山口智子
やまぐち ともこ 山口 智子 | |
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本名 |
唐澤 智子(からさわ ともこ) (旧姓:山口) |
生年月日 | 1964年10月20日(59歳) |
出生地 | 日本 栃木県栃木市 |
身長 | 170 cm |
血液型 | A型 |
職業 | 女優、声優、ナビゲーター |
ジャンル | テレビドラマ、映画 |
活動期間 | 1986年 - |
配偶者 | 唐沢寿明(1995年 - ) |
事務所 | 研音 |
公式サイト | 所属事務所によるプロフィール |
主な作品 | |
テレビドラマ 『ダブル・キッチン』 『スウィート・ホーム』 『王様のレストラン』 『29歳のクリスマス』 『ロングバケーション』 |
山口 智子(やまぐち ともこ、1964年10月20日 - )は、日本の女優である。戸籍名、唐澤 智子(からさわ ともこ)旧姓、山口。
来歴・人物
栃木市立栃木西中学校時代には生徒会会長をつとめた。栃木県立栃木女子高等学校、青山学院女子短期大学家政学科卒業。短大在学中は広告研究会所属。実家は栃木市にかつて存在した老舗旅館・鯉保(こいやす、2005年8月31日廃業)。俳人松尾芭蕉を経済的にも支援した門弟杉山杉風の子孫にあたる。
1986年、東レ水着キャンペーンガールとしてデビュー。1987年にはこの年からスタートしたアサヒビールのキャンペーンガールにも就任。当時はボックスコーポレーションに所属していた。この頃、コマーシャル・モデルの仕事もしていて、東急イングループのパンフレット(総合案内、結婚式用)のモデルを務めた。
1988年度下半期放送NHK連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』でヒロインを務めた(この作品の共演がきっかけで、後に唐沢寿明と結婚する)。その後、日本テレビやTBS、フジテレビなど数々のトレンディードラマのヒロイン級の役柄を担当し、一躍スターダムにのし上がる。
1990年には火曜サスペンス劇場枠の2時間ドラマに異例とも言える3作品に主演(シリーズモノは別として)した。普通多くても1人2作品程度である。また1990年代、全盛期の山口智子出演ドラマは同世代の女性達から支持を集め、いずれも高視聴率が取れたため、「連ドラクイーン」や「高視聴率の女王」とも呼ばれた。
1995年に唐沢と結婚してからは女優業を徐々に縮小し、CMを中心に仕事をシフトしていたが、現在は単発的にTV出演などのタレント活動もしている。
2008年から2010年3月まで、中目黒の川沿いに燕子花(かきつばた)という西洋/東洋の伝統工芸雑貨のセレクトショップをオーナー経営していた。
主な出演
テレビドラマ
※主演は太字。
- 連続テレビ小説 純ちゃんの応援歌(1988年10月3日 - 1989年4月1日、NHK)- 小野純子 役
- 同・級・生(1989年7月3日 - 9月25日、フジテレビ)- 沢口優子 役
- 過ぎし日のセレナーデ(1989年10月19日 - 1990年3月22日、フジテレビ、木曜劇場)- 海棠千晶 役
- 咲くや花嫁(1990年1月2日、NHK)
- キスの温度〜一番近い他人(1990年5月9日、日本テレビ)
- 魔術はささやく(1990年4月3日、日本テレビ、火曜サスペンス劇場、NTV映像センター) - 高木和子 役
- 普通の結婚式(1990年4月6日、TBS)
- 殺しのインターチェンジ(1990年5月14日、関西テレビ)
- 六月の花嫁シリーズ「新婚」(1990年6月26日、日本テレビ、火曜サスペンス劇場、KANOX) - 橋本安子 役
- 女動物医事件簿1 耳を噛む犬(1990年7月17日、日本テレビ、火曜サスペンス劇場、東映) - 栃尾彩子 役
- 女動物医事件簿2 炎を吐いた猫(1991年3月12日)
- 女動物医事件簿3 人見知りする犬(1991年12月17日)
- おっと、あぶない!(1990年8月23日、読売テレビ)
- おっと、あぶない!2(1991年1月16日)
- おっと、あぶない!外伝(1993年2月18日)
- 車椅子ごと抱きしめたい(1990年8月25日、日本テレビ、24時間テレビ障害者福祉キャンペーンドラマ)
- 犬笛 愛犬が暴く完全犯罪! (1990年10月9日、テレビ朝日、火曜ミステリー劇場) - 篠原祥子 役
- 隠し絵の女(1990年10月30日、日本テレビ、火曜サスペンス劇場)
- 妹の旅(1991年2月10日、TBS)
- プサマカシ 若き助産婦のアフリカ熱中記(1991年2月19日、日本テレビ、カネボウ・ヒューマンスペシャル)
- どんでん夫婦(1991年3月21日、読売テレビ、木曜ゴールデンドラマ)
- もう誰も愛さない(1991年4月11日 - 6月27日、フジテレビ)- 田代美幸 役
- 五月の風(1991年5月22日、日本テレビ)
- 結婚したい男たち(1991年7月5日 - 9月20日、TBS、金曜ドラマ)- 鳥居忍 役
- 愛は仁義(1992年4月9日、読売テレビ、ドラマシティ)
- 六畳一間一家六人(1992年4月17日 - 6月26日、NHK)
- 子供が寝たあとで(1992年4月18日 - 6月27日、日本テレビ、土曜グランド劇場)- 伊藤すみれ 役
- ジャック・アンド・ベティ物語(1992年8月10日 - 17日、TBS、月曜ドラマスペシャル)
- いとこ同志(1992年10月14日 - 12月23日、日本テレビ)- 川島笑子 役
- 天国に一番近いママ(1993年4月6日、日本テレビ)
- ダブル・キッチン(1993年4月16日 - 6月25日、TBS)- 花岡都 役
- ダブル・キッチンお正月スペシャル 花岡家ハワイに行く 壮絶バトル!ハワイ産玉のれんと鼓初登場(1994年1月2日)
- スウィート・ホーム(1994年1月9日 - 3月27日、TBS、東芝日曜劇場) - 井上若葉 役
- 29歳のクリスマス(1994年10月20日 - 12月22日、フジテレビ、木曜劇場)- 矢吹典子 役
- 王様のレストラン(1995年4月19日 - 7月5日、フジテレビ)- 磯野しずか 役
- 古畑任三郎 第24話「しばしのお別れ」(1996年3月27日、フジテレビ)- 二葉鳳翆(犯人) 役
- ロングバケーション(1996年4月15日 - 6月24日、フジテレビ)- 葉山南 役
- 向田邦子の恋文(2004年1月2日、TBS)- 向田邦子 役
- ゴーイング マイ ホーム(2012年10月9日 - 12月18日、関西テレビ)- 坪井沙江 役
- LEADERS リーダーズ(2014年3月22日・23日、TBS、ドラマ特別企画)- 愛知晴子 役
- 心がポキッとね(2015年4月 - 、フジテレビ)- 鴨田静 役
教養・ドキュメンタリー
- Letters 彼女の旅の物語(2001-2003年、パーフェクト・チョイス)
- 山口智子の旅シリーズ 第1弾:ゴッホへの旅〜私は、日本人の眼を持ちたい〜(2005年11月22日、BS日テレ)
- 山口智子の旅シリーズ 第2弾:北斎とドガ〜生きること、仕事をすること〜(2006年9月29日、BS日テレ)
- エルミタージュと私〜山口智子 名画を語る〜(2006年10月19-22日、日本テレビ)
- 史上最大の女帝エカテリーナ 愛のエルミタージュ物語(2006年10月23日、日本テレビ)
- 山口智子 手わざの細道(2007年4月1日、テレビ東京)*企画・出演・プロデュース
- 山口智子 手わざの細道2 うるしの国のもの語り(2007年9月23日、テレビ東京)*企画・出演・プロデュース
- BS日テレ開局7周年特別番組 山口智子の旅:ロダンの浮世絵〜人間、花の中の花!〜(2007年、BS日テレ)
- 趣味悠々-茶の湯 武者小路千家 初釜を楽しむ-(2008年1月7-28日、NHK教育、全4回)
- 山口智子の音楽遺産(2008年12月29-30日、WOWOW)
- 天才ダ・ヴィンチ 伝説の巨大壁画発見!(2008年、日本テレビ)
- メンデルスゾーン生誕200年記念特別番組 「山口智子の時を旅し時を奏でる」!(2009年12月24日、テレビ東京)*企画・取材
- okaeri 山口智子 美の巡礼 第1回「装飾は語る ハンガリー・アール・ヌーヴォーの来た道」(2010年4月24日、BSフジ)
- okaeri 山口智子 美の巡礼 第2回「文様が囁く〜クロアチア 黄金と巨石を運ぶ海の道」(2010年10月30日、BSフジ)
- DaiwaHouse and Tomoko Yamaguchi present LISTEN1001(2011年-2012年 、BS朝日)*企画・取材
- BS朝日新春スペシャル 「向田邦子が教えてくれること〜山口智子と考える"絆"〜」(2012年1月3日、BS朝日)
バラエティ
- クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!(日本テレビ)(1989年6月 - 1990年1月に不定期出演していた。)
- 日立 世界・ふしぎ発見!(不定期出演)
映画
- 七人のおたく cult seven(1992年、東映)
- Coo 遠い海から来たクー(1993年、声優として参加) - キャシー野崎 役
- 居酒屋ゆうれい(1994年、萩原健一と共演:報知映画賞新人賞)
- undo(1994年、ヘラルド・エース)
- 大失恋。(1995年、東映)
- 罠 THE TRAP(1996年)
- ビリケン(1996年)
- スワロウテイル(1996年)
- ライラの冒険 黄金の羅針盤(2008年、日本語吹き替え) - コールター夫人 役
- 崖の上のポニョ(2008年、声優として参加)
ラジオ
- カラーオブライフ(2011年2月19日 - 3月12日、東京FM)
CM
- トヨタ自動車 『カリーナ』(1990年・1991年)
- 山崎製パン
- 富士フイルム 『Simple Hi8』(1993年)
- サントリー 『ダイナミック』「それがあなたのいいところ」篇(1993年・1994年)
- エステー化学 『シャルダン』(1993年 - 1996年)
- 日産自動車 『セフィーロ』(1994年 - 1996年)
- 日本アイ・ビー・エム 『OS/2 Warp』(1995年)
- ワールド 『UNTITLED(アンタイトル)』
- 京阪電気鉄道 「京阪で近道」(1993年 - 1996年)
- 日本テレコム(1996年 - 2000年)
- 日本交通公社 『LOOK JTB』(2000年)
- 資生堂コスメニティー 『アスプリール』(2000年 - 2005年)
- ダイドードリンコ 『Miu』(2001年)
- 日本エアシステム『バースデー割引』(2001年 - 2002年)
- 大王製紙 (2001年 - 2003年)
- ファーストリテイリング『ボトムス』(2002年)
- JT 『うぶ茶』(2002年)
- 宝くじ 『スクラッチ』(2003年 - 2006年)
- みずほ銀行『スクラッチ』(2003年 - 2006年)
- サントリー 『新炭濾過・純生』(2004年)
- イオン「singing AEON」(2004年 - 2008年)
- 千趣会『山笑う』(2007年)
- P&G 『h & s』(2007年 - 2009年)
- アサヒビール 『アサヒ オフ』(2009年)
- セガ 『ぷよぷよ7(ニンテンドーDS版)』 (2009年)
- グリコ乳業 『朝食プロバイオティクスヨーグルト』(2011年 - 2012年)
- docomo 『しゃべってコンシェル』(2012年)
- サントリー 『オールフリー』(2013年 - )
- タカギ(2015年 - )
Web
okaeri 山口智子 美の巡礼 モッテコ書店 (2010年04月19日)
著書
- 『手紙の行方:チリ』(ロッキンオン)
- 『反省文:ハワイ』(ロッキンオン)
- 『恋文 女帝エカテリーナ二世 発見された千百六十二通の手紙』(著)小野 理子、 山口智子(アーティストハウス)
- 『楽しい和ー』(小学館)
- 『名も知らぬ遠き島より』(筑摩書房)
- 『掛けたくなる軸』(朝日新聞)
DVD
- 山口智子の旅シリーズ 山口智子 ゴッホへの旅 〜私は、日本人の眼を持ちたい〜 (2006)
- 山口智子の旅シリーズ第2弾 山口智子 北斎とドガ「生きること、仕事をすること」(2007)
その他
- 千趣会・伊藤忠商事共同で展開するファッションブランド「山笑う」をプロデュース
- イノセンス 鈴木敏夫が草薙素子役で配役しようとしたが押井守監督や大塚明夫ら主要キャスト声優などの反対と本人の固辞で幻の出演予定作品。
脚注
外部リンク
- 研音によるプロフィール
- 燕子花(かきつばた) ※2010年3月1日閉店
- 山口智子 - KINENOTE