交響曲第78番 (ハイドン)

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交響曲第78番ハ短調 Hob.I:78は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン交響曲交響曲第76番から78番までの3曲は実現しなかったイギリス旅行のために1782年に作曲された。短調の交響曲は交響曲第45番(1772年)以来10年ぶりに作曲された。

編成[編集]

演奏時間は約22分。

曲の構成[編集]

第1楽章 Vivace[編集]

ソナタ形式の第1楽章はあまり長くないが緊張感がある。提示部はハ短調で始まり、途中で変ホ長調に転調する。展開部と一体化した再現部では型どおりハ短調のまま終わる。本曲の後、ハイドンは短調の交響曲を3曲書いているが、いずれも第1楽章は出だしだけが短調で、長調で曲を終えているため、第1楽章が短調で終わる交響曲はこの曲が最後となる。

第2楽章 Adagio[編集]

変ホ長調の穏やかな曲。

第3楽章 Menuetto. Allegretto[編集]

ハ長調だが、しばしば短調に転ずる。管楽器のみで曲を終える。

第4楽章 Finale (Presto)[編集]

ハ短調の旋律とハ長調の旋律が交替し、最後はハ長調のままコーダにはいる。

外部リンク[編集]