天下茶屋駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

南海電鉄 天下茶屋駅
天下茶屋駅東口
天下茶屋駅東口
てんがちゃや - TENGACHAYA
所在地 大阪市西成区岸里1丁目
所属事業者 南海電気鉄道
駅構造 高架駅
ホーム 3面4線
乗降人員
-統計年度-
57,534人/日
-2007年-
開業年月日 1885年明治18年)12月29日
乗入路線
所属路線 南海本線
キロ程 3.0km(難波起点)
新今宮 (1.6km)
(0.9km) 岸里玉出
所属路線 高野線*
(線路名称上は南海本線)
萩ノ茶屋 (1.0km)
(0.9km) 岸里玉出►
備考 *高野線は汐見橋が起点
大阪市営地下鉄 天下茶屋駅
地下鉄天下茶屋駅改札口
地下鉄天下茶屋駅改札口
てんがちゃや - Tengachaya
◄K19 動物園前 (1.5km)
所在地 大阪市西成区岸里1丁目
駅番号  K20 
所属事業者 大阪市交通局大阪市営地下鉄
所属路線 堺筋線
キロ程 8.1km(天神橋筋六丁目起点)
駅構造 地下駅
ホーム 複合型 2面3線
乗降人員
-統計年度-
64,847人/日
-2007年-
開業年月日 1993年平成5年)3月4日
南海天下茶屋駅改札口

天下茶屋駅(てんがちゃやえき)は、大阪市西成区岸里一丁目1番9号にある南海電気鉄道大阪市営地下鉄。堺筋線の南側の終点駅でもある。

南海本線及び高野線は、回送を除くすべての列車が停車する。実際の両路線の分岐駅である岸里玉出駅に優等列車が停車せず、かつ乗り換えに時間を要することから、この駅が実質的な南海本線と高野線の相互乗換駅となっている(2001年の南海本線のダイヤ改正までは新今宮駅が乗換駅扱いだった)。

目次

[編集] 利用可能な鉄道路線

備考

線路名称上は、当駅を通る南海の路線は南海本線のみである。詳細は各路線の記事及び鉄道路線の名称等を参照のこと。

[編集] 駅構造

[編集] 南海天下茶屋駅

相対式ホーム(それぞれ1・4番線)の間に島式ホーム1面(2・3番線)がある、3面4線の高架駅である。 改札口・コンコースは2階、ホームは3階にある。1階~2階~3階の間には、エレベータ・エスカレータが設置されている。なお、改札外には飲食店あり。

便所は改札内にあり、男女別の水洗式。ユニバーサルトイレは男女両方にある。

のりば
1 高野線(下り) 堺東河内長野高野山方面
泉北高速線和泉中央方面
2 高野線(上り) 萩ノ茶屋新今宮今宮戎なんば方面
(各駅停車のみ萩ノ茶屋・今宮戎停車)
3 南海線(下り) 岸和田和歌山市方面
空港線関西空港方面
4 南海線(上り) 新今宮・なんば行き(すべて新今宮のみ停車)

[編集] 大阪市営地下鉄天下茶屋駅

島式・単式の複合型2面3線のホームを持つ地下駅であるが、改札口とコンコースは地上(1階)にある。

のりば
1~3 堺筋線 日本橋堺筋本町天神橋筋六丁目
(阪急線直通)北千里高槻市方面

単式ホーム(1番線)は平日1本、休日1本のみの使用で、ほとんどの列車は島式ホーム(2, 3番線)から発車する。なお、昼間時は2番線から線内折り返し列車、3番線から阪急線直通列車が発車する。

1番線が存在するのは、関西空港開港時に京都から同空港までのアクセス列車として阪急河原町駅から同駅までの直通優等列車を走らせる構想があり、1番線が同列車の発着ホームとして予定されていたことによる。 開通当初は前述のとおりほとんど使用されていなかったが、現在ではラッシュ時は1番線を降車専用ホームとして、乗客を降ろした後、いったんホーム奥の留置線に入り、その後改めて2,3番線に入線して発車するという形で1番線を活用している。

また、ホームの奥には留置線があり、昼間と夜間の車両留置で使われている。

[編集] 特記事項

  • 駅舎は両路線の共用となっており、南海と堺筋線の駅入口が向かい合うような構成で、相互の乗り換えは容易である。
  • 南海のホームの乗り換え案内には、堺筋線だけではなく直通する阪急北千里千里線)・高槻市京都線)方面も表示しており、さらに車内アナウンス、路線図においてもこの案内が行われている。京阪本線北浜駅近鉄難波線近鉄日本橋駅も堺筋線との乗換駅だが、これらには阪急の表示がない。

[編集] 利用状況

  • 南海
    • 2007年度の調査結果では、1日あたりの平均乗降客数は57,534人[1]。この数字は南海の駅全体では99駅中4位、南海本線の駅(今宮戎・萩ノ茶屋は除外)としては40駅中3位、高野線の駅(難波~岸里玉出間含む)としては42駅中4位である。
  • 大阪市営地下鉄
    • 1日の乗車人員は64,847人(2007年11月13日)[2]

[編集] 駅周辺

天下茶屋駅前商店街

駅西側の天下茶屋車庫跡地にはイズミヤを中心としたカナートモールや住宅が建設されるなど、土地の再利用が進んでいる。駅東側にはロータリーがあり、コンビニや商店街など店舗も見受けられる。

詳細は天下茶屋および岸里も参照。

[編集] バス

大阪市営バス赤バス
天下茶屋駅停留所がある。また、少し離れたところには天下茶屋駅筋停留所、天下茶屋駅筋東停留所がある。

  • 天下茶屋駅停留所
    • 西成東ループ
      • 天下茶屋駅 - 地下鉄玉出 - 天下茶屋駅筋東 - 新今宮駅 - 天下茶屋駅(循環)
  • 天下茶屋駅筋東停留所
    • 西成東ループ
      • 天下茶屋駅筋東 - 新今宮駅 - 天下茶屋駅 - 地下鉄玉出 - 天下茶屋駅筋東(循環)
  • 天下茶屋駅筋停留所(国道26号線沿い)
    • 西成西ループ
      • 天下茶屋駅筋 - 地下鉄岸里 - 玉出西一丁目 - 天下茶屋駅筋(循環)

[編集] 歴史

阪堺鉄道が難波~大和川(現在は廃止)間を最初に開業した際に設置された、古い歴史を持つ駅である。 かつてはこの駅から天王寺までを結ぶ南海天王寺支線があった。

  • 1885年明治18年)12月29日 - 阪堺鉄道(南海電気鉄道の前身)開業と同時に同線の天下茶屋駅設置。
  • 1898年(明治31年)10月1日 - 会社合併により、南海鉄道の駅となる。
  • 1900年(明治33年)10月26日 - 南海天王寺支線開通。
  • 1901年(明治34年)5月 - 当駅に客車庫設置。
  • 1907年(明治40年)8月 - 当駅に第二電車庫設置。
  • 1909年(明治42年)2月 - 当駅に第一電車庫新設。
  • 1926年大正15年)12月 - 当駅から粉浜駅まで複々線完成。
  • 1944年昭和19年)6月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
  • 1945年(昭和20年)3月13日 - 当駅及び当駅工場戦災被害。
  • 1945年(昭和20年)3月17日 - 当駅工場戦災被害。
  • 1945年(昭和20年)6月11日 - 当駅工場戦災被害。
  • 1945年(昭和20年)6月15日 - 当駅及び当駅工場戦災被害。
  • 1947年(昭和22年)6月1日 - 路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
  • 1948年(昭和23年)10月10日 - 当駅駅舎戦災復旧工事竣工。
  • 1948年(昭和23年)11月12日 - 当駅新駅舎完成(現在のものではない)。
  • 1948年(昭和23年)12月5日 - 当駅工場戦災復旧工事竣工。
  • 1954年(昭和29年)3月 - 当駅に地下道完成。
  • 1982年(昭和57年)3月1日 - 天下茶屋車庫廃止、千代田車庫に移転。
  • 1984年(昭和59年)11月18日 - 南海天王寺支線部分廃止(天下茶屋~今池町間)。
  • 1993年平成5年)3月4日 - 大阪市営地下鉄堺筋線が動物園前駅から延伸、同線の天下茶屋駅開業。
  • 1993年(平成5年)4月18日 - 南海天下茶屋駅の西側2線(南海線用)が高架化。
  • 1994年(平成6年)10月28日 - 南海天下茶屋駅の高野線上り線が高架化。
  • 1995年(平成7年)11月1日 - 南海天下茶屋駅高架化完成。
  • 1996年(平成8年)10月26日 - 南海本線のラピートβ・空港急行・区間急行・準急停車開始(急行は通過のまま)。
  • 1996年(平成8年)11月24日 - 南海高野線の区間急行・準急停車開始。
  • 2000年(平成12年)12月23日 - 南海高野線の特急・急行停車開始。高野線全列車停車駅に昇格。
  • 2001年(平成13年)3月24日 - 南海本線の特急サザン・急行が停車開始。ラピートαも一部停車開始。このダイヤ改正から南海線←→高野線の相互乗換駅に昇格する。
  • 2003年(平成15年)2月22日 - 南海本線のラピートα全列車停車開始。南海本線全列車停車駅に昇格。

[編集] 隣の駅

南海電気鉄道
南海本線
特急ラピートα(関西空港行きのみ運転)
新今宮駅天下茶屋駅泉佐野駅
特急ラピートβ・特急(サザン含む)・急行・空港急行・区間急行・準急(準急は難波行きのみ運転)
新今宮駅 - 天下茶屋駅 - 堺駅
普通(当駅から和歌山市方面の各駅に停車)
新今宮駅 - 天下茶屋駅 - 岸里玉出駅
高野線(りんかんサンライン)
特急(こうや・りんかん)・快速急行・急行・区間急行・準急
新今宮駅 - 天下茶屋駅 - 堺東駅
各駅停車
萩ノ茶屋駅 - 天下茶屋駅 - 岸里玉出駅
大阪市営地下鉄
堺筋線(線内は全種別が各駅に停車)
動物園前駅 (K19) - 天下茶屋駅 (K20)
  • ()内は駅番号を示す。

[編集] かつて存在した路線

南海電気鉄道
天王寺支線
今池町駅 - 天下茶屋駅

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

[ヘルプ]
  1. ^ 南海電鉄ホームページ、駅施設等サービス対策の現状より。
  2. ^ 大阪市交通局ホームページ、平成19年度 地下鉄・ニュートラム交通調査の結果についてより。

[編集] 外部リンク

他の言語