ちゅらさん

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ちゅらさん
「民宿こはぐら荘」として使用された住宅。撮影後しばらく空家であったが、現在は居住者がいる。
ジャンル テレビドラマ
脚本 岡田惠和
出演者 国仲涼子ほか
オープニング KiroroBest Friend
製作
プロデューサー 菅康弘
制作 NHK
放送
放送国・地域日本の旗 日本
ちゅらさん
放送期間2001年4月2日 - 9月29日
放送時間月曜日 - 土曜日8:15 - 8:30(NHK総合テレビジョンでの本放送時間)
放送分15分
回数156
ちゅらさん2
放送期間2003年3月31日 - 4月28日
放送時間月曜日21:15 - 21:58
放送分43分
回数6
ちゅらさん3
放送期間2004年9月13日 - 10月11日
放送時間月曜日21:15 - 21:58
放送分43分
回数5
ちゅらさん4
放送期間2007年1月13日 - 1月20日
放送時間土曜日21:00 - 21:58
放送分58分
回数2
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「シュガーロード」

ちゅらさん』は、2001年度上半期に放送された、NHK連続テレビ小説』シリーズのテレビドラマ

シリーズ史上初の沖縄県小浜島)を主要な舞台とした作品。全156回。脚本岡田惠和。連続テレビ小説第64作目(放送40周年記念作品)。

シリーズ化され、続編にあたるパート2、3、4も制作された。

概説

沖縄東京を舞台に、ヒロイン・古波蔵(上村)恵里国仲涼子)の人間的な成長物語を中心に、上村文也(小橋賢児)との恋の行方、両親や兄弟、祖母など恵里を見守る家族との強い絆、個性的な一風館の住人達や、看護師として働く職場の人々の人間模様を描いた群像劇。

平均視聴率は22.2%、最高視聴率は29.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

視聴者からも高い評価を得ており[1]、『連続テレビ小説』としては『おしん』に続き2番目となる、全話を収録した完全版VHSDVDが発売された。また、2004年4月から9月までBS2で全156話のアンコール再放送が放送され、LaLa TVにおいても2005年4月 - 9月に続き、2006年4月から9月まで再放送された。2009年10月よりチャンネル銀河でも再放送された。

NHKテレビ放送50周年を記念して2003年に行った「もう一度見たいあの番組リクエスト・連続ドラマ部門」で、本作は第1位に輝いた(ちなみに、大河ドラマ部門での第1位は『独眼竜政宗』だが、村田雄浩は両作品に出演している)。また、「朝日新聞」2010年9月25日付のbeランキング「心に残る朝ドラヒロイン」アンケート結果では、本作のヒロインである国仲涼子は第3位だった(これは、第1位の樫山文枝おはなはん』、第2位の田中裕子おしん』に次ぐ順位である)。

2003年3月31日から4月28日3月31日は2本立て)まで総合テレビの『月曜ドラマシリーズ』として続編の「ちゅらさん2」(全6話)が放送され、更に2004年9月13日から10月11日まで続々編「ちゅらさん3」(全5話)が放送された。NHKドラマの続編(パート2)は2000年放送の「私の青空」の続編「私の青空2002」以来2作目、続々編(パート3)は史上初の出来事である。続編によって朝ドラだった部分は一応「パート1」とされている。2007年1月に『土曜ドラマ』でパート4を2回シリーズで放映した。朝ドラの続編としてはロングラン記録を更新したこととなる。ただし徐々に放送時間は減っている。

  1話あたりの長さ 話数
パート1 14分 156 39時間(1週分は15分×6話で90分)
パート2 43分 6 4時間18分(朝ドラ換算で約3週分)
パート3 43分 5 3時間35分(朝ドラ換算で約2.5週分)
パート4 58分 2 1時間56分(朝ドラ換算で約1.3週分)

なお、副音声の解説は朝ドラ版(第1シリーズ)だけで、第2シリーズ以後はステレオ放送のみ行われている。

河あきら作画によるコミック版も双葉社から発売された。連続テレビ小説の漫画化は本作以降、2011年5月から『おひさま』で電子書籍での連載が行われているが、現時点では、本作以降、冊子での漫画化は行われていない。

「ちゅらさん」という言葉の意味

タイトルである「ちゅらさん」は美しいさま、立派なさまを褒め称えるときに使用する沖縄方言形容詞終止形である。

ちゅらさん

概要

  • 放送局:NHK総合NHK衛星第二
  • 放送枠:連続テレビ小説
  • 放送日:2001年4月2日 - 9月29日
  • 放送時間
    • 毎週月曜日 - 土曜日 07:30 - 07:45(NHK衛星第二)
    • 毎週月曜日 - 土曜日 08:15 - 08:30(NHK総合)
    • 毎週月曜日 - 土曜日 12:45 - 13:00(NHK総合、再放送
    • 毎週土曜日 09:30 - 11:00(NHK衛星第二、1週間分一括再放送)
  • 放送回数:全156回
  • 視聴率:平均視聴率22.2%、初回視聴率21.3%、最高視聴率29.3%
※数字は視聴率ビデオリサーチ社調べ・関東地区)

特別編・総集編概要

ちゅらさん 大百科

ちゅらさん 海の日特集「美ら海の約束」

  • 放送局:NHK総合
  • 放送日:2001年7月20日海の日
  • 放送時間:09:30~10:45
    • 朝ドラの放送中に、部分的な総集編が行われたのはこの作品が初めての例である。これは4月の少女時代編をベースに再構成したもの。

ちゅらさん 総集編

  • タイトル
    • 第1回 「美(ちゅ)ら島の出逢い」(第1週 - 第4週)
    • 第2回 「ガジュマルの樹の下で」(第5週 - 第14週)
    • 最終回 「命(ぬち)どぅ宝」(第15週 - 最終週)

※各話の区切りを考慮して各75分×3回の構成となっている。(でも通常60分×4回なので合計時間は実は少ない)

スタッフ

作詞・作曲:玉城千春、編曲:重実徹、歌:Kiroro
  • ギター・バンジョー・ウクレレ演奏:千代正行
  • サックス・フルート・クラリネット演奏:平原まこと
  • ハープ演奏:朝川朋之
  • 語り:平良とみ(古波蔵ハナ役を兼任)
  • 副音声解説:関根信昭
  • 沖縄風俗考証:与那覇恵子
  • 沖縄ことば指導:藤木勇人(兼城昌秀役を兼任)
  • 三線指導:親盛隆司
  • 沖縄料理指導:尚承
  • 琉球舞踊指導:志田房子
  • 看護指導:井部俊子
  • 医事指導:中村毅志夫、増田豊
  • 撮影協力:沖縄県、沖縄県那覇市、沖縄県竹富町
  • 制作統括:菅康弘
  • 制作:越智篤志
  • 技術:鈴木秀夫、田中満
  • 美術:山下恒彦、西之原豪
  • 音響効果:平塚満、山田正幸、畑奈穂子
  • 編集:久松伊織、井坂尚子
  • 撮影:中村忍、熊木良次
  • 照明:久慈和好、青井紀子
  • 音声:奈良孝広
  • 映像技術:水元祐二、田淵英明、米山博之
  • 美術進行:江良勝紀
  • 演出:榎戸崇泰、遠藤理史、大友啓史、渡辺一貴、藤井靖、高橋練、堀切園健太郎
  • 制作・著作:NHK

キャスト

※名字表記は、基本的に初登場時の旧姓とし、括弧内は劇中で姓が変わった後の現姓とする。また、〔〕内の数字は出演したシリーズを記す(1は連続テレビ小説版、回想・写真のみの場合は除外する)。

古波蔵家

本作の主人公。愛称はえりぃ。和也・文也兄弟との出会いや上京など様々な経験を経て成長し、看護婦(後に看護師)となる。朝起きるのが苦手で、目覚まし時計をたくさん使っている。なお、子供の頃に文也からもらったスーパーボールを宝物にしていた。
  • 古波蔵 ハナ(こはぐら はな)〔1 - 4〕 - 平良とみ(ナレーション兼任)
恵里・恵達の祖母、恵文の母、勝子の姑。愛称はおばぁ(本来「おばぁ」は自分の祖母に対しての呼称だが、ハナは家族以外の人からも「おばぁ」と呼ばれている)。古波蔵家で最も元気かつ精神的にタフであり、家族から頼りにされている。恵里から電話がかかるのを予知する能力を持つ(おばぁになると備わる能力なのか、恵里妊娠後は勝子も予知できるようになった)。2の終盤で再婚したが、相手の男性は全く登場せず、3以降も古波蔵姓のままである。
  • 古波蔵 恵文(こはぐら けいぶん)〔1 - 4〕 - 堺正章
勝子の夫で恵里・恵達の父、恵尚の継父。恐妻家小浜島民宿「こはぐら荘」を経営していたが、那覇に引越後はタクシードライバーを仕事にしている。暢気な性格で頼りないが、時々含蓄のある台詞を口にして恵里を暖かく励ます。恵里のことが心配でおばぁの予知通りに電話がかかってくると真っ先に受話器をとろうとするが、いつも他の人にとられてしまう。そして自分にかわってもらった時には既に電話が切れている。また浮気性で美人にめっぽう弱いが、いつもすぐにばれてしまい勝子とおばぁから手厳しく叱られてばかりいる。勝子からは文ちゃんもしくは恵文さんと呼ばれている。
  • 古波蔵 勝子(こはぐら かつこ)〔1 - 4〕 - 田中好子
恵文の妻で恵尚・恵里・恵達の母。しっかり者で、家族の中ではツッコミ役になることが多い。恵文と結婚する前、昔の恋人の子(恵尚)を妊娠していたが、恵文がわが子同然に育てることを知って結婚した。旧姓は比嘉。勝子がゴーヤーマンの買い取りを実家に頼んで200個売れたことと勝子のセリフ(親戚一同合わせるとそれぐらいいる)から、比嘉家の一族は200名近くいるらしい。
恵里・恵達の異父兄。日本各地を旅している風来坊で、マスコット人形「ゴーヤーマン」を製作して大儲けしようとするが失敗。在庫の山が残ってしまったため、現在でも「ゴーヤーマン」を完売するために各地を渡り歩いている。ちなみに彼の名付け親はおばぁで結婚の経緯を知った上で恵文から一字取って名づけている。血がつながっていないにもかかわらず、性格は恵文によく似ている。
恵里の弟。古波蔵家の中では珍しく、冷静で現実的な性格。高校1年の時、金城に恋し、金城がロックが好きな事を知り、ロックに目覚める。高校を中退し、やがて上京し、「一風館」で恵里と一緒に暮らす。恵里によく憎まれ口をたたくが、いつも恵里の事を心配して、恵里を傷つけたと思って文也を殴りにいくほど大の姉思いである。一度はCDデビューしたが、甥の和也のために作った曲は売れなかった。恵里の親友で自分の昔からのファンだった祥子と結婚し、3で一児の父となった。4ではニューオーリンズに修行の旅に出て、写真と回想でしか登場しない。1では一風館で恵里と同じ部屋で暮らし恵里が文也と結婚すると柴田と同じ部屋、祥子と結婚すると二人で暮らす。

上村家

恵里の初恋相手。兄・和也の死をきっかけに医者の道を志し、内科医となる。幼い頃に交わした恵里との約束を子供の頃の思い出ととらえていたが、一途に思い続けた恵里の心に打たれて結婚する。2以降は小浜島で診療所を開く。
  • 上村 和也(うえむら かずや)〔1 - 4〕 - 遠藤雄弥
文也の兄。病弱で、療養に訪れた小浜島で短い生涯を閉じる。恵里と文也の仲を取り持ち、死後もしばしば2人の夢枕に現れる。
  • 上村 静子(うえむら しずこ)〔1 - 4〕 - 真野響子
文也・和也の母。のちに恵里の姑。キャリアウーマンで、文也や恵里とは友達感覚で接する。長年、息子・和也の死んだ小浜島に行く事を躊躇っていたが、孫・和也の病気を治すために小浜島に足を運ぶ。意外と性格は明るい。
  • 上村 伸生(うえむら のぶお)〔1〕 - 勝野洋
文也・和也の父。息子・和也の死からまもなく、交通事故で他界。
  • 上村 和也(うえむら かずや)〔1 - 4〕 - 鈴木翔吾
恵里・文也の息子。両親の意向で、亡くなった伯父と同じ名前を付けられた。ある出来事が原因で対人恐怖症になってしまうが、小浜島で病に倒れた恵里を助けるために勇気を出して奮闘し、無事に克服する。

一風館

  • 桐野(島田) みづえ(きりの(しまだ) みづえ)〔1 - 4〕 - 丹阿弥谷津子
管理人。世界各地の料理を得意としている。太平洋戦争で家族を失い未亡人となっていたが、島田と老いらくの恋を実らせて結婚する。
  • 島田 大心(しまだ だいしん)〔1 - 4〕 - 北村和夫
元外科医。後述の北栄総合病院に勤めていたことがある。妻の病気を治すことができなかったことを悔い、当初は部屋に引き篭もってオペラのレコードを聞き、他の住人と全く交際せず孤独だった。だが、病気になった時に恵里に助けられ、彼女が看護婦になるきっかけを作ると同時に、他人に心を開くようになった。一時息子(次男)の元へ帰って「一風館」を離れるが、数年後に戻りみづえと再婚した。
  • 城ノ内 真理亜(じょうのうち まりあ)〔1 - 4〕 - 菅野美穂
メルヘン小説家。東京出身。毒舌で皮肉屋だが、いつも恵里や容子に振り回されて自分のペースを狂わされてしまう。しかも、いつの間か彼女の部屋が恵里と容子のたまり場のようになっており、そのことに辟易している様子を見せる。しかし本当は面倒見が良く、恵里の事を嫌っている様に見えて実は誰よりも心配し興味があるのだが、それを素直に表せないツンデレタイプ。その反面、子供好きで和也には素直に接することができる。また、恵里がいないとかえってスランプになってしまう。「あんたバカぁ?」が口癖。恵里に率直な意見を言う。容子と恵里を姉妹同然に思っている。食べ物を食べる前にクンクンにおいを嗅ぐ癖があったが、3と4では癖を直したようだ。
本名は田中久子(たなか ひさこ)だが、本人は本名で呼ばれることを激しく嫌っている。これはある悲しい過去が原因で、いつも黒服を着ているのも同じような理由がある。また、一風館に最初から住んでいるメンバーの中で唯一現在も独身だが、こちらもとある過去の出来事が起因している。尚、第一部で盲腸炎にかかり運悪く見舞い人が沢山きている時にガスを出してしまった。
  • 柴田 幸造(しばた こうぞう)〔1 - 4〕 - 村田雄浩
製薬会社のサラリーマンで、役職は係長代理。北海道出身。恵里が入居した時は出ていくための引越しの最中だったが、恵里を見て一目惚れし、とりやめた。だが、片思いに終わった。とても温厚で優しい性格のため、和也からもよくなつかれている。過去に体験した事と似ているシチュエーションに遭遇した際に「似ている…!」と言い、彼にスポットライトが当たり当時の事を演説の様に話し始める(結婚後は、話し始めると妻の容子に制止される事が多い。3では島田と遙にも同様のシーンが見られる)。またあまり目立つ方ではないので自分に話がふられずに終わってしまい、そのことに抗議することが多い。4で容子と共に小浜島に移住する。乳製品を多く所持し 1 では恵達、文也、島田、和也など一風館の男達と男ゆんたくをする。
  • 池端(柴田) 容子(いけはた(しばた) ようこ)〔1 - 4〕 - 余貴美子
旅行会社で働くOL。長野県出身。かつて恵文が小浜島で営んでいた民宿のパンフレットを入手して那覇までやってくるも、既に店じまいして連絡が取れずに途方にくれ、バスの時刻表を見ていたところ、偶然にも恵里と出会い、「友達」になる。その後、彼女を頼って上京した恵里や真理亜に姉のように接し、何かと面倒を見る。よく転ぶ癖がある。また自分の行きつけの店へ恵里らを連れていくと携帯電話に連絡が来て、途中で出ていく羽目に陥ることが多いが、その時は「この店はツケがきくから安心して食べて。」というようなことを言って出ていく。極度の近眼であり、コンタクトレンズがないと顔と顔をキスするくらいまで近付けないと相手の顔を判別できない。ちなみに最初に沖縄にやってきた時に恵文に惚れられ、古波蔵家でひと騒動起きた。

北栄総合病院

  • 下柳 聡子(しもやなぎ さとこ)〔1 - 4〕 - 戸田恵子
婦長、後に看護部長。看護師の姿の印象が強いため、私服だと患者から全く気付かれない。ちなみに上述の島田の入院時に担当となった縁で恵里と知り合い、島田が治った後も頻繁にやってくる恵里に「いっそのこと看護婦になっちゃえば。」と冗談を言ったことがきっかけで、彼女が看護師を目指すことになった。また恵里が現われてからはなぜか肩こりに悩まされるようになっている。
  • 佐々木(古波蔵) 奈々子(ささき(こはぐら) ななこ)〔1 - 4〕 - 佐藤藍子
恵里の先輩看護師。恵尚の妻。恵里の指導を担当するが、彼女のドジぶりに頭を悩ませ、聡子同様、肩こりにも悩まされるようになった。1の最終回で突如恵尚と結婚するが、恵尚が「ゴーヤーマン」を完売するため各地を飛び回っているため、2以降は「一風館」に住んでいる。
  • 中町(古波蔵) 祥子(なかまち(こはぐら) しょうこ)〔1 - 4〕 - 山口あゆみ
恵里の1歳年下の同期看護師。後に恵達の妻となる。恵里とは違って優秀で成績はオール4。彼女曰く、失敗を恐れるために悪い成績はとらないが冒険したがらないために5をとることができず、この成績だった。ドジな恵里に興味を抱き、彼女に頼みこんで友達になる(恵里自身は出会った時から彼女を友達だと思っていた)。アマチュアロックバンド時代からの恵達の大ファンで、結婚後は夫の最大の理解者となる。
女医。文也の元恋人で、当初は恵里に激しくライバル意識を持っていた。2では「一風館」の住人となるが、4では離れた様子。
聡子の後任婦長。息子が3人もいる大家族で、いつも大きな弁当箱を持参している。当初は鬼婦長を目指して厳しく仕事にあたっていたが、実際はきさくでお笑い好き。それがバレてからは寛大な婦長に転身した。出番が少ない事を少なからず気にしている。
恵里が初めて指導した看護婦。引っ込み思案のところがあり、明るく振舞う恵里を見て自信をなくし、一度辞めてしまうが、自分よりもあなたの方が看護婦に向いているから自分が辞めるという趣旨の恵里の言葉を聞いて思い直し、復帰した。金沢出身。
  • 倉田 りほ(くらた - )〔1〕 - 橋爪しのぶ
祥子が初めて指導した看護婦。
  • 土井(どい)〔1〕 - 大定純子
  • 野口(のぐち)〔1〕 - 佐藤匡美
恵里の同僚。

その他のレギュラー出演者

  • 兼城 昌秀(かねしろ まさひで)〔1 - 4〕 - 藤木勇人(沖縄ことば指導を兼任)
沖縄料理屋「ゆがふ」店長。元々は容子の行きつけの店だったが、上京した恵里の歓迎会を行なった縁から恵里の最初のアルバイト先になり、さらには「一風館」住人のたまり場となっていく。なお容子に好意を持っていたが、彼女はその思いに気づかなかった。
「島袋製作所」の若社長で、恵尚の幼馴染。ほぼ毎日、古波蔵家を訪ねて来ては勝手にあがりこみ、共に食事をしたりしている。しかし殺人的なまでに間が悪く、大事な場面に限ってやって来ては場を白けさせてしまうので、よく古波蔵家の人々に無視されたり、言いたい放題言われたり、散々な扱いを受ける事が多い。なお「ゴーヤーマン」製作に携わっているため、古波蔵家が抱えている借金の債権者でもあるのだが、人がいいので特に督促はしていない。
  • 与那原 誠(よなばる まこと)〔1 - 3〕 - 宮良忍(DA PUMP
恵里の高校の同級生で野球部のエースかつキャプテン。恵里に片思いしている。卒業後は大阪の会社に就職し、社会人野球のチームに入るが、肘を故障し、東京へ転勤後に沖縄へ帰った。その後、琉美子と結婚。妄想癖があり、自分が恵里と過ごすことをよく妄想する。その悪い癖は結婚後も治らず、恵里と文也が別れて自分が恵里と結婚する不謹慎な妄想を抱いては、よく琉美子に叱られている。
  • 前原(与那原) 琉美子(まえはら(よなばる) るみこ)〔1 - 4〕 - 前原絵理
恵里の高校の同級生で親友。恵里同様野球部のマネージャー。高校時代から誠のことが好きだったが、同時に誠が恵里に片思いしていることも高校時代から気がついている。後に念願かなって誠の妻になる。彼女が東京の大学を受験したことが恵里が上京を決意するきっかけになったが、恵里とは対照的に沖縄に残る道を選んだ。
  • 与那原 彩乃(よなばる あやの)〔1 - 4〕 - 佐藤琴未
誠・琉美子の娘。和也(恵里の子)と仲が良い。
  • ジョージ 我那覇(じょーじ がなは)〔1 - 3〕 - 鮎川誠
恵達のロックの師匠。猛の兄。那覇在住。
  • 我那覇 猛(がなは たけし)〔1 - 3〕 - 川平慈英
恵達のバンドのプロデューサー。ジョージの弟。東京在住。
  • 黒島(くろしま)〔1 - 3〕 - 比嘉栄昇(BEGIN
出来心で「ゆがふ」のお金が入ったカバンを恵里の自転車のかごから盗んでしまう。謝罪した後は「ゆがふ」の常連客となる。後に仲間(演:上地等、島袋優(共にBEGIN))と常に三人セットで登場するが、「2」では仲間が彼女(玉城千春、金城綾乃(共にKiroro))ができたのに対して、黒島だけ独り身になってしまった。
「ゆがふ」の常連客。

その他のゲスト出演者

※全て連続テレビ小説のみの出演。

恵里の高校の同窓会長。沖縄県大会を勝ち抜き甲子園出場が見えてきた野球部の祝勝会に呼ばれて鼓舞激励するが、高校の歴史を延々と話すため、話が長い。
  • 金城 ゆかり(きんじょう ゆかり) - ベッキー
恵達が思いを寄せた同級生。父はアメリカ人。恵里が結婚した頃にアメリカに帰ることになり、ジョージに別れの挨拶に来ていたところに偶然恵達がやってきて再会。恵達が好意をいだいていたことを知っていたと言い、恵達の頬にキス。全米デビューを目指してがんばれと言って別れた。
恵里が初めて単独で看護した患者。ヒステリーを起こして恵里を困らせる。
  • 照屋 ウシ - にれはらゆい
ハナの旧友であるベテラン助産婦。恵里の出産を手伝う。
島田の息子。父とは不仲。
北栄総合病院の入院患者。
  • 比嘉家の長老 - 平良進
  • 比嘉家のおばあ - 金城フミ、宮里常子、宮城タケ
  • 宮良のおじさん - 玉城満
  • 宮良のおばあ - 玉城文子
  • カメラマン - 島田洋七
  • キャスター - 佐藤江梨子
  • 試験の先生 - 桜金造
  • 校長 - 南雲勇助
  • 教頭 - 村松利史
  • 宮里先生 - 新納敏正
  • 先生 - つちだきくお
  • 医師 - 東條進
  • 保母 - 福沢亜希子
  • 占い師 - 猫田直
  • タクシーの客 - 古牧絵理子、宇堂翔子一郎
  • みやげ物屋の客 - 田原雅之
  • ロックバンド -バッカス (ロックバンド)|バッカス
  • ロックボーカリスト - 正木泉
  • ギタリスト - 高山一也
  • 野球部員 - 中野雅文、西村豪起、高橋さとる、池山孝明、上地慶
  • 総菜屋のおばあ - 赤道はるか、親泊良子、和泉ちぬ
  • その他 - 平岩紙、西田聖士郎、市川しんぺー、結城貴史、富樫真、吉本怜朗、広瀬久美、氏家恵亀山助清、谷本一、芦沢孝子猫背椿 他

各週のサブタイトル

ちゅらさん2

概要

第1作から半年後の設定。テーマは「夫婦」。

※数字は視聴率ビデオリサーチ社調べ・関東地区)

スタッフ

  • 脚本:岡田惠和
  • 音楽:丸山和範
  • 演奏:新音楽協会
  • 三線指導:親盛隆司
  • 音響効果:山田正幸、畑奈穂子
  • 制作統括:菅康弘
  • 制作:越智篤志
  • 美術:山下恒彦、西之原豪
  • 演出:大友啓史、木本一博
  • 制作・著作:NHK

キャスト

※連続テレビ小説からの出演者はパート1を参照

  • 新城 たけし(しんじょう たけし) - 谷隼人
勝子の元恋人で、恵尚の実父。
恵里の訪問看護先の患者。バニラアイスクリームが好物。
  • 紺野 渉(こんの わたる) - 山本學
真知子の夫。
「ゆがふ」の従業員。
  • 喜屋武(きゃん) - 辺土名一茶(DA PUMP
「ゆがふ」の客。
  • 玉城(たましろ) - 奥本健(DA PUMP
「ゆがふ」の客。
  • 平良(たいら) - 玉城幸也(DA PUMP
「ゆがふ」の客。
おばぁの恋人。

サブタイトル

  • 第1回 「ハイタイ!恵里、元気です」(2003年3月31日
  • 第2回 「対決!男(いきが)対女(いなぐ)」(2003年3月31日
  • 第3回 「兄ぃ兄ぃの涙(なだ)」(2003年4月7日
  • 第4回 「それぞれの出立(んじたち)」(2003年4月14日
  • 第5回 「太陽(ていだ)のように」(2003年4月21日
  • 最終回 「おばぁの祝宴(すーじ)」(2003年4月28日

主題歌・挿入歌

作詞:木村武達、作曲:ミヤギマモル、編曲:Haya10、歌:国仲涼子インディペンデントレーベル)※歌手デビュー曲

ちゅらさん3

概要

テーマは「親子」。

※数字は視聴率ビデオリサーチ社調べ・関東地区)

スタッフ

  • 脚本:岡田惠和
  • 音楽:丸山和範
  • 演奏:新音楽協会
  • 三線指導:親盛隆司
  • 制作統括:峰島総生
  • 制作:六山浩一
  • 美術:山下恒彦、清水謙輔
  • 音響効果:畑奈穂子、山田正幸、吉田直矢
  • 演出:大友啓史、高橋練、石塚嘉
  • 制作・著作:NHK

キャスト

※連続テレビ小説からの出演者はパート1を参照

  • 辻内 美帆子(つじうち みほこ) - 奥貫薫
恵里の訪問看護先の患者。
美帆子の娘。

サブタイトル

  • 第1回 「御(う)祝(ゆ)えーがいっぱい」(2004年9月13日
  • 第2回 「親子(うやっくわ)の思(うむ)い」(2004年9月20日
  • 第3回 「太陽(てぃだ)を心に」(2004年9月27日
  • 第4回 「かりゆしの笑顔」(2004年10月4日
  • 最終回 「美(ちゅ)ら海がくれた命」(2004年10月11日

主題歌・挿入歌

作詞:渡辺なつみ、作曲:松本良喜、編曲:星野孝文、ストリングスアレンジ:村山達哉
歌:国仲涼子、コーラス:川村ゆみポニーキャニオン

ちゅらさん4

概要

テーマは「家族の愛・人の絆」。ハイビジョン製作(NHK総合では16:9の画像サイズで放送)。今回では恵里、容子、真理亜の関係にもスポットを当てている。

スタッフ

キャスト

※連続テレビ小説との同キャストはパート1を参照

4人とも本名で出演しており、沢詩は「2」とは別役。

主題歌・挿入歌

作詞:木村武達、作曲:ミヤギマモル、編曲:Haya10、歌:国仲涼子

サブタイトル

  • 前編 「おばぁの涙(なだ)」(2007年1月13日放送)
  • 後編 「ゆんたく三姉妹」(2007年1月20日放送)

再放送

ちゅらさん

ちゅらさん2

  • 2006年10月4日 - 10月19日(LaLa TV)
    LaLa TV の放送日時は、初回放送分のもの。他にリピート放送がある。

豆知識

  • オープニングとエンディングは浜辺をやどかりが画面を横切るように歩くシーンが使われているが、物語の展開上、ヒロインがずっこけるような終わり方をした回(53話や59話など)では、やどかりが波にさらわれてこけるシーンを見ることができる。
  • 小浜島には民宿「こはぐら荘」の撮影で使用された家が残されている。本来は民宿ではなく、普通の家である。
  • 作中でたびたび使われる島の港は、通常定期船が入港する小浜港ではなく、島の最西端にある細崎港である。
  • 出演者が港へ向かう時や港から帰ってくる時に通称「シュガーロード」という一本道を行き来するシーンが数多く描かれているが、実際は集落から東南へ伸びる道であり、港のある西方面へは通じていない。
  • シュガーロードの先には、「はいむるぶし」という当時島の面積の5分の1を占めた巨大リゾート施設があり、ロケ時には撮影隊のベースとなった。小浜島がロケ地に選ばれたのは、多くのスタッフ・出演者を受け入れることが出来るこの施設の存在が大きい。
  • 作中、古波蔵恵文が乗っていた黄色い車(送迎用ワーゲン)は「はいむるぶし」に長く展示されていたが、潮風のため老朽化が激しく2008年に廃棄処分となった。
  • 実際の小浜島には県立八重山病院小浜診療所に医師が常駐している。なお、重病人が出たときは海上保安庁のヘリコプターで石垣島へ搬送をしている。
  • 「和也の樹」は台風で倒されてしまい現在のは2代目。また私有地のため立ち入りは制限されている。
  • 第1話では3人が漁船で来島しているが、観光客は通常高速船(季節により違うが1日20便前後)で訪れることが多い。フェリーは週3回4便が運航されている。
  • 恵里の弟、恵達を演じた山田孝之は、ちゅらさん3の時は多忙なためスケジュールが合わず出番が少なく、ちゅらさん4に至っては、回想シーンと写真のみの登場になってしまった。
  • 妖精(キジムナー)の存在という一般的には非現実的とされることに肯定的な側面がある。いずれも、ユタの存在や土着の民話などの、沖縄で一般的な習俗をもとにしている筋書きといえる。
  • 沖縄に縁のある出演者が多いのも特徴。まず、ヒロインを演じた国仲涼子は、ドラマ同様沖縄県出身である。恵達役の山田孝之は、祖母が沖縄県出身(本人は鹿児島出身)。おばぁ役の平良とみも、沖縄県出身。その他の主要人物では、恵尚役のゴリ&島袋社長役の川田のガレッジセール、「ゆがふ」店長役の藤木勇人、与那原誠役のSHINOBU、前原琉美子役の前原絵理、我那覇猛役の川平慈英等が沖縄県出身である。また、沖縄料理店「ゆがふ」のシーンでは、主題歌を歌う「Kiroro」や「BEGIN」、「ダチョウ倶楽部」の肥後克広といった沖縄出身者が客として多数出演している(「ゆがふ」の売上金を盗む黒島猛役を演じたBEGINの比嘉栄昇は、謝罪の場面(ちゅらさん第41回)で普段は脱がない帽子を脱いだ)。ちゅらさん2ではDA PUMP、ちゅらさん3では古謝美佐子、ちゅらさん4ではMAXが「ゆがふ」の客として出演している。いわゆる「その他大勢」役には、東京在住の沖縄県人会会員が参加した。
  • 出演者のほとんどが歌手または歌手としてCDデビューを果たしているのも特徴である。ヒロイン国仲涼子はちゅらさん2の主題歌「琉球ムーン」で、古波蔵恵尚役のゴリ&島袋社長役の川田のガレッジセールは挿入歌「天下無敵のゴーヤーマン」でそれぞれ歌手デビューを果たしているほか、上村文也役の小橋賢児はアニメ「赤ちゃんと僕」の主題歌「B.B.B.」で、下柳聡子看護部長役の戸田恵子は16歳の時に「あゆ朱美」名義で、金城ゆかり役のベッキーは「ベッキー♪♯」名義で、西宮遙役の小西真奈美は後に小西自身が出演した映画『Sweet Rain 死神の精度』の主題歌「Sunny Day」で劇中の役名である藤木一恵名義で、柴田幸造役の村田雄浩は自身が出演していたドラマ『渡る世間は鬼ばかり』のドラマ内のバンド「渡鬼おやじバンド」の一員としてそれぞれ歌手デビューを果たしている。また、古波蔵恵文役の堺正章は元スパイダース、古波蔵勝子役の田中好子は元キャンディーズ、城ノ内真理亜役の菅野美穂は元桜っ子クラブさくら組で、それぞれグループ解散後は歌手としてソロデビューを果たしている。さらにその他では主題歌を歌うKiroroBEGINDA PUMPMAX古謝美佐子といった音楽家や音楽バンド・グループが出演している。また、肥後克広ダチョウ倶楽部として歌手デビューを果たしているほか、田所幸子役の宮村優子も歌手デビューを果たしている。
  • 古い集合住宅)が舞台、住民(他登場人物)同士による厳しくとも優しい心の交流、ヒロインが天然ボケの美女、いい場面で邪魔が入るなどの展開から、『めぞん一刻』オマージュしているという声がある。脚本の岡田惠和は『めぞん一刻』のファンであり、後に『めぞん一刻』の実写ドラマ版を手掛けている。
  • 少女時代の恵里と文也の出逢いを描いた序盤の総集編が2001年7月20日に「海の日スペシャル 美ら海の約束」と題して放送された。ドラマの放送中に特別編が放送されるのは当時として極めて異例のことであった。
  • 脚本家である岡田惠和の母方の姓が「古波蔵」であるので主人公一家の家名をそのように名付けた。また、堺正章田中好子の役名は、その母方の祖父母の名前をそのまま使っている。
  • 「ちゅらさん4」で市場のおばぁとして出演している吉田妙子と、西宮遥役の小西真奈美は同じく沖縄を舞台にしたドラマ『瑠璃の島』にも出演している(こちらは小浜島と同じ八重山列島にある鳩間島が舞台)。
  • ドラマの人気もあいまって、沖縄に住む高齢者女性のことを「オバア」と親しく呼ぶ風習が本土に広がったが、実際には親族が祖母に対し呼びかける言葉である為、他人の祖母に対して「オバア」と呼びかけるのは大変失礼なことである。
  • 2009年5月NHKオンデマンドで『ちゅらさん』第一話から第六話を無料配信したところ、パソコン新規登録会員数が過去最大を記録したことが、福地茂雄会長の記者会見により明らかにされた。
  • 番組をきっかけに、小浜島では毎年6月中旬の土日、地元を全国にアピールするイベント「ちゅらさん祭り」が催されている。出演した俳優のトークショー、伝統芸能の披露、ミュージシャンなどによるコンサートなどが行われる。前日祭の「小浜節大会」では島の方言で歌われる「小浜節」の歌唱力が競われる。
  • 古波蔵勝子役を演じた田中好子は2011年4月21日に乳がんで死去した。同月24日の通夜には『ちゅらさん』で共演した国仲涼子堺正章ゴリ山田孝之も参列した。国仲は、「いろんなものをもらってばかりで、私からは何もしてあげられなかった」「いつもかわいい声で『恵里』って呼んでくれた姿が印象的でした」と涙ながらに報道陣の前で語った。堺は、「朝から夜遅くまで笑顔を絶やさないのが、印象に残っています。役者を長くやっていても、彼女は何色にも染まらず、透明感を持ち続けてました」「もっと生きて欲しかったけど、少しは楽になったのなら良かったのかな」と語り[2][3]ゴリは、「『ちゃんとご飯は食べてる? お腹が空いたら、すぐオカァに電話するんだよ』と、本当の息子のように心配してくれました」「優しい人だから、周りに心配かけまいと、苦しい闘病生活も隠していたんですね。ご冥福を祈ります。ゴリより、そしてアナタの息子ケイショウより」とコメントした[4]平良とみは参列しなかったが、「家族に接するような気持ちで仕事をさせていただきました。今も家族と同じような気持ちでいたので、訃報に接し、驚いています。ドラマへの取り組みが熱心で、真面目な人でした」とマスコミ向けにコメントを出した[5]

キャラクター

この番組で、古波蔵恵尚(ゴリ)が考え出した「ゴーヤーマン」という沖縄特産野菜・ゴーヤーをモチーフにしたキャラクターが登場した。劇中では恵尚がそれを売り出そうとしたところほとんど売れず、家族に莫大な借金を残す結果となったが、現実世界ではその後NHKの関連会社・NHKソフトウェア(現在はNHKエンタープライズに合併)からゴーヤーマンのグッズが発売され人気を集めた。2010年現在も沖縄県の土産物店ではNHKエンタープライズのゴーヤーマン関連商品が売られている。なお、このキャラクターは、「劇中当時(1991年)では受けないが、2001年現在では人気を集めるようなキャラクター」というコンセプトで考え出されたという。

また夏休み中の期間に限り、各話の「続く」の5秒間の映像がゴーヤーマンの映像に変わった。(例:茶碗の中に湯が入っていて、風呂のように浸かっている。ゴーヤーと共に吊るされているなど)また、2001年10月から11月にかけて『天下無敵のゴーヤーマン☆(歌・ガレッジセール)』がNHKみんなのうたの曲で放送された。当時沖縄以外の人々にはあまり知られていなかったゴーヤーの知名度を格段に上げた立役者でもある。

また番組内でメルヘン童話作家として登場した城ノ内真理亜(菅野美穂)が、2004年のちゅらさん3の放送をきっかけとして、「ガジュマルの樹の下で」(ポプラ社)で実際に文壇デビューを果たした。書籍の表紙に記された作者は城ノ内真理亜だが、実際に手がけたのは、ちゅらさんの小説ノベライズ版などをはじめ、岡田惠和脚本のノベライズ執筆を多く手がける蒔田陽平。

撮影地

「ちゅらさん2」撮影を記念した植樹(小浜小中学校 写真はヒロイン・恵里役の国仲が寄贈したものである)

関連商品

書籍

  • NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」ノベライズ本 全3巻(双葉社
  • NHK月曜ドラマシリーズ「ちゅらさん2」ノベライズ本(双葉社
  • NHK月曜ドラマシリーズ「ちゅらさん3」ノベライズ本(双葉社
  • NHK土曜ドラマ「ちゅらさん4」ノベライズ本(双葉社
  • ちゅらさん 新風舎文庫 全7巻(新風舎)
  • ちゅらさん ジュールコミックス 全2巻(双葉社
  • ちゅらさん NHKドラマガイド(日本放送出版協会
  • ちゅらさんファンブック(双葉社
  • ちゅらさんファンブック 新装版(双葉社
  • ガジュマルの樹の下で(ポプラ社
  • NHK連続テレビ小説ちゅらさんの沖縄家庭料理(双葉社
  • ちゅらさん オリジナルサウンドトラック ピアノソロ曲集(全音楽譜出版社)

CD

DVD・ビデオ

その他

脚注

関連項目

外部リンク

NHK 連続テレビ小説
前番組 番組名 次番組
オードリー
(2000.10.02 - 2001.03.31)
ちゅらさん
(2001.04.02 - 2001.09.29)
ほんまもん
(2001.10.01 - 2002.03.30)
NHK 月曜ドラマシリーズ
風子のラーメン
(2003.02.10 - 2003.03.10)
ちゅらさん2
(2003.03.31 - 2003.04.28)
麻婆豆腐の女房
(2003.05.12 - 2003.06.09)
ジイジ〜孫といた夏
(2004.08.16 - 2004.09.06)
ちゅらさん3
(2004.09.13 - 2004.10.11)
ねばる女
(2004.10.18 - 2004.11.15)
NHK 土曜ドラマ
ウォーカーズ〜迷子の大人たち
(2006.11.11 - 2006.12.02)
ちゅらさん4
(2007.01.13 - 2007.01.20)
スロースタート
(2007.01.27 - 2007.02.03)