金剛駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
金剛駅
東出口(2012年8月)
東出口(2012年8月)
こんごう - KONGŌ
大阪狭山市 (1.1km)
(1.7km) 滝谷
所在地 大阪府大阪狭山市金剛一丁目1-1
駅番号 NK66
所属事業者 南海電気鉄道
所属路線 高野線
キロ程 22.9km(汐見橋起点)
難波から22.2km
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 島式 2面4線
乗降人員
-統計年度-
35,972人/日
-2013年-
開業年月日 1937年昭和12年)4月19日

金剛駅(こんごうえき)は、大阪府大阪狭山市金剛にある、南海電気鉄道高野線。駅番号はNK66

大阪狭山市の代表駅で、狭山ニュータウンおよび隣接する富田林市西部に広がる金剛ニュータウンの玄関口である。

かつては優等列車通過駅だったが、特急りんかんの運転が開始された1992年から一気に特急・急行停車駅に昇格となった。

駅構造[編集]

金剛駅 配線図

大阪狭山市駅

4 3 2 1


STRg STRf
ABZlf ABZlg
STRrg ABZrf ABZlf STRlg
STR+BSl STR+BSr STR+BSl STR+BSr
STR+BSl STR+BSr STR+BSl STR+BSr
STRlf ABZlg ABZrg STRrf
STRg STRf

滝谷駅

  • 待合室は1・2番線ホームはホーム前方、3・4番線ホームはホーム中ほどに設置。売店は3・4番線ホーム前方に1か所ある。特急券券売機は3・4番線ホーム、売店近くに1か所ある。エレベーターは、各ホームとも中ほどに1か所ずつ設置。トイレは3・4番線ホーム階段上の改札近くにある。バス定期券売り場は東口にあり、南海国際旅行が併設されている。
  • 橋上化前の1969年までは相対式2面2線ホームで、駅舎は東側の高野山寄りにあり、駅舎と難波方面ホームとは構内踏切で連絡していた[1]
のりば
1 高野線 (下り待避線) 高野山方面
(上り) なんば方面(折り返し列車のみ)
2 高野線 (下り本線) 高野山方面
3 高野線 (上り本線) なんば方面
4 高野線 (上り待避線) なんば方面


難波側に渡り線(折り返し列車は1番線に入線)がある。2005年10月16日からは当駅折り返しの各停が毎時1 - 3本設定されており、全列車1番線から発車する。なお、当駅終着の各停は同一ホーム上で快速急行・区間急行(河内長野三日市町林間田園都市方面)に乗り換えることができる。

当駅始発の各駅停車は一部の列車を除き、北野田駅で後続の区間急行に接続するダイヤになっている。

当駅跨ぎの各駅停車は一部時間帯を除き、優等列車との緩急接続がほとんど行われていない。

利用状況[編集]

2013年度の1日平均乗降人員は35,972人[2]で、南海の駅(100駅)では6位[2]、高野線(難波-極楽橋間の42駅)でも6位[2]である。

各年度の1日平均乗降人員数は下表のとおり。

年度 乗降人員 順位 出典
1990年(平成 2年) 44,882 - [3]
1991年(平成 3年) 45,631 - [4]
1992年(平成 4年) 45,530 - [5]
1993年(平成 5年) 46,353 - [6]
1994年(平成 6年) 46,555 - [7]
1995年(平成 7年) 47,036 - [8]
1996年(平成 8年) 46,781 - [9]
1997年(平成 9年) 44,761 - [10]
1998年(平成10年) 44,529 - [11]
1999年(平成11年) 42,866 - [12]
2000年(平成12年) 40,879 - [13]
2001年(平成13年) 39,829 - [14]
2002年(平成14年) 38,943 - [15]
2003年(平成15年) 39,114 - [16]
2004年(平成16年) 38,085 - [17]
2005年(平成17年) 38,032 - [18]
2006年(平成18年) 37,668 - [19]
2007年(平成19年) 38,037 5位 [20]
2008年(平成20年) 37,865 - [21]
2009年(平成21年) 37,093 - [22]
2010年(平成22年) 36,912 - [23]
2011年(平成23年) 36,253 6位 [24]
2012年(平成24年) 35,875 6位 [25]
2013年(平成25年) 35,972 6位 [2]

駅周辺[編集]

駅東側に金剛ニュータウン、駅西側に半田・茱萸木の集落を挟んで狭山ニュータウンが広がっている。

バスターミナルは東口・西口の双方にあり、駅改札からバスターミナルにはエスカレーターが設置(西口側は上りのみ)されており、西口側にはエレベーターもある。タクシー乗り場は両ターミナルに設置されている。また、東口からは各病院・施設・学校に向かう送迎バスが多数運行されている。送迎バスの中には、南海高野線の沿線外に立地する施設(大阪大谷大学清風南海など)と結ぶものもあり、当駅は南河内地域における送迎バス発着の拠点としての性格も持つ。

駅周辺に、有料の自転車・単車置き場(一時利用可)がある。商店は東口に集中しておりコンビニエンスストア(アンスリー)やファーストフード店(ロッテリア)、書店(水嶋書房)などがある。

毎年8月1日に行われる『PL花火芸術』では、会場へのアクセスに利用される。また、毎年10月第2日曜日の夜には当駅東口ロータリーにてだんじりのパレード(狭山・東村・川向・前田・五軒家・伏山)が行われる。

路線バス[編集]

かつては駅東口のみに南海バスのターミナルがあったが、近年整備され、平成15年3月に西口にもターミナルが完成(それまでは、現在西口発着のバスも東口で発着)。東口は金剛団地方面、西口はコミュニティバスを中心とした狭山ニュータウン経由をはじめ、泉北高速鉄道 泉ヶ丘駅とを結ぶバスが発着している。なお、一部の路線では平日に深夜バスを運行しており、終電近くでもバス接続がある(土休日・ゴールデンウィークお盆年末年始を除く)。また、西口からは関西国際空港行きのリムジンバス「Sorae」も運行している。さらに、大阪駅・難波駅からの深夜急行バス(南海深夜急行バス)が東口に乗り入れている。

  • 東口1番のりば
    • 57系統 (金剛東団地)向陽・藤沢台回り★
  • 東口2番のりば
    • 58系統 (金剛東団地)高辺台小学校前経由、津々山・小金台回り
    • 58-1系統 (金剛東団地)高辺台3丁経由、津々山・小金台回り
  • 東口3番のりば
    • 60系統 (金剛東団地)寺池・高辺台回り
    • (系統番号無し、深夜バス専用系統)(金剛東団地) 寺池・高辺台経由、津々山・小金台回り(小金台2丁目東止め)★
  • 西口4番のりば
    • 50系統「コミュニティバス」 泉ヶ丘駅 行き(狭山ニュータウンセンター、近畿大学病院前、槙塚台センター経由)
    • 51・51-1・52系統 狭山ニュータウンセンター、近畿大学病院前 行き★
  • 西口5番のりば

※★は深夜バスを運行する路線。

※リムジンバスは空港営業所担当、他は泉北営業所担当。

  • 大阪狭山市循環バス(駅南側踏切付近に停留所を設置、南海バスが運行)
    • 西・北回り 福祉センター方面

なお、金剛駅から東側に少し離れたところに富田林市のコミュニティバス「レインボーバス西回り」の「金剛連絡所」停留所が存在し、富田林駅へのバスが発着している。また、2012年10月~同年12月の期間限定で、富田林市の社会実験として、急行バス富田林駅 行き(近鉄バスとの共同運行)が運行されていて、こちらは金剛駅の東口バスターミナルに乗り入れていた(東口3番のりば発)。

通学バス[編集]

桃山学院大学プール学院大学帝塚山学院大学大阪大谷大学清風南海上宮太子等への直通通学バスが発着している。

歴史[編集]

  • 1937年昭和12年)4月19日 - 河内半田駅(現・大阪狭山市駅) - 滝谷駅間に新設。相対式2面2線のホームをもつ地上駅。
  • 1944年(昭和19年)6月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
  • 1947年(昭和22年)6月1日 - 路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
  • 1969年(昭和44年)12月27日 - 島式2面4線になり橋上駅化。
  • 1992年平成4年)11月10日 - 特急・急行停車駅となる。
  • 2003年(平成15年)3月 - 西口ターミナル供用開始。
  • 2003年(平成15年)3月31日 - 駅舎改修工事、バリアフリー化工事完了。
  • 2008年(平成20年)7月1日 - 東口ターミナルに駐車場がオープン。

駅名について[編集]

森正人 (2005) 『四国遍路の近現代』によると、「金剛駅」という名称は、真言宗密教の重要な語句から来ている。四国遍路の最重要語句は「南無大師遍照金剛」という。つまり金剛駅という駅名そのものが、暗に四国遍路とのつながりを示していることになる。

これは、1937年に南海鉄道(南海電鉄の前身)の開業50周年記念イベントとして開催された「四国八十八ヶ所出開帳」に際して当駅が設置されたことによる。このイベントは四国にある88の寺院を巡礼する四国遍路の住職を招き、本尊のレプリカを作って、そこを訪問すれば四国の88の寺院を巡礼するのと同じ価値があるとするものだった。

出開帳の会場は当初、浜寺、大浜など4ヶ所だったが、これらの会場の都合がつかずに、現在の泉大津市助松と大阪狭山市の狭山池周辺になった。会期には後に50万人が訪れたと言われるほどの盛大なイベントだったので、南海鉄道としては新しい駅を作る必要があった。そこで設置されたのが当駅である。

なお、駅所在地の金剛という町名は1968年(昭和43年)以降の新町名である。

隣の駅[編集]

南海電気鉄道
高野線
快速急行・急行
北野田駅(NK63) - 金剛駅(NK66) - 河内長野駅(NK69)
区間急行・準急行・各駅停車
大阪狭山市駅(NK65) - 金剛駅(NK66) - 滝谷駅(NK67)

関連項目[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 椋本進 『南河内今昔写真帖』 郷土出版社、2008年7月26日、74頁。ISBN 978-4-87663-965-6
  2. ^ a b c d ハンドブック南海2014 鉄道事業 (PDF) - 南海電鉄
  3. ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
  4. ^ 大阪府統計年鑑(平成4年) (PDF)
  5. ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
  6. ^ 大阪府統計年鑑(平成6年) (PDF)
  7. ^ 大阪府統計年鑑(平成7年) (PDF)
  8. ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
  9. ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
  10. ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
  11. ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
  12. ^ 大阪府統計年鑑(平成12年) (PDF)
  13. ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
  14. ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
  15. ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
  16. ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
  17. ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
  18. ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
  19. ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
  20. ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
  21. ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
  22. ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
  23. ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
  24. ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
  25. ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)

外部リンク[編集]