三菱・ミラージュ

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ミラージュMIRAGE )は、三菱自動車工業1978年3月から2002年8月まで製造・販売していた小型乗用車、および2012年4月からタイで生産・販売しているコンパクトカー[1][2]2002年までは、初代ミラージュ誕生と共にできたカープラザ店のみでの販売となっていた。また、欧州にはColtとして輸出されていた。

概要[編集]

初代(1978年-1983年)[編集]

三菱・ミラージュ
初代
5ドアハッチバック 1600GT(前期型)
Mitsubishi-Mirage1600GT.JPG
3ドアハッチバック(後期型)
Mitsubishi Colt 3 d 1982.jpg
4ドアセダン(後期型)
Mitsubishi Lancer third generation.jpg
販売期間 1978年 - 1983年
乗車定員 5人
ボディタイプ 3/5ドア ハッチバック
4ドア ノッチバックセダン
エンジン 1.2L (G11B)
1.4L (G12B)
1.6L (G32B)
駆動方式 FF
サスペンション 前:マクファーソンストラット式独立懸架
後:トレーリングアーム式独立懸架
全長 3,790mm
全幅 1,585mm
全高 1,350mm
ホイールベース 2,300mm(3ドア)
2,380mm(4ドア/5ドア)
車両重量 800kg
-自動車のスペック表-

歴史[編集]

  • マニュアルトランスミッションは、スーパーシフトと呼ばれる2速の副変速機を持つことが特徴であり、主変速機と合わせ、4×2速の8速として使用できた。ミラージュは、エンジントランスアクスルの配置の関係から、トランスアクスルへの入力をエンジン本来の回転方向と逆転させる必要があり、副変速機は、そのために設けられたギアを利用している。
  • 直線を基調としたシンプルでクリーンで(当時としては)日本車離れしたスタイリッシュなボディスタイルも特徴の一つである。このデザインは「青いリンゴ」のイメージから発想されたものと言われ、その黄緑色は黄色などとともにイメージカラーの一つでもあった。
  • ライト類やワイパーのスイッチはレバー式ではなく、インパネの左右にスライドスイッチ式のものを配置。マイナーチェンジでロータリー式となってステアリングコラムの左右に位置が変更され、2代目まで踏襲された。[補足 1]
1978年3月
  • 3ドアハッチバック発売。
1978年9月
  • 5ドアハッチバック発売。
1979年3月
1980年2月
  • 一部変更。
1980年7月
1980年10月
1980年11月
  • ミラージュボウル関連で、UCLAバージョンを発売。同校のスクールカラーにちなんだ青に黄帯のカラーリングとなる。
1982年2月
1982年8月
  • 4ドアサルーンと5ドアハッチバックにも1400ターボを追加。
1982年10月
  • 超廉価グレード「1200EXスペシャル」(3ドア69万8,000円)を発売。
1982年12月
  • 女性仕様車「1200ミッシー」(3ドア/4ドアセダン/5ドア)と「1400スーパーエディション」(4ドアセダンはMDエンジン搭載)をそれぞれ追加。
1983年2月


2代目(1983年-1992年)[編集]

(ハッチバック/セダン 1983年-1987年,バン/ワゴン 1985年-1992年)

三菱・ミラージュ(2代目)
C12W/C14W/C34W/C37W型
ハッチバック(欧州仕様)
Mitsubishi Colt II front 20071115.jpg
Mitsubishi Colt II rear 20071115.jpg
販売期間 1983年 - 1992年
乗車定員 5人
ボディタイプ 3/5ドア ハッチバック
4ドア ノッチバックセダン
5ドア ステーションワゴン/ライトバン
エンジン 1.3L (G13B)
1.5L (G15B)
1.6L (G32B)
1.8L(G37B・ワゴンのみ)
1.8Lディーゼル
(4D65・ハッチバックを除く)
駆動方式 FF/4WD
全長 4,005mm
全幅 1,635mm
全高 1,360mm
ホイールベース 2,380mm
車両重量 880kg
-自動車のスペック表-

歴史[編集]

  • プラットフォームは先代からのキャリーオーバー。スタイリングも初代モデルのイメージを色濃く残している。同時期に販売されていたトレディアやコルディアと同じようにリヤホイールアーチが台形状になっている。5ドアハッチバックはこの2代目が最後となる。
1983年10月
  • フルモデルチェンジで再びミラージュとなる。
1984年9月
  • マイナーチェンジでフロントグリルを日本人好みのデザインに。4×2スーパーシフトが廃止され、ターボモデル以外にも一部5速MTが追加される。
1984年12月
  • ターボモデルの廉価版「GT」が追加される。
1985年2月
  • ワゴン/バン発売[補足 2]。ワゴン/バンは3、4代目が登場した後も生産が継続され、1989年10月にマイナーチェンジが行われ、1992年5月にリベロが登場するまで生産が続けられた。
1986年2月3日
  • マイナーチェンジ。ガソリンエンジンは全車サイクロンエンジンに変更。またフロントターンシグナルランプの形状および位置変更、バンパーの大型化で車格感を向上。ボンネットにプレスラインが入る。
1986年5月
  • 1,500ccにサイクロンECIマルチエンジン搭載車を追加。 
1986年10月
  • 一部変更。車名もミラージュ・ナウに改める。3ドアにはイタルボランテデザインのステアリングとポルシェデザインのアルミホイールを標準装備した、若者向け3ドアX1Xシリーズと、エアコンパワーステアリング、フルカラードエクステリア・デビュー当時は上級グレードのみだったフルホイールキャップを標準装備とし、88万8,000円で新登場した3ドア1300マリオンをそれぞれ追加。マリオンはモデル末期の量販グレードになる。


3代目(1987年-1991年)[編集]

三菱・ミラージュ(3代目)
C51A/C52A/C53A/C61A/C62A/C63A/C64A/
C72A/C73A/C74A/C82A/C83A型
ハッチバック(日本仕様)
Mitsubishi Mirage 3rd.JPG
セダン
1991 Mitsubishi Mirage LS, NYC.jpg
販売期間 1987年 - 1991年
乗車定員 5人
ボディタイプ 3ドア ハッチバック
4ドア ノッチバックセダン
エンジン 1.3L (G13B)
1.5L (G15B)
1.6L (4G61)
1.8Lディーゼル
(4D65・4ドアのみ)
駆動方式 FF/4WD
全長 3,950mm
全幅 1,670mm
全高 1,380mm
ホイールベース 2,385mm(3ドア)
2,455mm(4ドア)
車両重量 1,000kg
-自動車のスペック表-

歴史[編集]

  • バブル景気の中で登場した3代目は同時期に登場したギャランを小さくしたデザインとなり、丸みを帯びたスタイルとなった。上述の通りワゴン・バンはモデルチェンジされず、2代目を継続。同時期にランサーも5ドアセダン版としてモデルチェンジしている。テレビCMは一貫して松任谷由実の楽曲を使用したことで有名で、コンサートツアーの冠スポンサーとなった。
1987年10月
  • 3ドアハッチバックのフルモデルチェンジ。基本グレードスイフト(初期型ではスーパートップと呼ばれる着脱可能な大型ガラスルーフを採用、後年はメーカーオプションになる)、女性を意識したファビオギャランGTOのMR以来の1,600ccの16バルブDOHCエンジン(4G61型エンジン、ターボ145馬力・NAは125馬力)を搭載したスポーティーモデルのサイボーグ[補足 3]が登場。また、他グレードではリヤサイドウインドウの部分が鉄板(ボディ色)で窓が無い2シーターモデル[補足 4]XYVYX(ザイビクス)が若干遅れて発表され、計4グレードが発表された。しかしザイビクスは不人気で最初のマイナーチェンジで廃止された。
1988年1月
  • 4ドアセダンのフルモデルチェンジ。VIE(ヴィー)、サイボーグファビオの計3グレード。ちなみに、海外ではこの4ドアセダンは「ランサー」として販売されていた。
1988年11月
  • 一部変更でスイフトに装着車が設定されたスーパートップはオプション化/AT車にはシフトロック機能を追加/充実装備スイフトXと1,600ccのDOHCエンジンを搭載したスイフトRを追加。
1989年9月
  • マイナーチェンジ。1,600ccの16バルブDOHCエンジン(4G61型エンジン、ターボ145馬力→160馬力)、1,500ccは12バルブ化されパワーアップ。フロントのスリーダイヤマークがシルバーに変更。
1990年10月
  • 一部変更。後席左右に3点式シートベルトを標準装備。


4代目(1991年-1995年)[編集]

三菱・ミラージュ(4代目)
CA1A/CA2A/CA3A/CA4A/CB1A/CB2A/CB3A/
CB6A/CB7A/CB8A/CC3A/CC4A/CD3A/CD7A/
CD8A型
欧州仕様コルトハッチバック
Mitsubishi Colt front 20071015.jpg
Mitsubishi Colt rear 20071015.jpg
セダン(日本仕様)
Mirage cb sedan.jpg
販売期間 1991年 - 1995年
デザイン 仲西昭徳
乗車定員 5人
ボディタイプ 3ドア ハッチバック
4ドア ノッチバックセダン
2ドア ノッチバッククーペ
エンジン 1.3L (4G13)
1.5L MVV (4G15)
1.5L (4G91)
1.6L (4G92)
1.6L V6(6A10・4ドアのみ)
1.8Lディーゼル
(4D65・4ドアのみ)
変速機 3速AT/4速AT/5速MT
駆動方式 FF/4WD
全長 3,950mm
全幅 1,680mm-1,690mm
全高 1,365mm-1,375mm
ホイールベース 2,440mm
-自動車のスペック表-

歴史[編集]

  • 曲線のデザインになる。ボディタイプは今まで通り3ドアハッチバックと4ドアセダンの2種類であるが、ランサーと同じプラットフォームでありながらフロントマスクやセダンの6ライトウィンドウ採用などランサーとの差別化が図られている。のちに世界最小の1,600cc V6・4カムOHC(片バンクあたりDOHC方式)エンジンを搭載した「ミラージュ6(-シックス)」(4ドアセダンのみ)が発売され、また、2ドアクーペ(実質的には2ドアセダン)のアスティも登場した。
  • また、マレーシアにおいてはプロトンによって、ミラージュがベースのサトリアおよび、ミラージュアスティがベースのプトラが販売されていた。
1991年10月
  • フルモデルチェンジ。従来車よりも曲面デザインが更に強調される。エンジンはSOHC12バルブ仕様が1,300ccが79馬力。1,500ccは省燃費仕様MVVで91馬力で5速MTのみの設定。10モード燃費では18.4km/Lを実現。3ドアにはギヤ比を落とした5速MTと組み合わされ10モード燃費では21km/Lを実現した。続いてDOHC 16バルブ仕様が1,500ccは電子制御キャブ仕様97馬力とECI(電子制御燃料噴射装置)仕様115馬力。1,600ccが145馬力。4ドアセダンには2,000ccターボディーゼルも設定。
  • バブル期に開発・発売されただけのこともあって内装の質感ではミラージュ歴代モデルの中でもクオリティは高かった。上級グレードには小型液晶ディスプレイ表示のオートエアコンが装備され更には4ドアには運転席電動シート標準装備車もあった。
1992年2月
  • V6 1600 DOHCエンジン搭載の4ドアセダン「ミラージュ6」追加。(ROYAL、VIE LIMITED、VIE SALOON)
1992年5月
  • 先々代のワゴン・バンが、ランサーベースのワゴン・バンであるリベロに統合される。
1992年10月
  • 一部変更。1,600ccのDOHCはMIVECエンジンを搭載して175馬力へパワーアップ。ホンダVTECに対抗した。[補足 5]1年振りに「サイボーグ」名が復活した。(CYBORG-R、CYBORG)4ドア車のマニュアル車にはMIVEC-MDエンジン(可変排気量システムにより低燃費を実現)も設定された。
1993年5月
  • 4ドアセダンを2ドア化した2ドアクーペアスティ発売。1,500ccのZと1,300ccのVの2車種のみで廉価グレードの「V」は100万円を切るリーズナブルさが受け、ヒット商品となった。限定車「サイボーグRS」発売。
1994年1月
  • マイナーチェンジ。エクステリアのフェイスリフトを受ける。MVVエンジン搭載車全車と3ドアの1,300ccに4速オートマチック車のJを追加。2ドアクーペのアスティに1,600ccのMIVECエンジン搭載の「RX」と3ドア1300「スーパーF」を追加。限定車「スーパーアスティ」発売。
1994年10月
  • 一部変更。内装を中心にコストダウンに伴う素材変更。ブロンズガラス→グリーンガラスに変更。
1995年5月
  • 3ドア1300に特別仕様車「ファビオ」を追加。


三菱・ミラージュ(5代目)
CJ1A/CJ2A/CJ4A/CK1A/CK2A/CK4A/CK6A/
CK8A/CL2A/CM2A/CM5A/CM8A型
ハッチバック(最終モデル)
Mitsubishi-Colt-2799.jpg
セダン(日本仕様)
5th Mirage Sedan 1.jpg
販売期間 1995年 - 2000年
乗車定員 5人
ボディタイプ 3ドア ハッチバック
4ドア ノッチバックセダン
2ドア ノッチバッククーペ
エンジン 1.3L (4G13)
1.5L MVV(4G15・4ドアのみ)
1.5L (4G15)
1.6L (4G92)
1.8L V6(6A11・4ドアのみ)
1.8Lターボ(4G93・4ドアのみ)
2.0Lディーゼル(4D68・4ドアのみ)
モーター =
変速機 4速AT/5速MT
駆動方式 FF/4WD
全長 3,870mm-3,890mm
全幅 1,680mm
全高 1,365mm-1,385mm
ホイールベース 2,415mm(3ドア)
2,500mm(4ドア)
-自動車のスペック表-

5代目(1995年-2000年)[編集]

歴史[編集]

  • 5代目はキープコンセプト。特にハッチバックとアスティは先代のイメージが強く残っているが更にハッチバックは独特のフォルムにもなっている。一方でセダンは再びランサー・ランエボⅣとプラットフォームを共有し、先代の6ライト化のような大掛かりな差別化は無くなり、グリル形状、クリアターンランプ採用とトランク部分のガーニッシュ不採用という違いのためスッキリとした印象となる[補足 6]。また、FTOと同じマニュアルモード付きのINVECS-IIを搭載したモデルも存在した。V6エンジン搭載車(セダン専用)は1,800ccに拡大されたものの、コスト削減のあおりを受けてメカニズム自体は24バルブでありながら2カムOHC方式(片バンクあたりSOHC方式)にグレードダウンを余儀なくされた。同時に、使用するガソリンがハイオクからレギュラーに変更された。
  • 1999年1月に発売されたミラージュディンゴは本モデルがベースではない。
1995年10月
  • セダン、ハッチバックのフルモデルチェンジ。
1995年12月
  • アスティのフルモデルチェンジ。
1996年10月
  • 一部改良。全車ABS&運転席エアバッグを標準装備化。
1997年7月
  • ハッチバックをベースにレトロ調のドレスアップを施したモダークを追加。
1997年8月
  • マイナーチェンジ。ヘッドランプが全車マルチリフレクター化。セダンはラジエターグリルがランサーと同じ大きさとなる。1,500cc SOHC MVVエンジン搭載車(セダン専用)が廃止。
2000年5月
  • 製造終了。ランサーと統合され、ランサーセディアとなる。後(2002年8月)にミラージュの名を冠していたディンゴが製造終了(後継モデルはコルト)すると、ミラージュという車名は一旦消滅した。また、ミラージュのために作られたカープラザ店は存在意義を失い[補足 7]、翌2003年には名称消滅に至った。


6代目(2012年-)[編集]

三菱・ミラージュ(6代目)
A05A型
M
Mitsubishi Mirage M A05A.JPG
Mitsubishi Mirage M A05A Rear.JPG
製造国 タイ王国の旗 タイ
販売期間 2012年 -
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアハッチバック
エンジン 3A90 1.0L 直列3気筒DOHC12バルブ (MIVEC)
・3A92 1.2L 直列3気筒DOHC12バルブ(MIVEC、海外仕様)
最高出力 ・1.0L 69ps/6000rpm
・1.2L 78ps/6000rpm
最大トルク ・1.0L 8.8kg・m/5000rpm
・1.2L 10.2kg・m/4000rpm
変速機 CVT
駆動方式 FF
サスペンション ・F マクファーソンストラット
・R トーションビーム式コイルスプリング
全長 3,710mm
全幅 1,665mm
全高 1,490mm
ホイールベース 2,450mm
車両重量 860-870kg
先代 三菱・コルト(日本国内)
-自動車のスペック表-

歴史[編集]

  • 世界戦略車のコンパクトカーとして復活。なお、ヨーロッパでは商標上の理由(ゲンバラが既に使用している)から「スペーススター」の車名が使用されるが[3]、それ以外の地域では「ミラージュ」の車名で販売される。また、2012年8月に日本でも公式発表[4]となり、12年ぶりにミラージュが復活した。日本国内においては先代ミラージュより1つ下の車格に当たり、コルトの実質的後継車となる。軽乗用車を除くエントリーモデルの役割を果たすべく先代のコルトよりもさらにダウンサイジング化が行われ、特に全幅は他の一般的なコンパクトカーより3cmほど小さく設計するなど、5ナンバー枠ぎりぎりのコンパクトカーを敬遠するユーザーの取り込みを意識した設計となっている。
  • 今回は、タイの現地法人「Mitsubishi Motors Thailand」にて、日本を含む全世界向けの全量が生産される。価格を落とすために、部品の現地調達率を70%以上にし[5][補足 8]、また軽量化のため高張力鋼板を従来のコルトと比較し、2割利用範囲を拡大。7%ほど軽量化をした[6]
  • コスト削減はパーツの大きさにまで及び、例えばヘッドライトのサイズは個性を演出するための重要なファクターと認識しつつ、部品メーカーから1つのパレットに1個でも多くのヘッドライトを納入してもらうべくパレットのサイズとヘッドライトのサイズのバランスをミリ単位で協議を重ねて決定した[7]。今回のためにバンコク郊外に新設された「タイ第3工場」では日本国内同様のクオリティゲート方式で生産され、タイ出荷前と日本陸揚げ後の2重の検査により高い品質を確保している[4]
  • 日本仕様では、軽量&高剛性ボディに1,000cc 3気筒DOHC12バルブ・MIVECエンジン(3A90型エンジン)と副変速機構付CVTINVECS-III」を搭載し、多岐にわたる軽量化や徹底的な空気抵抗・走行抵抗の低減を行った(Cd値は0.27を達成している)ことで、アイドリングストップシステム「AS&G(オートストップ&ゴー)」搭載車は27.2km/L(JC08モード、平成27年度燃費基準+20%達成)、非搭載車でも23.2km/L(JC08モード、平成27年度燃費基準+10%達成)の優れた低燃費を実現した。また、最小回転半径4.4mと前方の車両感覚がつかみやすい設計としたことで、取り回しのしやすさや運転のしやすさを追求。高効率パッケージの採用により大人5人でも十分な居住空間と日常生活に不足のない荷室容量を確保した。車両本体価格は99.8万円から128.8万円に設定されており、購入しやすくしている[4]
  • 日本での発売当初、三菱自動車は2012年度内の目標販売台数を30,000台としていた。しかし実際の販売実績は半分の15,000台強にとどまった。東洋経済オンラインでは、その理由を「先進国における環境対応車」と「新興国におけるエントリーカー」の二足のわらじを履かせようとした点にあるという見方を示している[8]
2011年3月
2011年11月30日
  • 第42回東京モーターショーにてコンセプトグローバルスモールの市販モデルが「ミラージュ」の車名で発表された。
2012年3月1日
2012年3月28日
2012年6月26日
  • 日本国内向けの受注を開始[10]
2012年6月29日
  • ティザーサイト公開。
2012年8月1日
  • 日本仕様を公式発表[4]。グレード体系は運転席&助手席SRSエアバッグ、EBD付ABS、キーレスエントリー、全席パワーウィンドウといった基本装備を備えながら100万円を切る99.8万円に設定した廉価グレードの「E」、AS&G(オートストップ&ゴー)に加え、UVカット機能付プライバシーガラス(リアドア/テールゲート)、電動格納式リモコンドアミラー(カラード)、タコメーター付メーターパネル、フルオートエアコン、ヒルスタートアシスト、ブレーキアシスト等を追加した充実グレードの「M」、ワッフル調ニットのシート生地、シルバーアクセント、エンジンスイッチ+キーレスオペレーションシステム、イモビライザー、オートライトシステムを追加し、快適性を高めた最上級グレードの「G」の3グレードが用意され、2WDのみの設定、全車オーディオレス仕様となる(「M」・「G」は2スピーカー装備)。ボディカラーはレモネードイエローメタリック、ポップグリーンメタリック、カシスパープルメタリック(同色は日本仕様専用)を含む8色を設定した。
2012年8月31日
  • 日本国内で販売開始。
2013年10月17日
  • フィリピンにて、5人乗りセダンモデル『ミラージュG4』(『アトラージュ』の同型車種)を発表。エンジンは、1,200ccを搭載。当面は、タイ製の車両を輸入するが、将来的にミツビシ・モーターズ・フィリピンの工場でも製造する予定[11]
2013年10月24日
  • 一部改良[12]。既存の「E」と「M」の中間グレードである「S」を追加。「E」の装備内容に加え、99%UVカットガラス(フロントドア)、UVカット機能付プライバシーガラス(リアドア/テールゲート)、2スピーカー(フロントドア)、リバース連動リアオートワイパー、フルホイールキャップなどが追加され、ドアミラーは電動格納式リモコン(カラード)に、ドアハンドルはカラードにそれぞれグレードアップしつつ、購入しやすい価格に設定。併せて、99%UVカットガラス(フロントドア)を「M」・「G」にも標準装備するとともに、全グレードに設定のセットオプション「SRSサイド&カーテンエアバッグ(「安心パッケージ」とのセット装着のみ)」にリアシート上下調節式ヘッドレスト(中央席)を追加。さらに、廉価グレードの「E」には、ビジネスカーとしての用途を高めるための装備を追加して「S」に準じた装備内容(ただし、パンクタイヤ応急修理キットを非装備とする替わりに、スペアタイヤ&スチールホイールとジャッキを装備)とした「ビジネス向けパッケージ」を設定した。さらに、2006年から当社のハッピードライブアンバサダー(大使)を務めるハローキティの40周年を記念して、リボンをあしらった専用ホイールカバー、専用リアエンブレム、専用デカール、ハローキティ柄のシートカバー(全席)、オープントレイアクセントマットをセットにしたサンリオとの共同開発によるパッケージオプション「ハローキティ40thアニバーサリーパッケージ」を設定し、ハローキティの誕生日である同年11月1日に400セット限定で販売することを発表。このオプションを設定した場合、「ハローキティ プレミアムグッズ(クッション、マスコット、車検証カバー)」が進呈される。

基本グレード[編集]

グレード 製造年 エンジン型式 エンジン 排気量 最大出力 最大トルク 変速機 駆動方式 燃費
E 2012年8月 - 3A90(MIVEC) 直列3気筒DOHC12バルブ 999cc 69ps/6000rpm 8.8kg・m/5000rpm CVT 2WD 23.2km/l
S 2013年10月 -
M 2012年8月 - 27.2km/l
G

車名の由来[編集]

  • ミラージュ - フランス語で神秘、ロマンチック。または、英語蜃気楼の意味。初代モデルの命名当時には、ダッソーのミラージュ戦闘機(ちなみにこちらもフランス語で幻影あるいは蜃気楼)とイメージが重複することへの危惧もあったが、語感からそれを連想した一般消費者は僅かしかいなかった。
  • アスティ - 英語のASTIR(活気ある)からの造語。

ランサーとの関係[編集]

  • 1982年、ミラージュのマイナーチェンジと共にランサーフィオーレが発売される。
  • 1988年にランサーEXとフィオーレが統合された後もランサーとの姉妹車関係が続いた。

日本国外での販売[編集]


補足[編集]

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  1. ^ 3代目以降は一般的なレバー式となった。
  2. ^ バンはギャランΣエステート/エテルナΣエステートの後継も兼ねている。
  3. ^ 趣味性の強いホットハッチであったが、国内での1,600ccのDOHCを搭載した各社の3ドアのホットハッチ(FX-GTパルサーミラノX1ツインカムシビックSiファミリアスポルト16)の中ではミラージュが最後発となったがシビック以外は不人気のため、後で量販グレードのスイフトに1,600ccのDOHCエンジンを搭載したスイフトRを追加して価格を引き下げたが起爆剤にはならなかった。
  4. ^ イギリスではこのような仕様のボディは税金が安く、イギリス向けには他社にもこのような仕様のボディを持つ物が存在した。
  5. ^ 日本国内での1,600ccホットハッチはシビック以外は何故か不人気でミラージュも例外ではない
  6. ^ なお、輸出仕様はフロントマスクがランサー同様のものとなっている。
  7. ^ ディンゴと同時にやはりカープラザ店専売車種だったRVRも生産終了し、専売車種はギャランの兄弟車のアスパイアのみとなった。
  8. ^ 但し、現地調達の難しい電装品に関しては日本から輸入している。

出典[編集]

  1. ^ 【東京モーターショー11】三菱 ミラージュ …ブランド復活のわけはコンセプトの一致Response.、2011年11月10日閲覧
  2. ^ 【東京モーターショー11】三菱 ミラージュ …低価格でもがっかりしないデザインResponse.、2011年11月10日閲覧
  3. ^ Mitsubishi Space Star
  4. ^ a b c d 新型グローバルコンパクトカー『ミラージュ』を日本で発売 - 三菱自動車工業 プレスリリース 2012年8月1日(2012年8月5日)
  5. ^ 三菱自動車「ミラージュ」、現地調達率は70%強 - 日経BP 2012年08月02日
  6. ^ [http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20120801_550587.html CarWatch 2012年8月1日
  7. ^ 【三菱 新型ミラージュ 発表】物流にまで踏み込んだデザインカービュー2012年8月10日
  8. ^ 又吉龍吾 (2013年2月18日). “三菱自動車「ミラージュ」の誤算 「リコール問題」以前から国内販売に漂う暗雲”. 東洋経済新報社. 2014年3月5日閲覧。
  9. ^ a b 三菱自、タイでエコカー生産開始”. newsclip.be (2012年3月5日). 2012年3月5日閲覧。
  10. ^ 新型グローバルコンパクトカー『ミラージュ』、日本での予約注文を受付開始 - 三菱自動車 2012年6月25日
  11. ^ “三菱自動車 フィリピンでタイ製の新型車”. PHILIPPINES INSIDE NEWS (PHILIPPINES INSIDE NEWS). (2013年10月21日). http://www.ph-inside.com/news/board.php?board=news02&command=body&no=234 2013年10月26日閲覧。 
  12. ^ 『ミラージュ』に新グレード「S」を設定するとともに全車を一部改良 - 三菱自動車工業プレスリリース 2013年10月24日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]