初芝駅

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初芝駅*
改札口付近
改札口付近
はつしば - HATSUSHIBA
NK60白鷺 (1.5km)
(0.9km) 萩原天神 NK62
所在地 堺市東区日置荘西町二丁1番4号
駅番号 NK61
所属事業者 南海電気鉄道
所属路線 高野線
キロ程 16.6km(汐見橋起点)
なんばから15.9km
駅構造 地上駅
ホーム 相対式 2面2線
乗降人員
-統計年度-
17,875人/日
-2012年-
開業年月日 1898年明治31年)1月30日
備考 *1935年に西村駅より改称
構内の様子、ホーム嵩上げ前

初芝駅(はつしばえき)は、大阪府堺市東区日置荘西町にある、南海電気鉄道高野線

構造[編集]

相対式2面2線のホームを持つ地平駅である。ホーム有効長は1番線ホームは6両、2番線ホームは8両。駅舎は東側(高野山方面行ホーム側)中央にあり、駅舎からなんば方面ホームへは地下道で連絡している。高野山方面ホームの1番線の裏には、事業用車の留置線がある。

初芝高等学校(現、初芝立命館高等学校。2011年移転)の学生専用の臨時改札が設けられていたが、近年は使用されておらず、2010年に車椅子対応の改札機を設置する際に撤去された。2010年より構内のバリアフリー化工事が開始され、先述の車椅子対応の改札機と多目的トイレ、ホームの嵩上げ工事が2010年中に、改札からホームへのエレベーターとエレベーター利用者専用の地下道が2011年春に設置された。

のりば
1 高野線(下り) 高野山方面
2 高野線(上り) なんば方面

利用状況[編集]

2012年度の一日平均乗降人員は17,875人[1]で、南海の駅(100駅)では17位[1]、高野線(難波-極楽橋間の42駅)では10位[1]である。

各年度の1日平均乗降人員数は下表のとおり。

年度 乗降人員 順位 出典
1990年(平成 2年) 30,586 - [2]
1991年(平成 3年) 30,370 - [3]
1992年(平成 4年) 29,592 - [4]
1993年(平成 5年) 29,088 - [5]
1994年(平成 6年) 28,145 - [6]
1995年(平成 7年) 27,827 - [7]
1996年(平成 8年) 27,066 - [8]
1997年(平成 9年) 25,824 - [9]
1998年(平成10年) 25,631 - [10]
1999年(平成11年) 23,606 - [11]
2000年(平成12年) 22,664 - [12]
2001年(平成13年) 21,737 - [13]
2002年(平成14年) 21,114 - [14]
2003年(平成15年) 21,055 - [15]
2004年(平成16年) 20,569 - [16]
2005年(平成17年) 20,235 - [17]
2006年(平成18年) 19,709 - [18]
2007年(平成19年) 19,679 13位 [19]
2008年(平成20年) 19,602 - [20]
2009年(平成21年) 18,985 - [21]
2010年(平成22年) 18,771 - [22]
2011年(平成23年) 17,744 17位 [23]
2012年(平成24年) 17,875 17位 [1]

駅周辺[編集]

北東には南海鉄道(南海電鉄の前身)が初めて手がけた分譲住宅地がある。1935年5月15日から売り出された[24]。宅地開発を機に駅名が社内公募され、1935年8月1日に初芝駅に改称された。初芝立命館高等学校跡地付近にあるロータリーはもともと噴水であり、昭和初期に田園都市として開発されたころの名残。田園都市の面影を残す閑静な住宅地である。

商業施設[編集]

教育機関[編集]

その他[編集]

路線バス[編集]

駅前のバス停から堺市美原区の美原区役所前・平尾方面への南海バス南海ウイングバス金岡(※印)の路線バスが発着している。

  • 1番のりば
    • 53・特53・61・特61 : 黒山・農芸高校前経由 平尾行き ※
  • 2番のりば
    • 33 : 金田新田・中もず駅前・一条通経由 堺駅南口行き
    • 53 : 金田新田経由 中もず駅前行き ※
    • 47 : 菩提・今井南経由 美原区役所前行き

歴史[編集]

  • 1898年明治31年)1月30日 - 高野鉄道が大小路駅(現・堺東駅) - 狭山駅間で開業した際に、西村駅として設置。駅舎、改札は現在の駅舎より50mほど北野田寄りにあった。
  • 1907年(明治40年)11月15日 - 会社合併により高野登山鉄道の駅となる。
  • 1915年大正4年)4月30日 - 社名変更により大阪高野鉄道の駅となる。
  • 1922年(大正11年)9月6日 - 会社合併により南海鉄道の駅となる。
  • 1935年昭和10年)8月1日 - 初芝駅に改称、急行停車駅となる。下りホームを島式2線にし、駅舎、改札をホームの難波側の端に移設、改札と両ホームを地下道で結び、地下道の一部を金網で仕切って自由通路にした。駅前には小さなロータリーを造った。
  • 1944年(昭和19年)6月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
  • 1947年(昭和22年)6月1日 - 路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
  • 1968年(昭和43年) - 急行停車駅から、準急停車駅に降格。
  • 年月日不明 - 駅舎、改札をホーム中央に移設。

駅名とプロ野球[編集]

大阪近鉄バファローズオリックス・バファローズの前身の一つ)ファンが、千葉ロッテマリーンズ初芝清(2005年で引退)に向けた野次の一つに「初芝各停しか停まらんのじゃー」というものがあったが、これは当駅に由来する。厳密には平日朝上りに準急が走るものの、堺東駅以南では各駅に停まる。初芝は応援歌の歌詞のバリエーションが豊富であり、「南海高野線 白鷺の次は 初芝」という歌詞も存在した。この名が縁となり、近隣にかつてあった私立初芝立命館高等学校の姉妹校である初芝橋本高等学校甲子園へ出場した際には、当時チームメイトの橋本将とともに差し入れを行ったことがある。

駅名から各地からマリーンズファンがたびたび訪れ、密かな聖地となっている。また、駅前には、ロッテリアがあったり、初芝駅のかつての駅名は「西村駅」で、こちらもロッテで活躍し同球団の監督経験もある西村徳文が関係している。

隣の駅[編集]

南海電気鉄道
高野線
快速急行・急行・区間急行
通過
準急行・各駅停車
白鷺駅 - 初芝駅 - 萩原天神駅

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d 高野線・乗降人員 - 南海アド
  2. ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
  3. ^ 大阪府統計年鑑(平成4年) (PDF)
  4. ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
  5. ^ 大阪府統計年鑑(平成6年) (PDF)
  6. ^ 大阪府統計年鑑(平成7年) (PDF)
  7. ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
  8. ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
  9. ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
  10. ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
  11. ^ 大阪府統計年鑑(平成12年) (PDF)
  12. ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
  13. ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
  14. ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
  15. ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
  16. ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
  17. ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
  18. ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
  19. ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
  20. ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
  21. ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
  22. ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
  23. ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
  24. ^ 『南海鉄道発達史』(1938年)P402、『南海電気鉄道百年史』(1985年)P222

外部リンク[編集]