交響曲第7番 (ハイドン)

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交響曲 第7番 ハ長調『昼』Hob.I:7は、ヨーゼフ・ハイドン交響曲交響曲第6番ニ長調『朝』交響曲第8番ト長調『夕』との3部作の2曲目に当たる。この曲は弦楽器を中心とし、合奏協奏曲的な性格を押し出したもので、前作よりもバロック的に仕上がっている他、第2楽章の特異な構成などに工夫が見られる。

編成[編集]

曲の構成[編集]

第1楽章 Adagio-Allegro[編集]

付点リズムによる荘厳な序奏のあと、トレモロを伴った第1主題がユニゾンで提示されると、2本の独奏ヴァイオリンが活躍し、オブリガート・チェロをもったトゥッティと対比されながら曲は進行し、バロック的である。

第2楽章 Recitativo,Adagio-Allegro-Adagio-Allegro-Adagio[編集]

開始はハ短調レチタティーヴォと記され、独奏ヴァイオリンをオペラ歌手にみたて、淡々とまたドラマチックに進行する。主部はト長調ソナタ形式をとり、独奏ヴァイオリンに2本のフルートやオブリガート・チェロが絡み、アリアのように歌い上げる。その後はカデンツァと記された部分に突入しヴァイオリンとチェロが技巧的なパッセージを競い合い、トゥッティとなって曲を閉める。オペラと協奏曲の概念が合わさったユニークな楽章である。 なお、レチタティーヴォ部と主部以降をそれぞれ独立した楽章とし、作品全体を5楽章とする版もある。

第3楽章 Menuet[編集]

メヌエットトリオ。ホルンの高音域が目立つ他、トリオではファゴットと独奏コントラバスが活躍する。

第4楽章 Finale,Allegro[編集]

2本のヴァイオリンと、フルートが駆け回り、終始速いパッセージで進行するソナタ。

外部リンク[編集]