エスパー魔美
編集の前に:キャラクター項の内容について、ノート:エスパー魔美で議論が行なわれました。編集者は必ずご一読ください。 |
エスパー魔美 | |
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ジャンル | 少年漫画 |
漫画 | |
作者 | 藤子・F・不二雄 |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | マンガくん→少年ビッグコミック |
巻数 | 9冊 |
アニメ:エスパー魔美 | |
原作 | 藤子・F・不二雄 |
監督 | 原恵一 |
シリーズ構成 | 桶谷顕 |
製作 | テレビ朝日 旭通信社 シンエイ動画 |
放送局 | テレビ朝日系列 |
放送期間 | 1987年4月7日 - 1989年10月26日 |
話数 | 119話+スペシャル1話 |
ドラマ:エスパー魔美 | |
監督 | 田中健二 |
制作 | NHK名古屋放送局 |
放送局 | NHK教育テレビジョン |
放送期間 | 2002年1月5日 - 2002年3月23日 |
話数 | 12話 |
テンプレート - ノート |
Template:漫画 は 廃止されました |
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ドラマ |
『エスパー魔美』(エスパーまみ)は、藤子・F・不二雄による日本の漫画作品、およびそれを原作としたテレビアニメとテレビドラマ。
概要
漫画雑誌『マンガくん』の創刊号(1977年)から翌1978年まで連載。『マンガくん』が『少年ビッグコミック』に改題された後は不定期に掲載、1982年に最終回を迎える。
主人公たちの年齢が中学生であり、他の子供向けの藤子作品より若干上になっている。
主人公が少女で、その出自が魔女狩りの被害に遭った者の子孫という設定から、魔法少女として受け入れた少女ファンが多く、その点においても高い人気を誇る[1]が、作品の世界観そのものが類型に当てはまらない点などから、本来は別ジャンルである。
1987年にテレビ朝日系列でアニメ化。それに伴い『月刊コロコロコミック』に再掲載される。劇場版も1本製作された。テレビアニメはオリジナルストーリーも多数交え、約2年半にわたるロングラン放映となった。
あらすじ
明月中学に通う普通の中学生・佐倉魔美は、同級生の高畑和夫を思わず助けたことから、自分がエスパーであることに気づく。当初、自分をエスパーだと誤解していた高畑だったが、それは魔美のものだと気づき魔美のよき理解者になると共に助言をするようになる。自らの超能力を高めていく魔美は、その能力を人助けのために活用する。
キャラクター
主人公達
声:はアニメの、演:はドラマのキャスト
- 佐倉魔美(さくら まみ)
- 声 - 横沢啓子(現・よこざわけい子)/演:笹岡莉紗
- 本作品の主人公。東京近郊の「佐間丘陵」にある明月学園中学の生徒。14歳の中学2年生。血液型O型。身長153cm、体重42kg、B75・W56・H80。誕生日は原作では「獅子座で土用の丑の日」とのみ明示されている。アニメ版では京都大文字送り火の8月16日。漫画では、基本的に「マミ」と片仮名表記で呼ばれている。ひょんなことから超能力に目覚め、以後は人助けのためにその力を使う事に。
- 性格は明るいがそそっかしくて、ややお節介。困った人を見ると放っておけないタイプ。勉強および家事が苦手で、特に料理[2]では作中、彼女の腕前を知る者は、彼女が料理を作ろうとした途端に逃げ出したり作らないように説得する。母親の指導もあり、のちに若干の改善が見られた。また、かなりのおっちょこちょいで、よく自宅の階段を踏み外して転がり落ちたり、ことわざや熟語などを言い間違えることがある[3]。
- 画家である父親のヌードモデル(ドラマ版ではレオタードモデル)を務め、お小遣いを稼いでいる[4]。魔美自身も絵を特技としており、その腕前は父譲りでなかなか上手く、画家になることが夢らしい。父方の曽祖母が「フランス人」で、自身の赤毛はコーカソイドの隔世遺伝によるもの。かなづち(ただし運動能力自体は高畑に比べると高い)で、幽霊が苦手。
- 高畑和夫(たかはた かずお)
- 声 - 柴本広之/演:上條誠
- 魔美と同じ中学校のクラスメート。4月12日生まれ。魔美のことは「魔美くん」と呼ぶ。身長については原作・アニメとも魔美より低く描かれることが多い。原作序盤ではやや細めな体型であったが徐々に小太り気味になり、アニメ版でも小太りなキャラクターデザインで描かれている。
- 明月中学きっての秀才で、教科書を一度読んだだけで全て暗記する能力があるが、努力家に申し訳ないとテストではわざと毎回二、三問間違って答えている。反面、スポーツは上手くないが、草野球に熱中しておりチームの足を引っ張ることが多い。友人たちからは「野球さえやりたがらなければいいやつ」と評されている。また絵も下手。
- 当初は超能力の持ち主は魔美ではなく自分であると勘違い。真実を知った際、落胆のあまり魔美とはしばらく距離を置いたが、和解後はその博識ぶりから魔美の超能力開発のコーチ・相談相手として彼女を支えるようになる。
- コンポコ
- 声 - 小粥よう子
- 佐倉家のペットの犬。性別は雄で、鳴き声は「フャンフャン」といった独特なもの。油揚げが大好物で食性も雑食傾向。血筋がハッキリしない雑種で、タヌキとキツネの合の子のような風貌。名前を間違われたり、タヌキやキツネ呼ばわりされたりするとひどく機嫌を損ねる。また猫にもよく間違われ、アニメではアライグマにも間違われていた。振る舞いがかなり人間くさく、笑い上戸でプライドが高い。隣家の陰木宅のペットである雌のポメラニアン犬、メリーちゃんが大好き。魔美が超能力に目覚める直前に拾われており、高畑は魔美が超能力に目覚めるきっかけになったのではないかと推察している。臆病で方向音痴だが野性の直感は優れており、はるか遠く離れているはずの魔美の危機を察知し、助けに向かうといった活躍も見られた。毛色については、原作ではレモン色、アニメでは油揚げ色と表現されていた。
魔美の家族
- 佐倉十朗(さくら じゅうろう)
- 声 - 増岡弘/演:草刈正雄
- 魔美の父。職業は画家兼区立高校の美術講師。たびたび個展を開くが絵はあまり売れていない。絵を描いている時に調子が乗ってくると鼻歌を歌いだすのが癖。よく旅行やドライブに行っては、そこで出会った風景をスケッチしている。たくあんの煮物とパイプが好き。ドラマでは「十朗」は画家としての筆名で、本名は「比呂志」とされた。娘を「マミ公」と呼んでいる。魔美と仲の良い高畑には大いに好感を持っている様子。自家用車を所有しており、原作では車種が不明確だが、アニメでは年代物のフォルクスワーゲン・ビートルである。アニメ版の最終回ではフランスに絵画留学することとなった。
- 佐倉菜穂子(さくら なおこ)
- 声 - 榊原良子/演:涼風真世
- 魔美の母。朝売新聞の外信部に勤めている。仕事・家事ともに一流。仕事柄、時事問題に詳しくストーリー上、様々な事件の情報源となることも多い。原作では下の名前は明かされておらず、「菜穂子」という名前はアニメ版で判明している。ドラマ版では「花枝」とされていた。娘のことは「ちゃん」付けで呼ぶことが多い。アニメ版では取材などの際、相手の心情を十分に理解、検討した上で、公の発表に細心の注意を払うといった描写が見られるなど、マスコミ関係者にしては非常にモラルの高い面が窺える。
生徒達
- 竹長悟(たけなが さとる)
- 声 - 佐々木望
- 魔美のクラスメート。高畑の野球仲間。明確な表現はないが初登場話で幸子とデートしているなど幸子の彼氏のように描かれている。かなり裕福な家庭で、リゾート地に別荘を構えている。新聞部に属しており、一見頼りないが不良たちの脅しにも屈しなかった正義漢。21エモンに容姿が似ており、そちらでも佐々木望が声を当てている。
- 間宮幸子(まみや さちこ)
- 声 - 江森浩子/演:井端珠里
- 魔美のクラスメートで仲良し3人組の1人。てんびん座。血液型A型。原作にも登場。愛称は「さっちゃん(「幸子」と呼ばれることも)」。三人組の中では一番落ち着いた印象を与える。彼氏持ち(竹長)。原作での出番は多くなかったが、アニメでは放送延長の強化策としてのり子と共にレギュラー化。小学生低学年ぐらいの弟がいる。なお、ドラマでは名字は「相原」で高畑に関心を持っているという設定になっている。
- 桃井のり子(ももい のりこ)
- 声 - 渕崎ゆり子
- 魔美のクラスメートで仲良し3人組の1人。おとめ座。血液型B型。愛称は「ノンちゃん(後半は『ノン』)」。3人の中では楽天的な性格で情報屋だが、気の小さい一面もある。魔美や高畑にツッコミを入れることが多い。ミーハーでヘヴィメタル好き。テニス部に所属し、高根先輩に憧れている。原作にもそれらしい人物はいるが、アニメで明確に性格付けされたキャラクターで第1話から登場している。放送延長に伴い、レギュラー化する。魔美、幸子と共にいる様子が多く見られた。
- 番野兆治(ばんの つよし)
- 声 - 塩屋翼
- かつて魔美のクラスで番を張っていた不良。彼のグループが高畑を襲ったことが魔美の超能力を顕在化させるきっかけとなった。原作では「番長」の通称のみで呼ばれていたが、アニメで準レギュラーとなるにあたりキャラ名が改めてつけられた。アニメではその後更生し、クラスメートの転校にはなむけを用意するなど、人間的な面も見せるようになる。また、事故によって一時的に魔美の超能力が彼に移行したこともあった。ただし、原作では最後まで不良番長であり続けたため、一部の話数において、原作での「番長」の役柄がアニメでは別の不良に置き換えられている。
- 富山高志(とみやま たかし)
- 声 - 平野義和
- 魔美のクラスメート。眼鏡をかけており、クラシックマニア。密かに魔美に好意を抱いており、自慢のレコード鑑賞を持ちかけて自宅に誘うもほとんど断られる。アニメでは中盤頃まで魔美の料理下手を知らなかったような展開だったが、初期のエピソードでは、それと矛盾している部分がある。また終了間際では、魔美の助力もありクラスメートの藤野沙織と交際することになる。
- 有原成宏(ありはら なりひろ)
- 声 - 鈴置洋孝
- 明月中学の映画研究部部長。イケメンで女子生徒に圧倒的な人気を持つ。魔美を主人公に「透明ドラキュラ」という映画を撮影することを画策するが、魔美のヌードを期待してのものであった(アニメでは、魔美を罠にはめる描写がより強調された)。
- 黒沢庄平(くろさわ しょうへい)
- 声 - 飛田展男
- 映画研究部副部長(アニメでは後に部長に)。三年生。有原とともに8ミリカメラ担当として映画撮影に携わったが、魔美の超能力を目撃したことによりエスパーではないかと疑い、様々な策を用いて証拠を押さえようとする。魔美の事が好きで勝手に「将来の妻」と呼んでいる。アニメでは、超能力よりも魔美の気を引くことに執着しており、盗撮や疑似フィルム編集などほとんどストーカーに近い行動をとっていた。本人が言うには父は一流商事会社の部長で、母の実家は大地主らしい。
- 藤野沙織(ふじの さおり)
- 声 - 三浦雅子
- アニメ版のオリジナルキャラクターで魔美たちのクラスメイト。名前のイニシャルとSFばかり読むことから「SF」というあだ名を持つ。考え方が空想的で、小説の世界と現実世界を区別しようとしない。また、性格も閉鎖的で、他からの干渉を嫌う。クラスメートの富山高志の恋愛に対する魔美の助力や彼からの告白があり、富山と交際することになった。
その他
- 陰木さん(いんき)
- 声 - 京田尚子
- 佐倉家の隣に住むおばさん。登場しばらくは一人息子の犯罪や夫の病気などの家庭の不幸から陰気で嫌味な性格として描かれ、佐倉家の粗探しをしてはネチネチと苦情を言いに来たり、いたずら電話で嫌がらせを行ったこともある。しかし、出所した息子が帰ってからは、夫の健康状態も良くなって家庭事情が好転。以降、コンポコを含め佐倉一家に優しい態度をとるようになり、ご近所同士付き合いもうまく行っている。尚、息子の名前は原作には登場しないが、アニメではタカアキと呼ばれていた。
- 細矢さん(ほそや)
- 声 - 中谷ゆみ
- 佐倉家の町内に住んでいるおばさん。「町の放送屋」のあだ名があるほど噂話が好き。『オバケのQ太郎』にも登場している。
- 黒田赤太郎(くろだ あかたろう)
- 声 - 佐藤正治
- 明月中学OB。少年院帰りの札付きの不良で、応援団の『会長』として学園の暗部に君臨していた。素手で木を真っ二つに折るほどの怪力の持ち主。暴力排除キャンペーンを張った新聞部を屈服させ、なお反対する高畑を制裁しようとしてワンダーガール(魔美の扮装。アニメではエスパーエンジェル)に懲らしめられる。その後舞い戻ってくるが、自分が歯が立たなかった相撲部屋の親方に感服して相撲取りの道を歩むことになった。アニメでは凄む時と媚びる時とで声色を使い分けている。
- 黒雪妙子(くろゆき たえこ)
- 声 - 鶴ひろみ
- 高畑の幼なじみ(アニメ版ではいとこ)で、高畑を「和夫ちゃん」と呼び、高畑からは「妙ちゃん」と呼ばれている。10代後半から20代前半と見られ、ふだんはバイクに乗っている。しし座。ディスコや酒が好き。高畑と仲のいい魔美が気に障るらしく、魔美にはきつく当たる。アニメではドッグ・トレーナーの資格を持ち、秘かにエスパーであることを疑っているような描写が見られる。
ゲスト出演(1話~40話)
第2話
- ボス:田中康郎
第3話
- 紳士:北村弘一
第6話
第7話
第8話
- 大阪の男:大山豊
第9話
第10話
第11話
- カオリ:渡辺菜生子
第12話
第13話
- 木美子先生:水鳥鐵夫
第14話
- 銀河王:秋元羊介
第15話
- 天鳥:広森信吾
第16話
- 日上:神代智恵
第17話
- 竹長の母:松尾佳子
第18話
第19話
- ナムダビア大統領:上田敏也
第20話
- 細矢隆:飛田展男
第21話
- 陰木隆明:堀内賢雄
第22話
第23話
第24話
第25話
- 任紀:石丸博也
第26話
第27話
- ミドリ:水谷優子
第28話
第30話
- 瞳:山本百合子
- 花嫁:伊藤美紀
- ボーイ:堀川亮(現:堀川りょう)
第31話
- 信吾:山田恭子
第32話
- 木村:岩田光央
第33話
第34話
- 社長:神山卓三
第35話
- 健太:坂本千夏
第37話
- 黒木力:古谷徹
第38話
第39話
- 木地尾:田原アルノ
第40話
- 犯人:広瀬正志
ゲスト出演(41話~80話)
第41話
第42話
第43話
- 木下:西村智博
第44話
- 高根:速水奨
第45話
第46話
- パパの友人:嶋俊介
第47話
第48話
- 紳士:村松康雄
第49話
- 石子金太郎:阪脩
第51話
- ヒロ子:鷹森淑乃
第52話
- 今井:中原茂
- 今井の母:松尾佳子
第53話
- 石部:塩屋浩三
- 社長:八奈見乗児
第54話
- 田端:岸野一彦
- 明彦:松尾佳子
- カピ:山寺宏一
第55話
第56話
第57話
- 会長:佐藤正冶
第58話
- 団長:目黒裕一(現:目黒光祐)
第59話
第60話
第61話
第62話
- オランウーマン:鈴木みえ(現:一龍斎貞友)
第63話
第65話
第66話
- 早手:堀内賢雄
第67話
- 坂本:笹岡繁蔵
第68話
- 少年:堀川亮(現:堀川りょう)
- 男:松尾銀三
第69話
- 竹田英二:佐々木秀樹
第70話
- 年波親方:阪脩
- アナウンサー:田原アルノ
第71話
- 金井:松本保典
第72話
- 一彦:松岡文雄
第73話
- 美枝子:原えりこ
第74話
- 明子:佐久間レイ
- 明良:巻島直樹
第75話
- 社長:郷里大輔
第76話
- 宏一:難波圭一
第77話
- 奈津子:玉川紗己子(現:玉川砂記子)
- 優ちゃん:広中雅志
第78話
第79話
- 金子志麻:上村典子
第80話
ゲスト出演(81話~119話)
第81話
第82話
- 水上:大木民夫
- イカ金:石井敏郎
- 水上夫人:山口奈々
第83話
- 横沢:神山卓三
第84話
- ヒロ:青木和代
- チコ:伊藤美紀
TVスペシャル
第85話
- ヒナ子:遠藤晴
- 青年:広中雅志
- ヘルパー:佐久間レイ
第86話
第87話
- 萩原:銀河万丈
- 森田:橋本晃一
- 弘子:佐久間レイ
第88話
- 速水:松本保典
第89話
- ゴインキョ:龍田直樹
- 犯人:目黒裕一(現:目黒光祐)
第90話
- 可南子:原えりこ
第91話
第92話
- かおり:堀江美都子
- かおりの母:松尾佳子
- 子供:冬馬由美
第93話
- 河村:依田英助
第94話
第95話
- 片桐:広森信吾
- 空手部員B:梅津秀行
第96話
- 杉野:村国守平
- 宮田:高木早苗
第97話
- 浩一:中野聖子
- 老人:野本礼三
- 少年:冬馬由美
第98話
- アナウンサー:田原アルノ
- 佐々木:巻島直樹
第99話
- 下田:中尾隆聖
- 警部:岸野一彦
第100話
第101話
第102話
- 頑太:戸田恵子
- 頑太の祖父:矢田稔
第103話
- 守:関俊彦
第104話
- 青年:松本保典
第105話
- 達彦:目黒裕一(現:目黒光祐)
- 勇:西村智博
- 行雄:堀川亮(現:堀川りょう)
第106話
- 不動産屋:掛川裕彦
第107話
- おばさん:近藤多佳子
第108話
- 友子:安田あきえ
第109話
- 中島:目黒裕一(現:目黒光祐)
- 池田:堀内賢雄
第110話
- ジョージ:中原茂
第111話
- 陽子:西原久美子
第112話
- 明彦:松尾佳子
- 幸司:深実りか(現:深見梨加)
- 幸司の父:作間功
- 幸司の母:玉川紗己子(現:玉川砂記子)
第113話
- 由紀:伊藤美紀
- 亜紀:鷹森淑乃
- プロデューサー:秋元羊介
第114話
- 早苗:林原めぐみ
第115話
- 優介:中村大樹
- 千里:冬馬由美
第116話
- 沢田:鈴置洋孝
第119話
- 保母:松岡洋子
魔美の使う主な超能力
- テレキネシス
- 物質を触らずに動かす力。当初は超能力を持っていることを高畑にも隠していたのだが、クシャミをして無意識にティッシュペーパーを念力で引き寄せ、うっかり高畑の前でそれを披露してしまったことで自身がエスパーであることがバレてしまうことに。
- 魔美は特にこの能力に秀でており、ブルドーザーを吹き飛ばすほどの力が出る(劇場版)。また、複数の人形を同時に動かして人形劇をやらせるなどの複雑な操作も可能。親指と人差し指、小指を立てた独特の仕草で発動する。能力の発揮にはこの手振りが必要であるため、束縛されてテレキネシスを封じられるという場面もあった。
- また、クシャミを利用して対象物を破壊する「サイコクラッシュ」(念分裂)、物質を浮かせる「レビテーション」(自分にテレキネシスをかけて飛行する他、複数の物体を同時に浮かせ、複雑な軌道を取らせることも可能)、さらにはテレキネシスの効果を持続させる「オート・エンドレス・テレキネシス」(残留思念)などの高度な技も使いこなす。
- 終盤になると魔美のテレキネシスのサイコパワーは、実際の戦術レベルに転化できるほど強力なものになっていく(アニメ「あぶないテレキネシス」)。心優しい彼女は「制御を誤れば他人を殺し得るほどの大きさに成長した」ことに気づいて自らの力に恐れ、使うことをためらったこともあった。しかし高畑に「どんな危険な力も、使い手次第で人を幸せにできる道具になる」と説得され、必死に自制しながら制御する術を学んでいく。
- テレポーテーション
- 物質を瞬間移動する力。魔美の場合は、自分に物体が衝突する危険を回避する形で発現した。後に衝突のエネルギーによるものだと高畑は指摘する。魔美が任意に発現させるために、高畑がテレポーテーション・ガンを製作し、魔美に贈った。これは仁丹が飛び出る仕掛けとなっており、外観的にはハートの形をしたブローチで、魔美のイニシャル「M」をあしらってあり、魔美は常に胸元に付けている。仁丹はウメ味。1回に移動できる距離は初め約600メートルだったが、徐々に距離が伸び、終盤では1回で約5キロメートルが可能なまでに成長した。また出口のない洞窟などの密室からの脱出も可能。権利関係上、アニメでは仁丹がビーズに変更されている。緊急時には高畑が魔美に手元の適当な物を投げつけてテレポートさせる。また、人体内の生体等を部分的にテレポートさせることも可能であり、輸血(「サマー・ドッグ」)や毒物の転移(「恐怖のサンドイッチ」)、ガン細胞の除去(「くたばれ評論家」)などの役に立った。
- てんとう虫コミックス全9巻の作中で魔美が消費した仁丹の数を調査したところ、336粒だった[5]。
- テレパシー
- 他人の思考や記憶を読み取る力。魔美としてはどちらかといえば苦手な能力。魔美の場合は、皮膚電流から思考を読み取るので、相手の身体に直接触れるか、金属の柵や鉄棒など導体を通した場合、読み取りが可能となる(作中では「導体テレパシー」と呼称。現在では「サイコメトリー」とも呼ばれる能力に非常に近い)。逆に、魔美の思考やイメージを他者に送り込むことも可能。高村光太郎の「郊外の人に」という詩を唱えることで、導体を介さずに思考を送り込んだこともあった(アニメ「センチメンタルテレパシー」)。相手のプライバシーに触れることになるため、緊急時以外は魔美自身も積極的には使用したがらない。
- 非常ベル
- 助けを求める思考波がベルとなって聞こえる。範囲は約1キロメートル。彼女のテレパシー能力を理解している高畑が彼女に向かって救難信号を出す時は、はっきりと彼の思考が聞こえてくるため、テレパシーの派生型と思われる。この非常ベルを魔美が聞き取り、テレポートで現場に急行してテレキネシスで事件を解決、というのが、この作品の「活動」の主な流れとなっている。本来は彼女にとって苦手なはずのテレパシーだが、助けを求める声だけには非常に敏感というあたり、お節介な魔美らしいと言える。なお、イタリアで放映された際のタイトルは「マルティーナと不思議な鐘」。
- プレコグニション
- 未来に起こることを頭の中に浮かべることができる能力。魔美の場合は本人の意思と関係なく、ふいに予知夢などでイメージが自然に伝わってくることが多い。魔美はこの能力が苦手らしく、交通事故の予知を外したこともある(アニメ「傘の中の明日」)。
- 念写
- ビデオや写真に自身のイメージを焼き付ける。現像前の撮影済みフィルムやビデオテープに録画された映像を書き換えることも可能。
- クレヤボヤンス
- 魔美が苦手とする能力の一つで、他の物体に遮られて見えない物や空間を見る能力。魔美のそれはそれほど強くはなく、物質を凝視して精神を集中すれば多少見える、といった程度。魔美は「エスパー」とはいうものの、実際には「ESP」は苦手で「PK」のほうが得意のようである。
- 空間把握
- 透視能力の派生型で、視覚で見えない遠くの空間の状態を把握するレーダーのような能力。魔美がテレポートしても物体に衝突したり、転移先の物体と融合したりしないのは、この能力によって移動先の空間をある程度把握し、衝突を回避しているからではないかと高畑は推測している。終盤、彼女のテレポーテーション能力の距離が5キロまで拡大したのも、この能力の成長により、より遠くの空間を把握できるようになったからと考えることもできる。5キロとは、大よそ地平線までの距離(正確には4、5キロほど)である。
作品の舞台
原作
「佐間丘陵」地帯[6]にある町で、「久摩川」[7]がしばしば登場し、世田谷区から走って40分[8]というセリフが登場する。またセリフで「青梅街道といえば目と鼻の先」と実在の場所も出てきている。また、魔美の自宅が空き巣の被害に遭ったとき駆けつけたのは警視庁である[9]ことから東京都内である。後述のように練馬区が舞台の『ドラえもん』のキャラクターが近所の住人として登場したこともある。
アニメ版
原作と同じく、「佐間丘陵」。モデルは明示されていないが、以下のような描写と設定がある。
- 第36話「燃える疑惑」で「魔美が住む街」として画面に映された地図は多摩市のものであった。
- 監督の原恵一は聖蹟桜ヶ丘をイメージしていると発言している[10]。
- 郵便局や最寄駅などの名称から、町名としては「桜ヶ丘」と思われる。
ドラマ版
名古屋市と明示されている。ロケーション地は、中学が名古屋市立東星中学校を使用し、初回のリポートするシーンは平和公園であり、最終回の魔美が高畑と会うシーンは鶴舞公園であった。
明月中学
アニメでは私立と明記されているが、原作やドラマでは表記がない。どの媒体でも作中に登場する生徒はほぼ学校の近辺で生活しているが、アニメ版には、隣県である山梨県からの通学も許可されていたり[11]、バスで通学している生徒がいる[12]といった描写がある。また、少年院帰りの黒田赤太郎のようなOBも存在する。教師陣はそれぞれに生徒からあだ名をつけられている[13]。原作では生徒の制服が他話と異なっているような描写も1話だけあった[14]。
単行本
- 少年ビッグコミックス(小学館) 全9巻
- 1-8巻は当初マンガくんコミックスとして刊行後、掲載誌の誌名変更にあわせてレーベルを改名している。少年ビッグコミックスでは、6・7巻は発行部数が稀少で、8巻はカバーのみしか存在が確認されていない。
- てんとう虫コミックス(小学館) 全9巻
- アニメ化に合わせて上記の少年ビッグコミックス版の表紙をアニメ版に変更した新装版。
- 中公コミックス 藤子不二雄ランド(中央公論社) 全9巻
- 小学館コロコロ文庫(小学館) 全6巻
- 藤子・F・不二雄大全集(小学館) 全5巻 (2009年8月より随時刊行予定)
未収録や差し替えが多い藤子・F・不二雄の漫画では、珍しく全て収録されている作品である。
アニメ
TV
- 放映局:テレビ朝日系列
- 制作:シンエイ動画
- 本作からタツノコプロの派生企業であるIGタツノコ(現・Production I.G)、タツノコの外注会社である京都アニメーションとシマスタジオ(現・オフィスフウ)が参入し、現在の「クレヨンしんちゃん」に至るまで同枠の制作を支えているほか、他のシンエイ動画作品の制作にも貢献している。原恵一監督の『クレヨンしんちゃん』以前の代表作となった。
- 放映期間:1987年4月7日-1989年10月26日 全119話+SP1話(120話の表示の時あり)
- 1話あたりの時間が他の藤子アニメに比べて長いため、1回1話の構成。CMの入りと明けの部分でのアイキャッチやサブタイトルのコールはない。
- 放送開始後、半年間は藤子不二雄ワイド内での放送。1987年10月より単独30分枠となる。
- 1989年4月20日より放送枠が火曜18:50枠から木曜19:00枠に移動。長らくテレビ朝日系列火曜19時台前半枠のアニメ最終作となっていたが、2009年10月に『スティッチ!〜いたずらエイリアンの大冒険〜』で復活した。
- 放送期間後半はほとんどがアニメオリジナルストーリーで、原作にないエンディングが用意されている。
- 原作の「黒い手」、「ずっこけお正月」はアニメ化されていない。原作からのストーリーは1989年の放送枠移動までに消化し、最後の原作アニメ化は「くたばれ評論家」だった。
- 単独30分枠としての放映期間は本番組と同じテレビ朝日のバラエティー番組『パオパオチャンネル』の放映期間とほぼ重なる。
- 放映開始前にシンエイ動画としては『ドラえもん』以来となるパイロットフィルムが制作されている。コンテを担当したのは芝山努。キャストは放映版とは異なり、魔美を演じたのは荘真由美であった。
- 広島ホームテレビでは木曜19:30枠に移動後は、時折プロ野球中継(広島東洋カープ主催ゲーム)のため後日(主に平日17時台の再放送枠)に代替放送をすることがあった。
- SP話 、88.12.27放送 ・年末1時間スペシャル、第46話(再放送)「雪の降る街を」との2本立てで冒頭と終わりに新作ミニアニメが入る ・放送予定時の仮タイトルはアニメージュによると「ホワッツ外人」
スタッフ
- 原作:藤子・F・不二雄
- 監修:鈴木伸一
- チーフディレクター:原恵一
- 作画監督(総作画監督):富永貞義、堤規至(8話から)
- 作画監督補:堤規至
- 美術監督:川井憲
- 撮影監督:斉藤秋男
- 録音監督:浦上靖夫
- 音楽:田中公平
- クラシック音源:コロムビアレコード
- プロデューサー:木村純一・小泉美明(テレビ朝日)、別紙壮一・茂木仁史(シンエイ動画)
- シリーズ構成:桶谷顕
- 原画:スタジオリバティ、ウイザード、北原プロダクション、亜細亜堂、シンエイ動画、じゃんぐるじむ、IGタツノコ
- 動画:トミプロダクション、動画工房、じゃんぐるじむ、スタジオディーン、IGタツノコ、シンエイ動画
- 動画チェック:間々田益男、入江康智
- 色指定:野中幸子、吉岡由己、代田千秋
- 特殊効果:土井通明、村上正博
- 仕上:セルアーツスタジオ、Goods、川口カラースタジオ、シマスタジオ、スタジオディーン、京都アニメーション、スタジオM、スタジオG7
- 背景:アトリエローク
- 撮影:旭プロダクション
- 効果:松田昭彦(フィズサウンドクリエイション)
- 整音:大城久典
- 録音制作:オーディオ・プランニング・ユー
- スタジオ:APUスタジオ
- 編集:岡安肇、小島俊彦、村井秀明、中葉由美子、川崎晃洋
- タイトル:道川昭
- 現像:東京現像所
- 制作担当:茂木仁史(後にプロデューサーに昇格)
- 制作デスク:山川順一
- 制作進行:齋藤敦、水島努、大澤正享、星野達也、内田哲夫、西田晃久、細野芳光、坂部久明
- 制作:テレビ朝日、旭通信社、シンエイ動画
サブタイトル
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | エスパーは誰! | 富田祐弘 | 原恵一 | パクキョンスン | 富永貞義 | 87.4.7 |
2 | 超能力をみがけ | もとひら了 | 須永司 | 87.4.14 | ||
3 | エスパーへの扉 | 富田祐弘 | パクキョンスン | 87.4.21 | ||
4 | 友情はクシャミで消えた | もとひら了 | 高柳哲司 | 塚田庄英 | 87.4.28 | |
5 | どこかでだれかが | 富田祐弘 | 原恵一 | パクキョンスン | 富永貞義 堤規至 |
87.5.5 |
6 | 名画と鬼ババ | もとひら了 | 高柳哲司 | 塚田庄英 | 富永貞義 | 87.5.12 |
7 | 未確認飛行少女 | 富田祐弘 | 須永司 | パクキョンスン | 富永貞義 堤規至 |
87.5.19 |
8 | 一千万円・三時間 | もとひら了 | 井上修 | 塚田庄英 | 87.5.26 | |
9 | わが友コンポコ | 富田祐弘 | 望月智充 | パクキョンスン | 87.6.2 | |
10 | 四つ葉のクローバー | もとひら了 | 原恵一 | 塚田庄英 | 87.6.9 | |
11 | ただ今誘拐中 | 富田祐弘 | パクキョンスン | 87.6.16 | ||
12 | エスパーコック | もとひら了 | 塚田庄英 | 87.6.23 | ||
13 | 天才少女魔美 | 富田祐弘 | 高柳哲司 | 富永貞義 なかじまちゅうじ |
87.6.30 | |
14 | 大予言者銀河王 | もとひら了 | 須永司 | 塚田庄英 | 富永貞義 堤規至 |
87.7.7 |
15 | 高畑くんの災難 | 富田祐弘 | 石井文子 | パクキョンスン | 87.7.14 | |
16 | 魔女・魔美? | もとひら了 | 塚田庄英 | 87.7.21 | ||
17 | 地底からの声 | 富田祐弘 | 高柳哲司 | 87.8.4 | ||
18 | サマードッグ | もとひら了 | 原恵一 | パクキョンスン | 87.8.11/87.12.31 | |
19 | 弾丸よりもはやく | 富田祐弘 | 高柳哲司 | 富永貞義 なかじまちゅうじ |
87.8.18 | |
20 | 覗かれた魔女 | もとひら了 | 井上修 | 高柳哲司 | 富永貞義 堤規至 |
87.8.25 |
21 | 電話魔は誰? | 石井文子 | 87.9.1 | |||
22 | ウソ×ウソ=パニック | 富田祐弘 | 原恵一 | 塚田庄英 | 87.9.8 | |
23 | 彗星おばさん | もとひら了 | パクキョンスン | 87.9.15 | ||
24 | 虫の知らせ | 富田祐弘 | 高柳哲司 | 87.9.22 | ||
25 | スランプ | 塚田庄英 | 富永貞義 なかじまちゅうじ |
87.9.29 | ||
26 | 占いとミステリー | (OP未記載) | 井上修 | パクキョンスン | 富永貞義 堤規至 |
87.10.6 |
27 | 星空のランデブー | 富田祐弘 | 原恵一 | 塚田庄英 | 87.10.13 | |
28 | 名犬コンポコポン | もとひら了 | 本郷みつる | 堤規至 | 87.10.20 | |
29 | 魔美が主演女優? | 富田祐弘 | パクキョンスン | 富永貞義 | 87.10.27 | |
30 | 初恋特急便 | もとひら了 | 高柳哲司 | 堤規至 | 87.11.3 | |
31 | グランロボが飛んだ | 富田祐弘 | 塚田庄英 | 高倉佳彦 | 87.11.10 | |
32 | マミウォッチング | もとひら了 | 原恵一 | 高柳哲司 | なかじまちゅうじ | 87.10.17 |
33 | ラストレース | 井上修 | パクキョンスン | 富永貞義 | 87.11.24 | |
34 | 地下道おじさん | 富田祐弘 | 本郷みつる | 堤規至 | 87.12.1 | |
35 | ちっちゃな目撃者 | 高柳哲司 | 87.12.8 | |||
36 | 燃える疑惑 | もとひら了 | 塚田庄英 | 高倉佳彦 | 87.12.15 | |
37 | 魔美を贈ります | 富田祐弘 | パクキョンスン | なかじまちゅうじ | 87.12.22 | |
38 | 最終バスジャック | 桶谷顕 | 原恵一 | 高柳哲司 | 富永貞義 | 87.12.29 |
39 | 雪の中の少女 | もとひら了 | 本郷みつる | 堤規至 | 88.1.5 | |
40 | エスパー危機一髪 | 富田祐弘 | 高柳哲司 | 高倉佳彦 | 88.1.12 | |
41 | すずめのお宿 | 水出弘一 | 貞光紳也 | 後藤隆幸 | 88.1.19 | |
42 | 愛を叫んだピエロ | もとひら了 | 塚田庄英 | 堤規至 | 88.126 | |
43 | 嘘つきフィルム | 富田祐弘 | パクキョンスン | 高倉佳彦 | 88.2.2 | |
44 | ハートブレイクバレンタイン | 桶谷顕 | 高柳哲司 | なかじまちゅうじ | 88.2.9 | |
45 | 最後の漁 | 塚田庄英 | 富永貞義 | 88.2.16 | ||
46 | 雪の降る街を | もとひら了 | 貞光紳也 | 水村良男 | 88.2.23/88.12.27 | |
47 | 迷えるチャンピオン | 水出弘一 | 本郷みつる | 林桂子 | 88.3.1 | |
48 | ここ掘れフャンフャン | 青山弘 | パクキョンスン | 富永貞義 | 88.3.8 | |
49 | エスパー誘拐さる | 富田祐弘 | 高柳哲司 | 高倉佳彦 | 88.3.15 | |
50 | 雪原のコンポコギツネ | 貞光紳也 | 水村良男 | 88.3.22 | ||
51 | 問題はカニ缶 | 塚田庄英 | なかじまちゅうじ | 88.3.29 | ||
52 | さよならの肖像 | 桶谷顕 | 本郷みつる | 林桂子 | 88.4.12 | |
53 | 恐怖のハイキング | もとひら了 | 望月智充 | 堤規至 | 88.4.19 | |
54 | タンポポのコーヒー | 桶谷顕 | 原恵一 | 高倉佳彦 | 88.5.3 | |
55 | 想い出さがし | 水出弘一 | パクキョンスン | 堤規至 | 88.5.10 | |
56 | 緑の森のコンサート | 富田祐弘 | 貞光紳也 | 水村良男 | 88.5.17 | |
57 | 学園暗黒地帯(前編) | 桶谷顕 | 高柳哲司 | なかじまちゅうじ | 88.5.24 | |
58 | 学園暗黒地帯(後編) | 塚田庄英 | 堤規至 | 88.5.31 | ||
59 | 夢行き夜汽車 | 富田祐弘 | 本郷みつる | 林桂子 | 88.6.7 | |
60 | 猫とおばさん | もとひら了 | 貞光紳也 | 水村良男 | 88.6.14 | |
61 | 消えたエスパー日記 | 高柳哲司 | 高倉佳彦 | 88.6.21 | ||
62 | オロチが夜来る | 富田祐弘 | 塚田庄英 | 富永貞義 | 88.7.5 | |
63 | 幻の42.195km | 水出弘一 | 原恵一 | 高柳哲司 | 堤規至 | 88.7.19 |
64 | 傘の中の明日 | 桶谷顕 | パクキョンスン | なかじまちゅうじ | 88.7.26 | |
65 | ドキドキ土器 | もとひら了 | 原恵一 | 塚田庄英 | 堤規至 | 88.8.2 |
66 | 恋人コレクター | 水出弘一 | 本郷みつる | 林桂子 | 88.8.9 | |
67 | 不快指数120% | 富田祐弘 | 貞光紳也 | 橋本とよ子 | 88.8.16 | |
68 | コンポコ夏物語 | 桶谷顕 | 高柳哲司 | 高倉佳彦 | 88.823 | |
69 | 魔美のサマークッキング | もとひら了 | 塚田庄英 | 富永貞義 | 88.8.30 | |
70 | 舞い戻った赤太郎 | 桶谷顕 | 高柳哲司 | 堤規至 | 88.9.6 | |
71 | サスペンスゲーム | 本郷みつる | 林桂子 | 88.9.13 | ||
72 | 感動しない名画 | もとひら了 | 貞光紳也 | 橋本とよ子 | 88.9.20 | |
73 | コスモスの仲間たち | 水出弘一 | 原恵一 | 高柳哲司 | なかじまちゅうじ | 88.10.4 |
74 | いたずらの報酬 | 富田祐弘 | 塚田庄英 | 高倉佳彦 | 88.10.11 | |
75 | アイドル志願 | 水出弘一 | 高柳哲司 | 富永貞義 | 88.10.18 | |
76 | 過去からの手紙 | もとひら了 | 原恵一 | 塚田庄英 | 堤規至 | 88.10.25 |
77 | センチメンタルテレパシー | 桶谷顕 | 本郷みつる | 林桂子 | 88.11.1 | |
78 | ノンちゃん失踪事件 | 貞光紳也 | 橋本とよ子 | 88.11.8 | ||
79 | エスパー探偵団 | もとひら了 | 高柳哲司 | なかじまちゅうじ | 88.11.15 | |
80 | エスパーママ | 水出弘一 | 塚田庄英 | 高倉佳彦 | 88.11.22 | |
81 | 想い出を運ぶ鳩 | もとひら了 | 原恵一 | 高柳哲司 | 堤規至 | 88.11.29 |
82 | パパの絵、最高! | 桶谷顕 | 貞光紳也 | 橋本とよ子 | 88.12.6 | |
83 | 生きがい | 水出弘一 | 高柳哲司 | 富永貞義 | 88.12.13 | |
84 | エスパークリスマス | 本郷みつる | 林桂子 | 88.12.20 | ||
SP | マイエンジェル魔美ちゃん | 桶谷顕 | 塚田庄英 | 高倉佳彦 | 88.12.27 | |
85 | いじわるお婆ちゃん | 富田祐弘 | 本郷みつる | 林桂子 | 89.1.10 | |
86 | 涙のハードパンチャー | 水出弘一 | 貞光紳也 | 橋本とよ子 | 89.1.17 | |
87 | 記者になった魔美 | 富田祐弘 | 原恵一 | 塚田庄英 | 堤規至 | 89.1.24 |
88 | ターニングポイント | 桶谷顕 | 高柳哲司 | 89.1.31 | ||
89 | 凶銃ムラマサ | 貞光紳也 | 橋本とよ子 | 89.2.7 | ||
90 | わたし応援します | 原恵一 | 堤規至 | 89.2.14 | ||
91 | リアリズム殺人事件 | もとひら了 | 塚田庄英 | 89.2.21 | ||
92 | パパのひな人形 | 富田祐弘 | 本郷みつる | 林桂子 | 89.2.28 | |
93 | 佐倉家のクルマ騒動 | 水出弘一 | 原恵一 | 高柳哲司 | 堤規至 | 89.3.7 |
94 | くたばれ評論家 | 富田祐弘 | 貞光紳也 | 橋本とよ子 | 89.3.14 | |
95 | タダより高いものはない | 桶谷顕 | 塚田庄英 | 堤規至 | 89.3.21 | |
96 | 俺達TONBI | 原恵一 | 89.4.20 | |||
97 | 自転車ラプソディ | もとひら了 | 塚田庄英 | 高倉佳彦 | 89.4.27 | |
98 | 消えちゃった超能力 | 富田祐弘 | 本郷みつる | 林桂子 | 89.5.4 | |
99 | 狼になりたい | 桶谷顕 | 貞光紳也 | 川崎逸朗 | 89.5.11 | |
100 | 微笑みのロングシュート | 水出弘一 | 塚田庄英 | 堤規至 | 89.5.25 | |
101 | 魔美に片思い | 桶谷顕 | 原恵一 | 89.6.1 | ||
102 | 竜を釣る少年 | 富田祐弘 | 塚田庄英 | 高倉佳彦 | 89.6.8 | |
103 | 日曜日のトリック | もとひら了 | 本郷みつる | 林桂子 | 89.6.15 | |
104 | あぶないテレキネシス | 桶谷顕 | 貞光紳也 | 川崎逸朗 | 89.6.22 | |
105 | 六月の恐竜 | もとひら了 | 原恵一 | 塚田庄英 | 堤規至 | 89.6.29 |
106 | 魔美はペテン師? | 富田祐弘 | 高柳哲司 | 富永貞義 | 89.7.6 | |
107 | プラスチックの貝殻 | 桶谷顕 | 本郷みつる | 林桂子 | 89.7.13 | |
108 | 23時55分の反抗 | 水出弘一 | 原恵一 | 高柳哲司 | 堤規至 | 89.7.20 |
109 | こだわりの壁画 | 桶谷顕 | 塚田庄英 | 高倉佳彦 | 89.7.27 | |
110 | 恐怖のパーティー | もとひら了 | 高柳哲司 | 89.8.3 | ||
111 | 樹のざわめき | 塚田庄英 | 堤規至 | 89.8.10 | ||
112 | 夏のクリスマスツリー | 桶谷顕 | 貞光紳也 | 川崎逸朗 | 89.8.17 | |
113 | 奪われたデビュー | もとひら了 | 本郷みつる | 林桂子 | 89.8.31 | |
114 | オトメゴコロと腹の虫 | 桶谷顕 | 原恵一 | 高柳哲司 | 高倉佳彦 | 89.9.7 |
115 | 老人と化石 | 水出弘一 | 高柳哲司 | 堤規至 | 89.9.14 | |
116 | 最終戦 | 桶谷顕 | 塚田庄英 | 高倉佳彦 | 89.9.21 | |
117 | 恋愛のススメ | 本郷みつる | 堤規至 | 89.10.12 | ||
118 | 嵐に消えたコンポコ | もとひら了 | 高柳哲司 | 富永貞義 | 89.10.19 | |
119(TV最終話) | 動き出した時間 | 桶谷顕 | 原恵一 | 堤規至 | 89.10.26 |
主題歌
- OP1(1-107話・SP話)『テレポーテーション–恋の未確認–』
- ED1(28-107話・SP話)『不思議 Angel』
- 作詞:松本一起
- 作曲・編曲:奥慶一
- 歌:橋本潮
- 単独30分枠への移行を機にEDを設定し本曲を採用。藤子不二雄ワイド内での放送時にも、第7話や第10話でBGMとして使われていた。
- OP2(108-119話)『S・O・S』
- 作詞:松本一起
- 作曲:清岡千穂
- 編曲:田中公平
- 歌:橋本潮、SHINES
- ED2(108-119話)『I Like YouからI Love You』
- 作詞:松本一起
- 作曲:池毅
- 編曲:田中公平
- 歌:橋本潮
- レコード:コロムビアレコード
映画
『エスパー魔美 星空のダンシングドール』
1988年3月12日、東宝系で公開。『ドラえもん のび太のパラレル西遊記』、『ウルトラB ブラックホールからの独裁者B・B』と同時上映。原恵一の劇場作品初監督にして原点とも言うべき作品。子ども受けはあまりよくなかったと言われており、原も『アニメーション監督 原恵一』(晶文社、2005年)に収録されたインタビューで、自分が見た際に観客の子どもが外に出て行ったと語っている[15]。なお魔美の声優である横沢は、併映のドラえもんでドラミの声も担当している。ゲストヒロイン朋子はパイロットフィルムで主役の魔美を担当した荘真由美が演じている。
原作のエピソード「人形が泣いた!?」をベースにしつつ、こけし座の座長を青年にしたり、人形をなくした少女・めぐみのエピソードといったオリジナル要素を交え、中編として再構成されている。当時、廃止を控えていた宇高連絡船が登場する場面がある。
- ものがたり
- ふとしたことから、人形劇団「こけし座」と知り合った魔美は子供達に夢を与える彼らの姿に感動する。翌日、人形をなくして泣いている女の子・めぐみと出会った魔美は人形を探す約束をするが、それにはある秘密があった。魔美はこけし座の青年たちとめぐみに元気をとり戻そうとする。しかし、そのこけし座に危機が訪れる……。
- 主題歌
- 「不思議Angel」
- 「テレポーテーション–恋の未確認–」
- TV版とはOP・EDの順番が逆になっている。
- スタッフ
- 原作 藤子・F・不二雄
- 脚本 富田祐弘
- 作画監督 堤規至
- 美術監督 古谷彰
- 撮影監督 斎藤秋男
- 録音監督 浦上靖夫、大熊昭
- 音楽 田中公平
- プロデューサー 別紙壮一、小泉美明、木村純一
- 監督 原恵一
- 原画 高倉佳彦、林静香、市川修、なかじまちゅうじ、畑良子、上杉道史、高橋明仁、加藤茂、石黒育、坪川正、木村陽子、若松孝志
- 動画 谷田陽子、大江真徳、浜森理宏、石井邦男、小川晋一、遠藤英昭、露木進、近藤雅仁、原勝徳、斎藤徳明、吉田有広、和田桂二、小林正義、内藤真一、後藤和典、中川政浩
- 動画チェック 間々田益男、入江康智
- 色指定 野中幸子
- 仕上検査 枝光敦子、代田千秋、吉良幸子
- 背景 スタジオユニ
- 撮影 旭プロダクション
- 効果 松田昭彦(フィズサウンドクリエイション)
- 整音 大城久典
- 録音制作 オーディオプランニングユー
- 録音スタジオ APUスタジオ
- 編集 岡安肇、中葉由美子、川崎晃洋、小島俊彦、村井秀明
- タイトル 道川昭
- 文芸 桶谷顕
- 演出助手 塚田庄英
- 制作担当 茂木仁史
- 制作デスク 山川順一
- 制作進行 大澤正亨、水島努、斎藤敦
- 現像 東京現像所
- 制作協力 藤子スタジオ、旭通信社
- 制作 テレビ朝日、シンエイ動画、小学館
ゲストキャラクター
- 小林勇造 (声:穂積隆信) - テレビ局に勤める多忙な男。めぐみの父親。
- めぐみ (声:小山茉美) - 半年前に母を亡くし、それ以来家に閉じこもりがちになってしまった少女。
- 静 (声:中村紀子子) - めぐみの面倒を見ている老女。
- 久保英樹 (声:大塚芳忠) - 人形劇団「こけし座」の座長をやっている青年。
- 水谷朋子 (声:荘真由美) - こけし座のメンバーの一人。ポニーテールの女性。
- 大森良夫 (声:中原茂) - こけし座のメンバーの一人。メガネをかけた男。
- 真田誠一 (声:桜井敏治) - こけし座のメンバーの一人。太った男。
- 利加 (声:江森浩子) - こけし座のメンバーの一人の女性。
- 男A (声:山寺宏一) - こけし座の土地を襲撃した地上げ屋。
- 男B (声:茶風林)
- 作業員 (声:小出和明) - ごみ処理場の作業員。
- 幼児A (声:星野美奈子) - 人形劇を見に来た子供たち。
- 幼児B (声:水原リン)(現・真山亜子)
- 幼児C (声:平山せい)
- 浄瑠璃 (声:阪脩)
CD
- テレポーテーション-恋の未確認-/不思議Angel(1987年4月21日)
- ドーナツ盤レコード、カセットでの発売。
- S.O.S/I Like YouからI Love You(1989年8月1日)
- CDシングルのほか、ドーナツ盤レコード、カセットも発売された。
- エスパー魔美 ESPER MAMI(1989年9月1日)
- エスパー魔美のテレビアニメおよび劇場映画「星空のダンシングドール」で使われたBGMを収録したCDアルバム。ブックレットには、作品解説のほか、別紙壮一(プロデューサー)、田中公平(音楽)のコメント、曲目解説(メロディナンバーが振られているメロディには、その番号)が掲載されている。
- エスパー魔美 オリジナル・サウンド・トラック-完全版-(2001年12月21日)
- 『エスパー魔美 ESPER MAMI』を再構成し復刻したオリジナル音楽集CDと、効果音的に使われたBGM、ブリッジ曲、サブタイトル曲、主題歌のオフボーカルバージョンを収録した(未収録音源盤)CDの2枚組アルバム。2枚とも76分を超すボリュームである。上記CDアルバムのブックレットに掲載されたコンテンツが再録されているほか、エスパー魔美の放映リストも掲載されている。
- エスパー魔美 TRIBUTE CD(非売品)
- 一部ショップでDVD-BOXの予約特典として制作された新録音によるカヴァーバージョン。上・下巻それぞれ一枚用意されており、上巻は植田佳奈による『テレポーテーション-恋の未確認-』のカヴァー、下巻は桃井はるこによる描きおろし(作詞・作曲・編曲)オリジナル楽曲『E.S.P. ~Thanks to Mamichan~』である。
DVD
アニメのDVD-BOXの上巻が2006年8月4日に、下巻が12月8日にフロンティアワークスより販売されている。
これまでにも「エスパー魔美の全話ソフト化を」という希望は多かったが、権利面や映像の状態などから長年にわたって実現しなかった。上巻では「あなたのハートにテレポート」でおなじみの次回予告が未収録となったが、下巻分の次回予告は全話分発見され、下巻には収録。上巻の次回予告は、上下巻の連動応募特典DVDに収録された。
また、2007年11月27日よりDVD単巻の1-5巻(各巻6話ずつ)の発売が開始され、以後翌年2月まで5巻ずつ計20巻が発売された。なお、連動応募特典として、1-10巻の購入でミニブックレット、11-20巻の購入で200頁超特製ブックレット、さらに全巻購入で非売品DVDをプレゼントとの趣旨だが、これらのものはすべてDVD-BOXの特典と同じものである。
テレビ朝日系 火曜18:50 - 19:20枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
エスパー魔美
(1987.10 - 1989.3) |
||
テレビ朝日系 木曜19:30 - 20:00枠 | ||
エスパー魔美
(1989.4 - 10) |
ドラマ
製作がNHK名古屋放送局であることから舞台が東京近郊から名古屋へと変更されている。その他にも原作と異なる設定が多く、原作およびアニメでは事件に関わった人に超能力がばれてしまうことはあったが最後までばれることのなかった両親に最終回にて露見してしまう。
サブキャラクターのキャスト
- 高畑弥生:石河美幸
- 高畑夏美:大倉たから
- 宮内俊一郎:赤坂晃
- 白石多恵子:高月あゆみ
- 松本優二:伊藤隼人
- 長谷部太郎:伊藤篤史
- 村田健:濱蔦瑞樹
- 野辺山緑:佳梯かこ
- 水谷先生:伊沢勉
- 聖天宮宣子:火田詮子
ゲスト出演者
- 川村幹也:東野竜三(第1・3話)
- 羽左間美千代:李麗仙(第3話)、田島祥子(少女時代、第3話)
- 立野正治:柾木卓(第3話)、井上駿(少年時代、第3話)
- 石部:横山揮英(第4話)
- アナウンサー:黒川慶一(第4・8話)
- 有原哲:阿部優也(第5話)
- 八代佳子:森美稚子(第5話)
- 松下幸一:山科淳司(第6話)
- 任紀高志:湯原昌幸(第7話)
- 大山次郎:川本貴浩(第7話)
- ダブダブラ大統領:オスマン・サンコン(第8話)
- ブラック・キューピッド:伊藤友乃(第8話)
- 野辺山カスミ:山崎直子(第9・10話)
パロディ
もともと藤子・F・不二雄の作品は、他作品のキャラクターを出演させることが多い。特にドラえもんではその傾向が顕著である。
『ドラえもん』てんとう虫コミックス32巻の「なんでも空港」において、空を飛んでいる魔美が地上に降ろされるシーンがある。また、31巻には「エスパースネ夫」という話がある。
2006年3月6日公開の『ドラえもん のび太の恐竜2006』では人混みの中に魔美と高畑が紛れ込んでいる。
逆に『エスパー魔美』の『うそ×うそ=?』では近所の住民の中にスネ夫やドラえもん、のび太、ジャイアン、静香が登場している。このときスネ夫のみ台詞があり、アニメ版ではドラえもんのBGMが流れたり、声優の肝付兼太がゲスト参加している。 同じく、『ずっこけお正月』でも近所の子どもとしてジャイアンとスネ夫が登場しているが、こちらはアニメ化されていないエピソードである。
2007年3月10日公開の映画『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜』において、作中のテレビアニメ番組として「魔法少女マミ」(魔法の世界では「科学少女マミ」)が描かれ、その主人公として魔美をベースとしたキャラクターが登場した。マミの声を演じたのは瀬那歩美(元祖魔美役であるよこざわけい子が代表を務める事務所に所属している)。明確に魔美をモチーフとしたキャラクターが藤子アニメに登場したのは、本編が終了して以来18年ぶりのこと。
2010年11月19日放送のアニメ、ドラえもん『あやとり世界の王様に』においてモブキャラクターとして登場。クラスメートのノンちゃんといっしょにのび太の活躍に賞賛の拍手を送っていた。
なお、逆に他の漫画家にパロディ化された例として、吾妻ひでお『エスパー三蔵』があり、作中に魔美も1コマだけ登場している。
関連項目
脚注
- ^ gooランキング 思い出に残る女の子の変身少女キャラクターランキングや2010年に発売されたコンピレーションCD「キラキラ♡魔女っ娘♡cluv」には他の魔法少女とともに魔美もその名を連ねている。
- ^ 小学館コロコロ文庫版単行本第1巻では森下一仁により「下手というより、殺人的な食べ物しか作れない」と解説されている。作中では調理中に爆発事故を起こした。
- ^ 高畑から「価値観の相違」について教えられたときは「カニ缶」と間違って覚えていた。
- ^ 連載当時には児童ポルノ禁止法は存在せず。現在では娘といえども、謝礼を払う約束をして14歳の少女をヌードにすれば違法行為になる。
- ^ エスパー魔美の仁丹消費量を検証してみた(Excite コネタ)
- ^ 『ドキドキ土器の巻』『ここ掘れフャンフャンの巻』
- ^ 『サブローは鉄砲玉の巻』
- ^ 『エスパー危機一髪の巻』
- ^ 『名犬コンポコポンの巻』
- ^ 藤子・F・不二雄大全集 エスパー魔美 第1巻の原による解説、p363。
- ^ 第108話「23時55分の反抗」
- ^ 第101話「魔美に片思い」
- ^ 『エスパーはだれ?の巻』『勉強もあるのダの巻』など
- ^ 『リアリズム殺人事件の巻』
- ^ 『アニメーション監督 原恵一』P35。原は「その頃から大人の人が涙ぐんでくれるのを見かけました」とも述べている。