南海和歌山港線
| 南海和歌山港線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 路線総延長 | 2.8 km | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 軌間 | 1067 mm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 電圧 | 1500 V(直流) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 停車場・施設・接続路線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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和歌山港線(わかやまこうせん)は、和歌山県和歌山市の和歌山市駅から和歌山港駅までを結ぶ南海電気鉄道の鉄道路線。和歌山港駅で南海フェリーの四国航路「南海四国ライン」に連絡しており、大阪方面から徳島への連絡線の役目を果たしている。
和歌山港線にはかつて途中駅として久保町駅、築地橋駅、築港町駅の3駅があったが、いずれも一日の平均乗降客数が100人以下の無人駅であり[1]、2005年(平成17年)11月27日に廃止された。和歌山港駅で乗降する利用者は、フェリー乗船目的の乗客が多い。
目次 |
[編集] 路線データ
県社分界点(久保町駅) - 和歌山港間は南海電気鉄道の敷設免許を譲り受けて港湾管理者である和歌山県が臨港鉄道[2]として整備したもので、南海電気鉄道が第二種鉄道事業者、和歌山県が第三種鉄道事業者となっているが、臨港地区[3]内に含まれない県社分界点(久保町駅) - 和歌山市駅間は南海が建設した。なお、和歌山県との境界点であった久保町駅は先述の通り2005年(平成17年)11月27日に廃止されたため、境界点の名称は県社分界点となった。
[編集] 運行形態
2005年(平成17年)11月27日のダイヤ改正以降は途中駅の廃止に伴い、線内の普通列車は消滅し、平日の1往復(種別上は急行として運転)を除き、南海本線直通の特急(サザンおよび自由席特急)および急行のみの運転となっていた。さらに、2007年(平成19年)8月11日のダイヤ改正以降は、線内運転の列車は消滅し、全列車が南海本線直通となった。基本的にフェリーに接続したダイヤ(平日朝はこれに和歌山港周辺の通勤対応の列車が数本加わる)で、昼間や土休日夜間に2 - 3時間ほど間隔が空く時間帯がある。2007年(平成19年)8月11日のダイヤ改正で徳島行きフェリーの深夜便(第1便)の接続列車が再びなくなるなど、フェリーの接続に考慮されたダイヤになる一方、大幅な減便となり、土休日に関しては早朝の急行以外はすべて一部指定のサザンとなった。
なお、2002年(平成14年)の水軒駅廃止以前から特急・急行列車は難波方面から和歌山港駅までの運転で、2005年(平成17年)に廃止された途中駅はすべて通過していた。
毎年7月20日には港まつり花火大会が開催されるため、この日のみ大幅に和歌山市駅 - 和歌山港駅間の急行が増発される。また、この日の臨時列車が運転される時間帯の特急サザンは全て和歌山市駅 - 難波駅での運転となり、和歌山港線へは乗り入れない。
2012年4月1日の南海本線和歌山大学前駅開業に伴うダイヤ変更で、和歌山港線列車をすべて南海フェリーとの接続に特化したダイヤにする旨が同年1月24日に南海から公式発表され、これに合わせて毎日2往復ワンマン運転による線内折り返しの普通列車が復活する予定[4]。
[編集] 運賃・乗車券の取り扱い
和歌山市・和歌山港以外の駅はすべて無人化されていたため、無人駅(久保町・築地橋・築港町・水軒)が存在していた頃における運賃・乗車券の取り扱いは次の通りとなっていた(ここはあくまで「スルッとKANSAI」導入以降、すなわちワンマン化後について述べることにする)。中間無人駅で下車しないで和歌山市駅 - 和歌山港駅間を乗車する場合は、磁気カードがそのまま使用できる。
- 無人駅相互間だけで完結する場合
- 無人駅4駅に自動改札機は設置されなかったため、無人駅相互間だけの利用に限り磁気カード類は使用できず、そのまま乗車し、降車時に車内備え付けの料金箱に現金を直接投入する方法を取っていた(ワンマン化以降)。
- 無人駅から和歌山市駅を跨いで南海線・加太線に乗り継ぐ場合
- 無人駅からはそのまま乗車し、和歌山市到着後オレンジ色のボックス(乗車駅証明書発行機)から各駅ごとに示された乗車駅証明書を取り出し、それで中間改札を通り抜け、そのまま乗り換えの列車に乗車し、最終的に降車駅に設置されている「のりこし精算機」で運賃を支払う(その際「スルッとKANSAI」共通カードでも有効、引き換えに「出場証」が出てくる)。最後は「出場証」を自動改札機に投入し、出場。乗り継がずに当駅で降車する場合は、中間改札を通り抜けた後、コンコース内の「のりこし精算機」で運賃を支払い、「出場証」を受け取って自動改札機に投入し、出場。
[編集] 歴史
南海の四国航路が開設された1956年(昭和31年)に和歌山市駅 - 和歌山港駅(後の築港町駅)間が開業。1971年(昭和46年)に和歌山港の移転と和歌山県が計画した木材輸送のため築港町駅 - 水軒駅間が延長された。しかし、延長開業時にはトラック輸送に切り替わっており、一度も木材輸送貨物列車が運行されることはなかった。延長区間のうち和歌山港駅 - 水軒駅間には和歌山市駅からの旅客列車が1日わずか2往復だけ運転されていたが、「同区間にある踏切が交差道路拡張の障害になっている」との理由で2002年(平成14年)に廃止された。
水軒駅廃止直前の2002年(平成14年)4月28日には臨時で特急サザンが難波駅から水軒駅まで運転された。また水軒駅最終営業日の同年5月25日には、和歌山市駅から水軒駅まで2往復の定期列車に加え、5往復の臨時列車が運転された(水軒駅も参照)。
- 1956年(昭和31年)5月6日 和歌山市駅 - 和歌山港駅(後の築港町駅)間が開業。
- 1971年(昭和46年)3月6日 築港町駅 - 水軒駅間が開業。和歌山港駅(初代)を移設の上で築港町駅に改称。
- 2001年(平成13年)3月24日 普通列車のワンマン運転開始。
- 2002年(平成14年)5月26日 和歌山港駅 - 水軒駅間 (2.6km) が廃止。
- 2005年(平成17年)11月27日 久保町駅、築地橋駅、築港町駅廃止。普通列車の運転を廃止。
[編集] 駅一覧
[編集] 営業中の区間
| 駅名 | 営業キロ | 接続路線 |
|---|---|---|
| 和歌山市駅 | 0.0 | 南海電気鉄道:南海本線(直通) 西日本旅客鉄道:紀勢本線 |
| 県社分界点 | (0.8) | |
| 和歌山港駅 | 2.8 | 南海フェリー |
[編集] 廃止区間
和歌山港駅 - 水軒駅
[編集] 廃駅
[編集] 過去の接続路線
- 和歌山市駅:南海和歌山軌道線 - 1971年3月31日まで
[編集] 脚注
- ^ 和歌山港線中間3駅(久保町・築地橋・築港町)の廃止日決定について (PDF) - 南海電気鉄道プレスリリース 2005年5月13日
- ^ 港湾法第四十三条二項に、港湾管理者のする「重要港湾における臨港交通施設の建設又は改良の港湾工事」の費用に対する国からの補助について定められている。
- ^ 昭和40年7月31日建設省告示第2103号で指定された和歌山下津臨港地区。 地域地区とは(和歌山市)の「臨港地区」節、および臨港地区及び分区について(和歌山県)参照。
- ^ 4月1日(日)から「南海線」のダイヤを変更します (PDF) - 2012年1月24日 南海電気鉄道公式サイト内「(3) 和歌山港線を南海フェリーとの接続に特化」の項目より
[編集] 関連項目
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