トーマス・ミュラー

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トーマス・ミュラー Football pictogram.svg
FIFA WC-qualification 2014 - Austria vs. Germany 2012-09-11 - Thomas Müller 01.JPG
名前
ラテン文字 Thomas Müller
基本情報
国籍 ドイツの旗 ドイツ
生年月日 1989年9月13日(24歳)
出身地 ヴァイルハイム
身長 186cm
体重 74kg
選手情報
在籍チーム ドイツの旗 バイエルン・ミュンヘン
ポジション FW(RWG)
背番号 25
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2007-2009
2008-
ドイツの旗 バイエルン・ミュンヘンⅡ
ドイツの旗 バイエルン・ミュンヘン
35 (16)
116 (39)
代表歴2
2004-2005
2007
2008
2009-2010
2010-
ドイツの旗 ドイツ U-16
ドイツの旗 ドイツ U-19
ドイツの旗 ドイツ U-20
ドイツの旗 ドイツ U-21
ドイツの旗 ドイツ
6 (4)
1 (0)
1 (1)
6 (1)
55 (22)
1. 国内リーグ戦に限る。2010年8月20日現在。
2. 2014年7月8日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

トーマス・ミュラー(Thomas Müller, 1989年9月13日 - )は、ドイツヴァイルハイム・イン・オーバーバイエルン出身のサッカー選手。現在はドイツ・ブンデスリーガバイエルン・ミュンヘンに所属。ポジションはMFもしくはFWである。同姓のゲルト・ミュラーの後継者といわれる。なお、彼の父の名はゲルト・ミュラーと同姓同名である。

経歴[編集]

クラブ[編集]

TSVペールでプレーしていたが、10歳だった2000年にバイエルン・ミュンヘンの下部組織に移った[1]。2007年にはU-19世代の全国リーグ戦で準優勝し[1]、2008年3月にレギオナルリーガ(4部)のSpVggウンターハヒンク戦でリザーブチームデビューして初得点も決めた。2007-08シーズンはリザーブチームでもう2試合に出場し、引き続きU-19チームでもプレーしていた。2008年夏のプレシーズンにはトップチームに同行し、8月15日のハンブルガーSV戦でトップチームデビューした。

2008-09シーズンは新設されたドリッテリーガ(3部)でリザーブチームのキープレーヤーとなり、38試合のうち32試合に出場し、15得点を決めて得点ランク5位につけた。トップチームではこのシーズンに4試合に出場し、2009年3月10日のスポルティング・リスボン戦でUEFAチャンピオンズリーグデビューも果たしている[2]。2009年2月、リザーブチームのDFホルガー・バトシュトゥバーとともにプロ契約を交わし、2009-10シーズンのトップチーム昇格を決めた[3]。同年には恋人と結婚し、20歳にして既婚者となった。

2009年夏にルイス・ファン・ハール監督が就任し、シーズン開幕前のアウディカップACミラン戦などで得点を決める活躍を見せると、そのまま好調をシーズンでも維持した。9月12日のボルシア・ドルトムント戦では途中出場ながら2得点を決め、3日後のUEFAチャンピオンズリーグマッカビ・ハイファFC戦でも2得点を挙げる活躍を見せた[4]。9月の月間最優秀選手にノミネートされ[5]、同姓の偉大な選手であるゲルト・ミュラーから称賛の言葉をもらった[6]。マッカビ・ハイファ戦以来、ほとんどの試合で先発出場し、2010年2月4日には2013年までの契約延長にサインした。シーズン後半にはしばしばセンターフォワードの位置でもプレーした。4月にはライバルのシャルケ04戦で決勝点を決め、VfLボーフム戦では初めてハットトリックを達成し、ブンデスリーガ優勝に貢献した。シーズンを通して34試合に出場し、13ゴール11アシストを決めた。DFBポカールでは大会を通じて4ゴール2アシストを決めて大会得点王となり、決勝でヴェルダー・ブレーメンに勝利して国内2冠を達成した[7] [8]エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウで行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝でクラブ初のトレブル(3冠)に挑んだが、インテル・ミラノに0-2で敗れた。ミュラーは先発出場し、後半が始まってすぐに惜しいシュートを放ったが、GKジュリオ・セーザルに防がれた。2009-10シーズンはすべての大会を通じて52試合に出場して19得点し、キッカー誌によってシーズン最優秀若手選手に選ばれた[9]。2012年12月にバイエルンとの契約を2017年まで延長した。2012-13シーズンでは大会を通じて47試合で23得点し、バイエルン・ミュンヘンの三冠(トレブル)達成の原動力の一人として貢献した。

代表[編集]

2004年にU-16ドイツ代表に選ばれた[10]。2009年8月には初めてU-21ドイツ代表に選ばれ、トルコとの親善試合でデビューした[11]。U-21代表では6試合に出場してサンマリノ戦で1得点を決めている[12]。10月には、バイエルン・ミュンヘンでポジションを奪う活躍を見たヨアヒム・レーヴ監督によってドイツA代表に初招集された[13]ロベルト・エンケの死去などで試合がキャンセルされ[14]、しばらく出場機会がなかったが、2010年3月3日、アルゼンチンとの親善試合でA代表デビューした[15]

2010年5月6日には2010 FIFAワールドカップに向けた代表候補27人に選ばれ、代表合宿中に自転車から落車するアクシデントなどもあったが[16]、6月1日に発表された本大会登録メンバー23人に名を連ねた。怪我により代表を離脱したキャプテンミヒャエル・バラックや、同姓のゲルト・ミュラーが好んで着けていた背番号13を身にまとった[17]。大会前までのA代表出場数はわずか5試合だったが、グループリーグ初戦のオーストラリア戦で代表初得点を決め、決勝トーナメント1回戦のイングランド戦では2ゴール1アシストの活躍で、大会選定のマン・オブ・ザ・マッチに選出された[18]。準々決勝のアルゼンチン戦では開始3分で先制点を挙げた。準決勝は警告累積で出場停止となり、このミュラー不在が響いてドイツは敗れたものの、3位決定戦でも先制点を挙げ、大会を通じて攻撃陣の核としてドイツを牽引した。大会通算5得点は、スペイン代表ダビド・ビジャオランダ代表ヴェスレイ・スナイデルウルグアイ代表ディエゴ・フォルランの3人と並びトップタイだったが、アシスト数が評価されて大会得点王にあたるゴールデンブーツ賞を受賞した[19]。20歳での得点王は、ワールドカップ史上最年少の快挙だった。また最も活躍した若手選手に贈るベストヤングプレーヤー賞も受賞した[20]

2014年6月16日の2014 FIFAワールドカップ初戦、ポルトガル戦ではハットトリックを達成したが、第2戦ガーナ戦ではチャンスを作りながらなかなか得点できず、試合終了間際にガーナの選手と競り合った際に顔面を負傷した。史上初の2大会連続得点王とはならなかったが(5得点で2位)、ドイツ代表のワールドカップ優勝に大きく貢献した。

個人成績[編集]

代表での成績[編集]

代表国 出場 得点
2010  ドイツ 12 5
2011 13 5
2012 13 0
2013 9 6
2014 9 6
通算 56 22

代表での得点[編集]

# 開催日 開催地 対戦国 スコア 結果 大会
1 2010年6月13日 南アフリカ共和国の旗ダーバンモーゼス・マヒダ・スタジアム オーストラリアの旗 オーストラリア 3–0 4–0 2010 FIFAワールドカップ
2 2010年6月27日 南アフリカ共和国の旗ブルームフォンテーンフリーステイト・スタジアム イングランドの旗 イングランド 3–1 4–1 2010 FIFAワールドカップ
3 4–1
4 2010年7月3日 南アフリカ共和国の旗ケープタウンケープタウン・スタジアム アルゼンチンの旗 アルゼンチン 0–1 0–4 2010 FIFAワールドカップ
5 2010年7月10日 南アフリカ共和国の旗ネルソン・マンデラ・ベイ・スタジアムポート・エリザベス ウルグアイの旗 ウルグアイ 0–1 2–3 2010 FIFAワールドカップ
6 2011年3月26日 ドイツの旗カイザースラウテルンフリッツ・ヴァルター・シュタディオン カザフスタンの旗 カザフスタン 2–0 4–0 UEFA EURO 2012予選
7 3–0
8 2011年10月7日 トルコの旗イスタンブルトルコ・テレコム・アリーナ トルコの旗 トルコ 0–2 1–3 UEFA EURO 2012予選
9 2011年11月11日 ウクライナの旗キエフオリンピスキ・スタジアム ウクライナの旗 ウクライナ 3–3 3–3 親善試合
10 2011年11月15日 ドイツの旗ハンブルクフォルクスパルクシュタディオン オランダの旗 オランダ 1–0 3–0 親善試合
11 2013年2月6日 フランスの旗サン=ドニスタッド・ドゥ・フランス フランスの旗 フランス 1–1 1–2 親善試合
12 2013年3月22日 カザフスタンの旗アスタナアスタナ・アリーナ カザフスタンの旗 カザフスタン 0–1 0–3 2014 FIFAワールドカップ予選
13 0–3
14 2013年8月14日 ドイツの旗カイザースラウテルン、フリッツ・ヴァルター・シュタディオン パラグアイの旗 パラグアイ 2–2 3–3 親善試合
15 2013年9月6日 ドイツの旗ミュンヘンアリアンツ・アレーナ オーストリアの旗 オーストリア 3–0 3–0 2014 FIFAワールドカップ予選
16 2013年9月10日 フェロー諸島の旗トースハウン、Tórsvøllur フェロー諸島の旗 フェロー諸島 0–3 0–3 2014 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選
17 2014年6月1日 ドイツの旗メンヒェングラートバッハボルシア・パルク カメルーンの旗 カメルーン 1–1 2–2 親善試合
18 2014年6月16日 ブラジルの旗サルヴァドールアレーナ・フォンチ・ノヴァ ポルトガルの旗 ポルトガル 1–0 4–0 2014 FIFAワールドカップ
19 3–0
20 4–0
21 2014年6月26日 ブラジルの旗レシフェアレナ・ペルナンブーコ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1–0 1–0 2014 FIFAワールドカップ
22 2014年7月8日 ブラジルの旗ベロオリゾンテミネイロン ブラジルの旗 ブラジル 0–1 1–7 2014 FIFAワールドカップ


所属クラブ[編集]

獲得タイトル[編集]

ドイツ代表でプレーするミュラー

クラブ[編集]

ドイツの旗 バイエルン・ミュンヘン

代表[編集]

ドイツの旗 ドイツ代表

個人[編集]

  • FIFAワールドカップ・ゴールデンブーツ賞(得点王) : 2010
  • FIFAワールドカップ・シルバーブーツ賞 : 2014
  • FIFAワールドカップ・シルバーボール賞 : 2014
  • FIFAワールドカップ・ベストヤングプレイヤー : 2010
  • FIFAワールドカップ ベストイレブン : 2014
  • ブラヴォー賞 : 2010年

脚注[編集]

  1. ^ a b Thomas Müllerバイエルン・ミュンヘン公式ウェブサイト
  2. ^ Irresistible Bayern roar into last eightバイエルン・ミュンヘン公式ウェブサイト、2009年3月10日
  3. ^ Badstuber und Müller unterschreibenバイエルン・ミュンヘン公式ウェブサイト、2009年2月16日
  4. ^ FCB rewarded for persistence and hard workバイエルン・ミュンヘン公式ウェブサイト、2009年9月15日
  5. ^ Die bisherigen Siegerfussballer-des-monats.de
  6. ^ Muller slams Germany forwardsFIFA.com、2009年9月29日
  7. ^ Bayern storm to domestic double triumphバイエルン・ミュンヘン公式ウェブサイト、2010年5月15日
  8. ^ Torjäger des DFB-Pokals 2009/2010fussballdaten.de
  9. ^ Müller ist 'Aufsteiger der Saison'バイエルン・ミュンヘン公式ウェブサイト、2010年5月31日
  10. ^ Biografie Thomas MüllerDFB
  11. ^ Türkei vermiest Adrions Debütkicker、2009年8月11日
  12. ^ San Marino - Deutschland 0:11DFB、2009年11月17日
  13. ^ Löw bleibt - wenn alle bleibenkicker、2009年10月12日
  14. ^ Müller proud after call to Germany set-upバイエルン・ミュンヘン公式ウェブサイト、2010年1月27日
  15. ^ Debut for Müller, Demichelis facing lay-offバイエルン・ミュンヘン公式ウェブサイト、2010年3月4日
  16. ^ 『ドイツ代表FWミュラーが自転車で転倒! あごを縫うも軽傷』 2010年5月27日 BIGLOBEニュース
  17. ^ Müller erhält Ballacks Nummerkicker、2010年6月1日
  18. ^ Germany – EnglandFIFA.com、2010年6月27日
  19. ^ ミュラー、得点王&最優秀若手賞に驚きGoal.com、2010年7月13日
  20. ^ 『大会MVPはフォルラン! ミュラーが最優秀若手選手に』 2010年7月12日 BIGLOBEニュース

外部リンク[編集]