汐見橋駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

汐見橋駅*
駅舎(2009年3月)
駅舎(2009年3月)
しおみばし - SHIOMIBASHI
(0.9km) 芦原町
所在地 大阪市浪速区桜川3丁目
所属事業者 南海電気鉄道
所属路線 南海高野線(汐見橋線)
キロ程 0.0km(当駅起点)
駅構造 地上駅
ホーム 頭端式(島式) 1面2線
開業年月日 1900年明治33年)9月3日
乗換 大阪市営地下鉄千日前線
阪神なんば線
桜川駅
備考 *1901年に道頓堀駅から改称

汐見橋駅(しおみばしえき)は、大阪府大阪市浪速区桜川三丁目8番74号にある、南海電気鉄道高野線(汐見橋線)。高野線の大阪側の正式な起点、終着駅

目次

[編集] 駅構造

頭端式(島式)1面2線のホームを持つ地上駅である。ホームは2番線まであるが、大半の列車は1番線に発着する。

駅舎はホームの北端に接している。自動改札機はあるが、自動精算機はないため、精算が必要なときは駅員に申し出て行う。

トイレは改札内にあり、男女共用の水洗式

1993年(平成5年)4月18日から1995年(平成7年)8月24日までは岸里玉出駅の高野線側の高架化工事により、レールがどの路線とも接続していなかった。そのため、2番ホームに当時すでに廃線になった天王寺支線天王寺駅にあった検修用の設備をそのまま移転させて使用、検修用の車庫とし、さらにフェンスで覆って乗客が全景を眺められないようにしてあったが、改札口付近に立てばその検修用車庫に停まっている車両を眺めることができた。

のりば
1 高野線(汐見橋線) 木津川西天下茶屋岸里玉出方面 (通常はこのホームから)
2 高野線(汐見橋線) 木津川・西天下茶屋・岸里玉出方面 (ごく一部のみ)

[編集] 利用状況

2007年度の調査結果では、1日あたりの平均乗降人員は347人で、南海の駅全体では99駅中89位、汐見橋線(岸里玉出駅含む)の駅としては6駅中4位である。

阪神なんば線の開業後、桜川駅と隣接する当駅の利用客数が24%増加している[1]

[編集] 駅周辺

駅前の汐見橋交差点で新なにわ筋千日前通が交差している。駅を出て右方向(東方)へ向かうと大阪市営地下鉄千日前線桜川駅がある。

  • 阪神電気鉄道阪神なんば線の桜川駅 - 駅隣に阪神なんば線桜川駅の1番出入口が設置され、駅入り口にはエスカレータとエレベータが設置された。また汐見橋交差点四方にも阪神なんば線の出入口が設置されている。地下鉄桜川駅へは阪神なんば線の駅通路を通っていくことが出来る。これによって、両駅相互間の行き来に伴っていた新なにわ筋を横切るわずらわしさは、ようやく解消された。
  • 浪速桜川郵便局
  • 桜川ショッピングセンター(桜川市場・桜川プラザ)
  • 京セラドーム大阪 - 当駅の西方にある。
  • 道頓堀川 (西道頓堀川) - 駅名の由来になった汐見橋が架かり、新なにわ筋大阪府道29号線)が通っている。現在の橋は、1964年に架け替えられたもの。
  • 駅裏(阪神桜川駅側)は駐輪場になっているが、そこから芦原町方面の道は阪神高速高架下で、雨露を凌げるためホームレスなどのテントが軒を連ねている。

[編集] バス

最寄停留所は、地下鉄桜川となる。以下の路線が乗り入れ、大阪市交通局により運行されている。

地下鉄桜川

[編集] 歴史

  • 1900年明治33年)9月3日 - 高野鉄道が大小路駅(現・堺東駅)から延伸した際の終着駅にあたる道頓堀駅として開業
  • 1901年(明治34年)1月1日 - 汐見橋駅に改称
  • 1907年(明治40年)11月15日 - 会社合併により高野登山鉄道の駅となる
  • 1915年大正14年)4月30日 - 社名変更により大阪高野鉄道の駅となる
  • 1922年昭和7年)9月6日 - 会社合併により南海鉄道の駅となる
  • 1944年(昭和19年)6月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる
  • 1945年(昭和20年)3月14日 - 空襲により被害を受ける
  • 1947年(昭和22年)6月1日 - 路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる
  • 1949年(昭和24年)6月 - 戦災復旧工事(当駅貨物ヤード関係その他)竣工
  • 1956年(昭和31年)11月16日 - 駅舎改築完成

[編集] その他

改札付近(2005年8月12日撮影)

当駅と新大阪駅を結ぶ計画の鉄道路線であるなにわ筋線の開業時には、木津川駅~当駅間が地下化される予定である。[2]

阪神なんば線の建設中の仮駅名は汐見橋駅だった。しかし、阪神の駅名が正式に桜川駅に決定したことを受けて、南海側も駅名を汐見橋から桜川に変更すべく検討に入った旨が一部マスコミにより報道されたが、阪神なんば線開業時点では、改称は実施されていない。なお、阪神なんば線・大阪市交通局千日前線のいずれとも、連絡運輸は行っていない。

駅舎内には、昭和30年代当時の「南海沿線観光案内図」が一部が剥落しながらも現存しているなど、随所に起点駅の名残がみられる。なお、この案内図には「この案内図は昭和30年代のものです。(現在の沿線案内については係員におたずねください)」との断り書きがある。また、近年は劣化が進んでおり、駅名などの判読が困難となりつつある。

[編集] 位置情報

北緯34度40分3.50秒東経135度29分10.19秒

[編集] 隣の駅

南海電気鉄道
高野線(汐見橋線)
汐見橋駅 - 芦原町駅

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

  1. ^ 大阪難波駅3割増 球場の集客も好調 阪神なんば線1カ月 効果着々産経新聞、2009年5月2日
  2. ^ 「南海高野線の汐見橋-木津川間を地下化 なにわ筋線竣工時に」『朝日新聞』大阪朝刊3頁、1990年8月17日付

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ
他の言語