ハットトリック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ハットトリック(Hat Trick)


[編集] サッカーにおける「ハットトリック」

サッカーのストライカーにとって、ハットトリックを決めることは実力を証明する勲章としての意味合いを持ち、全世界で定着している。ただし、プロリーグや国際試合ではハットトリックの達成は非常に難しく、目にする事はまれである。イタリア語ではトリプレッタ(Tripletta)とも表記される。

なお、1試合に6得点することをダブルハットトリックという。こちらは、対戦相手がたとえ格下であったとしても、何らかの要因が発生しない限り達成は非常に困難である。

ハットトリック連続世界記録は、中山雅史が記録した4試合連続(1998年4月15日4月29日Jリーグ)。 国際試合における最短時間でのハットトリック世界記録も、中山であり、2000年2月16日に行われたアジアカップ予選ブルネイ戦において試合開始3分15秒でハットトリックを記録している。 上記2つの世界記録はギネスブックに掲載された。

Jリーグにおいては、開幕戦で当時鹿島アントラーズジーコが初ハットトリックを記録。以降年間11回ペース(J1リーグのみ、公式データより)でハットトリックが生まれている。ただしリーグ戦では1試合最多得点は野口幸司1995年5月3日)、エジウソン1996年5月4日)、中山雅史(1998年4月18日)の5得点どまりでダブルハットトリックの達成者は出ていない(ただし、「Jリーグの公式戦」ならば2005年12月10日、当時ヴァンフォーレ甲府バレー柏レイソルとのJ1・J2入れ替え戦第2戦でJリーグ初となるダブルハットトリック・6得点を記録している。この時は第1戦ですでに負けていた柏が2点を失ったあたりから完全に集中を切らしてしまい、ゴールの量産が容易な状況であった)。なお日本サッカーリーグ(JSL)時代には、1974年日立松永章が唯一のダブルハットトリック(対トヨタ自動車)をマークしている。この時は正ゴールキーパー、サブキーパーが試合中に二人とも怪我をして第3キーパーが出場した。

[編集] モータースポーツにおける「ハットトリック」

モータースポーツでは、1つのグランプリにおいてポールポジション獲得、決勝レースでのファステストラップ記録、優勝の3つを成し遂げることをハットトリックと呼ぶ場合がある。 これに加えて全周回で1位走行した場合には「グランドスラム」と呼ばれることがある。

[編集] 関連項目