猪口邦子
|
いのぐち くにこ
|
|
|---|---|
参議院議長公邸にて(2008年4月)
|
|
| 生年月日 | 1952年5月3日(59歳) |
| 出生地 | 千葉県市川市 |
| 出身校 | イェール大学大学院 |
| 前職 | 上智大学教授 |
| 現職 | 参議院議員 |
| 所属政党 | 自由民主党 |
| 称号 | Ph.D. |
| 公式サイト | 猪口邦子ウェブサイト |
|
|
|
| 内閣 | 第3次小泉改造内閣 |
| 任期 | 2005年10月31日 - 2006年9月26日 |
|
|
|
| 選挙区 | 比例東京ブロック |
| 当選回数 | 1回 |
| 任期 | 2005年9月 - 2009年7月 |
|
|
|
| 選挙区 | 千葉県選挙区 |
| 当選回数 | 1回 |
| 任期 | 2010年7月 - |
猪口 邦子(いのぐち くにこ、1952年5月3日 - )は、日本の政治家、政治学者。自由民主党所属の参議院議員(1期)。日本大学国際関係学部教授、日本学術会議委員、地域経済総合研究所評議員。専門は国際関係論、安全保障。
上智大学教授、軍縮会議日本政府代表部特命全権大使、衆議院議員(1期)、内閣府特命担当大臣(少子化対策・男女共同参画)等を歴任した。
目次 |
[編集] 来歴
千葉県市川市生まれ。ブラジル・サンパウロ日本人学校、アメリカンスクール、桜蔭中学校、アメリカ合衆国マサチューセッツ州・コンコードアカデミー高校(Concord Academy)、上智大学外国語学部卒業。イェール大学大学院政治学研究科博士課程修了。1980年以降、上智大学外国語学部・法学部で教鞭を執る。1990年から上智大学法学部教授。またこの間、ハーバード大学国際問題研究所客員研究員(1983年 - 1984年)、オーストラリア国立大学政治学部客員研究員(1986年)を務める。
2002年、軍縮会議日本政府代表部特命全権大使に任命され、2004年に退任。その後上智大学に復職した。2005年1月には上智大学の学長選挙に立候補したが、落選。同年9月、小泉純一郎首相から第44回衆議院議員総選挙への立候補を要請され、自由民主党公認で比例東京ブロック単独1位で出馬し、初当選。第3次小泉改造内閣で内閣府特命担当大臣(少子化対策・男女共同参画)に任命され、当選1回で初入閣を果たした。2005年末の男女共同参画基本計画の改定及び犯罪被害者等基本計画の閣議決定、2006年の食育推進基本計画や新しい少子化対策の策定を担当。
2007年自由民主党総裁選挙では、小泉純一郎の再出馬を求め自民党内で署名を集める運動に加わるが、小泉には立候補の意思が無く、断念。その後は福田康夫への支持を表明した。
2009年8月、翌日に公示される第45回衆議院議員総選挙に際して、比例単独候補の上位を優遇しない古賀誠、菅義偉ら自民党選対幹部から、前回の比例東京ブロック単独1位ではなく同ブロック下位での出馬を提示されたが、これに受け入れず、不出馬を表明した[1]。公示日に放送されたテレビ朝日『スーパーモーニング』によるインタビューでは、不出馬に至った事情を語った。
2010年4月から日本大学国際関係学部任期制教授を務めていたが、同年7月の第22回参議院議員通常選挙に千葉県選挙区から自民党公認で出馬。猪口は千葉県出身であるが小学生まで居住していただけであり事実上の落下傘候補だったが、得票数2位で当選した。
[編集] 政策・主張
[編集] 安全保障
細川護煕首相が設置した防衛問題懇談会で委員を務める(1994年 - 1996年)等、日本の安全保障政策に強い発言力を持っていた。また行政改革会議委員(1996年 - 1998年)在任中は防衛庁の省格上げに強硬に反対し、防衛庁・自衛隊の存在に対しては上智大時代の指導教授である武者小路公秀同様、否定的な立場を取っていた。しかし2010年の第22回参議院議員通常選挙では憲法第9条の改正や集団的自衛権に関する内閣法制局の見解の見直しに前向きな姿勢を示した[2]。
[編集] ジェンダー・イコーリティー
「ジェンダー・イコーリティー(社会的文化的に形成された男女性別の平等)」の積極的な推進者である。初当選後、日本外国特派員協会での記者会見においてもジェンダー・フリーを強く主張し、ジェンダー・バッシングを糾弾した[3]。
[編集] 少子化対策
子供を中心にした開発論を提唱している。また少子化を解消するために国によるお見合いコンパの開催を提唱し、物議をかもした。
[編集] ODA
2011年4月14日、東日本大震災の復興補正予算が議論される中、復興予算捻出のためのODA削減に反対する超党派の議員連盟のメンバーに名を連ねる[4][5]。
[編集] 人物
- 上智大学では武者小路公秀、イェール大学ではブルース・ラセットの下で学んだ。
- 1980年代から積極的に言論活動を行い、論壇誌への寄稿やテレビ出演で新進気鋭の女性学者として注目を集める。しかし西尾幹二が「当節言論人の『自己不在』」として批判を加えるなどした。
- 2005年に衆議院議員総選挙に出馬し、当選した後も上智大学教授の職を休職も含めて続けた。当選以降の大学の授業のほぼ全てを「個人の事情」により休講し、大学側もそれを黙認した。
- 男女共同参画社会に熱心な公明党とのつながりも深く、しばしば公明党で講演したほか、2009年3月から実施された高速道路のETC利用者対象の土休日高速道路1000円乗り放題等の大幅割引を全面的に評価している。
- 2008年10月、マルチ商法業者との関わりがあるとして、自民党の野田聖子、吉田六左ェ門、佐藤ゆかりなどと共に名前が挙がった。日本アムウェイ本社内で講演を行った[6]。
[編集] 所属団体・議員連盟
[編集] 家族
祖父は横田喜三郎(国際法学者、第3代最高裁長官)、夫は猪口孝(政治学者・新潟県立大学学長、東京大学名誉教授)。子どもは娘二人(双子)。
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『ポスト覇権システムと日本の選択』(筑摩書房、1987年/ちくま文庫、1992年)
- 『戦争と平和』(東京大学出版会、1989年)
- 『戦略的平和思考――戦場から議場へ』(NTT出版、2004年)
- 『くにこism』(西村書店、2007年)
[編集] 共著
- (猪口孝)『世界を読む――Book review 1990』(筑摩書房、1990年)
- (勝間和代)『猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2007年)
- (小池百合子、佐藤ゆかり)2008年7月 TPL著『東京WOMEN大作戦』小学館、ISBN 9784093877947
[編集] 編著
- 『政治学のすすめ』(筑摩書房、1996年)
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 猪口邦子ウェブサイト(公式サイト)
- technobahn 内閣府もWikipediaを改ざん、猪口大臣に関する批判的記述を削除
- 猪口邦子 (kunikoinoguchi) - Twitter
| 官職 | ||
|---|---|---|
| 先代: 細田博之・南野知惠子 |
初代:2005年 - 2006年 |
次代: 高市早苗 |