| この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。 出典検索?: "交響曲第96番" ハイドン – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2008年10月) |
交響曲第96番(こうきょうきょくだい96ばん)ニ長調 Hob.I:96は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが1791年に作曲した4楽章からなる交響曲。「奇蹟」(きせき)の愛称で知られ、ロンドン交響曲のうちの1つとして知られている。
愛称の由来[編集]
「奇蹟」という愛称は、楽曲そのものとは関係はない。この交響曲の初演時に、会場のシャンデリアが天井から落下したにもかかわらず誰も怪我をしなかった、という出来事に由来している。ただし近年の研究の結果では、このエピソードは交響曲第96番ではなく102番の初演であったことが判っている。
曲の構成[編集]
- 第1楽章 Adagio - Allegro
- ニ長調 4分の3拍子、序奏付きのソナタ形式(提示部反復指定あり)。序奏部では主短調のニ短調へ転調する。第1主題は4小節ずつの2つのフレーズからなる。第2主題はイ長調で始まるが、性格の薄いものである。コデッタはフォルテで開始され、このコデッタ主題が展開部で重要な役割を担う。再現部は第1主題部が劇的なものになっており、第2主題はかなり短縮されている。コーダは第1主題に基づく。
- 第2楽章 Andante
- ト長調 8分の6拍子、三部形式。シチリアーノ舞曲のリズムに基づくが、舞曲的性格は弱い。中間部はト短調に転じ、精力的なミノーレで展開される。後半はトゥッティによるユニゾンでクライマックスが築かれた後、主部が再現する。長大なコーダでは2つの独奏ヴァイオリンが登場し、ト長調、変ホ長調、ト短調と転調を繰り返し、静かに閉じられる。
- 第3楽章 Menuetto. Allegretto
- ニ長調 4分の3拍子、三部形式。メヌエット主題は王朝風のクッキリとした旋律を与えられている。トリオではオーボエが主題を出すが、オーストリアのレントラー舞曲の旋律法によっている。
- 第4楽章 Finale. Vivace(assai)
- ニ長調 4分の2拍子、ロンド形式に近いソナタ形式。第1主題は軽快な舞曲的楽想で提示される。この第1主題に挟まれ、第2主題というよりも副次的旋律ともいうべきヘ長調のエピソードが弦で提示される。再現部では第1主題の再現が静まると、管楽器が呼応した後、第2主題が再現され、そのまま短いコーダになだれ込む。
外部リンク[編集]