした帯刀と利害が一致し、手を組んだ。
- ルーゴ
- バウンティハンター・ジャンゴの弟。
- 脳と連結した機械の両腕は、敵を認識した瞬間に銃を撃てるような仕組みになっており、その早撃ちはジャンパーソン、ガンギブソンを初めとするロボットを上回る。ただ、その装置は未完成の技術であるため、人体への負担が極めて大きく連続使用が困難という重大な欠陥があった。兄の敵を討つためジャンパーソン、ガンギブソンを付け狙うもジャンパーソンの献身を受け改心、襲撃してきたセーラと帯刀配下の戦闘員の一団をレーザー銃の銃撃で倒したものの、直後に肉体が限界に達して銃が握れない体になってしまった。
- リオ
- 人間(少年)の姿をしているがその正体は、地球から遠く離れた戦争ばかりを行う星の戦士で、父母の死を機に戦いを拒否して地球に訪れた。
- 地球到着時の事故で記憶を失ってしまい、そこにつけこんだ帯刀に利用されることになってしまった。
- 頭に想像した武器(光線銃など)を実体化させる能力を持っている。
- サイレント
- 帯刀海底開発の深海作業用ロボット。
- 帯刀の策略で、恋人の関係にあったロボット・ジェルソミーナの殺害犯をジャンパーソンだと思い込み、暴走する。
- 深海での活動を前提としているため、その装甲はジャンバルカンさえも通さないほど頑強だが、反面暴走した際は人工知能にも手を付けられない状態になってしまうため、最期は同じ悲しみを知るガンギブソンのスピンドルキャノンにより撃破された。
- ケイ
- ネオギルドとスーパーサイエンスネットワーク、ジャンパーソンを一気に葬る策略に奔走するスパイの影田の娘を装う少女型アンドロイド。影田が捕われたふりをした後、自身も“父”の救出をジャンパーソンに哀願した。通信機能があり、正体を知ったガンギブソンを巻き込もうとして自爆した。
スーパーサイエンス・ネットワーク
通称、SS-N。綾小路麗子が率いる過激派科学研究団体で、普通のロボットを越えるジャンパーソンを生け捕り(捕獲)にすることと科学による世界制覇を目的にしている。作戦的には改造人間、もしくは人工生物などを多く使う。アジトの類には麗子の写真が掲げてある。
構成員である科学者たちはカリスマ指導者である麗子を「麗子様」と呼んで心酔しており、その命令がどんなものであっても(「死ね」と言われても)従う。作戦行動や研究内容など手段自体は極めて先鋭化しているが、目的はあくまでも「地球環境の再建」という確固たる信条に基づいたものであり、終盤ではJPを「善」と「悪」という概念の狭間で激しく苦悩させた。
初期においては登場頻度は多かったが、次第に少なくなった。退場も最も早く、第4クールでは最終決戦の登場のみとなった。
- 綾小路 麗子(あやのこうじ れいこ)
- スーパーサイエンス・ネットワーク(以下SS-N)の首領で、博士号を持つ科学者。
- 初登場時は眼鏡をかけ白いドレスを身にまとっていたが、その後は顔を白塗りにし真っ赤な衣装を着た、悪の秘密組織の女性幹部のような風貌に変わった。外出する際には、化粧を落とし灰色の服に着替える。
- 普段目立って行動することは少なく、作戦の多くは部下の判断に任せている。
- 部下からは「麗子様」と崇拝され、自らも彼らの命を投げ出す忠誠心に感激したり動揺するなど部下思いな一面を持つが、ジャンパーソンに敗北した場合はどれだけ忠誠心厚い部下であろうと容赦なく切り捨てる非情な一面も持ち合わせている(一方で終盤を除けばあえて手にかけるようなことはほとんどせず、また特別な感情を抱いていたパンサーレディが逮捕された際は彼女の仇打ちを誓ったこともある)。
- 両親は優秀な科学者で宇宙ステーションに移住し、その中で麗子は生まれ育った。いつも両親からは「地球は美しい星」と言われて育ち、地球に対する憧れを募らせていた。しかしステーションの事故で両親を亡くし、強制脱出の形で地球に帰還、父親の同僚である倉橋に育てられた。その後、自身も優秀な科学者となったが地球環境の劣悪さに絶望し、「人間は地球環境の敵」という急進的な思考に走りSS-Nを結成する。
- 最後は自らを超獣神に改造し、全人類肥料化を企んだが、ジャンパーソンらにより計画は阻止される。最期は元の姿に戻り、地球への思いを募らせながら息絶え、亡骸は光の粒子と化して消滅した。
- 超獣神(ちょうじゅうしん)
- 麗子が自らの身体を改造して誕生した、最強最後のバイオモンスター。これまでSS-Nが製作したバイオモンスター全ての研究データ[注 5]を生かして製作された。
- 口から、人間を肥料にする溶解液ガスを吐き出す。これと平行して製作した大型のワープ装置(開発した技師達は、完成後に自ら進んで肥料となった)を使って、一人で全世界の人類を肥料にする最終作戦を計画していた。
- 『重甲ビーファイター』特別編では直接登場しないものの、破壊神ジャグールに取り込まれた悪の一部として彼女の顔面が出現している。
- アイスマン / 工藤 助三(くどう すけぞう)
- SS-N第1の刺客で、冷凍ガスを吐く能力を持つ[注 6]。
- 元は冷凍倉庫に閉じ込められた作業員であり、脱出するまでの長期間零下の世界にいたために肉体が変異してしまった。そのため、通常の気温下ではその肉体を維持できない。
- 決して悪意のある人間ではなく、マスコミに変異した肉体を「化け物」扱いされたことへの怒りを利用されて強化改造された悲劇の存在。改造後はジャンパーソンのスキャンにより「バイオモンスター」と分析されている。
- 強化された冷凍能力でジャンパーソンと交戦。交戦中に偶発的に起きた爆発で高熱に晒されてしまい、ジャンパーソンと自分を化けもの扱いしなかったアキに看取られ、水となって消えて逝った。
- ドクター西園寺(さいおんじ)
- 最初に付着した人間の形を認識し、それを浴びせた相手をその姿に変える『形状記憶細胞』を開発したバイオ科学者。『麗子様のNO.1お気に入り』を自称するも、実際の麗子からの信頼度は極めて低い。
- 凶悪強盗犯・マシンガンジョーの形状を取った細胞をジャンパーソンに浴びせ、ジョーに仕立てた彼を警察に追わせるが、本物のジョーが改心したことで計画が頓挫。
- 最後は事故で自らが『形状記憶細胞』を浴びてジョーの姿になってしまった末、警察に逮捕された。しかし留置場には既に逮捕されていた本物のジョーがおり、どちらが本物かで新しい混乱を招くことになった。
- 大黒(だいこく)/泉谷大吉(いずみや だいきち)・恵比寿(えびす)[注 7]/泉谷中吉(いずみや ちゅうきち)
- 人々に催眠術をかける『打ち出の小槌』を用いて強盗を行っていた工作員。名前の通り、大黒天と恵比寿の服装をしている。小槌の他に米俵や鯛の形をした爆弾を武器に使う。
- 催眠術をかけられた人間は幸せな夢を見るようになり、自力では目覚められずいずれ衰弱死する。対処には打ち出の小槌が必要。
- ジャンパーソンにも催眠術をかけて眠らせ、解体するところを中継して麗子に見せようとした。催眠術をかけられたジャンパーソンは「戦いを終え、子供たちに感謝される」という夢を見ていたが、すぐにそれが夢だと気づき「夢は所詮、夢」と振り切って自力で目を覚ます。
- 目を覚ましたジャンパーソンによって警察に引き渡され、麗子にカメラ越しに助けを乞うもカメラが爆発、見捨てられる。打ち出の小槌は病院に運ばれ、眠っていた人々は夢から覚めた。
- 大崎(おおさき)
- SS-N工作員の隊長。外見は迷彩服を着用する普通の人間だが、銃弾が全く通用しない。作中では正体について言及が無く、ただの人間ではないことだけが語られている。
- 暴走した鉄鋼兵のビームを浴び、部下共々消滅してしまった。
- 鉄鋼兵(てっこうへい)
- 富嶽山系から発掘された超古代文明のロボット。外見はジャンパーソンに似ている。額から強力な光線を放つ。
- 大崎がコントロール装置を手に入れるも暴走してしまう。鉄鋼兵が登場した際、まだジャンパーソンの正体が明らかになっていなかったことからジャンパーソンも鉄鋼兵ではないかと思われていた。
- 怪盗パンサーレディ[注 8]/石黒小夜子(いしぐろ さやこ)
- 電送スーツによりダイヤを盗み、またジャンパーソンの身体に侵入して苦しめた女科学者。この電送スーツは受信機を外されると現実世界に出てしまう。
- ドクター甲賀(こうが)/青木マサオ(あおき -)
- 忍者部隊を率いる隊長にして学会を追放された遺伝子科学者。忍者の遺伝子を持つ男を付け狙う。
- 麗麗虫(れいれいちゅう)[注 9]
- 見た目は小さな芋虫だが、エサはAIチップ。コンピューターに取り付いて、文字通り食い荒らす。複数生産され、各個体同士は精神感応で感覚を共有している。弱点は高熱と、精神感応で互いと繋がっていること(一匹が死んでしまうと、他の仲間もその意思を共有して自然死してしまうため)。
- 人間モドキ[注 10]
- ドクター三山の手で製作されたバイオモンスター。外見ばかりでなく、精密検査上も全く人間と違いが無く、ジャンパーソンのスキャンでも人間としか判別できないほど。ただし人工タンパク質でできており、完全に粉々にしなければ何度でも復活する不死身の身体を持つ。
- 彼を求める女性と出会ったことがきっかけで自らの存在に悩み、「人間なら人間、怪物なら怪物の姿にしてくれ」と自らの姿を改造するように三山に懇願したが、「人間の形をした化け物」に意味があるという答えを返されてしまう。
- 最終的にJPの作戦で粉々になって死亡したように見せかけて存命し、自分を求めた女性と共にどこかへと旅立った。
- ドクター軽部(かるべ)
- 「SS-N一の天才、オカルト科学の権威」を自称する科学者。空間ワープシステムの研究をしていた阿久津博士を幽霊として蘇らせその研究成果を奪う、という幽霊作戦を実行するも家族を捜し求める阿久津博士に逃げられ、その後自ら死んで幽霊となり空間ワープシステムを奪おうとするも家族をこの世に戻そうとする阿久津博士と共に霊界に入ってしまった。
- ドクター洞田(ほらた)
- 超能力を研究する科学者で、研究成果による超能力者たちを率いてダベ星人を名乗り侵略を開始する。本人も超能力者であり、語尾に付ける「〜だべ」が口癖。
- 倉田真一(くらた しんいち)
- ダベ星人として利用されていた超能力者の一人で、かおるの警視庁時代の後輩で彼女に恋心を抱いていた。偶然かおると再会したことで記憶と恋心を取り戻してしまう。
- 赤龍(せきりゅう)
- SS-Nのバイオモンスター部隊を率いる隊長。帯刀の策略で、ネオギルドと戦闘した後で殺される。
- コマンダー黒木(くろき)
- SS-Nのバイオモンスター部隊を率いる隊長。超獣神と化した麗子の側近的存在で、SS-Nを裏切った科学者たちを粛清している。
- ジャンパーソンとガンギブソンを超獣神と共に苦しめるも、最期はスピンドルキャノンの砲撃を受け部下共々消滅した。
- 倉橋歳三(くらはし としぞう)
- 麗子の父・綾小路博士の元同僚で両親を亡くした彼女の育ての親である科学者。地球を想うあまり暴走を始めていた麗子の行動に反発していたため、「全ての準備が整うまで」という理由から麗子が両親に託された8ミリフィルムを預けられた上でしばらく見逃されていた。
- 超獣神になってしまった彼女へ最期の説得を試みるもそれもかなわないまま、超獣神の溶解液を浴びて肥料にされてしまった。
キャスト
- 小森好次郎:太田貴彦(1話 -4話、8話 )
- 高井戸志郎:片桐順一郎(1話 -4話、8・13話 )
- 若林アキ:観崎美和(1話 -4話、6話 )
- 三枝かおる:川嶋朋子(17話 - )
- 三枝周平:富田樹央(17話 - )
- ベン藤波:市山登(1・2・4・5・46話)回想含む
- 帯刀龍三郎 / ビルゴルディ(声):菅田俊(3話 - 、ビルゴルディは31話から登場)
- ジョージ真壁:高橋和興(4話 - 46話)
- 綾小路麗子 / 超獣神(声):高畑淳子(4話 - 44話)
- 総裁秘書セーラ:岩間さおり(3話 - 25話、39話)
- 総裁秘書マヤ:今井喜美子(3話 - )
- 総裁秘書シンディ:湯川晶子(26話 - )
声の出演
スーツアクター
- ジャンパーソン[7]:横山一敏
- ジャンパーソン、ビルゴルディ[7]:岩田時男
- ジャンパーソン[7]:竹内康博
- ジャンパーソン(アクション):高岩成二
- ガンギブソン(アクション)[8]:前田浩
- ガンギブソン(アップ)[8]:菊地寿幸
- ビルゴルディ[9]:岡元次郎
- キャロル、ブラックキャロル:田邊智恵
- 超獣神:橋本恵子
スタッフ
- プロデューサー:梶淳(テレビ朝日)、堀長文(東映)
- 原作:八手三郎
- 連載:テレビマガジン、たのしい幼稚園、てれびくん、テレビランド
- 脚本:宮下隼一、扇澤延男、鷺山京子、曽田博久、増田貴彦、酒井直行、浅香晶、中野睦、井上一弘、小林靖子、鈴木康之
- 音楽:若草恵
- アクション監督:山岡淳二、村上潤、山田一善、西本良治郎(ジャパンアクションクラブ)、新堀和男(レッドアクションクラブ)
- 監督:小西通雄、蓑輪雅夫、三ツ村鐵治、石田秀範、金田治
- 撮影:淨空(瀬尾脩)、小泉貴一、松村文雄
- 照明:吉岡伝吉、石垣敏雄、高橋道夫、斉藤久
- 美術:宮国登、野尻均、河村寅次郎
- 録音:太田克己
- 編集:菅野順吉、今野治人
- 選曲:金成謙二
- 効果:大泉音映
- 操演:羽鳥博幸
- 計測:小泉貴一、田中久之、臼木敏博、岡部正治、浅石克己、大沢信吾
- 記録:深沢いづみ、安倍伸子、水平富喜子
- 造型:前澤範
- イラスト:薄永俊之
- 助監督:石田秀範、谷口昌史、加藤弘之、鈴村展弘
- 進行主任:東正信
- 製作事務:石垣紘一
- 製作担当:橋本鉄雄
- 企画協力:企画者104
- 装置:東映美術センター、紀和美建
- 美粧:サン・メイク
- 衣裳:東京衣裳
- キャラクター製作:レインボー造型企画
- キャラクターデザイン:拔山敏弘、野崎明
- 装飾:大晃商会
- 視覚効果:映画工房
- 現像:東映化学
- ガンアドバイザー:栩野幸知
- カースタント:タケシレーシングチーム
- 車輌協力:スズキ株式会社
- (株)特撮研究所
- 特撮監督:矢島信男
- 制作:テレビ朝日、東映、ASATSU
音楽
- 主題歌
- 挿入歌
-
- 「正義のために」(第35・41・42・44・49話)
- 作詞:山川啓介 / 作曲:浜圭介 / 編曲:若草恵 / 歌:大矢晋
- 第38・46話では前後奏のみが使用された。
- 「ハロー・JP!」
- 作詞:山川啓介 / 作曲:浜圭介 / 編曲:若草恵 / 歌:大矢晋
- 「おれはガンマン〜ガンギブソンのテーマ〜」(第35話)
- 作詞:山川啓介 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:影山ヒロノブ
- 「君は眠れ・そして歌え」(第36・49話)
- 作詞:山川啓介 / 作曲:浜圭介 / 編曲:若草恵 / 歌:影山ヒロノブ
- 第49話ではカラオケ版と併用された。
- 「お前がいるから〜JP&ガンギブソン 友情のテーマ〜」(第36・38話)
- 作詞:山川啓介 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:影山ヒロノブ
- 第23話ではインストゥルメンタル版が使用された。
- 「紫狼(パープルウルフ)伝説」(第39・44・50話)
- 作詞:山川啓介 / 作曲・編曲:若草恵 / 歌:影山ヒロノブ
放映リスト
- 1993年11月7日は駅伝、1994年1月2日は正月特番の為休止。
放送日 | 話数 | サブタイトル | 敵組織 | 登場怪人・ゲストキャラ | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
1993年 1月31日 |
1 | 謎の新英雄(ニューヒーロー)! | ギルド | 宮下隼一 | 小西通雄 | |
2月7日 | 2 | 俺が正義だ!! | ||||
2月14日 | 3 | 参上! ロボ狩人(ハンター) | 帯刀コンツェルン | 蓑輪雅夫 | ||
2月21日 | 4 | 牙むく最強軍団 |
|
|||
2月28日 | 5 | 飛べ俺の胸に! | ネオギルド |
|
三ツ村鐵治 | |
3月7日 | 6 | さまよう冷凍男(アイスマン) | SS-N | 扇澤延男 | ||
3月14日 | 7 | ボクは女の子? | 帯刀コンツェルン | 鷺山京子 | 石田秀範 | |
3月21日 | 8 | 見た英雄(ニューヒーロー)の顔!! | SS-N | 曽田博久 | ||
3月28日 | 9 | パパは怪物だ! | ネオギルド | 宮下隼一 | 蓑輪雅夫 | |
4月4日 | 10 | 福の神に御用心 | SS-N | 扇澤延男 | ||
4月11日 | 11 | 弱虫戦士の微笑 | 帯刀コンツェルン | 増田貴彦 | 三ツ村鐵治 | |
4月18日 | 12 | 宅配ロボ大騒動 | ネオギルド | 酒井直行 | ||
4月25日 | 13 | JPは超古代兵 | SS-N | 浅香晶 | 小西通雄 | |
5月2日 | 14 | 爆破寸前の友情 | ネオギルド | 中野睦 | ||
5月9日 | 15 | 翼をすてた天使 | 帯刀コンツェルン | 扇澤延男 | 蓑輪雅夫 | |
5月16日 | 16 | 熱闘ど根性ロボ | ネオギルド | 曽田博久 | ||
5月23日 | 17 | 初公開JP基地 | 帯刀コンツェルン ネオギルド SS-N |
|
宮下隼一 | 三ツ村鐵治 |
5月30日 | 18 | JP誕生秘話!! |
|
|||
6月6日 | 19 | 怪盗! 電送魔女 | SS-N | 増田貴彦 | 小西通雄 | |
6月13日 | 20 | 忍法デスマッチ | 鷺山京子 | |||
6月20日 | 21 | 挑戦! 最強ロボ | ネオギルド | 宮下隼一 | 蓑輪雅夫 | |
6月27日 | 22 | 激突JP対GG | ||||
7月4日 | 23 | 正義の為に死す | SS-N |
|
三ツ村鐵治 | |
7月11日 | 24 | 史上初倒せぬ敵 | 扇澤延男 | |||
7月18日 | 25 | 早撃ち王(チャンプ)決定戦 | 帯刀コンツェルン | 浅香晶 | 小西通雄 | |
7月25日 | 26 | 超速カーバトル | 酒井直行 | |||
8月1日 | 27 | 大首領の正体!! | ネオギルド | 浅香晶 | 蓑輪雅夫 | |
8月8日 | 28 | ウラメシ大作戦 | SS-N | 曽田博久 | ||
8月15日 | 29 | 英雄(ヒーロー)死すべし!! | ネオギルド | 中野睦 | 三ツ村鐵治 | |
8月22日 | 30 | 爆裂!! 最期の魂 | ||||
8月29日 | 31 | 新型(ニュータイプ)JP誕生?! | 帯刀コンツェルン | 宮下隼一 | 小西通雄 | |
9月5日 | 32 | 脱出不能の迷宮(ラビリンス) |
|
|||
9月12日 | 33 | 宇宙一の熱愛男 | SS-N | 曽田博久 | 蓑輪雅夫 | |
9月19日 | 34 | 激闘にさよなら | 帯刀コンツェルン |
|
宮下隼一 井上一弘 |
|
9月26日 | 35 | 暴走セーラー服 | ネオギルド | 扇澤延男 | 三ツ村鐵治 | |
10月3日 | 36 | 命短し美少年! | 鷺山京子 | |||
10月10日 | 37 | 正義VS愛 | 帯刀コンツェルン | 酒井直行 扇澤延男 |
小西通雄 | |
10月17日 | 38 | GG荒野に散る | ネオギルド | 扇澤延男 | ||
10月24日 | 39 | 地獄の美人秘書 | 帯刀コンツェルン | 曽田博久 | 蓑輪雅夫 | |
10月31日 | 40 | 基地爆破5秒前 | ネオギルド | 小林靖子 | ||
11月14日 | 41 | 突入 罠の決死圏 | 帯刀コンツェルン ネオギルド SS-N |
鷺山京子 | 三ツ村鐵治 | |
11月21日 | 42 | 殴り込み大脱獄 | ネオギルド | 扇澤延男 | ||
11月28日 | 43 | 最強最後の超神 | SS-N | 扇澤延男 増田貴彦 |
小西通雄 | |
12月5日 | 44 | 燃える女王様!! | ||||
12月12日 | 45 | 衝撃!! 処刑の街 | ネオギルド | 宮下隼一 鈴木康之 |
金田治 | |
12月19日 | 46 | NG(ネオギルド)最終決戦!! |
|
|||
12月26日 | 47 | 謎?! 裏切りの嵐 | 帯刀コンツェルン |
|
蓑輪雅夫 | |
1994年 1月9日 |
48 | JP基地壊滅!! |
|
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1月16日 | 49 | 炎に消えたGG | 宮下隼一 | 三ツ村鐵治 | ||
1月23日 | 50 | JPよ永遠に |
|
視聴率
- 平均視聴率:10%(メタルヒーロー歴代8位)
- 最高視聴率:13.1%(ブルースワットと並ぶメタルヒーロー歴代9位)
ビデオリサーチ調べ、関東地区
放映ネット局
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 備考 |
---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ朝日 | テレビ朝日系列 | 制作局 |
北海道 | 北海道テレビ | ||
青森県 | 青森朝日放送 | ||
岩手県 | 岩手放送 | TBS系列 | [注 12] |
宮城県 | 東日本放送 | テレビ朝日系列 | |
秋田県 | 秋田朝日放送 | ||
山形県 | 山形放送 | 日本テレビ系列 | 1993年3月まで |
山形テレビ | テレビ朝日系列 | 1993年4月のテレビ朝日系列へのネットチェンジから | |
福島県 | 福島放送 | ||
新潟県 | 新潟テレビ21 | ||
長野県 | 長野朝日放送 | ||
山梨県 | テレビ山梨 | TBS系列 | |
静岡県 | 静岡けんみんテレビ→静岡朝日テレビ | テレビ朝日系列 | [注 13] |
石川県 | 北陸朝日放送 | ||
福井県 | 福井放送 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
|
中京広域圏 | 名古屋テレビ | テレビ朝日系列 | |
近畿広域圏 | 朝日放送 | ||
島根県 鳥取県 |
山陰放送 | TBS系列 | |
広島県 | 広島ホームテレビ | テレビ朝日系列 | |
山口県 | 山口放送 | 日本テレビ系列 | 1993年9月まで |
山口朝日放送 | テレビ朝日系列 | 1993年10月開局から | |
香川県 岡山県 |
瀬戸内海放送 | ||
愛媛県 | テレビ愛媛 | フジテレビ系列 | |
高知県 | テレビ高知 | TBS系列 | |
徳島県 | 四国放送 | 日本テレビ系列 | |
福岡県 | 九州朝日放送 | テレビ朝日系列 | |
長崎県 | 長崎文化放送 | ||
熊本県 | 熊本朝日放送 | ||
大分県 | テレビ大分 | フジテレビ系列 日本テレビ系列 |
1993年9月まで |
大分朝日放送 | テレビ朝日系列 | 1993年10月開局から | |
鹿児島県 | 鹿児島放送 |
他媒体展開
映像ソフト化
- 劇場版が1993年10月にレンタルビデオ、同年12月にセルビデオならびに「五星戦隊ダイレンジャー」とのカップリングにてレーザーディスクがバンダイよりリリースされている。
- ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は1994年3月 - 9月に全13巻が東映ビデオよりリリースされている。
- 2009年11月21日から2010年3月21日にかけてDVDが東映ビデオより発売。全5巻の各2枚組で各巻10話収録。
他テレビシリーズ
劇場版
- 特捜ロボ ジャンパーソン 母よ、永遠(とわ)に! 愛と炎の電脳手術室(1993年4月17日公開)
- 脚本:宮下隼一 監督:小西通雄
- 敵組織:ネオギルド
- 登場怪人:スコルピオン(スーツアクター:岩田時男)
- ギルゴードン(演:高橋利道、関根大学)
- シルバレラ(演:今井喜美子)
- ブランボット(演:清家利一、竹内康博)
- ギルブラッカー
- ゲストキャラ:ビル・影山(演:嵯峨周平)/影山君枝(演:川島美津子)/影山さやか(演:小川京子)
本作の映画作品で、東映スーパーヒーローフェアの一編として上映。2007年12月7日に発売された「東映特撮ヒーロー THE MOVIE BOX」および、2009年11月21日に発売された「東映特撮ヒーロー THE MOVIE Vol.6」に収録されている。
- 『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』(2013年4月27日公開)
本作品の放送から20年後に公開された仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズとメタルヒーローシリーズの映画。ゴーカイピンクの二段変身としてジャンパーソンが登場。
その他
1994年に公開された3D映画「東映ヒーロー大集合」(脚本:鷺山京子、監督:渡辺勝也)では次作『ブルースワット』と共に僅か5分ながら新作映像が制作され、ジャンパーソンの声はオリジナルの小峰裕一が担当している。これは2003年7月21日発売の「スーパー戦隊 THE MOVIE BOX」および、2004年7月21日発売の「スーパー戦隊 THE MOVIE VOl.4」、「スーパー戦隊 THE MOVIE Blu-ray BOX 1976-1995」(2011年6月21日発売)に収録されている。
麗子役の高畑淳子は、本作放送中の1993年9月13日に長男・裕太を出産している。
人間体の出てこないジャンパーソンではあるが、番組開始前には『仮面ライダーZO』と合同で主役が公募されており、ZOには土門廣が選出されたがジャンパーソンの結果については明らかになっていない。
第43話に登場する企業の名は本放送時は「関東化学」であったが、映像ソフトと再放送では「IS化学」に差し替えられている。
脚注
注釈
- ^ 『特警ウインスペクター』のギガストリーマーを流用したジャンバルカンなどもある。
- ^ プロップとして使用されたのは同時期に放送された『機動戦士Vガンダム』のビームライフルの玩具である。
- ^ その際、初期のようにキャンディを舐めていたが、すぐに握り砕いて凶悪な性格を表した。
- ^ この件は新聞で『“黒い天使”荒野に散る!!』と報じられたため町工場の人たちはエンジェルが死んだと思って落涙したが、実際は事情を汲んだJPの気遣いにより戦闘用の機能を削除してもらった上で一命を取り留めている。
- ^ アイスマン、形状記憶細胞の開発、麗々虫、人間モドキは超獣神を創り出すための試作だった。
- ^ 本来は触れたものを凍らせる能力であったが、ドクター椎名による強化改造で変化した。
- ^ 「全怪獣怪人大事典 中巻」では、名称を「エビス」と記載している[5]。
- ^ 「全怪獣怪人大事典 中巻」では、名称を「パンサーレディー」と記載している[6]。
- ^ 第43話「最強最後の超神」及び「全怪獣怪人大事典 中巻」では、名称を「麗々虫」と記載している[6]。
- ^ 「全怪獣怪人大事典 中巻」では、名称を「モドキ」と記載している[6]。
- ^ 6話まで小峯裕一と表記。2話まではロボットである事の演出から声が加工されていたが、無加工となった。
- ^ 現社名は『IBC岩手放送』。
- ^ 1993年9月までの社名は『静岡県民放送』(通称:静岡けんみんテレビ)で、同年10月に現社名に変更された。
- ^ なお、『重甲ビーファイター』のカブトがジャンパーソンとガンギブソンのことを知っているらしい。また、ガンギブソンの声については、オリジナルキャストの鳥居賞也がフランスに留学中で不在だったため松本大が担当している。
出典
- ^ a b 『超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み』 竹書房/イオン編、竹書房、1995年11月30日、210頁。C0076。ISBN 4-88475-874-9。
- ^ a b c 『特捜ロボジャンパーソン大百科』勁文社、1993年[要ページ番号]
- ^ 第12話
- ^ 第32話
- ^ 全怪獣怪人 中 2003, p. 168.
- ^ a b c 全怪獣怪人 中 2003, p. 169
- ^ a b c “シールドの向こう側”. 「hiroshiのブログ」(前田浩公式ブログ) (2013年9月10日). 2013年9月16日閲覧。
- ^ a b “『シールドの向こう側』 楽しかったな~ ありがとう、お面達!”. 「hiroshiのブログ」(前田浩公式ブログ) (2010年2月20日). 2011年5月5日閲覧。
- ^ 「LIST OF WORKS 岡元次郎」『JAE NAKED HERO』 太田出版、2010年3月8日、34頁。ISBN 978-4-7783-1210-7。
参考文献
- 『全怪獣怪人大事典』中巻、英知出版、2003年4月20日。ISBN 4-7542-2017-X。
テレビ朝日系 日曜8時台前半 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
特捜エクシードラフト
(1992年2月2日 - 1993年1月24日) |
特捜ロボ ジャンパーソン
(1993年1月31日 - 1994年1月23日) |
ブルースワット
(1994年1月30日 - 1995年1月29日) |
|