福岡ドーム
福岡ドーム (福岡Yahoo! JAPANドーム) Fukuoka Dome (Fukuoka Yahoo! JAPAN DOME) | |
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施設データ | |
所在地 |
福岡県福岡市中央区地行浜 2丁目2番2号 |
座標 | 北緯33度35分43.2秒 東経130度21分43.2秒 / 北緯33.595333度 東経130.362000度座標: 北緯33度35分43.2秒 東経130度21分43.2秒 / 北緯33.595333度 東経130.362000度 |
開場 | 1993年4月2日 |
所有者 | ホークスタウン |
グラウンド | ロングパイル人工芝(フィールドターフ) |
ダグアウト |
ホーム - 一塁側 ビジター - 三塁側 |
照明 |
照明灯 - 528灯 照度 - バッテリー間:2500ルクス、 内外野:2000ルクス |
建設費 | 760億円 |
設計者 |
竹中工務店、前田建設工業 共同企業体 |
建設者 |
竹中工務店、前田建設工業 共同企業体 |
使用チーム • 開催試合 | |
福岡ソフトバンクホークス (開場 - 現在) | |
収容人員 | |
38,561人(プロ野球開催時)
(内野:-席、外野:-席) | |
グラウンドデータ | |
球場規模 |
両翼 - 100 m (約328.1 ft) 中堅 - 122 m (約400.3 ft) グラウンド面積 - 13,500 m² 屋根の高さ - 68 m (約223.1 ft) |
フェンス | 5.84 m (約19.2 ft) |
福岡ドーム(ふくおかドーム)は、日本の福岡県福岡市中央区地行浜2丁目(シーサイドももち地区)のホークスタウンにある開閉式屋根を持つ多目的ドーム球場。NPB所属球団の本拠地球場で一番西に位置し、パシフィック・リーグ・福岡ソフトバンクホークスの本拠地となっている。
2005年からヤフー株式会社が命名権を取得し、呼称を「福岡Yahoo! JAPANドーム」(通称「ヤフードーム」)としている。
建築面積は69,130m²、最高所の高さは83.96m(地上7階)に相当しドーム球場として日本一の広さとなっている。
概要
1993年3月、福岡市中央区地行浜二丁目のアジア太平洋博覧会(よかトピア)会場(駐車場)跡地に、福岡ダイエーホークス(以下、“ ホークス ”と記述されている場合は全て球団の略称)の新本拠地として建造された、日本で2番目に完成し1番南にあるドーム球場である。多目的に利用できる円形球場として設計されたため、野球場としては不都合な点も見られる。その最たるものが12球団の本拠地中最大となる外野フェンスの高さで、本塁打の出にくい球場となっている。
所有企業の変遷
巨大なドーム施設であり維持運営費が莫大にかかる事などの理由から、建造後から現在まで数回所有企業が代わっている。
- ダイエー時代
初代所有企業はホークスの当時の親会社・ダイエー。建設も同社が行った(厳密な施設の所有企業は現ホークスタウンの前身である株式会社福岡ダイエー・リアル・エステート)。建設当初の構想では当時のダイエー会長・中内功の発案で、高層リゾートホテル(旧シーホークホテル&リゾート:後にJALリゾートシーホークホテル福岡を経て、現在はヒルトン福岡シーホーク)を間に挟み、当ドームと、同じスペック・形状のアミューズメントドーム(屋内型遊園地)を併設するツインドーム構想が計画されていた。しかしダイエーの経営環境悪化から思うように進まず、結局アミューズメントドームの建設は見送りとなり、代わりに総合商業施設・ホークスタウンが完成。運営会社も社名を「株式会社ツインドームシティ」から「株式会社ホークスタウン」(現在の同名企業とは別会社)に変更した。
- 海外企業時代
2003年オフ、ダイエーが企業本体の経営悪化によりドーム、ホテル、ホークスタウンを米国の投資会社コロニー・キャピタルに売却した(ホークスも2004年オフにソフトバンクへ売却された)。2005年1月28日に行われた球団株式譲渡と同時に、ソフトバンクの子会社でありポータルサイトYahoo! JAPANを運営するヤフーが命名権を取得、新名称が「福岡Yahoo! JAPANドーム」となった。当時交わした契約期間は5年で契約金は25億円。契約金には球場の広告看板や冠協賛大会の開催なども含まれている。
2007年4月13日、コロニーキャピタルはホークスタウンをシンガポール政府系の投資会社「シンガポール政府投資公社リアルエステート」(GIC)に売却したことを発表した。ただし運営会社がそのままGICの傘下に入ったので、実際の設備や運営に変化はなかった。
- ソフトバンク時代
2012年3月24日、ソフトバンクはシンガポール政府投資公社より福岡ドームを約860億円で取得することで合意した。これにより、年間約50億円の賃借費用の負担がなくなり、球場の運営を迅速に行えるようになる[1]。なおヤフードームが厳密な意味でソフトバンクの所有物になる日時は2015年7月1日の予定。詳細なプロセスは注釈の外部リンク先を参照。
施設概要
施設データ
- 所在地:福岡県福岡市中央区地行浜二丁目2番2号
- オープン:1993年4月2日
- 収容人数:38,561人(プロ野球開催時)
- 建築面積:69,130 m²
- 延床面積:176,000 m²
- 最高高さ:83.96 m(地上7階)
- 直径:222m(突出部除く)
- 屋根の開閉時間:20分
- 両翼:100 m、中堅:122 m
- 外野フェンスの高さ:5.84 m
- グラウンド面積:1万3500 m²(フィールドシート部分を含む)
- フィールド面からの高さ:68 m
- 内・外野ともロングパイル人工芝・「フィールドターフ」
- メインスコアボード:LED全面フルカラーフリーボード(縦9.984 m×横52.992 m)
- 照明灯:528灯
フィールド
大きさは公認野球規則1.04の規定を満たす両翼100m、中堅122mとなっている。左右中間はパ・リーグ公式HP[2]によれば118mであり、両翼と中堅が同じような数値となっている他の球場よりもやや深い。ただしドーム全体が真円形であった場合の数値に近い115.8mという説[3]や116mとするもの[4]もある。日本にある球場としてはファウルグラウンドが標準的な広さとなっていたが、フィールドシートの設置以後は外野側のみが非常に狭くなっている。フィールドシートのフェンスが低いため、エンタイトルツーベースが増えるようになった。
フィールド面には2009年よりフィールドターフ・ターケット社製ロングパイル人工芝が敷かれている。それまではショートパイル人工芝の大塚ターフテック社製グランドターフ(2003年に一度張替え)が敷かれていた。
外野フェンス
内野下段にある可動席が外野席の前にスライドしてくるシステムのため、外野フェンスが非常に高い。2008年には、ラバーをMLBの各球場などで採用されている、衝撃吸収性に優れた柔らかいソフトラバーフェンスに張り替えている(本塁後方のフェンスも含む)。更にオフシーズンに、2009年からホークス監督となった秋山幸二の「球場内のイメージを明るくしたい」という要望により、外野フェンス上半分がバックスクリーン直下を除いて明るい緑色に塗り直された(一塁側ダッグアウトの天井も空色に塗り替えられている)。しかし、オープン戦でその色合いが不評であったため、公式戦開幕直前に下から上に明るくなっていくグラデーションに塗り替えられた。また最上部に関しては、審判団より「明るい色では本塁打の判定に支障が出る」と指摘されたため、元のダークグリーンに塗り直している。
スタンド
スタンドは1960年代から1970年代にアメリカで流行し、日本では横浜スタジアムで採用されたフットボール兼用式のものとなっている。フットボールの開催時には内野下段可動席が外野側にスライドし(移動部分の人工芝は撤去)、平行に向き合う角度まで移動する。外野フェンス上部にある扉(両翼に5つずつ)やバックネット裏スタンド両脇にある柵はその時に使用されるものである。ただし実際に使用されたことは少なく、また2009年より採用されたロングパイル人工芝は撤去・再敷設に手間がかかるため、横浜スタジアムと同様に事実上廃止となった可能性もある。なお2008年に増設されたフィールドシートエリアの取り外しは可能となっている。
座席はフィールドシートエリアを除き内野席・外野席とも緑色である。内野席には跳ね上げ式の背もたれとカップホルダーがあるが、外野席には背もたれがない。また、内野バックネット裏下段席にはテンピュールのクッションが備え付けられている。
スコアボードの下にも座席が設けてあり、野球開催時以外に使用される。野球開催時には下段側を黒系の幕で覆って事実上のバックスクリーンの代用としている。1993年の開場当初のオープン戦では上段の部分だけ観客に開放していたが、バックスクリーンとしての機能が低下するという意見があり上段も全面立ち入り禁止となった。2010年6月12日・13日の対巨人戦ではチケット販売における不手際があり、これに対処するためにバックスクリーンの両側340席を急遽設定した。なおバックスクリーン中央部にはホークスのホームラン時に出現する巨大ハリーホークの装置が置かれている。
他の都心部の球場で制限されている「午後10時以降の鳴り物応援禁止」は行われておらず、試合終了が10時を過ぎても花火、ルーフオープンショー(近年は内野席上の屋根からのキャノン砲を使った紙テープ祝福も)は行われている。ジェット風船飛ばしは国内にある密閉型ドームの中で唯一開場時から認められている(大阪ドームは途中からの解禁)。ただし2009年のシーズンの大半は新型インフルエンザ感染拡大を防ぐため、他球場同様に観客へ自粛のお願いが出された。
場内コンコースとスタンドをつなぐ15番通路にはダイエーホークス在籍中に31歳で肺癌に倒れた藤井将雄の背番号15にちなみ、藤井を記念するプレートと最後のメッセージが掲げられている。これは球団の親会社がダイエーからソフトバンクに変わった後も続いており、ファンには「藤井ゲート」と呼ばれている。なお当ドームにおけるゲートは、正確には場外から場内への入り口に当たる。
コカ・コーラシート
2005年オフに増設されたフィールドシートである。より選手に近い位置で観戦できると歓迎する声がある一方、試合に与える影響に否定的な声もある。ただ近年のネオ・クラシック様式の球場は外野側のファウルグラウンドを狭くしており、その流れに沿ったものといえる。ただしフェンスはそれらと比較しても低い。ネーミングライツ購入社はコカ・コーラウエストジャパン(現:コカ・コーラウエスト)である。
- ホークス主催試合では価格が他球場の2倍近い料金に設定されており、最安値の席でもそれまで最高値のバックネット裏下段と同料金という高額なチケット料金が設定されている(上位クラスの座席では、座席一つあたりの占有面積が大きいことや革張りの座席を使用しているためである)。しかしフィールドシートはいずれの席種も座席数が少なく、チケット発売と同時に売切れてしまうことがほとんどである。
- 2006年オフには3人掛けソファシート「コカ・コーラソファシート」が設置された。
- フィールドシート・エリアへの入り口はネットで仕切られており、チケットを持っていない人は入れないようになっている。打球が飛んでくると非常に危険であるために売り子は立ち入らず、観客にはヘルメットとグラブが無料で貸し出され、試合開始前のスコアボードなどにヘルメットの着用を促す表示がされるなど着用が注意喚起されている。
スーパーボックス
内野席の上部、4・5・6階にはフィールドを取り囲むように「スーパーボックス」という120室前後の特別観覧室を設けている。グラウンドに面したバルコニー付きの個室で、ホテルの一室のように落ちついた個室でプライバシーを保ちながら自由に野球観戦ができ、入場ゲートもスーパーボックス専用のゲートが用意されている。主に法人利用向けで基本的に年間契約、価格帯は年900-1900万円となっている。2009年シーズンでは一般向けに限定発売もされた。コンサートなど、野球以外のイベントでは開放されない。開場当初は現在よりも多く設置されていたが、需要の減少のためか他に転用されてその数を減らしている。
ビクトリーウイング
2008年オフにスーパーボックスの外野側(両翼ファウルポール周辺部)を改装して作られた特別席である。シスコシステムズが協賛し様々な試合の情報が表示される端末ディスプレイが設置された「シスコゾーン」、畳スペースもある「JA全農なごみシート」、団体向けの「JALスカイビューシート」、遊具などが設置された「ECCキッズパーク」などがある。こちらは一般向けチケットとして発売されている。7回裏までバイキング方式で料理・デザートとソフトドリンクが食べ飲み放題を売りとしている。全てネーミングライツが導入されているが、2009年はJALスカイビューシートには導入されておらず「グループシート」という名称だった。
ビジターシート
増席計画
スタンドの収容人員(野球開催時)は当初の公称値で48,000人とされたが、実際のところはそれよりも約13,000人分少ない35,157人(当時)しか収容できなかった。これに対し、ソフトバンクはホークスを買収した直後から増席を度々計画している。
- 2005年にホークスの球団取締役に就任した小林至は、2005年2月に宮崎で行われたキャンプの席上で2006年度をメドにフィールドシートやVIPシートの建設を中心とした座席の増設計画を明らかにした。
- その内容は一塁側と三塁側のファウルゾーンを中心にそれぞれ200席分(計400席)のフィールドシートを設けるなど計1万席の増設を2006年度末工事完了予定で行うことであった。またこれに合わせてスタンドコンコースにミニバスケットボールコートやミニパットゴルフ場を建設することも目指すとしていた。
- この計画の一歩目として2005年オフに532席のフィールドシート(コカ・コーラシート)を設置。2月24日の2006 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表壮行試合で初お目見えした。
- 2006年オフには、バックネット裏のSS指定席全席にテンピュールクッションを設置、バックネット裏上段の記者席の一部を観客席に改造したカウンターシートの設置、三塁側内野席上段の一部を定員5人のボックスタイプの席(ボックスファイブ)に改造、フィールドシートエリアに3人掛けソファシート(コカ・コーラソファシート)を増設する工事を行ったが、結局増席は少数に止まり収容人数は35,773人になった。
- 2007年オフにも2008年オフを目処に1万席規模の増席を検討していると報じられ、また2008年11月27日のホークス球団によるスポンサー感謝の集いで、笠井オーナー代行が6000席の増席の意向を示したと報じられている。
- これはスーパーボックスの全面改装ではないかと言われていたが、結局2008年オフの改装はスーパーボックスの一部をビクトリーウイングに改装しただけで、収容人数は36,253人となる微増に止まった。
- 2010年シーズン途中には「王貞治ベースボールミュージアム」内ミュージアムシートの設置および全域の販売可能席数の見直しによって収容人数は36,723人になった。2011年度には、バックスクリーンの一部を観客席にするなどの見直しを行い、収容人数は37,025人になっている。
- 2012年のシーズンには、スーパーボックスの4階部分の一部を改修して内野席へ変更することなどにより、収容人員は38,561人に増加した。
スコアボード
メインスコアボードは2006年より大型映像装置・松下電器製アストロビジョンのLED全面フルカラーフリーボードとなっている。「ホークスビジョン」という愛称がつけられており、スコアは右側3分の1に表示される。試合進行中は左側3分の1にホークス投手・打者の成績を顔写真入りで表示、残りの中央部は球場ロゴを最上段に表示する。
オープン時から2005年まではスコア表示と映像装置(当時の呼称もホークスビジョン)は別で、スコア表示はオレンジ色の単色表示、映像装置はソニー製のジャンボトロンであった。2005年オフにホークスビジョンとスコアボードを一体型とし、東京ドームと同等の1024階調(10億7000万色以上)かつ、国内球場設備唯一(当時)のハイビジョン(720P)対応で高精密な表現が可能なものに取り替えられた。これにより、新しいホークスビジョンは縦9.984 m×横52.992 mの国内球場で最大、ハイビジョン対応スクリーンでは世界最大(当時)となるビジョンとなり、同時にスタメン発表時などのアニメーションも豪華なものに更新された。ジャンボトロンはアビスパ福岡の本拠地である博多の森球技場に当時ビジョンがなかったため、同じ福岡が本拠地という縁もあってか売却されようとしたが、折り合いがつかず破談になった。テレビサイズに直すと2123インチである。
スコア表示部分はチームロゴや広告以外はオレンジ色しか使用しておらず、2005年までと同じレイアウトとなっている。なお、旧スコアボードでのチーム表記はアルファベット1文字または2文字で表していた(例:ホークス→H)。バックネット裏にあるサブスコアボードは改修されておらず現在もこのような表記がされている。2009年頃より審判の下のスペースに、投手の投球数が球速と交互に表示されるようになった。スコア表示は基本的に9回までだが、延長戦が行われた場合は全部を消去するのではなく、延長戦が開かれたイニング分だけ左にスライドしていく形になる(例えば延長10回の場合、1回のスコアだけ消去され、2-10回のスコアが表示される)。
全面フリーボードのためレイアウトの変更は容易であり、2006年の日米野球と2007年11月22日・23日に行われた北京オリンピック野球日本代表とオーストラリア代表による壮行試合では、東京ドームで行われる日米野球のように、全て英語表記・横書きのデザインで表示された。
2010年シーズンからはホークスビジョンとは別に、レフト及びライトスタンド後方に大型映像装置を設置。それぞれ「レフトウイングビジョン」「ライトウイングビジョン」と命名され、既存の「ホークスビジョン」と合わせて「新ホークスビジョン」と総称される。サイズは縦5.7m、横33m。3ビジョンの合計面積は905.2平方メートルで、野球場としては世界一の規模となる[5]。システムソリューションはソニーブロードバンドソリューションが担当している。映像表示装置自体の製造会社は未公表。
2011年シーズンからはNPBの方針により、メイン・サブともにボールカウントがストライク(S) ボール(B) アウト(O)の『SBO』からボール(B) ストライク(S) アウト(O)の『BSO』表示に変更された。
現在では、ビジョンの左側にホークス攻撃時は打席に入ってる選手の、守備時は投げている投手の画像と個人成績が表示されている。
開閉式屋根
福岡ドームは日本の野球場唯一の屋根開閉機構を備える。屋根は厚さ4メートルの3枚のパネルからなり、このうち2枚が左右に120度旋回移動することにより、約20分で全開閉する(全開時の開口率は60%)。屋根部分の総重量は約12,000t。一度の開閉にかかる費用は約100万円[6]。その内、屋根を開閉する電気代が20万円で、人件費など諸費用が80万円になる[7]。開閉は通常試合前の練習(ただし、初期のみの実施)やホークスがホームゲームで勝利した後の「ルーフオープンショー」時などに限られている。
元々は天候に合わせて晴れの時は開いた状態で試合をすることを想定しており、当初は屋根が開いた状態での試合も行われたが、光の傾斜などが10月の日本シリーズ開催時期にベストの条件になるように設計されたため「(全ての屋根が開くわけではないため)構造上反射角の違いが選手のプレーに支障をきたす」と選手会からクレームが付いたことや、近くに病院(独立行政法人国立病院機構九州医療センターと福岡市立こども病院・感染症センター)が存在すること、シーサイドももち周辺は高級住宅地となっていることなどから騒音問題があり、1999年6月19日(西武戦)を最後に開いた状態での試合はしばらく行われなかった。その後、2008年9月10日の楽天戦で9年ぶりに屋根を開けて行なわれた。9月としては11年ぶりの5位転落や、連敗という悪い流れを断ち切ろうとしたもので、楽天球団や選手会、隣接する病院にも了解を得た上で行われた。この際は天候不良のため4回終了時で閉じた。KinKi Kidsがコンサートを行なう際、「自分達でお金を払うから、演出の一環として公演中に屋根を開けて欲しい」と要望したが、騒音問題を理由に実現しなかった。ホークス主催の少年野球トーナメントなどでは、屋根が開いた状態での試合が行われている。2011年6月21日には、迷い込んだカラスを追い払うためだけに開閉が行われた。2012年4月26日の対西武戦では「ルーフオープンデー」として屋根を全開して試合が開催された[8]。この時は、球場内の気温が下がっため20時で閉じられた。
広告
テレビ中継で映るバックネットのフェンス広告は下に回転式広告、上にLED仕様のプレートが設置されている。回転式広告は2002年に設置されたもので複数社の広告が出せる。それ以前にも神宮球場やナゴヤドームにこの回転式広告はあったが、神宮はブリヂストン、ナゴヤドームはトヨタ自動車1社のみの広告で、複数社による回転式広告は日本初。それまでローソンや三洋信販、アサヒビールの広告を縦に並べていたものが、現在では回転式によりイニング毎に出すことが出来るようになった。2004年までは、かつてダイエー傘下であったコンビニエンスストアチェーンのローソンがバックネットフェンス広告のメインスポンサーであり、「がんばれ!ホークス LAWSON」という広告を出していた。当時の日本の球場で、このようなあからさまな応援広告が、テレビ中継でも必ず映るバックネットに存在したのは福岡ドームのみであった(この応援広告は、日本シリーズなどでも使用されている)。現在ローソンは札幌ドーム、クリネックススタジアム宮城にてバックネットフェンス広告を出している。上部の広告プレートがLEDになったのは2008年からである。
2007年シーズン途中からは、人工芝を塗り分けることで外野グラウンドのレフト・ライトにセブン-イレブンの広告が掲示されている。また、バックネットフェンス前にはJリーグなどで使用されている錯覚広告が存在する。この錯覚広告は2006年に初めて掲示されたあと同年末で一旦取りやめとなったが、2008年シーズン途中より復活した。
暖手の広場
ドームの周りは遊歩道となっており、シーホークホテルと連絡するデッキには「暖手(だんて)の広場」と呼ばれる場所がある。ここには、文化・スポーツ・芸術・学術など各分野で活躍した著名人の立体手形を再現したブロンズ製のモニュメントが、それぞれのサインを記したプレートとともに展示されている。ホークスの選手、王貞治前監督の手形はもちろんのこと、マイケル・ジャクソンやポール・マッカートニー、B'z、ボン・ジョヴィなど世界的に著名な人物の手形もあり、総勢200体以上が自由に"握手"できるように展示されている。
王貞治ベースボールミュージアム
2010年7月3日に福岡ソフトバンクホークス元監督で現球団社長の王貞治の偉業を称えて開館。右中間から左中間までの外野席後方にあったビッグライフが改装された。入退場ゲートは7番ゲートの隣。一部エリアは客席となっている。詳細は王貞治ベースボールミュージアムを参照。
ビッグライフ
2009年まで王貞治ベースボールミュージアムの場所には「ビッグライフ」というスポーツバーが設けられていた。グラウンド側はガラス張りで、ガラスに沿って世界最長のカウンター席が設置してあった。チケットにはカウンター指定席と自由(立見)があり、カウンター指定席以外の客はカウンターに近寄れず、バー内に約70台あるモニターで観戦することになっていた。
売店
ナゴヤドームに倣ったのか、球場の弁当販売店は「球弁」という表記がされている。
また、ダイエー時代に比べ店舗の拡充がされており、ホークスカフェ、モスバーガー、ピエトロ、ドムドムバーガー、サブウェイ、ケンタッキーフライドチキンなどの店舗があるほか、外野席には「屋台村」、1塁側には「アジアンカフェ」、3塁側には「オレンジキッチン」がある。
ホークスによる利用
ホークス主催試合での場内放送は、ホークスの選手を試合前と先発選手の第1打席、及び交代投手、選手の登場時にフルネーム、背番号、出身地(日本人は県と市町村、外国人は国。ただし、アメリカ人の場合は州まで)をコールする。これはダイエー時代、九州出身の選手を多く獲得しており、また九州全土のファン獲得を目指していたためで、親会社がソフトバンクに代わった現在でも続いている。
また、パ・リーグの週末の試合は夏を除きほとんどデーゲームで開催されているが、当ドームでのホークス主催試合は、夏を除き、土曜日も18時開始となっていることが多い(日曜は13時開始の場合が多い)。2005年からは、巨人も春先や秋を中心に週末はデーゲームで開催されることが多くなったことから、この時期の他球場の試合はヤクルトなどを除いて、殆どがデーゲームで開催されるため、当ドームだけがナイトゲームとなることもある。
公式戦でホークスが勝利した場合はスポンサーの協賛で「ルーフオープンショー」が行われる。これはヒーローインタビュー終了後、球場内の照明を落とし、「ホークスビジョン」にホークス選手の映像を上映、その後「勝利の花火〈天井からの仕掛け花火〉」が上げられ、球団歌『いざゆけ若鷹軍団』を流しながら屋根を開けるというものである。なお、悪天候の場合、屋根は開けられない(ドーム内にはその旨告知がある)。
2000年シーズンでホークスはリーグで優勝し日本シリーズへ戦いを進めるも、その日程にこのドームを日本脳外科学会に貸し出す予定を組んでいたため(契約は3年前に締結)、シリーズ日程の一部変更を余儀なくされるなど運営の失態を露呈し、球団には日程確保義務違反として3000万円の制裁金が科された。この際ダイエーは準本拠地の北九州市民球場や長崎ビッグNスタジアムでの開催も想定したものの、学会側の厚意により3日間使用予定だったのが2日間に短縮されたため、日程を変更して執り行われた。詳細は福岡ソフトバンクホークス#変則日程の日本シリーズを参照。
○○シリーズ
地元福岡のイベントに合わせ、ホークス主催試合では「どんたくシリーズ」「山笠シリーズ」と銘打った連戦が行われる(この両シリーズは平和台球場での西鉄ライオンズ時代から行われている)。
その他、本拠地開幕シリーズやどんたくシリーズや山笠シリーズは「アサヒスーパードライスペシャル」として行われ、ドーム前の大階段には「アサヒ・スーパードライ」の広告が大々的に描かれていた。2010年より、アーティストを招いての試合前ミニライブを開催するなど、野球以外の楽しみも提供されている。渡辺美里、ヒルクライム、ナオト・インティライミ、杏子、キマグレン、Rake、植村花菜などが出演、年間7 - 8試合が開催されている。
ホークス以外の利用
オールスターゲームの開催
当ドームで開催されたオールスターゲームは、1996年の第1戦と2001年の第1戦、2010年の第1戦である。2001年から2010年まで9年間隔が空いたのは、2002年以降は年2試合制で固定されたことと、随時NPB主管の地方開催試合が組み込まれるようになったためで、この間に2006年第2戦がホークス主管相当試合としてサンマリンスタジアム宮崎で開催されている(他に長崎ビッグNスタジアムで開催された2000年の第3戦がホークス主管相当試合として行われている)。本拠地での開催間隔が空いた事例としては広島(1995年第2戦を広島市民球場(当時)で開催→2009年第2戦をマツダスタジアムで開催し、14年の間隔が空いている)に次ぐもの。なお、ホークスの前本拠地である平和台球場で最後に開催されたのは1990年。
他球団の利用
読売ジャイアンツは、開場した1993年から2007年、2009年に公式戦で1-3試合ほど主催試合を行っていた。2010年からは交流戦の影響もあり、開催されていない。オープン戦ではホークスを対戦相手にして2002年から2009年まで毎年1試合の主催試合を、翌日にホークス主催で行われる試合と併せ2連戦という形で行っていた。ただし両日ともベンチは3塁側を使用している。なおオープン戦は1992年から2001年まで北九州市民球場で行われていた。
ヤクルトスワローズも開場後から2001年まで公式戦で3試合の主催試合を行っていた。他には横浜ベイスターズが2004年に公式戦主催試合を1試合のみ開催したことがある(2004年4月17日、vs中日戦)。
1999年6月にはオリックスブルーウェーブが梅雨時の雨天中止を避けるための措置として主催試合のホークス戦を行っている。詳細はこちらを参照。
2010年には阪神タイガースがオープン戦で1試合の主催試合を開催した(2010年3月20日 vs広島戦)。
九州最大規模のホールとして
当ドームは見本市やコンサート会場としても利用も考えて設計されている。屋内コンサート会場としては九州最大規模であり、一流アーティストを象徴するイベントとして広く知られている「5大ドームツアー(札幌・東京・名古屋・大阪・福岡)」の開催地の1つである。
当ドームで最初に行われたコンサートは、井上陽水・甲斐よしひろ・財津和夫・武田鉄矢ら福岡県出身のミュージシャンによる「ドリームライブ in 福岡ドーム」(1993年4月10日)。他の日本のアーティストでは、サザンオールスターズ、ドリームズ・カム・トゥルー、Mr.Children、B'z、EXILE、SMAP、矢沢永吉、GLAY、globe、安室奈美恵、SPEED、KinKi Kids、MISIA、L'Arc〜en〜Ciel、嵐などが、海外のアーティストではマイケル・ジャクソン、ポール・マッカートニー、ローリング・ストーンズ、イーグルス、ビリー・ジョエル、エアロスミス、クイーン+ポール・ロジャース、ボン・ジョヴィなどが公演を行っている。地元福岡出身のCHAGE and ASKAも2000年のカウントダウンコンサートを行っている。
その他
一般利用も可能で草野球では262,500円から利用できる。また「バックステージツアー」でフィールドやブルペン、ダグアウトなどを見学する事も可能である。案内はドームクイーンズによって行われ、スタンダードコース、スペシャルコースが選べる。
1995年公開の映画『ガメラ 大怪獣空中決戦』(監督:金子修介)では、物語の進行にまつわる重要な舞台に設定されて登場。このドームの売りものである開閉式屋根が題材に取り上げられた(演出上、左右を反転している)。
フットボールではサッカーで浦和レッズが、オリンピア(パラグアイのクラブ)とのフレンドリーマッチを開催したことがある。
例年開催される主なイベント
- 福岡県警察 年頭視閲
- 福岡市消防出初め式(放水はドーム外で行われる)
- 次世代ワールドホビーフェア
- 福岡カスタムカーショー(2010年-、それまでの福岡オートサロン中止に伴う代替イベントとして開始)
- 福岡国際らん展
- シティマラソン福岡:スタート・ゴール地点となっている
- NPB12球団ジュニアトーナメント(2005、2006年、2010年)
- コミックシティ (年に3回程度開催される九州最大規模の同人誌即売会)
過去に開催したその他のイベント
- 1995年夏季ユニバーシアード(開閉会式が行われた)
- 福岡オートサロン(2001年 - 2009年)
- ねんりんピックふくおか2005(2005年、総合開会式が行われた)
- レスリングどんたく in 福岡ドーム(新日本プロレス)
- レスリングとんこつ in 福岡ドーム(DDTプロレスリング、2001年)
- プロ野球マスターズリーグ:所属する福岡ドンタクズの本拠地とされていた。
賞制度
福岡ドームで行われるプロ野球公式戦では、看板等に打球を当てると賞品が進呈される。主なものは下記の通り。なお一部の賞はホークス主催試合のみ有効で、ほぼ毎試合、試合開始前に紹介されている。
- 外野フェンスの右翼ポール際にある福岡銀行の広告には、グラブを持った同行のマスコットキャラクターが描かれている。このグラブの箇所にダイレクトで打球が当たると、同行から賞金100万円が進呈される(後にマスコット全体、さらにマスコットを囲む楕円部分に拡大)。これまで、この制度で賞金を獲得したのは2004年8月1日の北海道日本ハムファイターズ戦で楕円部分に当てた柴原洋(福岡ダイエーホークス)と、2006年3月26日の辻俊哉(千葉ロッテマリーンズ〈当時〉)、2007年5月26日の広島東洋カープ戦の田上秀則(福岡ソフトバンクホークス)の3名である。
- 打球がフェアゾーン内の天井に当たり、骨組みなどに引っかかって落下してこなかった際、記録は二塁打となり、賞金として現金500万円が渡される。2007年現在、達成されていない(ただし、2004年に井口資仁がファウルゾーン内の天井に打球を当て、骨組みにひっかけたことはある。しかし、フェアゾーン内では無かったため、打球はファウルとして記録された)。
- かつて外野スタンド上方にあったアサヒビールのパネル看板に当たった場合は、缶ビール10年分、3650本が打った打者に、ヨドバシカメラのパネル看板に当たった場合には打った打者とその打球を拾った観客に1000万ポイントが贈呈されることになっている。2010年シーズンより、その広告パネルがあった場所にライト・レフトウィングビジョンが設置され、「ヨドバシカメラ」のみ賞制度は継続されている。エリア幅が広くなったものの、広告が表示されている時しか有効でないため、現在まで達成した者はいない。
当ドームにおける主な試合の記録
- 1993年4月2日 ダイエー対オリックスがこけら落とし。同日行われた千葉ロッテマリーンズ対日本ハムファイターズのオープン戦で、リック・シュー内野手(日本ハム)が福岡ドーム第1号本塁打を放つ。
- 1993年4月4日 ダイエー対日本ハムのオープン戦で日本ハムが5-0で勝利し、平成5年度パシフィックリーグトーナメントの優勝を決める。
- 1993年4月17日 福岡ドーム初の日本プロ野球公式戦。野茂英雄(近鉄)は村田勝喜(ダイエー)と投げ合い、1-0の完封勝利で福岡ドーム初の勝利投手となる。
- 1993年4月18日 ラルフ・ブライアント(近鉄)が若田部健一(ダイエー)から福岡ドーム公式戦第1号本塁打。若田部は4失点完投でホークス初の福岡ドームでの勝利投手、山本和範はホークス初の福岡ドームでの公式戦本塁打を記録。
- 1994年5月18日 槙原寛己(巨人)が対広島東洋カープ戦で完全試合を達成[9]。
- 1997年5月7日 西武がダイエーを相手に史上6度目の毎回得点を記録。
- 1999年6月13日 イチロー(オリックス)が最初で最後の三塁守備に就く(オリックス主催)。
- 1999年9月25日 ダイエーが日本ハムを5-4で破り、福岡にフランチャイズ移転後初のリーグ優勝を決める。
- 1999年9月30日 山本和範(近鉄)が現役最後となる試合に出場、現役最終打席で篠原貴行から代打本塁打を放ち、篠原の勝率10割を阻止した。
- 2000年10月7日 ダイエーがオリックスを1-0で破り、パ・リーグ2連覇。
- 2000年10月27日 高橋尚成(巨人)が対ダイエーの日本シリーズでシリーズ史上初の新人投手初登板初完封勝利を達成。
- 2002年6月7日 メルビン・バンチ(中日)が対巨人戦で投手で初めて当球場で本塁打を放つ。
- 2002年10月6日 秋山幸二引退試合(対ロッテ戦)。
- 2003年5月21日 クリス・レイサム左翼手(巨人)が対ヤクルト戦でアウトカウント勘違い事件を起こす。
- 2003年7月27日 ダイエー対オリックス戦でダイエーが32安打、オリックスが13安打を放つ。ダイエーの32安打は1チーム1試合の安打数として日本プロ野球新記録。また両チーム計45安打も1試合の安打数として日本プロ野球新記録。
- 2003年10月27日 ダイエーが日本シリーズで阪神を4勝3敗で破り、2度目の日本一。この日本一は福岡県を本拠地とする球団が初めて地元開催の試合で決めたものとなった。また、この試合での引退を表明していた広澤克実(阪神)が、事実上の引退試合で日本シリーズ最年長本塁打(41歳6ヶ月)を放ち、有終の美を飾る。
- 2004年10月11日 西武がプレーオフ第2ステージでダイエーを3勝2敗で破り、レギュラーシーズン2位から優勝。
- 2005年10月17日 ロッテがプレーオフ第2ステージでソフトバンクを3勝2敗で破り、レギュラーシーズン2位から優勝。
- 2006年4月15日 日本ハムが対ソフトバンク戦で3投手[10]の継投によるノーヒットノーラン(参考記録)を達成。延長戦での継投によるノーヒットノーランはプロ野球史上初。
- 2008年3月20日 柴原洋(ソフトバンク)が西武の伊東勤以来14年ぶりのプロ野球史上2人目の開幕戦逆転サヨナラ本塁打を放つ。
- 2008年8月29日 - 31日 ソフトバンク対西武の同一カード3連戦が3戦連続で引き分けとなる。
- 2009年6月13日 ソフトバンクが2リーグ制度導入後通算4000勝を達成。
- 2010年10月19日 ロッテがクライマックスシリーズでアドバンテージ1敗含む4勝3敗でソフトバンクを下し、レギュラーシーズン3位から日本シリーズ出場権を獲得。
- 2011年11月5日 ソフトバンクがクライマックスシリーズでアドバンテージ1勝含む4勝無敗で西武を下し、日本シリーズ出場権を獲得。ホークスとしてリーグ内でのポストシーズンを制したのは前身の南海時代以来38年ぶり。福岡にフランチャイズ移転以降では2004年-2006年に行われたプレーオフも含め、ポストシーズン導入後7度目で初の制覇を果たした。
- 2011年11月20日 ソフトバンクが日本シリーズで中日を4勝3敗で破り、現球団名としては初、前身の南海・ダイエー時代を含めると8年ぶり5度目の日本一。
交通機関
- 地下鉄
- バス
- 西鉄バス(300・301・303・305・306系統)「福岡タワー」「能古渡船場」「マリノアシティ」「藤崎」行きで「ヤフードーム前」「国立医療センター」「シーホークホテル前」下車。
- プロ野球公式戦やコンサートなどの開催日では博多バスターミナル・西鉄天神バスセンターから西鉄バスの直行臨時バスも運行される。
- 上記の定期路線と異なり、ホークスタウンモール内の専用バス停に直接乗り入れる。
- 天神発着便は西鉄天神バスセンター発、天神三丁目着で、一般路線バスと乗降場所が異なる(天神北にも停車)。
- この他にも一部の公式戦やイベント開催日には北九州(門司・小倉・黒崎地区)、久留米(久留米・八女地区)、筑豊(飯塚・田川地区)より西鉄バスによる臨時高速バスが運行されることもある(各方面から1往復程度)。
- 自動車
- 福岡都市高速道路1号線 百道出入口または西公園出入口から約5分。
- ドーム敷地内に約1,700台収容の駐車場あり(通常時は時間制、野球・イベント時は定額制、夜間留め置き不可)
- その他、ホークスタウン等の駐車場や、近隣のコインパーキングの利用も可能である。
脚注
- ^ “ヤフードーム:ソフトバンクが870億円で買収”. 毎日新聞. (2012年3月24日)
- ^ パ・リーグ球場情報
- ^ 沢柳政義「最新野球場大事典」大空社、1999年4月発行
- ^ Yahoo! JAPAN - プレスルーム
- ^ 新・ホークスビジョン 設置について
- ^ 西日本スポーツ、2008年6月6日「異例のヤフD全開 屋外対策」
- ^ サンケイスポーツ、2008年9月11日「王ソフト、屋根開けたら白星キラリ!」
- ^ “今回も先発は新垣!26日、4年ぶりにヤフーDの屋根開放”. スポーツニッポン. (2012年4月24日) 2012年4月26日閲覧。
- ^ そのため、他球団の選手で唯一「暖手」の手形が設けられている。
- ^ この日、先発投手の八木智哉(日本ハム)は10回裏までソフトバンク打線を無安打・無得点に抑えた。
関連項目
- 日本の野球場一覧
- 福岡オリンピック構想
- 唐人町商店街
- 湯上谷ひろ志 - 現・福岡ソフトバンクホークスコーチ。一時期運営会社の企画営業部に在籍していた。