交響曲第81番 (ハイドン)
交響曲第81番ト長調 Hob.I:81は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが1784年に作曲した交響曲。
楽器編成[編集]
| 木管 | 金管 | 打 | 弦 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| フルート | 1 | ホルン | 2 | ティンパニ | 0 | 第1ヴァイオリン | ● |
| オーボエ | 2 | トランペット | 0 | 他 | 第2ヴァイオリン | ● | |
| クラリネット | 0 | 他 | ヴィオラ | ● | |||
| ファゴット | 2 | チェロ | ● | ||||
| 他 | コントラバス | ● | |||||
曲の構成[編集]
第1楽章 Vivace
ト長調、ソナタ形式。チェロによる八分音符の刻み(ト音)に乗って、第2ヴァイオリンが全音低いヘ音を伸ばす不思議な始まり方をする。ニ長調に転調した後、愛らしい第2主題が現れる。展開部では冒頭の不思議な音程がさらに強調される。ハイドンらしく主題提示部と再現部は大幅に異なる。最後に冒頭の主題が戻ってきて静かにしめくくられる。
第2楽章 Andante
ニ長調、シチリアーナによる変奏曲[1]。変奏はかなり単純で、第1変奏は少し装飾が加わり、第2変奏は短調、第3変奏は三連符、第4変奏は弦楽器にピチカートが現れる。
第3楽章 Menuetto
ト長調。和音がかなり異様なメヌエット。トリオ部分はファゴットと第1ヴァイオリンのユニゾンで旋律を奏で、短調で終わる。
第4楽章 Finale: Allegro ma non troppo
ソナタ形式。冒頭のヴィオラとチェロによるユニゾンの音型が全曲を通してしつこく繰り返される。
注釈[編集]
- ^ ブラウン, A. ピーター, The Symphonic Repertoire (冊第2). インディアナ大学 (ISBN 0-253-33487-X), pp. 207-208 (2002).
外部リンク[編集]
- 交響曲第81番の楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト。PDFとして無料で入手可能。
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